2022年10月28日

一塁を駆け抜ける最後の一歩ルール

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誰でも一度は考えたことがあると思いますが

スリーフットレーンを走っていると一塁ベースが踏みにくいですよね。


一塁ベースはフェアグランドにある

でも打者走者はスリーフットレーンを走れ!

あれれ?

どうやって一塁ベースを踏めばいいの???



そこで少年野球でよく言われるのが、ソフトボールみたいに一塁ベースを二つにしたら?


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確かにダブルベースにした方が子ども達は踏みやすいし安全かもしれませんね。




ところで

スリーフットレーンを走らなければいけない規則はどうなのでしょうか?



5.09 アウト

(a)打者アウト 

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一塁への送球を捕えようとする野手の動作を妨げた


ここがポイントです。



さらにOBRも調べてみます。


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日本の公認野球規則とちょっと違うのが、
グレーの部分 Rule 5.09(a)(11)Comment


一行目は公認野球規則の【原注】と同じ。


二行目が公認野球規則にはありません。


The batter-runner is permitted to exit the three-foot lane by means of a step,

stride, reach or slide in the immediate vicinity of first base for the sole purpose

of touching first base.


ここを訳すと


打者走者は、一塁に触れることのみを目的として、一塁のすぐ近くで、

ステップ、ストライド、リーチ、スライドによって3フィートレーンを

出ることが許される。


一言でいうと


「スリーフットレーンを走る最後の一歩はスリーフットレーンを出て一塁ベースを踏んでいいよ」




野球規則の原型でもあるOBRにあって、日本の公認野球規則にない部分です。



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同じ内容は野球審判スキルアップ問題集にも記載されていました。



@スリーフットレーンを走ろうね!

でも

A最後の一歩は一塁ベースを踏んでフェアゾーンに駆け抜けていいんだよ!


Aまで指導してあげたいですね



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ベースを踏む最後の一歩はスリーフットレーンを出てもいい


posted by metoo at 12:25| 千葉 ☁| Comment(0) | 規則 | 更新情報をチェックする

2022年03月09日

ベースが大きくなると



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15インチ(38cm)四方から18インチ(46cm)四方へ

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これによって
本塁から一塁、三塁から本塁まで3インチ約7.6cm
一塁から二塁、二塁から三塁まで4.5インチ11.4cm
塁間が短くなります。

なぜベースを大きくするのか調べてみると
・打者走者の一塁手との接触を減らす。
・塁間を短くして攻撃を有利に
などが目的のようです。


規則が変わればプレイも変わり
審判にも影響が出てきます。

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この画像をちょっといたずらに加工してみます。

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ベースを大きくしてみました。
このファーストの位置からだと
タッグが届かない「空タッグ」が増えそうですね。

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今まではベースの前で構えていた野手が
より走者に近い位置でプレイすることになるでしょう。

タッグプレイを見る位置の基本は
野手と走者の間から

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走路の延長、タッグが起きる線に目線を入れてますね。

まだ2023年にならないと分かりませんが注目しておきたい規則変更として覚えておこうと思います。


posted by metoo at 15:43| 千葉 ☀| Comment(0) | 規則 | 更新情報をチェックする

2022年02月21日

「前外し」について

ここから書くことは私個人の解釈と感想です。
ご自身が所属する連盟組織で規則を確認してからプレイしてくださいね。



審判をしていて最もよく聞かれる質問が

「前外しの牽制はボークですか?」

「はい、軸足を投手板の前に外すのはボークです」

と答えるようにしてます。

「でも・・・」

GIF 2022-02-21 2-28-47.gif

はい、これが「前外し」と呼ばれるボークです。ケンリー・ジャンセン投手が二塁走者にサインを盗まれるのを気にして「今からボークするよ!」自分でわざと軸足を投手板の前に外してボークをして走者を三塁へ進めました。


よくネットで見かけますが
◎◎連盟に質問したから
●●連盟の▲▲先輩が言ったから
いろいろな意見がありますが

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公認野球規則書に書いてあることが全て、あの人が言った、この人から聞いたことよりも、規則書に書いてあることが全てだと私は思っています。

なので「前外し」がどの規則に当たるのか調べてみました。

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まず「前外し」は先ほどの動画にありましたように投手板に触れている軸足を投手板の前に外す動作だと考えます。

そこで軸足の外し方の規則を探してみます。

5.07投手
(a)正規の投球姿勢
(2) セットポジション
投手は、打者に面して立ち、軸足を投手板に触れ、他の足を投手板の前方に置き、ボールを両手で身体の前方に保持して、完全に動作を静止したとき、セットポジションをとったとみなされる。
 この姿勢から、投手は、
 @ 打者に投球しても、塁に送球しても、軸足を投手板の後方(後方に限る)に外してもよい。

