2018年01月08日

打者の手元で曲がる球

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ダルビッシュ投手へクーニンさんが質問

「打者の手元で曲がる球ってどうやったらそうなるんですか?」

興味深い質問です。



ダルビッシュ投手の答えは 5:35〜

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面白いですね!
プロ野球選手の感覚はとても参考になります。



いろいろな選手の話を聞いて
先ずはやってみる!
もし自分に合わなければ取り入れなければいいだけですから
面白いな!と感じたら先ずやってみる。

また、クーニンさんのように
質問をすることはもっと大切なことですね。

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2017年02月25日

ローリング

今回の球辞苑「左殺し」も面白かったですね。

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西武ライオンズ 永射さん

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ローリング???
【rolling】船などが横に揺れること。横ゆれ。

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さらに

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さらにさらに

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永射投手のローリングで
バッターがローリングされてしまうんですね。

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ど真ん中のストレートを投げてもバッターが自分からくずれてくれます。


ピッチャーが最高の投げ方、最高のボールを投げても
バッターにとって最高のボールだったらバッターが勝ちます。

ピッチャーが最低の投げ方、最低のボールを投げても
バッターからすると最悪のボールだったらピッチャーが勝ちます。

野球ってそういうスポーツ(*^-^*)



カーショー投手が投げてるボールも素晴らしいですが
この投げ方
「バッターにとって・・・」
「バッターからすると・・・」
・タイミングがとりにくい
・ボールの出所がグラブで見えにくい
素晴らしい投球フォームですね。

私が感じるピッチャーの恐怖は
ボールの勢いだけではなく
ピッチャーの目が隠れる時です。
目が見え続けてるピッチャーは安心しますが

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(えっ!?どこ見て投げてるの?)
この瞬間が怖いです(^^;)

posted by metoo at 03:20| 千葉 ☔| Comment(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2016年10月22日

ゴロの多さは好投手の証

セリーグゴロ率1位 黒田投手
パリ―グゴロ率1位 有原投手

2016年日本シリーズ
広島vs日本ハム
ゴロ率の高いチームの戦い



ゴロの多さは好投手の証!帰ってきた黒田のスゴさ
ピッチャーがアウトを取る手段は大きく分けて、三振、ゴロアウト、フライアウトの3つある。その中で、もっとも安全な手段が三振なのは言うまでもないが、次に安全なのがゴロアウトである。
フライアウトは、野手の送球エラーというリスクはないが、長打の可能性がグッと高くなる。


セリーグ フライアウト1位 小川投手 被本塁打も1位
パリーグ フライアウト1位 和田毅投手 被本塁打も1位

両リーグとも、
フライアウト1位の投手が、被本塁打も1位
面白いですね(*^▽^*)


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大谷投手、空振り率の高さを指摘したダルビッシュ投手。

誰もが空振りを取れたらいいですが、
簡単に空振りは取れません。

そこで
ゴロを打たせる投手
ゴロを打たせる球種
ゴロを打たせる配球

ゴロを打たせる投手を好投手として
日本シリーズを楽しんでみましょう。

また、
ゴロを打ちやすい打撃フォーム
ゴロを打ちにくい打撃フォーム
この違いも見つけ出したいですね。




Statcast
PITCHf/x

どれだけボールが動いているのか?
どれだけボールが回転してるのか?

早くここまで楽しみたいですね。


posted by metoo at 02:56| 千葉 ☁| Comment(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2016年04月25日

黒田投手のアドバイス

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広島・福井、取り戻した輝き 黒田助言でたくましく
 「120点を目指しているからダメなときはダメなんだ。投手に完璧はないし、100点満点を目指さなくてもいい。試合をつくることに集中しろ」

「ピッチャーは打たれるものなので、考える必要はない」
どちらかというと「力でねじ伏せる」「点をあげたくない」「打たれたくない」っていう気持ちが人一倍強い選手ですから、そういうアドバイスを受けたっていうのはピッチングの幅も広がった。


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「状態が良くないという報道が出ていたし、周りからも聞いていた。アドバイスしてみようかなと。僕自身のチェックポイントを伝えた」

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プロ野球はベテランが減ってきました。

多くの経験を積んだベテランのアドバイスが

とても貴重になってくるでしょう。

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黒田投手が日本に戻った昨年から

若手選手へのアドバイスを探すと勉強になる事ばかりです。


高校野球ドットコム 2014年
黒田博樹 世界を制する投球術
これは18話全部勉強になります。

特にスライダーは知っておいた方がいいでしょう。

世界を制する投球術 スライダーについて(1)

世界を制する投球術 スライダーについて(2)


広島今井、黒田の男気アドバイスに感激 2010/01/08

黒田は「きれいなまっすぐで空振りを取りたいと若いころは思っていた。でも結果を出したものが評価される世界。勝つためにどうするか考えなければ」

評価される世界

何を評価されるか?

高校生がプロになるためには

何を評価されるか?

中学生は?小学生は?

どんな評価をされるのか?

まぁ、それはまだ気にしなくていいか(^^;)


posted by metoo at 23:18| 千葉 ☁| Comment(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2012年05月22日

投手のグラブの使い方

先日、NHKのスポーツニュースで小宮山悟さんがダルビッシュ投手について解説していました。

番組の中で、「ノーラン・ライアンのピッチャーズバイブル 」の本を書かれたトム・ハウスさんへのインタビュー取材が流れて

「こうすればダルビッシュ投手はもっと速いストレートを投げられる!」

それを具体的に小宮山さんが解説してくれたのが下の図です。

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AとBはどちらが強い力で押せるでしょうか?

Aはグラブを抱え込むタイプ
Bはグラブを体から離すタイプ

Aの方が強く押せるでしょ。と解説してました。

おおげさに書くとダルビッシュ投手はBの位置。

トム・ハウスさんと小宮山さんは、ダルビッシュ投手がグラブを抱え込むように使えばもっとストレートは速くなる!と進めていました。


それに対してダルビッシュ投手のツイートです。

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「速い球を投げるためのフォームじゃないので、それをすると変化球がだいぶ無くなるんですよ」

(グラブの位置、使い方によって)
変化球が無くなる
(投げられない、もしくは投げにくい変化球がある)
そういう考え方だったんですね。
なるほど!

