2006年04月28日

「上から投げろ!」って言わないで!

また問題を投げかけますよ〜^^

tes01.jpg
03年3月撮影2年生冬

tes04.jpg
05年10月撮影4年生秋

tes02.jpg
03年3月撮影2年生冬

tes05.jpg
05年10月撮影4年生秋
この子は今5年生、今年1年間ですごい選手に化けますよ!

2年生冬から
「上から投げろ!上から投げろ!」
そう言い続けてきました。

あの時に今の考えがあれば・・・

2年後の4年生秋のフォームを見ると
上から投げているでしょうか?

u贈kara.jpg

無理に左手グローブ側に倒れて、
上という空間から投げているように思います。

上から投げるの上は、ゼロポジションと考えています。
上と言う空間で投げるのと、全く意味が違ってきます。

上から!上から!上から!そう言い続けて子供達を指導していても、間違った意味に捉われるケースがあります。

tes03.jpg
2年後のフォームを比べてみました。

上から投げたい、上から投げたい、その気持ちがだんだんと左手側に倒れてきて、実際はひじがゼロポジションまで上がっていない投げ方に見えます。

彼の重心移動は、2年生の横向きを見ると「下から上へ」移動しているのがよく解ります。低学年の子供達、野球を始めて間もない子供達に、多く見られるケースです。

このケースの場合にかけてあげる言葉は
「上から下に投げよう!」(真下投げ)
だったのではないか?などと後悔しています。
4年前を振り返ると反省しなければいけません。
これからも反省と対策の繰り返しです。

後ろ足に重心を置いて投げるのではなく、
前の足に重心を移動してから投げる。

この方が、ひじは勝手に上がります。

hiz001.jpg
高い山の位置から低い位置へ投げ下ろすと、
重心移動が解りやすいく、ひじも勝手に上がります。

hiz002.jpg
低い位置から高い山へと投げると、
どうしてもひじが落ちてしまいます。

メンコ投げ、真下投げ、前片足投げ
ブログのおかげでいろんな情報を頂きました。
これら全ての情報が正解のように思います。

小学生の子供達ほど、マウンドの上から投げさせてあげたい。
最近、考えてしまいます。
posted by metoo at 02:41| 千葉 ☔| Comment(79) | TrackBack(0) | 投げる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

グローブの使い方「バットをへし折る」そんなのムリだって!

次に「リリース,フォロスルーに向けて」のグローブの使い方です。
まず分解写真のパイオニア「野球少年」さんが
とても参考になりました。
この場でお礼申し上げます。
m(_)mありがとうございます。

いろんなのプロ野球選手の分解写真を見て、
共通する箇所を考えました。

まずは
「グローブがクルンと一回転する」
glu.jpg
それと
「グローブの位置が固定される瞬間がある」
この2つの共通点を私は感じました。
kuwatag2.jpg
kuwatag.jpg
kamog.jpg

私は投げる動作で、唯一力を入れて良いのは、
グローブを引き寄せる時だけと考えています。

グローブを持つ腕の
内旋と回内 → 外旋と回外 
これを体に引き寄せて一瞬ですが固定する。
手塚氏は「グッとグローブを握り締める」と解説されています。

グローブが体から離れてしまうと、体の回転は遅くなります。
このグローブを回転させながら引き寄せる動作を

お風呂をかきまぜるように・・・
雑草をを引き抜くように・・・
ヘッドロックで締め上げるように・・・
なかなかいい言葉が見つかりませんでした。

平泳ぎのように水をかくように回し・・・
背番号29さんのコメントも同じ意味です
ありがとうございます。

言葉では難しい表現なので図にしてみました。
楽天 岩隈投手のグローブの動きです
ksz02.jpg
やはりバットを使ったほうが解りやすいと思います。
「バットを抱え込んで、バットをへし折るように」

この表現には無理があります^^
折れるわけはありません!

ksz03.jpg
自分から見て
脇をしめるように
バットを脇に抱え込んで
バットをへし折るように
「ギュッ」と握ってみるようにしました。
この最後に「ギュッ」と前腕の回外でグローブを固定します。


matsu09.jpg
グローブの位置は松坂投手のように、体の前が良いと思います。
体の一番大きな筋肉(後背筋)に、腕を振った反動を逃がすようにした方が、肩やひじには安全かと思います。

リリース後にグローブが流れるのは自由で良いと思います。
すぐに守備に入るタイプの投手
打たれっこ無いんだから!倒れこんで背中を見せる投手
いろんなタイプがいますね。

もちろんグローブの使い方には、いろんな選手がいるのも事実です。
元巨人の斉藤雅投手、広島の佐々岡投手、西武の西口投手などは、体から離れてグローブを固定します。
福岡の斉藤和投手、阪神の伊良部投手などはグローブを握りつぶしません。

私のブログは野球を考える視野のひとつとして、お楽しみください。

あっバットを振る時は、まわりに人がいないように
後に気をつけてくださいね!
posted by metoo at 16:30| 千葉 | Comment(9) | TrackBack(0) | 投げる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

グローブの使い方「上下上」

投げ終わった後のグローブの位置について
ラッキーボーイさんからコメントがありました。
昨日のつづきですが、球速の上がるセットポジションについても考えてみようと思います。

