子供達の体への負担、特にピッチャーにはひじ,肩への負担を考え、投球イニングの制限、球数の制限、連投の制限が、各団体、各大会によってルールが決められているようです。
◇高学年は1試合5イニング(15アウト)1日30アウトまで
◇低学年(4年生以下)大会では1試合3イニング(9アウト)1日18アウトまで
私達の少年野球連盟では、このようにルールが守られています。
いろいろな少年野球大会がありますが
午前中に準決勝、午後から決勝戦
1日に2試合を勝てなければ、優勝の2文字を手に入れられません。
これがなかなか難しく上手く行きません。
優勝するのはもちろん大変な事ですが、
難しいのは決勝戦だから、ではなく2試合目だからです。
私が感じた難しかった点です。
○ピッチャーの2試合組み立てを、前日にしっかりと決めておく。
1試合目の先発ピッチャーの投球数、リリーフの展開、同じく2試合目の先発、リリーフをピッチャーには伝えておいて、いろいろな試合展開を準備しておく。
○1試合目に勝って浮かれている気分を引き締めなおす。
次の試合へと1試合目の良い点悪い点などを引きずる事無く、次の試合へと気持ちを入れ替える。
○お昼ごはんから少ない時間での試合開始、時間の逆算。
試合前のいつもの入り方が大切になってきます。アップ20分で、アップ30分で、アップ1時間で試合に入る練習を、子供たちが言われなくても出来るいつも通りの「MYメニュー」を持っている方が試合に入りやすいです。
○お昼ご飯の量、試合開始時間は絶対に変わる。
お腹いっぱいにならない量を子供自身で計算できる、おにぎりが役に立ちます。試合前に1個が良いのか2個が良いのか?試合開始までの時間によっても分ける、30分だったら1個、1時間だったら2個3個など、私達チームは弁当ではなく、必ずおにぎりを1年中お昼ご飯にしています。前の試合が延長で延びたり、コールドで早まったり、試合開始がキチンと定時で始まる事はないと準備しておいた方が良いようです。
○見えない疲れ
これが計算できない難しい点です。
気持ちは元気いっぱいなのに、動かない足。腕は振れているのにストライクが入らない指先の感覚。
「やったことがない事はできるわけがない」
今の寒い時期は辛いでしょうが、ダブルヘッダーの練習試合などは経験しておいた方が良いと思います。午前中を準決勝、午後を決勝戦と「テーマ」を決めて見るのも良いでしょう。6月7月頃は雨や台風で日程を変更され、急遽ダブルヘッダーが組まれる事もありました。
今日のお昼ご飯は30分。
今日のお昼ご飯は11時に食べる。
△△くんはインフルエンザで休み?の練習試合
いろんなテーマで練習をしてみるのも良いでしょう。
春から始まる野球シーズンに向けて、いろいろな設定を練習しておく事が経験かもしれません。
例えば、朝6時に集合して2時間遠征して9時開会式、10時試合開始の県大会。
どうします^^