そして次のダルビッシュ投手のツイート。
どなたかから質問に応えています。

質問内容
「ストレートを投げる時だけこのフォーム(グラブを抱え込む)にすればいいのでは?」
「フォロースルーだけなら球種がバレるとか無いでしょう」

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ダルビッシュ
「フォロースルーに行くまでの動きを変えなければ無理です。」
「速い球を投げるためのフォームじゃないので」


ダルビッシュ投手は、
速いストレートを投げる方法も理解し、
変化球が投げやすいグラブの使い方も理解し、、
自分で何がベストかわかってそうしていたのですね。



ということで、

実際にプロ野球の変化球投手を探してみると、

例えばスライダー投手と言えば?

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西武ライオンズ 西口投手のグラブの使い方。



体全体でボールをスライダー!させてるフォームに見えます。

グラブを抱え込むよりも、

グラブを後に巻き込むようにしたほうが体を回転させやすい、

そういうイメージに見えます。


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そこで考えてしまうのが 斎藤佑樹投手

高校時代と投球フォームを大きく変えています。

大学、プロとなり、

踏み出した足に体重が乗らないフォームに変わってます。

その理由を想像してみると・・・

何かを投げやすい投球フォームだからではないでしょうか?

その何かはわかりませんが。。。

踏み出した足に体重を乗せるというより、

踏み出した足で体重を戻そうとするような投球フォーム。

ボールに強烈な縦回転のスピンをかけたがっているように見える体の使い方。

彼が言う「速いストレート」を投げたがっているようには思えない。

しかし彼は何かを投げようとしている。

ツーシームをより効果的にするために、フォーシームのボール回転数アップが狙いなのか?

誰か本人に聞いてみてくれないでしょうか?^^


話が斎藤佑樹投手にそれてしまいましたが、
早実時代の恩師、和泉実さんの記事です。

Number Webより
-------------
投球フォームの是非を論じてもしょうがないと語る恩師。

 また昨シーズン、斎藤はフォームのことで評論家などから散々酷評された。いわく、あの投げ方では勝てない、等々。

 だが、それに関し、和泉は実に真っ当な疑義を呈していた。

「野球はフィギュアスケートじゃないんだから。指先から離れたボールが打者に行くまでの話をどうこういうのはわかる。でも、それ以前の投げ方がどうこうという話は、あんまり意味はない気がする」

 先日、あるプロゴルファーが、こんな話をしていた。

「学生時代に活躍したプロゴルファーがプロに入ってあんまり活躍できないのは、日本のゴルフ界って、『プロに入ったら、こういうフォームで打たなきゃダメだ』みたいなのが多すぎるからだと思う」

 つまり、結果を出すことではなく、いいフォームで打つことが目的となってしまっているというのだ。それでは本末転倒だ。まさに、それでは「採点」競技になってしまう。

 だが、野球界にも少なからずそういう傾向はある。

 恩師の慧眼は、あなどれない。
posted by metoo at 14:03| 千葉 ☔| Comment(5) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

クイックモーションと一塁牽制

150kmを超える剛速球

多彩な変化球

針の穴を通すコントロール


ピッチャーは投げたボールで、

指を離れてからキャッチャーミットまでのボールで勝負が決まりますが、

それだけではない、

プロフェッショナルの技術が見られます。

千葉ロッテ 小野慎吾投手 Wikipedeiaより
右投手であるが、一塁への素早い牽制球の技術を持つ。2010年中日との日本シリーズ第3戦では、その時のテレビ中継解説者野村克也が「小野は世界一牽制球が上手い投手ですね。」とコメントしている。他にも、クイックモーションや、打球処理などの守備技術も持ち味。

テレビ解説で野村さんのコメントを聞いてから、小野慎吾投手がマウンドに上がると、打たれてくれ!ノーアウト一塁からクイックモーションと一塁牽制を見せてくれ!と願うようになりました^^


私が個人的に、クイックモーションと一塁牽制が最も上手な選手に思うのは

西武ライオンズ 涌井投手です。

涌井投手の一塁牽制は神業と言ってもいいでしょう。






相手が嫌がるタイミング、

あっ!と言う間の素早い動き、

お見事!ですね。

小学生はまず、

涌井投手の牽制やクイックのマネから始めてみましょう!




posted by metoo at 12:41| 千葉 ☁| Comment(7) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2012年04月16日

ピッチャーゴロ

小さい頃にキックベースという遊びがありました。
ピッチャーがサッカーボールを転がして、それをバットではなく足のキックで蹴り返して、あとは野球のルールとほぼ同じ。

ピッチャーから真っ直ぐ転がってくるサッカーボールは、
ほぼ100%の子供が
ピッチャーに真っ直ぐ蹴り返します。
前から来るボールを横に打ち返すのは難しいようであまりいません。
ボールが来る方向にまっすぐ打ち返すことが、
無意識で行われているのが良くわかる遊びです。

バッティングセンターで遊んでいる女子を見てもそうです。
引っ張ろうとか流そうなんて考えてないのでしょうね。
強く打ち返そうとすると、ピッチャー方向、センター方向に自然と打ってしまうのでしょう。


この特性をピッチャーは利用しなければいけません。
(特に少年野球は)

少年野球は21個のアウトを目指して守っています。

その21個のアウトはどうやってとるのですか?
三振ですか?フライですか?ピッチャーゴロですか?