軸足を投手板の後方(後方に限る)に外してもよい。
ここにありました。

(a)正規の投球姿勢(2)セットポジション

これは野手から投手に、投手から野手になるための規則です。

セットポジション、軸足を投手板から外すと投手から野手になります。
そのときは軸足を投手板の後方に外そうね、という規則です。

しかし私達が「前外し」の規則を知りたいのは牽制球の時ですよね。

では牽制球の規則を探してみます。

5.07投手
(d) 塁に送球
投手が、準備動作を起こしてからでも、打者への投球動作を起こすまでなら、いつでも塁に送球することができるが、それに先立って、送球しようとする塁の方向へ、直接踏み出すことが必要である。
【原注】 投手は送球の前には、必ず足を踏み出さなければならない。スナップスロー(手首だけで送球すること)の後で、塁に向かって踏み出すようなことをすればボークとなる。
【注】 投手が投手板を外さずに一塁へ送球する場合、投手板上で軸足が踏みかわっても、その動作が一挙動であればさしつかえない。しかし、送球前に軸足を投手板の上でいったん踏みかえた後で送球すれば、軸足の投手板上の移行としてボークとなる。

牽制球の規則は(d)塁に送球です。ここを確認すると軸足を投手板から外す時の規則は見当たりません。

そうなんです。
投手板から軸足を外す規則は(a)正規の投球姿勢、つまりセットポジションについてしか規則がないんです。


ここまでがBaseballの規則です。



残念ながら日本の野球人口720万人の野球規則には【注】があります。

【注】は編者(日本野球規則委員会)が必要と認めた説明または適用上の解釈をいう

もう一度(a)正規の投球姿勢(2)セットポジションの【注】を探してみると【注5】にこんな規則があります。

【注5】 投手は走者が塁にいるとき、セットポジションをとってからでも、プレイの目的のためなら、自由に投手板を外すことができる。この場合、軸足は必ず投手板の後方に外さなければならず、側方または前方に外すことは許されない。投手が投手板を外せば、打者への投球はできないが、走者のいる塁には、ステップをせずに、スナップだけで送球することも、また送球のまねをすることも許される。

プレイの目的のためなら、自由に投手板を外すことができる。この場合、軸足は必ず投手板の後方に外さなければならず、側方または前方に外すことは許されない。


ここから追記を書き直します。


この【注5】は 投手板を外すことができる。

とありますので

投手板を外さないで塁への送球もできる。と解釈します。

【注5】でちょっとつまずきましたが、セットポジションをとってからでも投手板はいつでも外せるよ、という説明なのでしょう。



この一行の解釈が「前外し」なんだと思います。


(a)正規の投球姿勢】では投手から野手になるための外し方です

しかし【注5】で塁へ送球するプレイについて解釈を付け足しています。

でも(d)塁に送球の規則には投手板から軸足の外し方の規則はありません。

う〜〜ん【注5】が矛盾していますよね。。。。

とりあえず【注5】をいれてまとめてみると

プレイの(塁に送球する)目的のためなら軸足は必ず投手板の後方に外さなければならない

これが日本の野球規則の解釈になってしまうのだろうと私個人は考えます。




実際のグランドでは
プロ野球でも社会人でも「前外し」のボークはとりませんよね。
甲子園ではボークをとる方を昔はよく見ましたが最近はいませんね。
少年野球ではボークだ!という人もいますが試合ではとる方は見かけません。
前に外そうが横に外そうがどうしても許せないランナーにとって不利になることがあるのでしょうか?


日本では2016年にコリジョンルールが導入されて、捕手のブロックや走者のタックルという言葉を使わなくなりました。

2020年には5.07(a)(2)【注2】を書き換えて二段モーションの言葉も使わなくなりました。

次は「前外し」という日本だけの解釈5.07(a)(2)【注5】を削除してはどうでしょうか。

「前外し」という言葉を使わない方向に進むことを私個人としては望んでいます。


牽制球の規則は
(d)塁に送球 送球しようとする塁の方向へ直接踏み出す
Baseballはこの規則だけです。




ここからも付け足します。

投手規則の目次だけを書き出してみます。

5.07 投手
(a) 正規の投球姿勢       ←軸足の外し方  
  (1) ワインドアップポジション
  (2) セットポジション     
(b) 準備投球
(c) 投手の遅延行為
(d) 塁に送球
(e) 軸足を外したとき
(f) 両手投げ投手

軸足の外し方が書いてあるのは(a)正規の投球姿勢だけになります。
投手から野手になるには
軸足を投手板の後方に外す
切り替えスイッチが軸足と投手板の関係ですね。
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まとめると前外しはやはりこの動画ですね。

