2015年06月05日

オープンスタンス=ホームランバッターなのか?

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畠山選手15本

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筒香選手11本

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中田翔選手18本

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イデホ選手15本

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おかわり君15本
(6月15日)


共通点は
・オープンスタンス
・ホームランバッター


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通常のスタンス

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オープンスタンスの斜め軸

なんで日本人はこの軸で多くのホームランバッターがいるんだろう?

海外の選手でもオープンで打つバッターはいるんだけど、

・引きつけて打つ

・呼び込んで打つ

この目的ならば
オープンスタンスの方が有利なんだろうか?



150604.jpg

もしくは

オープンと考えるよりも

頭がホームベースに傾いた方がいいのか。



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なーんかあるんだよなぁ〜(^_^;)




posted by metoo at 20:25| 千葉 ☔| ステイバック | 更新情報をチェックする

2015年05月28日

こういうプロ野球選手が現れるといいですね

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室伏はアスリートであると同時に研究者でもある。ハンマー投げの動作解析で博士号を取得、現在は中京大准教授。自ら解明した理論を競技に生かしている。

超人の科学 2012年8月2日 読売新聞
室伏 知・力・技の融合…ハンマー投げ



指導者じゃなくて室伏選手ですからね^^


一人の選手が
自分の競技を研究し、
理論を持ってプレーする。

プロ野球もそうなって欲しいなぁ・・・



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ブランコの加速

ステイバックのヒントが隠れていますね!




回転
加速
重心移動

野球にピッタリなんだけど・・・


野球のスイング加速
考えてる選手いるのかな?


posted by metoo at 17:35| 千葉 ☁| ステイバック | 更新情報をチェックする

2010年02月11日

ステイバック 3分解説松井秀喜ココが凄い




打つ瞬間に前の足で「体を後ろにそらす」

これがステイバックですね!

百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)に如(し)かず

どんな言葉よりも映像で見たほうがわかりやすいですね^^



それでも子供達が実際に体感することは難しいです。

どうしたら体で感じてくれるのか?


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しゅんご野球スーパー応援団さんのブログにありました、
阪神キャンプの写真が参考になりました。


左右をななめに変えてみたり、
前の足を高くしたり、
後ろの足を高くしたり、
地面を変化させて見る。

体重移動の変化を、
体で感じてもらうにはとてもいい練習だと思いました。


ピッチングスイッチの台や、
タメスイッチの台

私も地球をななめに使う「台」を作ってみようかな?ヽ(´▽`)/




posted by metoo at 00:00| 千葉 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | ステイバック | 更新情報をチェックする

2005年12月09日

ステイバックを子供達に

ステイバックをいろいろ考えてきましたが、
では実際に、子供達にはどうやって何を教えようか?
要はここなんですが、私は子供達に教える事を好みません。誰かに教わる前に「自分で考える野球」をクセ付けたいからです。

ステイバックを簡単に言う「前に強く打とう!」とこの言葉で終わってしまいます。実際に、投げよう、打とう、蹴ろう、と思う瞬間は何も考えていないはずです。
「後ろ足で進んで前足でしっかりと支える」ここを「考えながらの練習」が必要になって来るでしょう。


前にも書きましたが、子供に力はありません。力ではない部分、考え方や技術論、知識を私は子供達に伝えなければと思います。
「この子は体が小さいから力が無いなぁ」
こんな事を考えるならば、指導者が力など使わない打ち方を考えればいいだけです。

力ではない部分と考えると、イチロー選手が頭に浮かびますした。イチロー選手と外国人選手を比べたときには、失礼ですが大人と子供くらいの対格差があります

ではイチロー選手は外国人選手と、何が違うのか、何が勝っているのかを考えると、筋力よりも、体の使い方ではないでしょうか?