ただアウトを取るのではなく、何かを目指して、想像して、組み立てて、相手を見て、

ピッチャーゴロを打たせることをイメージして投げるといいかもしれません。


なぜならば

・バッターから一番近い野手はピッチャーだからです。

・4つのベースの中心にいるのはピッチャーだからです。

・ランナーがいる時にピッチャーゴロを打ってもらえばダブルプレーが狙いやすいからです。

・ピッチャーゴロではランナーは次の塁を狙うのが難しいからです。


キャッチャーはランナーがいる時、ピッチャーゴロを打ってもらいたい。
そんな配球を考えています。
スイングが速く引っ張りそうなバッターには、速い球と遅い球の前後を使い分けて、、、
コツコツミートするバッターには、インコースとアウトコースの左右を使い分けて、、、



ただアウトを取ろうとするよりも、

ピッチャーゴロを狙って打たせてみる。

ここにも大きな知恵と工夫が必要でしょう。

目標があるから反省と対策が見つかり
進歩と成長に繋がっていく。



剛速球で三振を取れるピッチャー君がいれば、別の話ですが^^

posted by metoo at 11:11| 千葉 | Comment(2) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年09月15日

牽制球 動画




牽制球 2010/09/14 からの続きです。

成田−北大津戦 6回表の攻撃でした。

最初の牽制球と二回目の牽制球の違いですが・・・




あまり違いがわかりにくいですね^^


でも私にはちょっとだけ最初の牽制球の方が、
軸足の外し方がワンテンポ大きく見えたんです(*^-^)b




とりあえず・・・


そう言うことにしておいてくださいm(_ _)m
posted by metoo at 12:49| 千葉 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年09月14日

牽制球

今日は牽制球について書いてみようと思います。

私は右投げなので右投手の牽制球しか投げれません。
左投手の牽制球については、どなたかにお願いするとしましょう^^


まず牽制球の意味を調べてみると、
【牽制】 相手の注意を自分の方に引きつけて自由に行動できないようにすること。

子供達に最初に教えることは
「牽制球でアウトをとる事が目的ではない」ということ、
ここが先ず大きなポイントです。

もう一つ、牽制球の大きな意味は、

ランナーを牽制するのではなく、
 「バッターも牽制している」という事です。


ランナーがいる。と言うことは、
ピッチャーはバッターに合わせることなく、
ピッチャーの間合いで自由に投げれることが出来ます。


ランナーに牽制されてるピッチャーをよく見かけますが、
どれだけ牽制球を投げても、
頭の中の意識は95%はバッターに向けて、
ランナーなんて5%くらいで十分です。

大切なのは自分のペースでバッターとランナーを守りきることです。




と、こんな事を書きながら、牽制球にはもっと楽しいこともあります。

ランナーをだませる事です。←私だけかな^^


四球などでランナーを出してしまい、
(どうしよう〜 ヤバイなぁ〜 点をとられたらどうしよう〜)
マイナスに考えてしまうより、
(どうやってだまそうかな〜(*^-^)b)くらい楽しんだ方がいいでしょう。
(もちろんダブルプレーも狙える楽しみもあります)




では簡単にランナーをだます方法をご紹介します。


だまし方を一言でいうと「全力」です。


もうちょっと詳しく書くと

ランナーに「よし!これ以上このピッチャーは全力で投げれる牽制球はないな」と思わせることが牽制球の第一歩です。



一番速い牽制球を1秒とします。

ランナーに1秒の牽制球を全力で投げます。

ランナーに1秒の牽制球のタイミングを覚えてもらいます。

ランナーが1秒の牽制球のスピードに慣れてしまった、

その時!

0.9秒の牽制球がきたら?

簡単にアウトが取れますよねヽ(´ー`)ノ



0.1秒、相手をだます牽制球を覚えれることができればアウトは簡単にとれます。



今持っている1秒の牽制球から、

0.1秒速くする全力のスーパークイックを身に付けるか。

0.1秒遅い全力のクイックを身に付けるか。


簡単なのは0.1秒遅くすることです。

もっと簡単なのは0.2秒遅くすることです。

いつもより足を大きく踏み出すか、

いつもより腕を大きく回して投げるか、

今よりも遅いクイックを身に付けて、

ランナーにこのタイミングを覚えてもらえば、

リードは大きくなり油断してくれます。


つまり、牽制球のクイックは2つ以上必要だということです。

この時、必ず全力で投げてください。

軽くホワーンと投げる牽制は全く意味がありません。時間の無駄、遅延行為です。

野手は(さっさと投げろよ!)イライラしてきてリズムを崩しエラーの原因となります。




この0.1秒の油断をつくるのが上手だったのが、

北大津高校の岡本投手です。

成田−北大津戦
イニングは忘れましたが、一塁で牽制死を二番打者から奪いました。
最初の牽制を見たとき「あっ!」と思ったのは、
軸足を大きくプレートから外した、全力で投げた牽制だったからです。
ランナーは余裕をもって足から戻りセーフ。
この時「あっ!だませたな」と感じました。
案の定、次は小さくプレートを外した0.1秒速いスーパークイックの牽制球。ランナーは手から戻りましたが余裕のアウト。最初の牽制球は0.1秒わざと遅らせた牽制球だったことは、成田高校の誰もが気が付かなかった、もしくは指導されていなかったのでしょう。

彼は本当にクレバーな投手です。
私は自由な足を大きく踏み出す、腕の振りを大きくすると考えていましたが、軸足を大きく外しても0.1秒遅らせることができます。素晴らしい発想力ですね。

将来どこかで一緒にお酒を飲みたくなる若者です^^


ランナーのリードを怖がるよりも、
遊び心を持ちながら相手をだます楽しみを持てれば、
もっといろんなアイデアが生まれるでしょう。


もちろんボークのルールは守らなければいけません。
チームに誰か一人でも、ルールを勉強している大人がきちんといると助かりますね。


クイックで投げる牽制球のスピードを高めていくことは大切ですが、

同じ牽制球を10回投げても100回投げても、

だまされるランナーはいません。

人をだまそうとするならば、

相手の心理を研究して

全力でだまそうとする演技力と発想力が必要。


「もっと素早く牽制できるようにしよう!」は誰でも考えますが、

「自分の動作を遅くしてみよう!」なんて考える指導者は普通いませんからね^^




あ〜〜失敗した!

私のドス黒い部分を書いてしまったあ〜〜〜〜ヽ(´ー`)ノ

posted by metoo at 12:45| 千葉 ☁| Comment(13) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年09月06日

藤川球児投手をマネしてみよう



藤川球児投手が150セ−ブを記録しました!
おめでとうございますヽ(´▽`)/



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と言うことで、

藤川球児投手のマネなんですが、

投げた後にエビのように「ぴょん」とジャンプする投げ終わり方。

やっとマネが出来るようになりましたヽ(´▽`)/



ここまでジャンプするって、すごく難しいですよ!

