「グローブをちょっと改造」2006/05/29
この日の最後に、私はこんな事を書いていました。
「次はキャッチャーミットに挑戦!
でも、キャッチャーほど突き指しやすいので、親指がずれるのを防ぎたいのですが、親指を包む紐はどのメーカーもないんですよね。
キャッチャーミットの親指は、遊びが多い方がいいのでしょうか?」左はオークションで買ったミット。
右はkohが小学生時代に使っていたミット。
わかりやすく赤い丸で囲みましたが、多くのキャッチャーミットは親指のループがこの紐だけで作られています。
この紐は使っていると伸びてしまい、ゆるゆるになり突き指の原因ではないか?とずっと思っていました。
そして廿日市店長のキャッチャーミットの型作りを拝見し、
「やっぱり!」
と確信してしまいました。
しっかりと「親指が固定」されている!
赤丸の紐以外に、もう一本、オリジナルの親指固定の紐があるではないですか!
廿日市さん使用のキャッチャーミットで、Fastballerさんの剛速球を受けさせていただきましたが、
「なるほど!」
こんなにも親指が固定されると捕球しやすいのですね!
では、どうやって親指を固定するの?
ココから先は書けません^^
というか、八幡店長しかできない『技』といえるでしょう。
親指が固定すると、他の指が生き生きと動かせます。
ちなみにキャッチャーミットだけでなく、FastballerさんのL7Sにも同様の技が使われていました。いくら素人の私が型作りを真似しても、足元にも及ばない『職人の技』と言えるでしょう。
さらに「やっぱり!」
キャッチャーミットも驚くほど「板状」でした!
廿日市さんのホームページに、まだキャッチャーミットの写真が掲載されていませんが、いずれ板状のキャッチャーミットを写真で見る事が出来るでしょう。
私も真似して板状にしてみましたが、まだまだです^^
この板状の捕球面に、3つの捕る箇所が隠されています。
手の平捕球講習会で教わりましたが、公表は控えておきましょう^^
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さて、手の平捕球の日記を今週5日間書きましたが、
ブログを見てくださるお父さん方、指導者コーチの方々、
少しでも「手の平捕球」に興味を持たれたでしょうか?
逆に、疑問に感じてしまったでしょうか?
今私は2.3年生を担当していますが、自分の手の平の倍くらい大きいグラブを重そうに使っている子が多いです。グラブが開かず、ただグラブを突き出して
「(片手で)ボールよ、引っ掛かれ〜!^^」
このグローブで練習していて本当にいいのだろうか?せっかく野球が好きで練習に来てくれているのに・・・
お父さんとお母さんとグローブを初めて買いに行って、
親の気持ちとして
「6年生まで使えるように」
「中学に行っても使えるように」
「少しでも長く使ってもらえるように」
「子供はすぐに大きくなるから・・・」
経済的にグローブを洋服のように考える方もいらっしゃるでしょうが、残念ながら子供達に大きなグローブは、逆に上達への遠回りとなってしまいます。
「実際に大きなグローブを使っている子供達には、どうしたらいいでしょうか?」
八幡店長さんにお伺いしましたが、
「今のグローブを大切に使って、次にグローブを購入される時は、いろんな情報に耳を傾けて、指導者の方達に相談されるのが良いでしょう」
上達に近道はありませんが、
素手で捕る感覚の小さいグローブを、
両手を使って捕る小さなグローブを、
子供達に推奨していってはどうでしょうか。
これが「手の平捕球」の、
八幡店長の一番伝えたかった事かもしれません。
「毎年 道具は進化し、捕球技術も進化している」
この1日の講習会で、全ての手の平捕球をマスターしたわけではありませし、まだまだ0.1秒にこだわって、グラブも型作りも、捕球技術も進化していく、そう店長さんが仰っていました。
次の講習会では、また新しい捕球技術が生まれているかも知れません。
いくら素晴らしいグローブに、型作りに、捕球技術と出会っても、
「毎日の練習を大切にしなければ・・・」猫にPROB、馬の耳にL7S になってしまいますね^^
西スポより
この左手のグラブは?やっぱり練習してますね!
オレも負けないぞ!宗リン^^
posted by metoo at 01:55| 千葉 ☀|
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手の平捕球
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