コントロールがよくなる?05/09/08
こちらには少しだけ書いた事があります。

もっと詳しくは以前、お世話になったリベラさんのブログより引用させて頂きます。

グラブをはめた手は、右手と同じリズムで下ろして上げるんですが、基本的には右腕とおなじで上腕の内旋、前腕の回内をします、肘は右腕ほどは曲げなくても良いです。
その時右腕が肩まで上がったら、左腕も肩の高さまで上げます。
次に、グラブを引くときに上腕の外旋、前腕の回外をしながら、外に(背中側)に引くのではなく、胸のほうに引いてください。(脇を締める感じ)

以上リベラのカットボールより
(リベラさんありがとうございます)

このグローブの使い方を
「足が着地するまで」と「リリース,フォロースルーに向けて」
この2つに分けて考えてみる事にしました。

まず今日は「足が着地するまで」のグローブの使い方

昨年から気になるグローブの使い方をしている投手を2人

阪神タイガースJFK
藤川球児投手
久保田智之投手
この2人から考えてみようと思います。

2人の特徴はセットポジションがワインドアップに似ているフォーム。
kyu01.jpg

セットポジションから自由な足の着地まで
「上」→「下」→「上」
とグローブが動いています。

グローブと自由な足を一度高く「上」にあげて、高い位置エネルギーをとります。
(ワインドアップに似ていませんか?)
そこから脱力して「下」にさがります。
グローブが下にさがった反動で「上」に上がります。
まったく力を必要とせずに、グラブは左肩までしっかりと上がります。

セットポジションでも、ワインドアップと同じ体重移動が
出来るフォームが存在すると思います。

このグローブの上げ方の練習方法です。
「クン、スー、ザッ」
いつも通り「音とリズム」で考えます。

ksz.jpg
バットを使います。
セットポジションでバットを持って立ちます。

「クン」で足を上げてバットも高く上げます。
捕手方向に体重移動しながらバットが下りていきます。

「スー」とバットは下がった勢いでまた上に上がります。
バットの重みで下がった反動を利用する感覚がわかりやすいです。

「ザッ」で足を着地、上がりきった所でバットは下を向いています。
(下を向いている状態が上腕の内旋、前腕の回内です)

「ザッ」の瞬間、自由な足を着地した瞬間に
バットは下を向く事が大切です。
この状態を私は「肩が開いていない」と言うようにしています。
私が良く使う言葉「小指が上、親指が下」が自然に出来上がっていると思います。

また、この瞬間を私は「ターゲット」と呼んでいます。
ターゲットの瞬間に、
「小指でキャッチャーミットを狙ってごらん」
こんな言葉を使います。

キャッチャーには
「ここでピッチャーは一番ミットが見たいんだよ」
ターゲット(足の着地)まではキャッチャーミットを動かさないように、
キャッチャーにも指導しています。

この「上下上」グローブの動作は、他にも工藤投手など、いろんな投手が取り入れているように見えます。一度気にしてテレビを見るようにして下さい。


グローブがしっかり上がれば、ボールを持つ手もしっかり上がります。まずは、グローブの手を気にして見ましょう。

自分で左投げを練習した時、上手くできないのはグローブの手です。足の着地とグローブのタイミングを合わせると上手に投げれました。

セットポジションでも、球速を増す方法は考え出されていると思います。投手の球速アップは、投げる腕だけでは決してありません。
下半身やグローブの使い方でも、ヒントはたくさんあると思います。

皆さんと意見が異なる事もありますが、
これこそブログの大切な目的「情報交換」だと思っています。
コメント宜しくお願いしますm(_)m
posted by metoo at 01:08| 千葉 | Comment(22) | TrackBack(0) | 投げる | 更新情報をチェックする

2006年01月22日

チェンジアップ

先週の試合「野球の質」で負けたと反省しています。

私達は6年生4チーム合同チーム、春季大会ベスト8の私達チーム、ベスト16のチーム、1回戦負け2チームの6年生、23名が集まっています。

相手チームはベスト4常連の2チーム合同チーム、12名。

結果だけ見ると、力の差はほとんどない接戦でした。1本のタイムリーヒットで1対3で敗れたのですが、実力は0対10ほどの「野球の質」の差が感じられました。

それが「チェンジアップ」です。

1回裏の私達の攻撃、初球はごく普通の速球(ストレート)、2球目に見せられたチェンジアップで、あれ?これはやばい!と感じました。

○ボールの握りは変えていない、
○腕の振りの速さは、速球と同じくらいしっかり振っている、
○速球とは違い、手首とひじの力を、上手に「ぬいて」投げる。


少年野球で握りを変えては、これは違反投球になってしまいます。「上手く手首とひじをぬいて投げるチェンジアップ」このような投手は始めてのタイプなので、私達チームは戸惑いました。はっきりいって変化球チェンジアップです。握りは見えませんが、OKボールの握りはストレートに見ようとすれば見えるでしょう。二塁塁審には自チームのコーチが出ていたので、二塁手を使ってイニングの合間に伝言して聞いてもらいましたが、握りはストレートだったそうです。