GIF 2022-02-21 2-28-47.gif

靴ひもを結び直したくて球審にタイムを告げる時に軸足を前に外してから歩き出した。

投手板の後ろにあるロージンパックに触りたくて自由な足から歩き出し先に軸足を外さなかった。

こんなケースもありました。




posted by metoo at 02:58| 千葉 | Comment(4) | 規則 | 更新情報をチェックする

2022年02月18日

OBRとNCAAとNFHS

OBR.jpg
Offcial Baseball Rules
メジャーリーグの規則書

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NCAA
National Collegiate Athletic Association
全米大学体育協会の野球規則書

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NFHS
National Federation of State High School Associations
全米州立高校協会の野球規則

アメリカにも大学野球の規則書、高校野球の規則書があるんですね


OBRとNFHSの違い

特別規則のような感じでしょうか。
規則の違いがあるようですね。


日本でも
・公認野球規則があって
・アマチュア内規があって
・高野連特別規則

組織団体や大会によって規則が異なります。

今始まるこの試合はどの特別規則で始まるのか?

試合前に確認すること

なぜその規則が生まれたのか?

規則の生い立ちを追いかける。

そのためには野球界全体の規則を学ぶことですね。

アメリカまで追いかけますか(^^)/










posted by metoo at 01:51| 千葉 ☀| Comment(0) | 規則 | 更新情報をチェックする

2022年02月14日

脱ハイブリットポジション

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「大きく振りかぶってピッチャー第一球を投げました!」


ワインドアップポジションから投げる投手が少なくなりましたね。


大きく振りかぶらないノーワインドアップ


またはランナーがいなくてもセットポジションから投げる投手が増えました。


ワインドアップポジションでもセットポジションでも


球速に変わりがないことが証明されてきたからのようですね。




アメリカの高校野球NFHSの資料ですが


slide_3.jpg

ワインドアップポジション


slide_5.jpg

セットポジション


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そこからもう一つ

ハイブリットポジションと呼ばれるワインドアップでもセットポジションでもない投球姿勢が流行してしまったそうです。



NFHSの規則6-1-2ではワインドアップポジションでは自由な足の位置をプレートの前縁線上、または後ろにとされています。アメリカの高校野球でハイブリットポジションは規則違反ということですね。

6-1-2 For the wind-up position, the pitcher is not restricted as to how he shall hold the ball. A pitcher assumes the windup position when his hands are: (a) together in front of the body; (b) both hands are at his side; (c) either hand is in front of the body and the other hand is at his side. The pitcher’s non-pivot foot shall be in any position on or behind a line extending through the front edge of the pitcher’s plate.





もしあなたが一塁走者だったとしたら

「自由な足がプレートより前にあるからセットポジションだ!」

「あれれ?自由な足を一歩引いてから投げたぞ、ワインドアップじゃないか???」

このハイブリットポジションでは走者が騙されますよね。



そこで2017年に作られたMLB規則

Rule 5.07(a)(2) Comment (Rule 8.01(b) Comment): With norunners on base, the pitcher is not required to come to a com-plete stop when using the Set Position. If, however, in theumpire’s judgment, a pitcher delivers the ball in a deliberateeffort to catch the batter off guard, this delivery shall bedeemed a quick pitch, for which the penalty is a ball. See Rule6.02(a)(5) Comment (Rule 8.05(e) Comment).

With a runner or runners on base, a pitcher will be presumed tobe pitching from the Set Position if he stands with his pivotfoot in contact with and parallel to the pitcher’s plate, and hisother foot in front of the pitcher’s plate,

unless he notifies theumpire that he will be pitching from the Windup Positionunder such circumstances prior to the beginning of an at-bat.A pitcher will be permitted to notify the umpire that he ispitching from the Windup Position within an at-bat only in theevent of (i) a substitution by the offensive team; or (ii) immedi-ately upon the advancement of one or more runners (i.e., afterone or more base runners advance but before the delivery ofthe next pitch).