イチロー選手の特徴をいくつか考えると
@投手へ向かっていく体重の使い方
A骨盤前傾の使い方
Bバットの使い方

この3つを子供達に指導してみようと思います。


@体重の使い方

腰のキレ、骨盤の急激な回転には、
後ろ足から前足の力強い移動が必要です。
まずは後ろ足に体重を「乗せる」をしなければいけません。
一本足打法や振り子打法など、何でもいいです、大きく後に体重を乗せることを考えさせましょう。

小山氏の「斜め軸」(奇跡のトレーニングより)
股間節、膝関節、足首の関節の直線ラインに、骨盤をかぶせるようにする。
骨盤から三関節のラインで地面を押すと、大きな大きな力を楽に発揮してくれる。

池上氏の「アラインメント」(三軸修正法より)
関節は接触面積が大きいほど、働く力は少なくて済む。


この2つを活かします。
骨盤、股間節、膝関節、足首の関節を、まっすぐなイメージで体重を後ろ足に乗せます。

この時に、ひざをグッと曲げたり、足首にグッと力を入れては、力を使う事になってしまいます。これを鍛えて力強くしてもいいのでしょうが、子供達への指導です。力を使わずに股関節を回す方法を考えます。

ここで松井秀喜選手のバッターボックスに立つまでを真似してみます。松井秀選手は打席に入るとき、前足(右足)で地面をほじくった所に後ろ足(左足)を置きます。

よ〜く見る瞬間がありましたが、はっきりとは確認できませんでした。
そこで一つの仮説を勝手に私が考えました。陸上競技のスタート台(斜め台)を作っているのではないか?穴を掘って後ろ足を斜めに、親指下がり小指上がりに立って見てはどうか?
(間違っていたらゴメンナサイ^^)

これで後ろ足の「斜め軸」が、作りやすく、解りやすいと思います。体重が後ろ股関節に乗れば、いつでも前に進んでしまう、後ろ足の準備OK状態です。

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後ろに体重が乗ったら、私は前に倒れるように、前に進みます。
(力強く押すのではなく、自然と投手に向かって倒れます。)
投手に向かって、ステップが大きいほど併進運動も大きくなります。この併進運動の大きさが、次のステイバックにつながる大きな力だからです。

後ろ足から、倒れるような投手に向かっての大きな併進運動は、
前足の着地で、しっかりとふんばり返し(ステイバック)
前足股関節が、強く伸び上がるような支点を作り
後ろ足骨盤は、投手に向かってぶつかるような強烈な押し出しで
腰のキレが生まれると思います



私の体重移動の考え方は
力を入れなくても、倒れていくような運動をしっかりと前足で支えるだけで、骨盤が自然と力強く回ったほうが、子供には良い方法ではないか?
と言う考えです。

A骨盤前傾の使い方

「骨盤前傾」
股間節、膝関節、足首の関節の直線ラインに、骨盤をかぶせるようにする。

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おへそを前に突き出して、
おち○ち○を引っ込めるのが
骨盤の前傾です

その反対、おへそを突き出して、
お○ん○んを突き出すのが、
骨盤の後傾です


骨盤が前に傾いているのが欧米人
日本人は背骨から曲がって後傾が多いそうです。

普段の日常生活から、前傾を心がけていた方がいいようです。

Bバットの使い方
腰のキレが、上半身より先に起こると、上半身は下半身に追いつくようにしなり出し、腕は最後に追いつくようにスピードが加速してきます。
(実際は、この下半身から生まれる加速は、肩甲骨までしか伝わらないようです。)

この時に、バットは体の近くを回らないと、バットが遠回りしてしまいます。
バットは体の近くを回り、縦に落とすように振ると、バットは腕よりもスピードを増して、しなり出すと思います。


小さい体、小さい体重、小さい筋力 
子供達を考えると
体に無理をさせない、負荷を最小限に抑える、それでも最大限に体を使える打ち方が、私が子供達に教えたい打ち方です。

もちろん大人は、プロ野球選手はいろいろな打ち方をもっと生み出しているでしょう。
どれが正しい、これが間違っている、とは考えられません。皆プロ野球選手です、全てが正しいでしょう。

「答えはいっぱいある」
野球選手には、子供には、もちろん指導者にも
それぞれの個性があって良いと思います。

posted by metoo at 05:59| Comment(14) | TrackBack(0) | ステイバック | 更新情報をチェックする

2005年12月08日

ステイバック してますか?