ストレートは人差し指と中指でボールに回転を与えますが、チェンジアップはOKの握りから、中指とくすり指と小指でボールをこするように投げる?でしょうか、もう6年生ならできる子もいるでしょう。

うちの愚息にもOKボールチェンジアップは教えましたが、小指が立ってしまったので、一目見てばれるから止めよう^^中学に入ってから変化球を教えていこうと思いました。
その前に、私も勉強するつもりです^^


試合結果ですが、自チームはヒット2本、
私が子供達に出した指示は、
「速い球だけを狙っていこう、初球からでもいい、ストレート一本に絞って、チェンジアップは見逃し三振でもいいから捨てろ」
子供達を悩ませるのは良くないと思い、狙い球を絞らせました。

しかし、これも相手チームに読まれて、ストレートのボール球を打たされ、内野ゴロ内野フライの連発。相手ベンチと言うよりは、相手捕手に読まれたのかもしれません。

1回の攻撃で見せられたチェンジアップで勝敗は着いていたのかも知れません。ベスト4チームの格の違いを見せ付けられた完敗でした。

@遅い球があると思わせる
→打ち急がせる
Aストレートをボール球にする。
→ボール球を打たせて捕る


私達は打たされて負けた、と言うか相手の戦略に見事にはまった、子供達で無く私の出した指示、metooだったらストレート狙いで来るはずだ、大人の戦略で負けた試合でした。
(このベスト4チームとはとても仲良しです^^)

6年生はこのレベルか?いやいや、ベスト4、市内優勝、県大会出場はこのレベルまで教えなければいけないのか。

私にとって大変勉強になる試合でした。

そのレベルで県大会に子供達を連れて行けるのなら?私はチェンジアップを子供達に教えて見ようと思います。もちろんチェンジアップを覚えただけで、勝ち上がれるとは思っていませんが、
「やられたら、やって見る」
まずは強いチームをとことんマネしてみようと思います。

@ただ腕をゆっくりと振る、チェンジアップでは勝ち上げれない。
Aこの試合のチェンジアップを打てないと勝ち上がれない。
ここから監督と子供達と話し合ってみます。
posted by metoo at 00:42| 千葉 🌁| Comment(29) | TrackBack(0) | 投げる | 更新情報をチェックする

2005年09月09日

コントロールがよくなる?B捕手編

今回も投手のコントロールについてですが、投手からではなくちょっと違った捕手の見解から考えてみようと思います。

ピッチングとはキャッチボールの延長、つまり投手と捕手の2人3脚、コントロールの半分は捕手にもあると今でも考えています。
「捕手なんか関係あらへん、投げとるのはピッチャーやで〜」
などと言われる参議院議員さんもいらっしゃいます、投手出身の方には、先にお詫び申し上げます。

捕手が投手に気持ちよく投げさせることができれば、集中も増し気持ちものって安心してなげれるでしょう。私なりの捕手の考え方を書いてみます。

まずミットの使い方ですが、
「人差し指を自分に向ける」
が私の考えです。
キャッチャーミットは普通に相手に向けても、まだ面が下を向いています。親指で引っ掛けて捕る用のミットもあるからでしょう。
ミットを構えた姿を鏡で見てください。自分が投手の気持ちになって投げやすい捕手ですか?
投手にミットを大きく見せるのですが、ミットを構えた時に
人差し指を自分の鼻に指を刺すくらい
ミットを剃り返してみます。なかなか子供達には力がいるかもしれません。
どうでしょう、上からズドンと速球が入るイメージが沸きませんか?このイメージを投手に見せてあげると投げやすいのではと思います。
お風呂で剃り返すストレッチをしてみましょう。

次に構えですが、2つあります。
「ターゲットの瞬間にミットを見せる」
投手がミットを見たい瞬間があります。投手は実際は最後までミットを見てはいられません。リリースの瞬間は思いっきり体を振って、目がぶれてミットを見ていない投手もいます。
投手にミットを見せなければいけない瞬間は、
「ターゲット」投手の足があがりバッターに向かって体重を移動し
「足が着地する瞬間」ここまでしっかりミットを見せます。
捕手は、最初から構えていて、捕るまで固まっていては反応に遅れます。構えから一度、構えを抜く反応の瞬間があって捕りにいけます。このタイミングが速すぎても遅すぎても合いません。打者のシンクロと良く似ていますが、ちょっとリズムが違います。ジャンケンポンで説明します。

足があがって構えます、足が着地する瞬間
構えを見せて(ジャン)→抜いて(ケン)→捕る(ポン)

ジャンは振り出した足が着く瞬間まで、しっかりミットを見せます。
ケンで投球が向かってきて構えを一度くずし力を抜きます。
ポンで捕球です。結構ギリギリのタイミングです。

気をつけたいのは、ターゲットまでしっかりミットを見せる事ですが、
これは私が古田捕手や谷重捕手などを真似していると言うことです。テレビでリズムをまねしてみてください。
しかし、全ての投手がこれで投げやすいわけではありませんので、下へ続きます。

「投手の好きな構えを見つけてあげる」
これが2つ目の構えの考えです。
捕手の方から投手に
「この構えだと投げやすいの?」
「この構えだと良い所決まるね」
など、こちらかアプローチしてもいいですし、投手本人と良く話し合ってもいいでしょう。
コースぎりぎりを狙った、小さく構えるのを嫌う投手もいます。いろいろと投手と研究しあってください。