皆さんも試しにマネしてみませんか?

一発でマネを出来た人は尊敬しちゃいます^^






以前にもブログで書きましたが、 

ダルビッシュ,藤川,庄司君,長谷川滋利の共通点2009/08/12

打つように投げる2009/08/13

あれからもずっと下半身の使い方をいろいろと考えていました。



9月4日のブログ
佐藤義則ピッチングコーチをマインドマップ

B前のひざから体の回転を始める。


これでやっと問題が解決しましたヽ(´ー`)ノ



前の足の回転をギュッと絞り込むように使って投げてみると、

藤川球児投手のような「ぴょん」が出来るようになりました(*^-^)b




これもどこかに書きましたが、

後ろの足を回転させる→横回転で投げれる
前の足を回転させる→たて回転で投げれる

岩隈投手がテレビでコメントしていました。




『前の足の回転』

これだけが下半身の使い方だと言い切ることはできませんが、

これも下半身の使い方の一つと言えるでしょうヽ(´▽`)/




posted by metoo at 15:16| 千葉 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

佐藤義則ピッチングコーチをマインドマップ

佐藤義則 楽天ピッチングコーチ

日本テレビ Going
最近この番組が勉強になります。
亀梨さんがプロ野球選手から指導してもらうコーナーで、
佐藤ピッチングコーチから投球フォームの教わり、
大変興味がある指導されていましたのでマインドマップにしてみました。



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@腕がしなるのはひじから先だけ。
速いボールを投げようとするには、腕を素早くしならせるように使いたい。
しかし、腕がしなるのではなく、ひじから指先にかけての部分しかしならない。

Aできるだけ打者に胸のマークを見せないように、横を向いて進む。
肩を開かずにガマンするということでしょう。Cにも共通。


B前のひざから体の回転を始める。
ここに驚きました。
私は後ろのひざから回転を始めると思っていましたが、
前のひざから体を回転させる、は初めて教わりました。

C軸足に体重がないと肩が開いてしまう。
(投手も打者も)
肩が早く開いてしまうのは、軸足に体重のタメがないからなんですね。


「なるほど!」
佐藤コーチらしい独特な指導が勉強になりましたヽ(´▽`)/


この番組をご覧になった方で補足がありましたらお願いしますm(_ _)m
posted by metoo at 14:55| 千葉 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年09月03日

ツーストライクに追い込まない

野球は考え方によってひっくり返るスポーツです。

「今日のピッチャーはストライクが先行して、早めにツーストライクに追い込んでから勝負できるナイスピッチングでしたね」

ツーストライクに追い込むことがナイスピッチング!と、今までは考えられていました。

これを反対から考えると
「ツーストライクに追い込めなければダメなピッチャー」となってしまいます。

興南−報徳学園を10回くらい見直しましたが、積極的に打ってくるようなバッター、もしくは様子を見たいイニングの一球目は、ゆるいカーブのボール球から入ってくる配球が目立ちます。私の予想ですが、これはバッターに対して初球を絶対に振らせない、と見えました。わざと狙ってボール球を投げているような、このバッテリーはツーストライクに追い込もう!などと考えてはいないように見えます。八回九回は三振を狙っているように思いますが。

2008年2009年頃から始まった、ツーストライクアプローチという近代野球があります。
バッターはツーストライクに追い込まれると、ボールを引き付けて打つ、くさい球はカットしてピッチャーにプレッシャーをかけ、球数を多く投げさせて、あわゆくば四球を狙います。

これも反対から考えると
「ツーストライクに追い込んではいけない。ツーストライクに追い込んでるようで、実は追い込まれているのはピッチャー」となります。

このようなバッターへの対策は、ツーストライクになるとフルスイングしてくれないので、ワンストライクからバットを振らせて打ち取るピッチングが求められます。


1ストライク1ボール
1ストライク2ボール
1ストライク3ボール

このあたりのカウントが最もフルスイングしてバットを振ってくれるカウント。

2ストライク0ボール
2ストライク1ボール
2ストライク2ボール
2ストライク3ボール

バッターはフルスイングしてくれない、ダブルプレーも捕りづらいカウント。

2ストライクに追い込まれているのは、バッターか?ピッチャーか?


ボール球を意識的に投げて、もしくはボールになってしまったとしても、
バッテリーは、わざとバッターが有利なカウントを整えてあげてから勝負する。

このピッチングの方が省エネで球数も減らせます。

一人のバッターを5球もしくは4球で打ち取ればいいからです。





ツーストライクになると打率は下がりますが、
出塁率を上げられては意味がありません。

ツーストライクに追い込まないように配球を組み立てる。
1つのアウトをとるために、どのカウントに、どのような考え方があるのか?

野球の楽しさ「駆け引き」が詰まった、興南−報徳学園の試合でしたヽ(´ー`)ノ
posted by metoo at 13:33| 千葉 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年05月28日

マエケン体操

広島カープ
前田健太投手 通称マエケン
前田健太オフィシャルブログ

セリーグトップの8勝目をあげ、防御率1・45、74奪三振と、ダルビッシュ投手も賞賛する成績を上げていますね。


マエケン投手の動画を集めてみました。


bncsumiya113 さんありがとうございます。



takunosuke23 さんありがとうございます。


yas16t さん、ありがとうございます。

マエケン投手の特集を先日テレビで見ましたが、
投球フォームは2009年も2010年も同じなのですが、

「去年は50%60%70%と加速してから100%でリリースしていた」

「今年は0%から一気に100%でリリース出来るようになった」

「今年と去年の違いは“力を入れる”ではなく“力を抜く”ことを意識している」

このようなコメントでした。



私のマエケン投手の感想は

前に前に、よく頭が動いてるフォーム

他の投手と比べて、頭の移動距離が大きいように見えます。

だから歩幅が広くなり、
だから体重移動も大きくなり、
だから足も蹴りあがってくるような躍動感が生まれる。

頭を動かす距離と位置が素晴らしいと思います。

だから「アングル」という捕手のミット見る位置が大切なんだと思っています。

どこに頭を置きますか?2009/08/19

第二の体重移動2009/11/17


上半身を使うには下半身
下半身を使うには頭の位置
頭の位置を動かすのはアングル(目の位置)