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ハンマー投げ
室伏選手親子が生み出した
「倒れこみ」
というハンマー投げの技術です。
ハンマーの重みを利用して、遠心力を加速させるには、半径が大きい方が有利だと書いてありました。

このハンマー投げを、子供達に真似させてみました。

コンビニの袋に砂をいれます。
これを遠くに投げて競い合う遊びです。
どんな投げ方でも良いのですが、よ〜く観察すると
投げ終わった後に、
前の足でしっかりと支点をつくり、後ろの足が浮き上がります。
前の足が浮いて、後ろの足だけで立っていた子供は
一人もいませんでした。


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サッカーのキック
サッカーで最近多く見かけるようになった
「こすり蹴り?」ボールに強く回転をかける蹴り方?
倒れる方向が三軸のように感じます。
(小山氏の「クロスキック」も確かこの形?)


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キックボクシングのハイキック
私の友人がキックをしていて、たま〜に教わる事があります。
やはり、後腰を強くぶつけるように、
腰からひざ、足首へとしなるように出すようです。

3つのスポーツから共通点を探すと
(もちろん野球とは違うでしょうが)

後ろの足から前の足への強い体重移動を
前の足でしっかりとふんばり返して回っている

「ステイバック」がいろんな回転する競技にも、使われているのではないでしょうか?

野球で考えても、ピッチング、バッティング
同じ事が言えると考えています。

それが王貞治さんの動画にも表れていると思います。


王選手の800号ホームラン
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おまけ画像
756号の後ろで、ナナメ飛びでウケを狙う張本選手
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posted by metoo at 13:20| Comment(4) | TrackBack(0) | ステイバック | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

ステイバック もう一つの斜め

「ホームベースに倒れるように打ちなさい」
こんな指導をアメリカのバッティング指導ビデオで見ました。

はぁ〜何でだろう?
その頃はそう思っていました。

「右肩を下げないで(右打者)肩を平行に回しなさい!」
子供の頃からよく言われてきた言葉です。

今度は松井選手の正面からのホームラン写真です。

mamae.jpg

全てホームベースに倒れるように打っています。

次に私の中学時代、あこがれて真似して顧問に怒られた落合選手
ochiyoko.jpg
しっかりとした前足でステイバックしています。

ochimae.jpg
次に前から見てみると

打ちに行く瞬間、やっぱりホームベース側に倒れています。
打ち終わった後は、ホームベース反対側へと倒れています。

そこで三軸修正法のプレセッションを当てはめてみると
打ちに行く瞬間は、捕手方向への重心移動(ステイバック)
打ちに行った後には、投手方向への重心移動
があるのではないでしょうか?
sanjikumigi.jpg

ホームベース側にも、
斜めに倒れて打ったほうが自然なんだと思います。
posted by metoo at 02:08| Comment(20) | TrackBack(2) | ステイバック | 更新情報をチェックする

2005年12月06日

ステイバック 腰のキレ

いわゆる腰の回転は、体のキレと考える、最初の回転と思います。
腰が先にまわって、上半身が遅れて回転、さらに腕も加速度をまして遅れてくる。
これが体のしなり、ひねりだと思います。
お皿を洗うスポンジをひねると、体の回転を感じ、上半身と下半身は一緒には回っていないと考えました。

では、腰の回転を骨盤と考えると

前の股関節で骨盤を回すか?
後ろの股関節で骨盤を回すか?

骨盤を急激に回転させるには、どちらなんだろう?

後ろの足は投手へ向かって併進します。
前の足は、後ろ足からの体重移動を強く支え、捕手側へと押し返そうとします。
つまりステイバックです。

その結果、前足側の股関節を急激に回転させますが、
ここが私は支点になると思います。

前足の股関節がロック?されながら、さらに後ろの股関節が強く押されてきて、骨盤の急激な回転が生まれるのではないでしょうか?