日本では2018年5.07(a)(2)【原注】
 塁に走者がいるときに、投手が投手板に軸足を並行に触れ、なおかつ自由な足を投手板の前方に置いた場合には、この投手はセットポジションで投球するものとみなされる。
セットポジションの投球姿勢を明確にしました。


そして2022年改正で

(2)5.07(a)(1)【注1】を削除し、同【注2】を同【注】とする。

→ワインドアップでも自由な足の置き場に制限がなくした。


(3)5.07(a)(2)【注1】を削除し、同【注2】以降を順次繰り上げる。

→なので、走者が塁にいないとき、ワインドアップと同じようにセットポジションも完全静止する必要はなくなった。

(7)巻頭(13ページ)の「投球姿勢」を改める。

→セットポジションを走者がいるときEFGだけとした。
 それ以外は全てワインドアップポジション
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広がり始めてしまったハイブリットポジションを、
セットポジションを明確に区別することで
元からあるワインドアップポジションとセットポジションの二つに戻したかった。

そんな2022年規則改正に見えます。


しかしアマチュア野球では
5.07(a)(1)
【注1】 アマチュア野球では、投手の軸足および自由な足に関し、次のとおりとする。
 @ 投手は、打者に面して立ち、その軸足は投手板に触れておき、他の足の置き場所には制限がない。ただし、他の足を投手板から離して置くときは、足全体を投手板の前縁の延長線より前に置くことはできない。
 A 投手が@のように足を置いてボールを両手で身体の前方に保持すれば、ワインドアップポジションをとったものとみなされる。
5.07(a)(2)
【原注】 走者が塁にいない場合、セットポジションをとった投手は、必ずしも完全静止をする必要はない。
【注1】 アマチュア野球では、本項〔原注〕の前段は適用しない。
二つの【注1】は削除せずに今まで通りの方がよいかとなぁと考えます。
あった方が選手は迷わなずプレイできそうです。






posted by metoo at 17:59| 千葉 ☁| Comment(0) | 規則 | 更新情報をチェックする

2022年02月07日

【注】は日本だけ

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『メジャーリーグと日本の野球は同じルールなのかな?』


この疑問って誰でも思ったことがあると思います。


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私のイメージ図ではこんな感じです。


実際に【注】はどんな意味なのか?

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・文中【注】とあるのは、編者が必要と認めた説明または適用上の解釈をいう。

日本野球規則委員会が付け加えた解釈だったんですね。



実際に規則書を比べてみます。

左が公認野球規則、右がOBRです。


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赤い丸 3.01 ボール

赤い線 ペナルティー

それ以外に青で囲んだ

【注1】我が国では・・・

【軟式注】軟式野球ボールは・・・

【注2】アマチュア野球では・・・


右側にあるOBRにいくつもの【注】付け加えられているのが良く分かりますね。


【注】が付けられている内容は

・我が国では・・・

・アマチュア野球では・・・

それと

・分かりやすく説明した解釈が載せてあります。


この解釈が本来のBaseballと異なる場合が多々見られます。



例えば2022年の規則改正


(4)5.09(b)(1)【注1】および【注2】を削除する。


5.09(b) 走者アウト

次の場合、走者はアウトとなる。

(1)走者が、野手の触球を避けて、走者のベースパス(走路)から3㌳以上離れて走った場合。

ただし、走者が打球を処理している野手を妨げないための行為であれば、この限りではない。

この場合の走者のベースパス(走路)とは、タッグプレイが生じたときの、走者と塁を結ぶ直線をいう。


削除される箇所

【注1】 通常走者の走路とみなされる場所は、塁間を結ぶ直線を中心として左右へ描く3㌳、すなわち6㌳の幅の地帯を指すが、走者が大きく膨らんで走っているときなど最初からこの走路外にいたときに触球プレイが生じた場合は、その走者と塁を結ぶ直線を中心として左右へ各3㌳が、その走者の走路となる。
【注2】 本項のただし∴ネ下は、野手が走者の走路で打球を処理しているとき、これを妨げないために走者が走路外を走っても、アウトにならないことを規定しているものであって、打球処理後に触球プレイが生じたときには、本項前段の適用を受けることはもちろんである。



【注1】【注2】で規則通りきちんと分かりやすく説明したいのに、本来の規則を難しくしてしまったり勘違いさせてしまったりすることが多くみられます。


(2)5.07(a)(1)【注1】を削除し、同【注2】を同【注】とする。

→ワインドアップでも自由な足の置き場に制限がなくなった。


(3)5.07(a)(2)【注1】を削除し、同【注2】以降を順次繰り上げる。

→なので、走者が塁にいないとき、ワインドアップと同じようにセットポジションも完全静止する必要はなくなった。


この二つも本来のワインドアップを分かりやすくしようと日本独自に解釈してしまったからなのでしょう。



【注】が別に悪い規則だとは考えていません。

アメリカのBaseballを日本に持ち込み、アマチュアだったり軟式野球だったり、日本にあった野球スタイルに作りあげたるための公認野球規則です。【注】を置いて分かりやすく伝わりやすくしたかった思いが伝わってきますが、近年になって難しく解釈し過ぎてしまった、誤解を与える可能性がある【注】を削除し始めて、本来のBaseballに近づけていこうとする方向が伝わってきます。