野球中継で捕手は必ず真正面から移ります。一番真似しやすいポジションとも言えるのではないでしょうか。

石井一投手がドジャース時代にバッテリーを組んだポール.ロディユーカ捕手は、コントロールが定まらない石井一投手に両ひざを付いて大きく胸をはって構えていました。それでもストライクは入りませんでしたが。。。
投手とのコミュニケーションをとって初めてバッテリーになれると思います。

他いろいろな捕手の考えもあるでしょう。
捕手は試合中はピッチングコーチです。
ベンチは横からしか見えません。正面から見える捕手だけが投手の異変に気がつくことが多いでしょう。
足が肩が開いてる、回転がおかしい、いつもと違う所をいち早く見つけベンチに相談してもいいでしょう。

たかだか中学までのちょっとかじった程度の捕手です。
捕手経験のある方も多いと思います。ご意見お待ちしています
posted by metoo at 02:11| Comment(10) | TrackBack(0) | 投げる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

コントロールがよくなる?A

投手に大切な事
「リズム」「バランス」「タイミング」
この3つを良く耳にしますが、ここからコントロールについて考えてみました。
あくまでも打撃投手の個人的な。。。

「リズム」
イチ 足を上げて
ニー 並進移動して
サン 着地して
シー 投げる
投球フォーム全体のリズムかと思います。

「バランス」
片足でしっかり立つバランス
体重の移動のバランス
バランスというには、左右、前後などのつり合う事かと思います。

「タイミング」
この意味が解らずに悩んでいました。
リズムとタイミングって同じようなとらえ方をしてましたが、
自分なりに答えを見つけ、コントロールに活かして見ようと思いました。


私の考える「タイミング」は「音」です。

「ザッ」
振り出した足が着地する音です。「サッ」でもいいのですが、解りやすく「ザッ」にしました。
c01.jpg
「グッ」
グローブを握りつぶす音です。手塚氏のグローブを握りつぶすを参考にしてます。
c02.jpg
「ピッ」
ボールをリリースする音です。
c03.jpg

この「3つの音のタイミング」
「ザッ」「グッ」「ピッ」から
「リリースのタイミング」を調整してみてました。


桑田投手の「ザッ」「グッ」「ピッ」です。
18.jpg

桑田投手を見ると、グローブの「グッ」よりも胸を張った「グー」の方が印象的ですね。


子供達と一緒に練習してみてました。

「ザグッ」「ピッ」になった時は、前に突っ込みショートバウンド、

「ザッ」「グピッ」になった時は、体重が乗り切れていない、高目のボール球になる、

「グッ」「ザッ」「ピッ」は先に正面を向いて投げる、肩の開きが早い手投げ、

「ザッ」「グッ」「ピッ」のタイミングを覚えもらうために「音の100球」と名づけて塁間を山なりで100球「ザッ」「グッ」「ピッ」リリースだけを意識した練習をします。指先を一定のタイミングでリリース、音で覚えるようにして、
安定したリリースタイミング=コントロールの安定につなげて行こうと思いました。


本当の「タイミング」の意味は、打者とのタイミングをくるわす事なのか、体のどこかを動かすタイミングなのか、はっきりとした答えはわかりませんが、答えは1つじゃなく、いっぱいあっていいでしょう。私なりに「リリースのタイミング」と考え、子供達と一緒にピッチング練習(私は打撃投手)をして行こうと思います。

「The Good Pitch (ザ グー ピッチ) なんだよな〜」
つまらんダジャレが子供達に通じなくて良かったです。

あくまでもご自分で。。。^^
posted by metoo at 00:18| Comment(9) | TrackBack(2) | 投げる | 更新情報をチェックする

2005年09月07日

コントロールがよくなる?@

s01.jpg

投手のコントロールについて,ストラックアウトを使って、子供達によく伝えることです。
設定は右投げの投手。
ストラックアウトの中心5番に向かって投げます。
あくまでも私の体験談です。ご自分で判断をお願いします。

まず、2から8へとまっすぐにイメージを持って投げようとします。赤い線が腕の振りのイメージです。
no01.jpg
ひじの伸縮で押すように投げる
指をのばしてボールをこするように投げます。

s02.jpg

結果は1、3、7、9とピンクの部分全体に四隅にちらばります。
コントロールは5を中心に、バラバラに散るということです。
アーム式のバッティングセンターがいい例ですね。
ストライクが入りそうで意外と入りにくかったです。
さらに、ひじを故障しやすいフォームだと思います。
私の昔の投げ方です。

次に、3から7へと「ストライクゾーンをななめに切る」イメージで投げます。赤い線が腕を振るイメージです。
941.jpg
腕の内旋から外旋でひねるように投げます。
指はフックでボールを切るように投げます。

s03.jpg

結果は3から7以下便区の部分にしか投げれません。
右打者のアウトコース低め7番
インコース高め3番
そして5番真ん中に狙って投げやすかったです。
大きくそれても、のけぞらせるインハイ、手が出てしまうアウトロー、にまとまります。
そして、私が安全と思う腕の振り方です。

アウトコース高め1番に抜けるような球を投げたら、
ボールがうまく引っかかってない
腕が振れていない押し投げ
と判断してます。

もちろん下半身など大切なことはありますが、今回は省略してます。
このストライクゾーンを「半分に切るイメージ」を考えてから
コントロールがよくなる投手が増えています。


変化球についてはワカリマセン^^

あくまでも個人的な意見なので・・・
posted by metoo at 01:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 投げる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

オーバースローは安全で、サイドスローはケガをする?