目が動けば足も動く、足が動けば上半身も動く、上半身が動けば腕も振れる

「頭の移動(目の移動)が上手な投手」
こんな考えでマエケン投手を見ています。



kimutax さん、ありがとうございます。

やってるチーム多いですよね。
私は「ひじで太鼓叩き」「ひじ抜き」「ダッヂムーブメント」「かわし動作」などと呼んでいましたが、
これからは”マエケン体操”と呼ぶようにしますヽ(´▽`)/
posted by metoo at 12:30| 千葉 ☁| Comment(13) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年01月29日

バンザイ投げのプロ野球選手

バンザイ投げ2009/12/15

多くの人はバンザイ投げと聞いて


「そんな投げ方するヤツいないだろ^^」

「小学生の低学年だけでしょ^^」


誰でも笑ってしまいますよね^^



しかし、プロ野球選手にもたくさんのバンザイ投げタイプがいるんです。






巨人の内海投手
バンザイ投げがわかりやすいと思います。






藤井投手と比べてみると、
ひじを上げるタイミングの違いがわかりやすいと思います。






いつひじが上がっていればいいのか2009/06/30

この日は投球フォームを、
ひじを上げるタイミングで分けて考えていました。



小学生に伝えやすくて、

安全なフォームはどっちなのでしょう?





ちなみにバンザイ投げは、

キャッチャーにもショートにも外野手にも、

全ての野手に使えます。


利き腕でない手でボールを投げる時、

バンザイ投げから両手で投げ下ろす。

これが一番しっくり投げれましたヽ(´▽`)/

posted by metoo at 22:26| 千葉 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

クイックモーション



2007年 マー君1年目のシーズンから、
2008年 2年目に向けてクイックモーションに磨きをかけた動画です。

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13コマの分解写真にしてみました。

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頭の移動、グラブの移動、踏み出す足、軸足の移動を、
トレースしてみました。

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4の写真と1の写真を合成してみました。


『マー君の1年目と2年目の違いを探そう!』

こんな研究を子供達にさせても楽しいと思います。

一人一カ所、違いを見つけてもらったり、

中学、高校野球部ならば「クイックモーション」についてミーティングしたり。

大人は気がついた子供を褒めてあげる。
さらに、同じ動作を真似させてみて、動作の違いを実感させる。


100mを13秒で走る子は約80cm
100mを15秒で走る子は約70cm
100mを18秒で走る子は役60cm

0.1秒で進む距離です


クイックモーションで0.2秒もフォームを短縮できたとしたら?

盗塁する相手と1.2mから1.6mも有利に戦える。

二塁盗塁はどれだけアウトになるのだろう?





そして子供達に言われるんです。

「このカメラすごいね!」

「スローモーションも連続写真も撮れるんだ!」

「パパも買っちゃいなよ!」



ここから先は私の責任ではありません。
私のせいにしないでくださいねm(_ _)m
posted by metoo at 17:51| 千葉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年01月27日

球速より回転数

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「154kmよりも、MAXを上げたいと思っていますか?」

菊池雄星投手が石川遼君から質問されて

「もし速い球をとるか、回転数を取るかといわれたら」

「回転数を取ります」

久しぶりにビックリしました(@o@)

誰でも普通は球速をアップしたいはずだけど...


あ〜〜 だからあのキャッチボールなんだ!

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以前から、真上から投げ下ろすようなキャッチボールを見て

「ひじでも壊してるのかな?」

なぜ試合では使わない、あのひじを高さを作りたいのだろう?

あそこまで高く上げて全力で投げると、
メチャクチャなシュート回転してしまうのになぁ


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実際の試合では、真上から投げるフォームは一球もありません。



何を意識してキャッチボールをしてるんだろう?

なぜあそこまで真上から投げたいんだろう?


きっと「回転数を取ります」

ボールの回転を意識していたんですね!ヽ(´▽`)/



先日のブログ「意識があるキャッチボールと素振り」
こちらにコメントにもありました、

少年野球コーチさんからは、イチロー選手の素振り。

穴金空歩人さんからは、王貞治さんの素振り。

素振りと実際の打席ではフォームが違っていることを指摘されていました。



菊池雄星投手も、
ボールの回転を意識しながらゆるいキャッチボールをしています。



ボールの回転数を上げようとする菊池雄星投手。

稲葉選手や松中選手、小久保選手など、
はやくベテランとの対決が見てみたいですね!






ところで

キレのある球 ノビのある球 重い球 軽い球

ピッチャーの投げるボールをいろんな表現を使います。

バッターを打ち取れば「今日はキレがありますね」

バッターに打たれれば「球速はありますが、彼のボールは軽いですね」

ホントにそんな球ってあるの?

個人的にですが、重い球、軽い球なんて私は感じたことはありません。
球が速くボールが落ちてこないノビのある球は経験があります。

しかし、キレって?
実際にキレのあるボールってどんなボールでしょう?

球速が速い?
それとも初速と終速の差?
いやいや回転数?



「キレのある球ってどんなボールですか?」

こんな時は、あの方に聞いてみましょう!




「キレのある球ですか? うーん。ピュッとくる感じですねえ。ええ」
by 長嶋茂雄



キレのある球は「ピュッ」

やっぱり長嶋さん大好きだ ヽ(´▽`)/

posted by metoo at 15:58| 千葉 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年01月25日