で、私が次に削除してもらいたい規則が・・・

それはまた後日(^^♪






posted by metoo at 13:55| 千葉 ☀| Comment(0) | 規則 | 更新情報をチェックする

2022年02月04日

2022年公認野球規則改正 ポイントA

2022年公認野球規則改正 ポイント@に続いてポイントAです。

(5)6.01(a)(1)の最終段落として次を追加する。

(a)打者または走者の妨害 
次の場合は、打者または走者によるインターフェアとなる。
(1) 捕手に捕球されていない第3ストライクの後、打者走者が投球を処理しようとしている捕手を明らかに妨げた場合。打者走者はアウトになり、ボールデッドとなって、他の走者は投手の投球当時占有していた塁に戻る。

青文字が追加
もし、捕球されずに本塁周辺にとどまっている投球が、打者または審判員によって不注意にそらされた場合、ボールデッドとなって、塁上の走者は投手の投球当時占有していた塁に戻る。この投球が第3ストライクのときは、打者はアウトになる。



2022年01月16日 判定を考えるサイト

この日に書いた内容でしたね。



捕手が弾いた本塁周辺の投球を打者または審判員が妨害

今までは第3ストライクにしかなかった規則が0ストライク1ストライクでも適用され、塁上の走者はボールデッドとなり投球当時占有していた塁に戻る。第3ストライクは打者走者アウトとなりボールデッドとなり投球当時占有している塁に戻る。


(6)6.01(i)を次のように改める。

@【6.01i原注】を追加する。
【6.01i原注】本項の捕手≠ノついては、本塁のカバーに来た投手を含む野手にも適用される。
(1)(2)両方に適用される。

A同(1)本文中の「または本塁のカバーに来た野手(投手を含む、以下「野手」という)」と、同(1)および同(1)【原注】中の「または野手」を削除する。

(i)本塁での衝突プレイ
(1) 得点しようとしている走者は、最初から捕手またはは本塁のカバーに来た野手(投手を含む。以下「野手」という。)に接触しようとして、または避けられたにもかかわらず最初から接触をもくろんで走路から外れることはできない。もし得点しようとした走者が最初から捕手または野手に接触しようとしたと審判員が判断すれば、捕手または野手がボールを保持していたかどうかに関係なく、審判員はその走者にアウトを宣告する。その場合、ボールデッドとなって、すべての他の走者は接触が起きたときに占有していた塁(最後に触れていた塁)に戻らなければならない。走者が正しく本塁に滑り込んでいた場合には、本項に違反したとはみなされない。

【原注】
走者が触塁の努力を怠って、肩を下げたり、手、肘または腕を使って押したりする行為は、本項に違反して最初から捕手または野手と接触するために、または避けられたにもかかわらず最初から接触をもくろんで走路を外れたとみなされる。走者が塁に滑り込んだ場合、足からのスライディングであれば、走者の尻および脚が捕手または野手と接触する前に地面に落ちたとき、またヘッドスライディングであれば、捕手または野手が接触する前に走者の身体が先に地面に落ちたときは、正しいスライディングとみなされる。捕手または野手が走者の走路をブロックした場合は、本項に違反して走者が避けられたにもかかわらず接触をもくろんだということを考える必要はない。



このプレイは投手が走路を塞いでいましたが(2)は捕手限定と解釈されていたようですね。なので捕手≠ノついては、本塁のカバーに来た投手を含む野手にも適用される。が追加され、同じ意味になるように(1)の「または野手」を削除したのでしょう。


(4)5.09(b)(1)【注1】および【注2】を削除する。

5.09(b) 走者アウト
次の場合、走者はアウトとなる。
(1)走者が、野手の触球を避けて、走者のベースパス(走路)から3㌳以上離れて走った場合。
ただし、走者が打球を処理している野手を妨げないための行為であれば、この限りではない。
この場合の走者のベースパス(走路)とは、タッグプレイが生じたときの、走者と塁を結ぶ直線をいう。

削除される箇所
【注1】 通常走者の走路とみなされる場所は、塁間を結ぶ直線を中心として左右へ描く3㌳、すなわち6㌳の幅の地帯を指すが、走者が大きく膨らんで走っているときなど最初からこの走路外にいたときに触球プレイが生じた場合は、その走者と塁を結ぶ直線を中心として左右へ各3㌳が、その走者の走路となる。
【注2】 本項のただし∴ネ下は、野手が走者の走路で打球を処理しているとき、これを妨げないために走者が走路外を走っても、アウトにならないことを規定しているものであって、打球処理後に触球プレイが生じたときには、本項前段の適用を受けることはもちろんである。