90.jpg

オーバースローが安全?
サイドスローがケガをする?
コレが本当なのかを上の図から考えて行きましょう。

ただ上から投げれば安全だ、小さい頃から上から上からうるさく教わったから、いまだに上から投げてれば安全と過信してませんか?
今まで数多くの故障者を見てきましたが、。オーバースローでも故障します。もちろんサイドスローでも故障します。きちんとしたデータはありませんが、故障の原因はオーバーサイドアンダーの投法の問題ではないでしょう。
肘にメスいれてた投手の名前、肩を壊した野手の名前を調べれば解ると思います。


私が考える子供達にとって安全の投げ方は、ブログの通りです。
1、ひねる
2、上から投げるの上はゼロポジション
3、握らない、指はフック
4、止まらない
5、股関節を支点に

1.2年生の入部した子供達にも教えますし、6年生の投手にも教えられるのではないでしょうか。
このゼロポジションからさえ投げながら、軸を傾ける、というよりは首の傾け方で変わってくるのかと思います。
体の中で一番重たい頭を傾けると自然と体の軸は傾くのではないでしょうか。
オーバースロー(11時)
スリークウォータースロー(10時30分)
ゼロポジションスロー(10時)
サイドスロー(9時)
アンダースロー(8時)
カッコ内は時計を指す針の位置です。

ゼロポジションスローを真ん中、基本の投げ方と考えれば、ここから投げ方を教えていった方が安全ではないでしょうか。
問題はいくつもありますが、良く見かけるオーバースローの危険な部分の例です。
「上から投げろ!上から投げろ!」
うるさく言われて、首だけはオーバースロー、腕はサイドスローの子供がよくいませんか。
私の修正は、目線を変えてあげて、首の傾き上手くあわせてあげる、これが良いのではと思いました。
○下がっている腕に、首を合わせてあげて、ゼロポジションを合わせてあげる→目線と首を修正
×逆に下がっている物を無理にあげさせる→よけい首が倒れていくだけ

自然とゼロポジションに入りやすい位置を、首と目線から見つけてあげてはどうでしょうか。


子供達と接するにあたって、上から投げるな、とはもちろん言いません。
「横向いて投げるな!かっこいい顔は真っすぐ見せろよ!」
自然とゼロスローになって行きます。

この投げ方はどのポジションでも使えます。
外野からのバックフォーム、イチロー選手のように首を傾ける、それこそオーバースローになるでしょう。
内野手そのままの投げ方でなれます。
捕手だけは、ちょっと違いますね。


なぜオーバースローをお勧めできず、
サイドスロー、スリークウォーター、もしくはゼロポジションスローをお勧めするか。

@回って欲しいから
子供達の体の使い方で最初に覚えてほしいのが、野球はまわるスポーツだと言う事です。バットを振り回しても、ボールを遠くに投げようとしても、まわる、ひねるスポーツだと思います。まったく野球を知らない人もそう思うでしょう。
この動きは難しく容易ではありません。だから最初に教えなければと思います。

少年野球の難しさに、マウンドが無い学校の校庭という問題もあります。
マウンドの高さをいかせない、高い位置から低い位置への重心移動がいかせずらい少年野球。
平地でさらに軸足の土はえぐられたプレートで、重心の並進移動に頼るしかないのではと思います。
ここで、オーバースロー縦の運動より、横の回転運動を中心に投げた方が威力が増すのではないかとも思います。

縦と横、先に教えなければいけないのはどちらでしょうか。

個人的には「野球は回転」しっかり体をひねるまわす運動を、子供達には先に覚えてもらいたいと思っています。
中学に入ってから、マウンドに上がった時、
「あ〜ら簡単!」
高さが使える、体も回る、投手ってこんなに簡単なの?
小学生は平地での並進移動をめいっぱい教え込んで、中学に行って高さをいかしてもらえればと思います。


A水平目線=垂直軸の安定
よくバッティングでも頭を動かずな、と言われますが、ピッチングではこの頭の重心移動が必需品とも言えます。
頭が動くから重心が動き体重移動に繋がる。「タメ」は頭の移動、皆さんのブログから教わりました。
私はこの「タメ」の瞬間から、なるべく目線を首を倒さない、水平の目線の方が、垂直軸が安定して回れる練習が先ではないかと思いました。
ターゲッティングで捕手のミットを確認し、なるべくそのままの目線で投げてはどうでしょうか。

ダーツを的に当てるのですが、どの方法が一番当たりやすいでしょう。
@首を左に倒して
A真っ直ぐ
B首を左に倒して
結果はやはり、真っ直ぐ顔を向けた、水平の目線、がストライクは入りやすいのでは、と考えました。
コントロールの悪い子にはまず目線から、軸の安定、が私の考えです。