意識があるキャッチボールと素振り




子供達のキャッチボールを見る時、
最初の一球目を特に気をつけてみるようにしています。

肩が暖まってないからヒョイと簡単に投げしまう子。
たくさんいますよね。


雄星投手は肩が暖まってなくても

しっかりバランスを意識して
しっかり体重移動を意識して
しっかりリリースポンとを意識して
しっかり相手の胸を意識して

「同じ形で投げるから同じ結果が生まれる」

軽いキャッチボールですが、
雄星投手からは「意識」がたくさん伝わってきます。



松井秀喜選手が江川卓さんと対談したときも仰っていました。

江川さん「思ったよりも素振りはダウンスイングなんですね」

松井選手「素振りとバッティングは違いますよ」

自分のバッティングフォームをこうしたい、
「意識して振るのが素振り」だとコメントしていました。



「力いっぱいバットを振りたい!」
ブンブン振り回す素振りの時期があってもちろん正解でしょうが、

次のレベルアップには「何かを意識した」素振りやキャッチボールへと
子供達を進化させてあげたいですね。



また、雄星投手は相手のボールを受ける時、
しっかりグラブを構えてあげていますね。
相手を思いやる気持ちが伝わってきます。








二人の18歳対談

日本を明るくしてくれる二人ですねヽ(´▽`)/





涌井投手もきちんと片足で立ってから投球練習をしています。
子供達だけで「なぜ片足で立って一呼吸おいてから投げるのか?」ミーティングさせてみるのもいいでしょうね。

posted by metoo at 15:09| 千葉 | Comment(6) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

ピッチャーがグラブを使う目的

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ピッチャーのグラブの使い方ですが、
*グラブを握る、押し潰す
*グラブを強く引き付ける、巻きつける

いろいろ言われてますが、
指導者によっていろいろな指導方法があるでしょう。


しかし、グラブを何の目的で使うか?

使い方というよりも、目的の方が大事だと思っています。


投球動作を見てみると(右投手)
踏み出す足を高く上げてから下半身の左回転が始まります。
その後に上半身の回転が始まります。
この上半身の回転は、グラブの回転(前腕の回外)から始まります。



グラブを使う1つ目に大切な目的のは、
グラブを上げる時間です。

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グラブをどこに上げるか?どのように突き出すのか?

ここまでの時間がとても大切です。

「グラブを上げる時間」=「体重移動の時間」

このグラブを上げる時間が、

体重移動の時間だからです。

いくら歩幅を広げて体重移動をしようとしても、

この時間を作らないと移動できません。
(まだクイックなど教えていない子のケースです)


上の赤いグラブの絵は、

グラブを上に上げてから、下、上と上げて時間を作っています。

グローブの使い方「上、下、上」2006/03/06


下の青いグラブの絵は、グラブを出す距離が短いですから、
体重移動できる時間も短くなってしまいます。


2つ目に大切な目的は、

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「グラブを引き寄せる時間」=「腕が加速する時間」
もしくは、小さな子供達にはひじが上がる時間とも言えるでしょう。

赤いグラブ:高く上げる選手は、まずひじが上がる時間が作れます。
ひじが上がる時間があるから腕がしなるような動きが作れます。

青いグラブ:グラブを上げない選手はひじが上がる時間がありません。

上がらない腕を無理して投げようとするから、
頭を一塁側に倒れすように投げます。
体重移動が後ろ足に残りますから、
リリースポイントが早くなり、
ボールに体重が乗らない、
コントロールも定まらない、
肩、ひじの故障につながりやすくなります。



これらの時間のコントロールを子供に伝えても、
理解できる子、
なかなか伝わらない子がいます。
それと、まだ動かない筋肉と神経を持つ子がいます。


そんな子には、


上がらないなら最初から上げてしまおう!

そこから筋肉と神経は育っていくのではないだろうか?

という考えで

バンザイ投げとなりました^^



1月24日 今夜7時からテレビ朝日で
速報!スポーツLIVE」で菊池雄星投手が出演します。

古田さんが菊池投手を解説しますので楽しみです^^

個人的にはグラブをどうやって使っているか?
なぜ腕はしなるように使えるのか?
注目してみようと思います!


posted by metoo at 13:38| 千葉 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

ストレート

「ストレート」と言っても、
ピッチャーが投げるストレートではなく、
ボクシングのパンチの「ストレート」です。


NHK Top Runner
WBC世界スーパーバンタム級チャンピオン
西岡利晃さんのお話です。


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ノックアウトできるストレートパンチは、
真ん中の絵だそうです。

相手のパンチを右に左によけながら打ったストレートより、
しっかり体重がグローブに伝わり、
相手のあごにヒットしたストレートパンチが決まると、
KO(ノックアウト)できるそうです。


3つのストレートパンチの絵と、

サイドスロー

スリークォータースロー

オーバースロー

投げ方にも似ていませんか?




どの頭の位置が一番ボールに体重が伝わるか?

正確にはわかりませんが、

もっと下半身を使いたい。

もっと踏み出した足に体重を移動させたい。

そう考えるのであれば、

踏み出した足の上に頭があったほうがいいのか?

それとも、

右投げは左手側に頭を倒した方が回転しやすいのか?



ボクシングのストレート
野球のストレート

同じ目的は「体重を乗せたい」

共通点がたくさん見つかるかもしれません。





9:07にものすごいストレートが炸裂します!

ps
ラウンドガール,さすがメキシコ!です^^
posted by metoo at 00:00| 千葉 | Comment(2) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

ピッチャーの安心を作る

残り2分です!^^

別に急ぐ必要はありませんが、
簡単に付け足す「ピッチャーの安心」です。


ランナーが出るとストライクが入らなくなる。

ランナーのリードに気が散ってしまい、
バッターへの集中力がおろそかになってしまいます。

別に盗塁されたっていいんです!

クイックさえ出来ていればヽ(´ー`)ノ


私が子供達に教えるクイック投法は


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「1」を無くすだけです!


セットポジションからいきなり

「2の 3」で投げるだけです。



「1」「2の」「3」で

ピッチングフォームにリズムを入れていますから、

子供達にすぐに理解してもらえます。


クイックが出来るだけで、

ランナーが出ても安心できます。

だから、四球を出してもいいんです!



それでも盗塁されたら?


次にやるべきことは

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セカンドルック からの投球フォームです!


これがピッチングで一番難しいフォームです。

普段の投球練習で、
必ずセカンドルックから投げるようにしておきます。

セカンドルックからストライクが入れば、

もうピッチャーとして一人前ですヽ(´ー`)ノ



ランナー一塁からでもやれることがある!

ランナー二塁からでもやれることがある!


だから、ランナーを出しても怖くない!

安心して四球を出せる!