記述の順番が逆になりましたが(4)は本文だけで【注1】【注2】がない方が分かりやすいですね。


以上が2022年私が考える規則改正のポイントでした。

まだ講習会などで説明を受けておりませんので解釈が異なる部分があるかもしれません。また所属団体で適用しない規則もあるかもしれません。ご自身が所属されている団体で確認されることをお勧めします。
コロナ過で講習会中止が予想されますが、早く落ち着くといいですね。

posted by metoo at 15:49| 千葉 ☁| Comment(2) | 規則 | 更新情報をチェックする

2022年公認野球規則改正 ポイント@

2022年の改正で最も大切なのは


(2)5.07(a)(1)【注1】を削除し、同【注2】を同【注】とする。

(3)5.07(a)(2)【注1】を削除し、同【注2】以降を順次繰り上げる。

(7)巻頭(13ページ)の「投球姿勢」を改める。


この三つ


ポイントは


「セットポジションって何ですか?」


ここを説明できるかどうかです。



そもそもセットポジションとは何か?




セットポジションはランナーがいる場合に使われた投球姿勢です。


陸上競技でいうと

・On Your Marks (位置について)

・Set (用意)

・Bang!(スタート)

これが野球のセットポジションの意味じゃないかと考えます。


ランナーがいて投手はセットして(用意)を設定する。自由な足を上げてスタート!

そのランナーにスタート合図を送るのがセットポジション。

なのでランナーがいない時は全てがワインドアップポジションとなります。


これが今回の規則改正の目玉です。


(2)5.07(a)(1)【注1】を削除し、同【注2】を同【注】とする。

→ワインドアップでも自由な足の置き場に制限がなくなった。


(3)5.07(a)(2)【注1】を削除し、同【注2】以降を順次繰り上げる。

→なので、走者が塁にいないとき、ワインドアップと同じようにセットポジションも完全静止する必要はなくなった。


(7)巻頭(13ページ)の「投球姿勢」を改める。

→その結果

5.07(2)【原注】塁に走者がいるときに、投手が投手板に軸足を並行に触れ、なおかつ自由な足を投手板の前方に置いた場合には、この投手はセットポジションで投球するとみなされる。


今回の規則で一番重要なポイントはこの5.07(2)【原注】です。

ここを抑えてから規則改正(2)(3)(7)を見ると素早く納得できるかと思います。


FKZslmpaQAA_UCN.jpg


セットポジションは、走者がいるときのみDEFの図になりました。

それ以外は全てワインドアップです。




『どうせワインドアップで投げてもランナーを出してしまったらセットポジション、だったらセットポジションだけを教えよう』


近年の野球指導では指導時間の短縮を求めるせいかワインドアップを教えずにセットポジションだけを教える傾向があります(私もありました)。セットポジションの方がバランスがコントロールが整いやすい、ワインドアップと球速が変わらないなど、他にも理由が考えられますが、本来のセットポジションの意味や目的、その為の規則をもう一度整理するのが今回の規則改正なのかなと感じております。





ちなみにですが MLB OFFICIAL RULES 2021 だとまたちょっと違ってきます。


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With a runner or runners on base, a pitcher will be presumed to be pitching from the Set Position if he stands with his pivot foot in contact with and parallel to the pitcher’s plate, and his other foot in front of the pitcher’s plate,


ここの訳が

塁に走者がいるときに、投手が投手板に軸足を並行に触れ、なおかつ自由な足を投手板の前方に置いた場合には、この投手はセットポジションで投球するとみなされる。

ですが


unless he notifies the umpire that he will be pitching from the Windup Position under such circumstances prior to the beginning of an at-bat.


ただし、打席に入る前に、そのような状況ではワインドアップポジションから投球することを審判員に通知した場合はこの限りではない。



MLBでは「次の打者はワインドアップで投げるよ!」と審判に申告していればセットポジションでもワインドアップになっちゃうんですね。


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日本ではボークですが、メジャーでは申告していればボークにはならないんですね。


なんだか不思議です。。。





2022年、高野連ではここは改正せずに今まで通りだそうです。

特別規則で付け加えるでしょう。

少年野球も今まで通りでいいと思います。

「セットポジションはきちんと静止してから投げる」


セットポジションを選手に指導するときには


位置について

用意(セットポジション完全静止)

ドン!


ここをまずしっかり教えてあげましょう!


