2006年11月10日

見逃せないプレー

先日、関東では良く知られている
某シニアチームの試合を見ていて、
こんなプレーを見かけました。
(カニさんチームじゃないですからね^^)

2k01.jpg

二塁にランナーがいる時
ショートはランナーの進路に入らないように、
二塁ランナーの後ろから牽制に入る事が多いと思います。


2k02.jpg

しかし、このチームのショートは、
ランナーの進路をふさぐ様にベースに入り、
足とおしりで、ブロックしながら牽制に入っていました。

ランナーは一瞬ひるんでしまったのか、接触があったのか、
ベースに戻りきれずに 牽制タッチアウト!

私には見逃せないショートのプレーでした。

牽制のタイミングが投手とかみ合わずに、偶然に接触するのなら解りますが、一度だけでなく、何度も繰り返しこのプレーを狙っていました。

知っていてプレーしているのか?
知らないでプレーしているのか?

私が監督でしたら二塁審判に聞いてしまうでしょう。

「牽制に入るショートがブロックしていますが、どうなのでしょう?」

このプレーはルール的にはどうなんでしょう?

ショートと二塁ランナーが接触した場合。
ランナーが戻れず牽制タッチアウト!
ぶつかった勢いでショートがエラーして、三塁へ進んだ!
など、いろいろ予想する事ができます。

走塁妨害?守備妨害?
キャッチャーと同じように、ベースの一角を空けていれば?
内野手はブロックしてはいけない?


などなど、まずはルールから確認しなければいけません。

今週末、私もいろいろと聞きまわってみますが、

ご存知の方がいらっしゃいましたら、
教えてくださいm(__)m
posted by metoo at 18:14| 千葉 ☀| Comment(32) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年10月03日

クエスティック システム

またテレビネタでスミマセンm(__)m
日曜の深夜のスポーツ番組で見ました。

【questec system】 探索する情報システム

ビルや家宅など入居者の挙動を感知する、
最新の情報機器だそうです。

メジャーリーグは、このシステムを
審判員の向上に使っているようです。

MLB OFFICIAL INFO (2005/02/17)

um002.jpg

両サイドから2箇所
センター方向から1箇所
3方向からストライクゾーンの高さ幅をチェックし、1球毎にリアルタイムで「今のボールはyes(ストライク)、no(ボール)」
今の主審の判定は正しい、間違っている、すべて記録されているそうです。


MLBのストライクゾーン


um001.jpg

水色がルールブック
ピンクが最近のストライクゾーン

このシステムの目的は、アウトコースに広がったり、高目をとらなくなったりストライクゾーンが個人個人違ってきた審判の判定を、ルールブック通りに戻していこうと始ったそうです。

1試合に5パーセント、約7.7球のミスジャッジが、だんだんと減少し、皆が同じストライクゾーンになってきているそうです。

このシステムが、試合に反映する事は全くなく、
審判員の人間性の向上の為に、
環境整備が大切と考えているようです。

あくまでもゲームは機械に頼らず、
人間がジャッジしていく!

これもルール通りですね!

posted by metoo at 13:07| 千葉 🌁| Comment(12) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年08月31日

かっこいい審判さん

shin.jpg

「私が追いますよ」

外野フライを追う時に、
 ちょっとした合図を送れる審判さん。

「かっこいいなぁ〜」

一緒にボールを追わないように、
さりげな〜く手のひらを向けて合図をしてくれます。



合図を出せる、この余裕がもてるようになると、
上手な審判さんだなぁと思います。

審判も、いろんな予測を準備しておくのが大切なんですね。


えっ私?

そんな余裕あるわけ無いじゃないですか^^
posted by metoo at 17:44| 千葉 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年08月21日

親子丼+孫

oyamago01.jpg

親子丼の意味はこちらをご覧ください!

ランナー1,2塁

バッターはセンター前ヒット

あれっ?
2塁ランナーが走っていません。

1塁ランナーが走ってきて、
打ったバッターも滑り込んできて、

2塁ベースにランナーが3人!!!

さてさて、誰がアウトで誰がセーフでしょうか?