「音とリズム」でストライクが取れるようになり、

ランナーが出たとしても、

「クイック」と「セカンドルック」に集中する。


他にもいろいろ教えておきたい事はありますが、

ここまでピッチャーが育ってくれると、

安心してマウンドに立ってくれるでしょう。



0対30から始まった最初の負けゲームは、

3ヵ月後には0対5になり

半年後には2対2になり

秋を迎える頃には???


牽制を覚えたり
バント処理を覚えたり
一塁ベースカバーを覚えたり
中継カバーを覚えたり
ゆるいボールを覚えたり
球速アップを目指したり
さらにコントロールを磨いたり

まだまだピッチャーには覚えてもらいたい事はたくさんありますが、

子供達の成長をゆっくり楽しみにしたいですねヽ(´ー`)ノ



他にもいろいろピッチャーのアプローチはあると思います

気がついた点がありましたら教えてくださいね!



あれっ?5分過ぎちゃいました?ヽ(´ー`)ノ

「ゲームを作る
 ↓
「コントロールとは?」
 ↓
「ピッチャーアプローチ」
 ↓
「ストライクを作る」
 ↓
「安心を作る」
posted by metoo at 23:16| 千葉 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

ストライクを作る

私が5分でピッチャーを作る指導方法です。

最初に子供達に伝えるのは

「君のピッチングフォームを変えるのではないよ」

その子が一番投げやすいフォームでOKです。

「君が一番投げやすい投球フォームに、

    『音とリズム』を入れてくれ」

たったこれだけでストライクは入るようになります。


ストライクが入らない子供の特徴は、

足を上げ方がバラバラ
リズムがバラバラ
フォームがバラバラ
リリースポイントもバラバラ
コントロールもバラバラとなってしまいます。



『音とリズム』を投球フォームに入れることで、

同じ投球フォームで投げることが狙いです。



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今回のリズムは「1 2の 3」で試してみます。

まず「1」を作ります。
「1」で自由な足をしっかり高く上げます。

「イチ」「イッチ」「イ〜チ」なんでもOK!
子供が好きな足の上げ方を決めてもらいます。

「2の」でバッターへ向かっていきます。
(ここをバンザイ投げにするともっと簡単です)

「3」で踏み出した足を着地して投げます。
(出来る子は「サ」で着地して「ン」でリリースにしてみます)

他にも指導はいろいろあるでしょうが、
コントロールだけに絞ります。


ワインドアップでもセットポジションでもいいです。

隣に立ってあげて「1 2の 3」

音とリズムを入れる投球練習やシャドーピッチングをしてみましょう。


マウンドに上がっても「音とリズム」にだけ集中する。

ストライクは「音とリズム」

疲れてきたりあせってくるとコントロールが乱れます。

コントロールが乱れるのは「音とリズム」が乱れてるからでしょう。

そんな時には「まず1をしっかり作る!」などのアドバイスが有効でした。


ここまでで3分くらいでしょうか^^


「ゲームを作る
 ↓
「コントロールとは?」
 ↓
「ピッチャーアプローチ」
 ↓
「ストライクを作る」
 ↓
「安心を作る」


posted by metoo at 22:51| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

ピッチャーアプローチ

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ピッチャーが崩れるのは?乱れるのは?荒れるのは?

精神的に追い込まれてしまうのはどんなケースでしょうか?


追い込まれた時に、

集中を切り替えるのが、

ピッチャーアプローチですね。



ランナーがいない時、

ランナーが一塁にいる時に、

ランナーが二塁にいる時に、


何かに集中して

「よし!こうしよう!」と決められたことがあれば、

苦しくもなくなり

追い込まれずに

悩まずにピッチングができるでしょう。



ツーストライクアプローチのように、
追い込まれても出来ることがある!
コレと同じことを、
ピッチャーにも当てはめられると思います。



少年野球を見てみると、

四球を出す

一塁から二塁へ盗塁される

ランナー二塁からストライクが入らない

ワイルドピッチで自滅・・・

このように崩れてしまうパターンが多いと思います。




やだなぁ〜四球を出したくないなぁ〜

その不安を取り除いてあげる
「ストライクを作る」アプローチ


やだなぁ〜ランナーがいると
ランナーを出しても「安心できる」アプローチ


この二つを作ってからマウンドに立たせてあげると、

自分の力を100%出し切れるピッチングができるでしょうヽ(´ー`)ノ



「ゲームを作る
 ↓
「コントロールとは?」
 ↓
「ピッチャーアプローチ」
 ↓
「ストライクを作る」
 ↓
「安心を作る」


posted by metoo at 16:26| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

コントロールとは?

野球はなぜ2ストライク3ボールなのでしょうか?

私はこんな考え方を子供達に教えています。


1球目ストライクを○とします。
2球目ボールを●とします。
3球目ストライクで○
4球目ボールで● ツーストライクツーボール
5球目ストライクで○

○●○●○ 5球で三振となります。

1球目 ボールで●とします。
2球目 ストライクで○とします。
3球目 ボールを●
4球目 ストライクで○
5球目 ボールで● ツーストライクスリーボール
6球目 ストライクで○

●○●○●○ 6球で三振となります。

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「ほらね!ストライクなんて半分でいいんだよ^^」

2ストライク3ボールの意味は、

ストライク半分、ボール半分投げれば、

野球はアウトを取れるゲーム

ゲームを作れちゃうんだよ!ヽ(´ー`)ノ

もちろん打たれることもありますが、
ストライク半分でOK!と伝えています。


さらに「カウント別の打率」

2008年プロ野球のカウント別打率
0ストライクから,346
1ストライクから,332
2ストライクから,194

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ちょっと大げさな図にしていますが

「バッターはこんなに失敗してくれるんだよ!」
「ピッチャーは有利なんだよ!」

もし2球続けてストライクを取って
ツーストライクに追い込むと
バッターは約80%もアウトになってくれますヽ(´ー`)ノ

「2球続けてストライクを取ればピッチャーは勝てるんだ!」

ピッチャーにいろんな事を求めすぎて、

ピッチャーを悩ませて難しく考え過ぎてしまうと、

逆にゲームを壊してしまう。

そんな失敗を私もたくさん経験してきました。


教える相手は小学生ですから、

特にピッチャーにはもっと簡単なアプローチが必要だと思います。


「今日の試合、半分ストライクと半分ボールを狙ってごらん」
それが出来たらコントロールはOKだ!