「常歩秘宝館」(なみあしひこうかん)
このホームページは二軸で歩く走るを研究されています。

気になったのは「投稿」の中になる
「野球の投球動作における二軸動作について」 土橋恵秀(早稲田大学)(2003年8月)
現ダイエーホークス、和田投手の大学時代のトレーナー・土橋さん

「腰の回旋のイメージを「背骨を軸として回す」イメージでなく後腰(投げる腕側の腰)を前にぶつけるようなイメージにすること。」

この言葉は和田投手のピッチングに関してですが、腰のキレを生み出すにはバッティングにも同じ意味に感じました。

もう一つ考えたのは、桜井さんのページ
投手のひじが下がるメカニズム

この中で、前足だけで立って投げてみる、後ろ足だけで投げてみる
これをマネして、前足だけで打ってみる、後ろ足だけで打ってみる

骨盤を強く回転させられるのは、
やはり後ろ足で打ったほうが、股関節が強く回ると感じました。
前足だけでは、素早く前股間接を回しますが、回ると言うより体がしなる、ひねるができません。

小山氏の初動付加理論では、もっと詳しく
「骨盤の前傾が股関節伸展で強く急激な回転を生む」
「軸足のひざを曲げないで投手に併進していく」
などと書いてありました。
野球トレーニング革命のp240あたりを何度も読み返しても、すぐに眠くなります^^


前の股関節を支点に、後ろの股関節で骨盤を回転させる為には

後ろの足に乗せた体重を、投手に向かって進めていき
前の足で強くふんばり返して ステイバック!

一生懸命に体を回転させよう、などと思わずに
自然と後ろの骨盤が強く出てくるイメージです。
posted by metoo at 14:34| Comment(14) | TrackBack(0) | ステイバック | 更新情報をチェックする

ステイバック 斜めで打とう

mayoko.jpg

少年野球コーチさんがステイバック、ステイバックうるさく言うので、一生懸命考えました^^
ホームランカードより、松井秀喜選手の横向き写真だけを集めてみました(ヒマ人だなぁ〜^^)
ほとんどの写真が、後ろ向きに捕手の方向に倒れています。
この捕手の方に頭が戻る(バックする)動作をステイバックと呼ぶようです。

このステイバックは手塚氏の「バッティングの正体」、漫画「ドリームス」など、他にもいろいろ紹介されていますので、探してみてください。


私の考えるステイバックです。

その1
縦落とし+ステイバック=レベルスィングに近くなる。

その2
急激な骨盤の回転

その3
ステイバックで三軸修正法が生まれる?

その4
斜めだから遠くに飛ばせる

その5
子供だからこそステイバック


私の脳みそを絞って考えるとこんな事を思いつきました。
いろいろなブログやホームページ、野球本から学んで考えましたが、私なりに考えた事もあるので、当たってるかどうかは解りません。m(_)m

その1
縦落とし+ステイバック=レベルスィング

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投手の投げた球の軌道を線として考え、線に対して合わせるスイングをレベルスィングと考えると、縦落としは、ボールの軌道上1点だけでしか捕らえる事ができません。全くレベルには程遠いスィングです。

「叩きつけろ!」
のように、縦落としは聞こえますが、縦落としはバットの使い方なので、私は打ち方とは考えないようにしています。

では、体を斜めにステイバックしてみましょう。
バットは縦に使うイメージ
体は斜めに使うイメージ
ボールの軌道にあってきませんか?
これなら、強くバットを落そうと考えられますし、ボールを強く押しこもう、ボールも遠くへ飛びそうな気がします。

kidou02.jpg

これが私の考えるステイバックは、
バットは縦に、体は斜めで打とうでした。
posted by metoo at 00:15| Comment(18) | TrackBack(0) | ステイバック | 更新情報をチェックする