土曜日に今期のチームが終わりました。
日曜日から新しい3つのチームが始まりました。
@6年生合同チーム
近隣の4チームの6年生だけが集まるチームです。
卒業大会が2つ、2月まで続きます。
A新高学年チーム
5年生以下の来期のチームが始まりました。
Bそして私が監督の低学年チーム!
3年生2年生合わせて、まだ9人しかいないので、大会には出られません。
もう一度私の役割を確認すると、
*低学年の子供達を増やす事
*お父さん指導者を増やす事
*新しい指導者と一緒に少年野球を学んでいく事
さらに、私達チームを進化させなければいけない点が、いくつかあります。
それが『監督の役割』です。
私達のチームは、これは私が悪いのですが、
「なんでも監督の私がやってしまった」
(誰もいなかったので自分で全てやらざるをえなかったですが)
この悪い流れを今年も引き継いでしまいました。練習メニューから試合の準備など、監督が全て先頭を走り、コーチはただの置物扱い、私もボーっと見てる時間が多かったです。
これは新しい高学年チームになっても変わらないでしょう。
「監督はもっとコーチの方と話し合い、上手にチームを作ってください」
と言っても私を見てきた方達なので、どうすれば良いのか解らないでしょう。
私が低学年の監督になり、監督とコーチの関係を、底辺である低学年から変えて行こうと思っています。
「アップが終わったらベースランニングを練習します。
低学年の子供達にはベースのどこを踏んだら速く走れるのか?
何か練習メニューを考えてください。時間は15分です。」
「ベースランニングが終わったら、盗塁を覚えてもらいます。
2つに分かれて、盗塁、スライディング
何か練習メニューを考えてください。時間は何時までです。
(この日は砂場に犬のウンチがあったので
スライディング練習中止^^)」
「10分休憩後、何時何分からキャッチーボールを始めます。
塁間をきちんとワンバウンドで投げれる低学年にしましょう。
何か練習メニューを考えてください。時間は何時までです。」
「次に、そのキャッチーボールでアウトを捕る練習をしてください。
内野ゴロをアウトにする。
野球は3アウトを捕らないと、攻撃に移れません。
きちんとアウトを捕る練習をしてから、バッティングに移ります。
時間は、私が見て決めます「できる」までです。」
「10分休憩後、2つに分かれて、30分交代。
ピッチングとバッティングに移ります。
バッティングのタイミングをリズムで教えてください。
ピッチングは高い山の上から投げ下ろすだけでOKです。
フォームなど気にせず、
まずはたくさん腕を振らせましょう。」
「最後に今日の練習を実践します。
4人対5人で練習試合をしましょう。
何かメニューを考えてください。
4時のチャイムがなったら試合終了にしましょう。」
「それとすみませんが、低学年の連絡網をつくってもらえませんか」
日曜の低学年初練習は、こんな感じで終わりました。
私は何も教えていません。
教えるのはお父さんコーチです。
監督とコーチの新しい関係を作るのが目的です。
コーチにはアイデアを求めます。
子供達が解りやすい、
子供達が楽しめる、
子供達が飽きない
おしゃべりをしてる暇など与えない
これがコーチの役割です。大変です。
「今日の練習メニューいいですね!来週もココをもっと鍛えましょう。それと来週はこんな事を練習したいと思っています。何かアイデアをお願いしますね」
練習メニューに関しては、もちろん相談にはのります。人が足りなければ手伝います。目的にそっていれば練習中に一切口を出す事はしません。コーチにお任せします。
「子供達がどれだけ成長しているか?」
これは私の責任でしょう。
「ココの成長が遅い」
と感じたら、毎週、一年間でも同じメニューを繰り返し、時間配分を調整します。
「まだココが出来てないなぁ、教えてないなぁ」
と感じたら、いつ頃から教え始めるのかを私が決めて、新しいメニューをコーチに考えてもらいます。
「試合ではこんな場面でミスが起きました。ミスを減らしていく反省練習メニューを考えてください。」
本来あるべき姿
監督がコーチを育てていく。
コーチが子供達を育てていく。
実はお父さんコーチは出番を待っているんです。
監督である私は、どんな些細なミスも見逃しません。
コーチはもちろん、誰よりも先に気が付かない点を発見します。
お互いに手を抜く事は出来ません。
お互いに真剣勝負の監督とコーチの関係。
全員野球とは、子供達だけの事を言うのではありません。
大人達も、誰もが役割を持って戦う事をだと思います。
新しいコーチの方達が、
いつかは高学年をチームを変えてくれて、
私を水戸へ連れて行ってくれるでしょう。