.....続きを読む
posted by metoo at 11:58| 千葉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

わたのりさんからのメール

高校野球宮城県大会。
ご存知の通り再試合となり、6対2で仙台育英が優勝、甲子園のキップを手に収めました。

この試合でホームクロスプレイでの走塁妨害のケースがありました。
プロでは間違いなく正当なブロックということでアウトでしょうが
高校野球としては厳正に走塁妨害の判定にしたケースといえそうです。

1−0で仙台育英がリードしている4回裏。次の1点がゲームを左右する状況で
ランナー2塁で打者君がライト前ヒット。2塁走者君はホームへ。
ライト君のホーム送球はやや3塁側へそれるが好返球。

wata01.jpg
キャチャー君は3塁ファールラインを跨ぐ格好で捕球体勢。(1段目左1) (以下 1−1)
捕球直前に走者はホーム目掛けてスライディング、走塁線上の捕球体勢のキャッチャー君と接触。(1ー2)
走者はキャッチャー君のブロック?に阻止され触塁できず。キャチャー君走者にタッグ。(1ー3 〜 2−3)

wata02.jpg
主審は一瞬右手を上げそうに・・・。(アウトのジャッジ?)。 (2−5)
ネクストバッター君がキャッチャー君を指差しながら何やらアピール?(2−4 〜 3−2)

wata03.jpg
主審、両手を上げボールデッドのジェスチャー、走塁妨害を宣告。(3−3 〜 4−1)
走塁妨害の形で仙台育英に貴重な2点目が入る結果となりました。

wata04.jpg


なかなか言葉だけではルールを解釈しづらいケースが多々あると思いますが
実際の画像を見ながらであれば理解でき、私たち親父審判団も厳正に走塁妨害をとるように、そして子供達に指導していければ、ホーム上でのタックルなどの危険プレー回避に繋がると思います。
あつかましいお願いですが記事のネタ切れのときにでも(そんなことないと思いますが(^^ゞ)
ブログで画像を紹介していただければと思いましてメール差し上げた所存です。


---------以上メール引用させて頂きました--------------

わたのりさん、いつもコメントありがとうございます。

仰る通り、プロではアウトの判定でしょう。

私達の市でも、捕手のブロックによる走塁妨害は厳しく取られます。

WBC086.jpg
『奇跡の右手』と呼ばれた、WBC決勝戦 日本vsキューバ
川崎選手の右手でのベースタッチですが、
判定はセーフ、走塁妨害によるセーフではなかったです。
国際ルールと日本のアマチュアルールが違うのはなぜ?
どうして野球のルールは一つじゃないのでしょうか?


「捕手はボールを持たないで、得点しようとしている走者の進路をふさぐ権利はない。塁線(ベースライン)は走者の進路であるから、捕手は、まさの送球を捕ろうとしているか、送球が直接捕手に向かってきており、しかも充分近くにきていて、捕手がこれを受け止めるにふさわしい位置をしめさなければならなくなったときか、すでにボールを持っているときでしか、塁線上に位置することができない。この規定に違反したとみなされる捕手に対しては、審判員は必ずオブストラクションを宣告しなければならない。」          
(公認野球規則 7.06【付記】より抜粋)

捕手のブロックについて検索した所
走塁妨害編
こちらが参考になりました。

何かジャッジのアドバイスをお願いします!


posted by metoo at 00:07| 千葉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

ファンにも教えて!

ochi001.jpg

◆責任審判の杉永三塁塁審
「離塁に関しては森球審、深谷一塁塁審も見える位置にいた。名幸塁審は『私がジャッジしていいのですか?』と確認の意味で、周りを見たわけです。それを、落合監督は『見てなかったんじゃないのか?』と。そこからは(話が)平行線でしたね」
PL森 1B深谷 2B名幸 3B杉永
SANSPO.COMより

ochi02.jpg

昨日の中日対巨人戦で落合監督が退場になった原因のシーンです。

6回無死ランナー1.2塁センター後方のフライ。
セカンドランナーがタッチアップしました。
パウエル選手、2塁からのタッチアップが速かった?
の抗議です。

PLはスコアリングポジションなのでステイです。
3Bは2Bが内にいるので打球を追います。
1Bはファーストランナーのリタッチと打者走者の触塁を見る。
2Bはセカンドランナーのタッチアップを確認する。
それからサードのジャッジに走る。
(だと思います。間違ってたら訂正をお願いします。)