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2022年公認野球規則改正

2022年公認野球規則が今年も1月27日に改正されました。

NPB 2022年度 野球規則改正

BFJ 2022年度 野球規則改正(日本野球規則委員会)[PDF]

(1)3.09【注3】Bの第2段落を次のように改める。(下線部を追加)
(2022年)
マーク類を布片、刺繍または樹脂製の成型物、あるいはスタンプによって表示する場合(エナメル素材のように光る素材での表示は認められない)は、親指のつけ根に近い個所に限定し、その大きさは、縦3.5センチ、横3.5センチ以下でなければならない。

(2021年)
マーク類を布片、刺繍または樹脂製の成型物によって表示する場合(エナメル素材のように光る素材での表示は認められない)は、親指のつけ根に近い個所に限定し、その大きさは、縦3.5センチ、横3.5センチ以下でなければならない。


(2)5.07(a)(1)【注1】を削除し、同【注2】を同【注】とする。
削除される箇所
【注1】 アマチュア野球では、投手の軸足および自由な足に関し、次のとおりとする。
@ 投手は、打者に面して立ち、その軸足は投手板に触れておき、他の足の置き場所には制限がない。ただし、他の足を投手板から離して置くときは、足全体を投手板の前縁の延長線より前に置くことはできない。
A 投手が@のように足を置いてボールを両手で身体の前方に保持すれば、ワインドアップポジションをとったものとみなされる。


(3)5.07(a)(2)【注1】を削除し、同【注2】以降を順次繰り上げる。
【注1】 アマチュア野球では、本項〔原注〕の前段は適用しない。
削除される箇所
【原注】 走者が塁にいない場合、セットポジションをとった投手は、必ずしも完全静止をする必要はない。

(4)5.09(b)(1)【注1】および【注2】を削除する。
削除される箇所
【注1】 通常走者の走路とみなされる場所は、塁間を結ぶ直線を中心として左右へ描く3㌳、すなわち6㌳の幅の地帯を指すが、走者が大きく膨らんで走っているときなど最初からこの走路外にいたときに触球プレイが生じた場合は、その走者と塁を結ぶ直線を中心として左右へ各3㌳が、その走者の走路となる。
【注2】 本項のただし∴ネ下は、野手が走者の走路で打球を処理しているとき、これを妨げないために走者が走路外を走っても、アウトにならないことを規定しているものであって、打球処理後に触球プレイが生じたときには、本項前段の適用を受けることはもちろんである。


(5)6.01(a)(1)の最終段落として次を追加する。
もし、捕球されずに本塁周辺にとどまっている投球が、打者または審判員によって不注意にそらされた場合、ボールデッドとなって、塁上の走者は投手の投球当時占有していた塁に戻る。この投球が第3ストライクのときは、打者はアウトになる。

(a)打者または走者の妨害
次の場合は、打者または走者によるインターフェアとなる。
(1) 捕手に捕球されていない第3ストライクの後、打者走者が投球を処理しようとしている捕手を明らかに妨げた場合。打者走者はアウトになり、ボールデッドとなって、他の走者は投手の投球当時占有していた塁に戻る。
→ここに追加される


(6)6.01(i)を次のように改める。
@【6.01i原注】を追加する。
【6.01i原注】本項の捕手≠ノついては、本塁のカバーに来た投手を含む野手にも適用される。
(1)(2)の両方に適用される。

A同(1)本文中の「または本塁のカバーに来た野手(投手を含む、以下「野手」という)」と、同(1)および同(1)【原注】中の「または野手」を削除する。

(i) 本塁での衝突プレイ
A削除される文
(1) 得点しようとしている走者は、最初から捕手またはは本塁のカバーに来た野手(投手を含む。以下「野手」という。)に接触しようとして、または避けられたにもかかわらず最初から接触をもくろんで走路から外れることはできない。もし得点しようとした走者が最初から捕手または野手に接触しようとしたと審判員が判断すれば、捕手または野手がボールを保持していたかどうかに関係なく、審判員はその走者にアウトを宣告する。その場合、ボールデッドとなって、すべての他の走者は接触が起きたときに占有していた塁(最後に触れていた塁)に戻らなければならない。走者が正しく本塁に滑り込んでいた場合には、本項に違反したとはみなされない。

A削除される文
走者が触塁の努力を怠って、肩を下げたり、手、肘または腕を使って押したりする行為は、本項に違反して最初から捕手または野手と接触するために、または避けられたにもかかわらず最初から接触をもくろんで走路を外れたとみなされる。走者が塁に滑り込んだ場合、足からのスライディングであれば、走者の尻および脚が捕手または野手と接触する前に地面に落ちたとき、またヘッドスライディングであれば、捕手または野手が接触する前に走者の身体が先に地面に落ちたときは、正しいスライディングとみなされる。捕手または野手が走者の走路をブロックした場合は、本項に違反して走者が避けられたにもかかわらず接触をもくろんだということを考える必要はない。