サイドスローは下半身の筋力が必要?
ではオーバースローは簡単で楽をしている?
そんな事はありませんね、両者共に下半身はみっちり鍛えること、同じではないでしょうか。股関節を支点に、おちん○んと足の付け根でしっかりボールを潰す下半身は同じと、投げてみて感じます。


最初のブログにも書きましたが、私のポリシーは「子供の個性を大切にする」です。
子供達の夢をなるべく大人の考えで捻じ曲げたくはありません。
野球を安全に長く楽しんでもらえるように、これからも考えていこうと思っています。

このブログは個人的な考えのブログです。
あくまでおご自分で判断されてくださいね。
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2005年07月21日

スナップスロー「ゼロスロー」

nagasima.jpg
私はこの写真がスナップスローだと今は思います。
以前の私はこのスローイングをランニングスローを呼んでいました。
肩甲骨ゼロポジションで投げる「ゼロスロー」といつものように勝手に名づけました^^

私が小さい頃から使っていたスナップスローは手首の屈曲と進展を使う投げ方です。
手首の屈曲;手首を手のひら側に90度曲げる
手首の進展;手首を手の甲側に70度曲げる

94.jpg

この投げ方だけは
やめた方がいいです


私がブログを立ち上げて1番書きたかったのはこの事だと思います。
この間違ったスナップスローは絶対にひじを壊します。
理由は私がこの投げ方を小学校4年から高校3年まで9年間ずっと投げ続けひじが痛くて痛くてたまらなかったからです。
確かに逆回転の伸び上がるボール、相手に捕りやすいボールは投げれますが、痛めます。子供で実験はできませんので、大人で数名この投げ方で100球前後バッティング投手をしてもらい実験しましたが、全員2週間痛がって、やっと納得していただけました。
痛めたお父さん方あの時はスミマセンでした。


95.jpg
私の考えるケガのしにくいスナップスロー「ゼロスロー」です。
この図は6月29日なげるその1ひねるを横に倒した図です。

内旋(ないせん)
右腕を前に伸ばし反時計周りした肩関節をひねった状態
外旋(がいせん)
右腕を前に伸ばし時計周りした肩関節をひねった状態

Eの図で内旋して終わって欲しいのは、内旋で終わると自然とゼロポジションに入りやすいからです。
星さんのコメントでありましたが、意識的にやると怪我につながりやすくなりますので、あくまでも自然にが目標となり難しい部分もあります。
投げ終わった後相手のグローブに向かって手が伸びた状態で終わってます。
使って欲しくない止め投げですが、
ゼロポジションで投げ終わると、肩甲骨周辺の大きな後背筋に負担を逃がしてあげられるのでひじや肩の負担が減ると思います。

ken01.jpg
ゼロポジション
背中から見て肩甲骨の左右に伸びたでっぱった骨を見つけます
「肩甲棘(けんこうきょく)の長軸の方向に上腕骨の長軸が伸びる」
これを「上」と呼ぶ事にしました。(ゼロポジション)

kosaka01.jpg
小坂選手のスナップスロー「ゼロスロー」です
左から2個目の8の写真で最大外旋でゼロポジション、9.10の写真で投げ終わって内旋でゼロポジションが確認できると思います。

jyo2.jpg
城島選手のスナップスロー「ゼロスロー」です
外旋から内旋だけでも1塁まで送球できます

snap01.jpg
きれいなゼロスローだと思います。
(ヒットエンドラン7月号から勝手に使いました。スミマセン)

注意事項
○上手にできる子供ほど、インナーマッスルの教育、強化が必要と思われます。
○ゼロポジションで終われない子供には教えない方が良いと思います。
つまり子供にはお勧めできない投げ方ですね
子供はしっかり振り切って投げましょう!

日ハムの二軍の練習を良く見に行きますが、内野手のボール回しは全員このスナップスロー「ゼロスロー」でした。甲子園で見た高校生も内野手はこれでした。


懐かしいのでもう1枚
nagasima2.jpg

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2005年07月14日

なげるその5,支点でまわる

kihon.jpg

基本のき

この本は大変シンプルに要点だけをまとめ上げた指導書の一つです。
フォロースルーや体重移動など教える言葉が難しく、子供にも大人にも解りやすい言葉を模索していました。
ちょうどこの本の「第三章なげる」の中でこれは解りやすいと思った言葉を選びました。

「踏み出した足の股関節を支点にして投げる」
投げるというか体を振るという言い方でも良いと思います。

この言葉から手塚氏のこの図を思い浮かべました
001.jpg
前の足が地面についてぐらつかないようにしっかりと支える。
体重がのって前に進もうとするのをしっかり支える。
そのぶつかる所を支点と読んでも良いのではないでしょうか。

なげるその3で止めない、と書きましたが、ではどこに力を逃がしてあげればいいのでしょうか?
腕を振った反動を後背筋へ逃がしてあげて腹筋へ落ちて行き、踏み出した足の股関節へと伝わるのではないでしょうか。ここに最終的に反動を逃がしていく様に指導してます。
ゼロポジションで投げ終わるフォロースルーも大切です。