夜のニュースで何度も見ましたが、
2Bがサードベースが空いたので
タッチアップの確認をせずにサードに走り出しています。
(この2Bは内にいましたが、ショートの前にいました)

落合監督はタッチアップが早かったのか?で抗議をしたのではなく、サードに走り出した2Bを見て、
「見ていないジャッジをどうしてするのか!タッチアップの確認をしないで走り出しただろ!」
と抗議したのでしょう。
(私の思い込みです^^)


名幸塁審(2B)は『私がジャッジしていいのですか?』と確認の意味で、周りを見たわけです。

おかしな言い訳ですね^^
「私がサードに走ってしまい、タッチアップ確認を見ていなかったので、誰か見てませんか?主審さーん見ててくれませんでしたか?」
もしこれが本当だったら、落合監督でなくても選手を退場させるでしょう。

セ・リーグの豊蔵一会長は6日、退場処分を受けた中日の落合監督に対して厳重戒告処分と制裁金10万円を科した。
また厳格に規定を適応せず中断を長引かせたとし、審判員(森、深谷、名幸、杉永)4人にも厳重注意処分を科した。

SANSPO.COMより

せめて審判員4名も弁当代として罰金500円くらいは・・・
ファンを15分も待たせたわけだし・・・ダメ?^^

私が納得いかないのは、
落合監督がどう言った抗議をして、審判団はどうジャッジを下したのかを、ファンに説明しないで、隠す所は隠して「選手をベンチに引き下げたので落合監督退場」だけのマイクパフォーマンス^^

これだけでは、ファンは何もわからんとです!
もっとルールを教えてくれー!!!

posted by metoo at 22:38| 千葉 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年06月29日

ルールの統一

今回はちょっと愚痴を書かさせていただきます。
「愚痴は聞きたくないなぁ」
興味の無い方は、飛ばしてください^^


先日の練習試合で、気になる言葉を耳にしました。

「学童とは違って、シニアのルールでは○○ですから」

シニア連盟審判員の発言です。
その場は笑って聞き流してしまいましたが、
私はこのような言葉が好きではありません。

野球のルールは、
国際大会、プロ野球、大学、高校、シニア、リトル、学童、スポ少
各リーグによって、野球のルールは違ってはいけないと思っているからです。

「一塁のかけぬけだけは、同時はセーフだからね〜〜」

同じシニア連盟審判員の発言です。
2回目も笑って聞き流しました。

私はこの日がシニア初の審判でした。
私もたいしてルールの知らない、学童野球を数年かじった程度のお父さん審判です。

しかし、野球のルールって、学童とシニアって違うのかい?
野球ってそんなにいっぱいルールがあったのかい?
ちょっと複雑な気持ちになりました。

「野球には同時は無い、アウトかセーフかどちらか判断しなさい」
と私は教わってきました。
実際には、同時は必ず起こりえることでしょう。
しかし
「同時かな?と思ったらセーフにしなさい!」
こう言う解釈を、この方は伝えたかったのかもしれません。

「上部大会に行くと、ルールが厳しくなってくるからね〜」

この言葉も良く聞かれます。
う〜〜ん、じゃ今の試合は何だったんだろう?
勝ち上がるとルールが厳しくなるって何だろう?


「ルールの統一」

私は完全主義者ではありません。結構いいかげんです。
しかし、ルールが異なる事があっては、子供達に何と説明したら良いのでしょうか?

プロ野球を見ていても「清原選手だけは、よけないでぶつかりに行ってもデッドボール」の特別ルールを感じます。子供達がマネをしてもデッドボールにはなりません。どう説明したら良いのでしょう?

野球のルールは、やはりプロ野球を基本として、お手本とした方が、子供達にとっても、少年野球お父さん審判員にとっても、最良の判断基準と言えるでしょう。


私も笑って聞き流して、愚痴を言ってるだけでは何も変わりません。私に出来る事は、まずはブログに意見を残し、日本の審判トップ機関に意見をメールする事です。

私が提案する解決策です。

*視聴率の悪い野球中継をゴールデンタイムでするなら、7時から9時まで審判講習会を放送してはどうでしょう。

*日本中の野球人が審判講習会番組を見たくて、視聴率は30%は越えるでしょう!