(7)巻頭(13ページ)の「投球姿勢」を改める。

2022投球姿勢.jpg


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2022年01月18日

2022年気を付けましょう



2021年6月18日
日本ハム-ソフトバンク 7回裏 二死三塁
上沢投手がボークを告げられました。

スポーツ報知より
【日本ハム】上沢直之がチーム初完投で6勝目 痛恨ボークも「野球って知らないことが多いな」

 ボークは、走者を三塁に置きノーワインドアップで投じた初球。今季から一度左足を一塁側に引いて投球動作に入っているが、「ランナーがいるときに、僕のワインドアップのポジションだと『プレートに足が沿っているから、あれがセットだとみなされちゃう。左足を引いちゃだめなんだよね』と説明された」という。

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公認野球規則 5.07
(a)正規の投球姿勢
(2)セットポジション
【原注】後文
塁に走者がいるときに、投手が投手板に軸足を並行に触れ、なおかつ自由な足を投手板の前方に置いた場合には、この投手はセットポジションで投球するものとみなされる。
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この【原注】後文が2018年改定で追加されました。
NPB規則改定2018年へ


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【注4】 セットポジションからの投球に際して、自由な足は、
Aワインドアップポジションの場合のように、1歩後方に引き、そして更に1歩踏み出すことは許されない。
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上沢投手はセットポジションとみなされて、さらにそこから1歩後方に自由な足を引いてしまったのでボークを告げられたのでしょう。



【原注】後文の目的は、走者がいる場合にワインドアップとセットポジションの区別がつきづらいからだそうです。
なおアマチュア野球では、ワインドアップの姿勢を取る投手は、自由な足全体を投手板の前縁の延長線より前方に置くことはできないとされていますので特に問題はなく今まで通りです。



そもそもですが
ワインドアップとセットポジションの違いは何か?
何のためにセットポジションがあるのか?
投球動作とは?投球に関連する動作とは?
このあたりをまた調べていこうと思います。




問題

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この投手はワインドアップ?それともセットポジション?

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正解はセットポジションでした!アメリカですからね!


2022年はこのあたりが整理されそうな気がします。
上沢投手のボークをとったのはあの審判さんですからね^^

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posted by metoo at 01:06| 千葉 ☀| Comment(0) | 規則 | 更新情報をチェックする

野球規則のはじまり

1845年のある晴れた日、マレー・ヒルでボール・ゲームをしていた団員の元にカートライトがやって来て、自身がまとめた新しいゲームの案を披露した。
Wikipediaより1845年のある晴れた日、マレー・ヒルでボール・ゲームをしていた団員の元にカートライトがやって来て、自身がまとめた新しいゲームの案を披露した。
Wikipediaより

それが「ニッカーボッカー・ベース・ボール・クラブルール」

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所説もろもろあるそうですがこれが最初の野球規則だそうです。


投球について 
最初は投手には下手投げのみが許可され、手首のスナップを使うことが認められておらず、打者は投手にコースの指定ができた。

1858年:見逃しに「ストライク」(打て)のコールがされるようになる。
1863年:真ん中付近を通らない球に「ボール」のコールがされるようになる。
1872年:スナップスローが解禁される。
1879年:全ての打たれなかった投球はストライクかボールに区分され,9ボールで一塁へ。
1880年:8ボールで一塁へ。捕手が3ストライク目の球を直接捕球すれば打者は三振でアウトが取られるようになった。
1881年:投手と打者の距離が45フィートから50フィートへ延長された。
1882年:7ボールで一塁へ。横手投げが解禁される。
1884年:6ボールで一塁へ。上手投げが解禁される。
1886年:7ボールで一塁へ。
1887年:打者が投手に投球コースを指定できなくなった。5ボールで一塁へ。この年のみ5ボールは安打と記録され、4ストライクでアウトに。死球で一塁が与えられた。
1889年:4ボールで一塁へ。
1893年:投手と本塁の距離が50フィートから60フィート6インチに。

守備について
ノーバウンド捕球だけでなく、ワンバウンド捕球でも打者はアウトだった。
1864年にワンバウンド捕球=アウトが廃止され、ノーバウンドのときのみアウトとされた。

Wikipediaより


投手は打者が指定したコースに投げて好きなように打ってもらった。
守備はそれをワンバウンドで捕ってもアウトだった。
先に21点取ったら勝ち!
面白い規則だったんですね。


投手はストライク(打てるボール)を投げて打者はそれを思いっきり打つ(ストライク)

私はこれを野球の始まり、野球の楽しみ方、野球規則の原型としてこれからも引き継がなければいけないと思っています。


posted by metoo at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 規則 | 更新情報をチェックする