メジャー選手の投げ終わりです
おちん○んが潰れるくらい閉まっているのが股関節で解りました。
野茂投手、長谷川投手
薮投手、石井一投手の右投げ
kokan.jpg
股関節に移動した体重がしっかり乗っているように見えます

踏み出した足の股関節を支点にしっかり体を振り切れると、その反動で腕は自然と持ち上がり後ろ足が自然と出てきてしまいます。
この後ろ足でしっかり体を振って投げているか、押すように投げているかチェックするようにしています。

後ろ足の上がり方がローキックのようにカッコいいペドロ選手
yahooアメリカを検索して拾ってきました^^
PMartinez4.jpg

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2005年07月13日

投げるその4止めない,わりばしで実験

ひじの痛みが起こりやすい投げ方の一つに 止め投げ と勝手に私が呼ぶ投げ方をつくりました。
手塚氏の本に書いてありましたが
時速0kmから始動し投げ始めるボール、投げる瞬間には約100km(子供)まで腕が加速し0kmで腕が止まる。この間約1秒としましょう。

車だったらタイヤが悲鳴をあげスリップしてしまい絶対不可能な事です。人間だったらどれだけ負担がかかるかわかりませんが、ものすごい負担がどこかにかかってるはずです。

ある雨の野球勉強会で子供達と実験をしました。
わりばしを2本をセロテープで2箇所止め1本にします。

warimen.jpg


これを剣道のメンのように振ってピタッと止めます。
わりばしがセロテープからぶらぶら剥がれました。


次にもう一度セロテープでくっつけなおし
体温計のように振ってピタッと止めてみます。
わりばしは、なかなか剥がれてくれません。


これが上腕骨と前腕骨の関係に似ている部分もあると思います。
ひねりを加えた運動は力が逃げやすいのではないでしょうか
逆に真っ直ぐ振ったわりばしは急停止すると真ん中に負担が集まるのではないでしょうか

あくまでも仮説ですので判断はお任せします。

この止め投げを低学年の監督は教え続け、3人のひじ痛犠牲者が先週発覚しました。非常に残念な事です。私は高学年を見ていますが、低学年監督が教えている危険は察知していました。この投げ方を止められなかった責任は私にもあります。親に説明し病院に付き添ってもらい、その後に接骨院まで付き添ってもらいリハビリをお願いしました。

考え方が間違うと、結果はマイナスに向かってしまいました。


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2005年07月06日

なげるその3にぎらない

yubi03.jpg
なげるその1でイチロー選手の写真で気になったのもう一つは、投げ終わった指の形でした。
他の投手の分解写真もいろいろ見ましたが、フォーシームの握りを確認できた投手の投げ終わりは指が曲がってる事に気がつきました。(スライダーの握り、変化球の握りを確認できた分解写真は指が伸びている事もわかりました)


yubi.jpg
では、ひじを痛めた子供の投げ終わりを写真で見てみました。やはり指が伸びています

この答えを 昨年出版された小山裕史さんの本から確認でき、チームの方針に決定しました。

ボールはにぎらない
ボールはひっかける


yubi04.jpg
第一関節の下に縫い目がくるように

人差し指、中指のハラで強くにぎるではなく、
人差し指、中指の第一関節にひっかける

強く握っても強いボールは投げれません。強い筋肉の緊張は逆効果。
指を釣りバリのフックのように曲げたまま、この方が腕の引き上げに力が入らずスムーズに上げられる。


ボールに強く回転を掛けようとすると、指を伸ばしてハラでこすりたくなりますが
ボールを指で引っかいて飛んでいくイメージが浮かびました

yubi02.jpg
投げる瞬間に指を伸ばさない

投手だけが1球1球にぎりをゆっくり確認できます。
「にぎるな!」あえて子供の意識とは反対の言葉を伝えることで、無駄な力がケガにつながる危険性もある事を解ってもらいたかったです。

野手はどうしても縫い目に入らず、握ってしまいますがあくまでも「指はフック」と伝えてます。

この指導がウソかホントかはご自分で考えてくださいね!
あくまでも個人的な考えであって、今は子供達にこうやって教えようと、何かを決めなければいけません。
もちろん今後もいろいろ勉強して、変更改正があるのは確かです。
こんな指導者もいるんだ程度に思ってくださいね。
posted by metoo at 16:17| Comment(7) | TrackBack(0) | 投げる | 更新情報をチェックする

2005年07月01日

なげるその2上から投げるの上ってどこ?

ken01.jpg

ken02.jpg

「こらー!ちゃんと上からなげろ!」
少年野球で聞こえる声30年連続第ニ位でしょう
第一位は「腰がたかーい」かな?