「今日の試合、2球続けてストライクを狙ってごらん」
必ずそのバッターはアウトになってくれるよ^^

こんな言葉をかけてあげるのもいいですねヽ(´ー`)ノ


「ゲームを作る
 ↓
「コントロールとは?」
 ↓
「ピッチャーアプローチ」
 ↓
「ストライクを作る」
 ↓
「安心を作る」
posted by metoo at 14:18| 千葉 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

ゲームを作る

「少年野球のピッチャーなら5分で作れます」

こんなことを書くとピッチャー経験のある方は

「そんな簡単なモンじゃねーよ!(`Д´)」

激怒するでしょうね。

私は「ピッチャーを作る」これが一番自信があるんです^^
自分が自信を持って送り出すピッチャーでないと、
マウンドに立つピッチャーはもっと自信を持てませんよね。



少年野球の試合を見ていると

四球を出すな!先頭バッターを出すな!ストライク入れろ!低めに投げろ!高め目は打たれるぞ!初球はストライクを入れろ!打たせていいぞ!甘い球投げれば打たれるぞ!リリースが違う!もっとひじを上げろ!靴一足分もっと歩幅を広げろ!もっと腕を振り切れ!もっと下半身を使え!もっと!もっと!もっと・・・・

ピッチャーにあまりにも多くを望み過ぎていませんか?

大人がゲームをピッチャーを壊していませんか?

まるで小学生のピッチャーに
7回21アウトを21球でパーフェクトやノーヒットノーランを狙わせてるように見えます。



どんなに強いチームでも、全国大会に出場するようなチームでも、

少年野球チームを設立して最初の試合は、
0対30や0対20の敗戦から始まったと思います。

ピッチャーがストライクが入らず、
四球連発、パスボール、押し出し連続のゲーム。

ストライクが入れば、
バッターが打ってくれてアウトになるのに、
とんでもないボール球ばかりでバッターも振ってくれない。

1時間くらい守備についていた試合を思い出すと苦笑いしてしまいます^^


全く勝てなかったあの頃を思い出すと、

「ゲームを作る」=「ストライクを作る」

ストライクさえ入れば、もっと楽しいゲームになるんだけどなぁ〜

ピッチャーがストライクが入らないせいで、攻撃時間がなくなりバッターボックスに立てなかった選手がたくさんいたかもしれません^^


ピッチャーってどうやって育てるのだろう?

昔はあれだけ悩んでいたことが、2年経ち、5年経ち、低学年、高学年、中学生、高校生といろんな年代のピッチャーを見ながら研究していくと、不思議な事に、あの頃は見えなかったものがだんだんと見えるようになり、難しいことが簡単に考えられるようになってきました。


「ゲームを作る」という事は、子供達みんなが勝ち負けを楽しめるという段階でしょう。

みんなが勝ち負けを楽しむためには、ピッチャーがストライクを投げれなければいけませんから、ピッチャーは最も重要なポジションと言えるでしょう。



「ゲームを作る
 ↓
「コントロールとは?」
 ↓
「ピッチャーアプローチ」
 ↓
「ストライクを作る」
 ↓
「安心を作る」

ここまで子供達を育てられると、勝ち負けを楽しめるゲームとなります。

打って勝つ!守って勝つ!走って勝つ!

勝ち方を選ぶ、その前に、まずピッチャーを育てないと・・・


5分でピッチャーを育てる!

なんか過大広告ビジネスのようですが、

別に5分にこだわる必要はありませんが、

チャレンジしてみようと思いますヽ(´ー`)ノ


posted by metoo at 00:00| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(2) | ピッチャー | 更新情報をチェックする

2010年01月15日

ピッチャーを選ぶ

新しいチームが始まる季節。

「誰をピッチャーにするか?」

ここからチーム作りが始まることが多いでしょう。

*球が速い
*コントロールがいい
*サウスポー

チームによってピッチャーの選び方が違ってくると思います。


私がピッチャーを決める、ピッチャーをこの子にしたい!

その条件は上の3つではありません。

『一人で走れる子』

これが私の第一条件です。


クールダウンとして、全員でバラバラに自由な20分間グランドをグルグル走ってもらうことがあります。

目的はクールダウンですから競争ではありません。

ここで注目するのは、
おしゃべりしながら走る子。
一人でもくもくと走る子。

どんなに球が速くても、
おしゃべりしならがダラダラ走る子を私はピッチャーにしません。


例え自由走のクールダウンでも、
先頭を走りたい、誰にも負けたくない、
負けず嫌いな気持ちを持つ子が必ず一人か二人はいます。
先頭を走れなくても、ゆっくり黙々と一人で走ってる子もいます。


こういう子をピッチャーにしてマウンドに立たせないと、
私はチームが成り立たないと考えているからです。


子供達に直接伝えたことはありませんが

ピッチャーは『一人で走れる子』

この子はきっと月曜から金曜の平日でも
誰かに言われなくても一人で走ってるだろう。


一人で走る子がマウンドに立つ時と、
ダラダラニヤニヤ走る子が立つ時と、

試合のムードが、野手のムードが、ベンチのムードが、
応援してくれてるお母さん方のムードが違ってくるんですよね。



二ヶ月後、三ヶ月後
だんだん時間が経ってくると誰かが気がつき始めます。

おしゃべりしながら走る子がいなくなり、
全員が自分の為に、チームの為に走り始めます。

練習後のクールダウンが目的だった自由走が、
子供達が勝手に持久走に変わり始める頃、
チームはレベルアップを感じ始める頃でした。


本当に大黒柱になりそうな
120kくらい投げてくれる小学生がいれば
その子をエースにしちゃいますけどね^^





新しく「ピッチャー」のカテゴリーを作りました。

6年生が引退した後の新チーム。

まずは「ピッチャーを作る」から考えてみることにします。



「少年野球のピッチャーなんて5分で作れる」

次はこんなアプローチから入ってみようと思いますヽ(´ー`)ノ

posted by metoo at 00:00| 千葉 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | ピッチャー | 更新情報をチェックする