疑問に思いますが「上から投げるの上」ってどこでしょう?
ひじが肩より上?
ボールが頭より上?
チームによって指導者によって異なっては子供達が迷います。
チームの中で指導を統一する事が最初の一歩でした。

まず子供達の中からガリガリ君をみつけて、上半身裸になってもらいます。
背中から見て肩甲骨の左右に伸びたでっぱった骨を見つけます
「肩甲棘(けんこうきょく)の長軸の方向に上腕骨の長軸が伸びる」
これを「上」と呼ぶ事にしました。(ゼロポジション)

理由は
4つのインナーマッスルが均等に伸ばされる位置
胸から引っ張られ安全に反射される位置
もっともひねる力の発揮できる位置
そして腕は肩甲骨から伸びている
という認識をスタッフ全員が持つ事から始まりました。

立花さんのページでは頭の後ろに手を組んで、解りやすいゼロポジションの説明ですね

tachi01.jpg
頭の後ろで手を組んで、ひじを伸ばした所


注意してるのはどこで「上」に入っているか、だと思います。
腕を引き上げるコッキングから始まり、
胸が引っ張られ反射され
腕が前に振られ始める位置
この位置を私のチームではトップと読んでいます。
このトップで上にあるかをまずチェックしてます。

tachi02.jpg

2で入り始めて
3、4で内旋しながら入ってます
5、6の写真の写真で「トップ」外旋に切り替わりでも「ゼロ」を判断してます
7から10まで内旋で投げ終わっても「ゼロ」に入りっぱなしです

「ゼロに入ってないよ!トップでゼロまであげてごらん!」
「投げ終わってもゼロだよ!」
5.6年生にはあえてそう伝えるようにしています。

小山裕史さんの言い方では、「上げる」ではなく「上がってしまう」
この感覚は、なかなかいくら本を読んでも理解できず、子供達に伝える事は難しいです。
ある強豪チームの監督にお聞きした所、
「初めての子にはラジオ体操の2番目の運動を取り入れてみてごらん、勝手に腕は上がるよ」
「なにより左右対称で子供達には安全だよ」
そう教えていただきました。
この左右対称に自然に勝手に腕が上がる、これも参考になると思いました。

radio.jpg


そしていつ頃から「上」を判断していくかは、成長具合によってまったく時期が違っていいと思います。
上手く表現できない子供達は 成長過程の図 に当てはめて、この子はこの時期のくせが残ってるな、などと判断してます。
1つずつクリアしていき、最後の過程まで進んでからゼロポジションを意識しながら表現できるよう進めてます。
ko01.jpg
パターン1〜4は、「エイッ」っと押しちゃうような投げ方
パターン5は、ドッチボールのような投げ方
パターン6が、野球投げとでも呼びましょうか、ここから「上」を注視していってます

参考文献
立花龍司さん 「ジュニアのためのベースボールコンディショニング」
手塚一志さん「肩バイブル」 「ピッチングの正体」
小山裕史さん 「奇跡のトレーニング」 「初動付加理論に基づく野球トレーニング革命」
posted by metoo at 18:03| 千葉 ☔| Comment(3) | TrackBack(1) | 投げる | 更新情報をチェックする

2005年06月29日

投げるその1ひねる

ichiro.jpg

H15年2月26日オープン戦でのイチローの写真を見た時からやっぱりと思い、すぐにコーチ会議を開きコーチの統一性に役立てました。

投げると言う動作は「ひねる」「ひっかく」とこの写真から解釈してみました。
その後プロ野球選手の連続写真などの本を買いあさりこの2つが共通している事が解りました。

941.jpg

立花龍司さんや手塚一志さん、小山裕史さん達の本を読みさらに納得しました。
投げると言う動作の基本は肩の内旋と外旋でボールが飛んでいくと考えました。

内旋(ないせん)
右腕を前に伸ばし反時計周りした肩関節をひねった状態
外旋(がいせん)
右腕を前に伸ばし時計周りした肩関節をひねった状態


つまり投げ終わった後は必ず小指が上を向いている事に共通があると思います。

テニスのサーブ
バレーボールのアタック
バトミントンのスマッシュ
アメフトの投げ終わった後
ボクシングのストレートパンチ

全て小指が上を向いた状態で振り終わっています

星十徹さんの「肩の良し悪しPart2」にバトミントンの素振りが練習方法に適してると記載されていました。
これも振り終わった後を注意してみると小指が上の状態だと思います

よく投げ終わった後小指が上を向いた状態をシュートじゃないのと言われますが、カーブでさえ投げ終わった後は小指が上の状態が良いそうです。
(沖縄代表になって甲子園をわかした宜野座カーブは今までの常識を覆す落ち具合だそうです)

言葉で説明は難しいのでバトミントンの写真で見ると解りやすいです
うち〜〜そとうち(内旋〜〜、外旋、内旋)

batminton.jpg


例えば城島選手のスローイングでも
jyojima.jpg


指導者が間違って教えるひじ痛の原因です
このひじの伸縮で投げるとすぐにひじが痛くなるのは私です

no01.jpg

映像でもご覧下さい
立花龍司さんONLINE COATING の中にある
トレーニングスタジオ No9 ケガをしないフォーム
バトミントンの素振りも入っています
7MBと重たいので右クリック対象をファイルに保存してご覧下さい
今回の映像はFLASHです
(立花さんスミマセン息子さんのチーム応援してます!)

https://metoo.up.seesaa.net/image/ts_mov5.swf


100人いたら100通りあるのが子供の個性と指導者の個性と思います。
まだまだ私も勉強中です、これを機会にご意見いただけると助かります。
posted by metoo at 01:05| 千葉 | Comment(6) | TrackBack(0) | 投げる | 更新情報をチェックする
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