*月曜日はプロ野球がありませんから、月曜日放送でもいいです。

*いくら読んでも眠くなるだけの公認野球規則を、映像にして販売してもいいでしょう。

*ケーブルテレビで、審判番組専門チャンネル(バスケ、アメフトなどもok)を製作しても面白いでしょう。

*審判マメ知識として、イニングの間に3分間放送したりしてもいいでしょう。

*副音声で控え審判員が解説をする。
「今のセカンドゴロをファースト送球、良い位置で一塁審判見てましたね、あの角度とあの距離が一番見やすい位置ですね〜」
「フォアボールで無死一二塁になりました、インフィールドフライのじゅんびですよ〜」
「ランナー三塁タッチアップの準備です、おっと浅いレフトフライ、どの塁審がタッチアップ確認するんだ〜」
などなど、審判解説も面白いですね。

小学生、中学生、高校生、大学生、アマチュア野球、そしてお父さん審判員が日本中の野球人が、審判の勉強を、ルールの勉強を、ルールに対して質問を望んでいます。

*yahoo動画で審判員講座を流してもらって、有料でも私は見ます。




日本の野球ルールを統一して行こう!
これだけで
ググググッ〜〜〜と、野球人口が野球ファンが増えると思います!

同時がセーフかアウトなのか、それとも同時はありえないのか?
どの団体が、日本でトップの審判機関か解りませんが、
野球を愛する国民に、もっと審判情報を解りやすく発信しても良いのではないでしょうか。



「高校野球のルールでは○○ですから!」
「プロ野球では、○○ですから!」

こんな発言をする方、いずれ出会うでしょうね。
人間ですから、誤審は仕方ないです。

しかし、子供達の為にルールは1つであって欲しい!
そして、ルールをもっと解りやすく公開して欲しい!




@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

先日の「ビデオ判定制度」に話題を戻しますが、

国際大会が、ビデオ判定制度を導入したら???
中国オリンピックで、ビデオ判定制度を導入したら???
メジャーリーグが、ビデオ判定制度を導入したら???
お隣韓国で、先にビデオ判定制度を導入したら???

日本はどうするのでしょうか?

何でも、先に導入すれば良いと言う訳ではありませんが、
野球屋企業さんが、こんなチャンスを黙っていないでしょう。

日本はすぐに取り入れると思います。


誤審で大騒ぎして、負けた責任を審判になすり付けるのが楽しければ、このままでも良いでしょう。しかし、1球に泣くのは選手です。



私は常にチャレンジが好きです。

「迷ったら前へ!」

もし失敗しても、後を振り向かず次に繋げればいいんです!

エラーしたら次にホームランを打てばいいんです!

それが野球です。
posted by metoo at 00:30| 千葉 ☁| Comment(35) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

オブストラクションa項b項(走塁妨害)

日曜日、kohのシニアチームの練習試合でした。
「お時間ある方は、審判員の協力をお願いします」
電話連絡が流れてきて、ついつい手伝いに行ってしまいました。

そこで事件はおこりました^^

ランナーは1塁2塁
右中間へヒット
2塁走者は本塁へ向かう。
1塁走者はプレイとは関係ない・撃手とぶつかる。


三塁審判の私はここで、
「オブストラクション」
声を出して指差し!プレー続行。

中継に入った、二塁手はホームへ投げようとしたが間に合わず、一塁走者(ぶつかった走者)が大きくセカンドベースを大きく飛び出しているので、・撃手に送球してタッチアウト。

プレイが止まったので、
「タイム」
私はタイムをとり、四人の審判員に走塁妨害を説明しました。


公認野球規則 7.06項
a項 
○走塁を妨害された走者に対してプレイが行われていたとき
最低1個の進塁が認められる
*その場でプレーを止める。

b項
○走塁を妨害された走者に対してプレイが行われていないとき
審判の判断により、最低1個の進塁が認められるとは限らない。
*その場はプレーを続けて、プレーが止まったら「タイム」で審判員の判断をジャッジする。

私はこのケースでとったのは b項です。
「もしぶつかっていなくても、三塁へは行けなかった」
と判断しました。
それでも無理をして、三塁に進もうとしてオーバーランが大きすぎて戻りきれずにタッチアウトになった。

他3人の審判員と相談して、そのままタッチアウトで試合を再開しました。


しかし、試合後の審判ミーティングでは、シニア連盟の方と私の判断とはまったく正反対でした。

「ぶつかったら、一個進塁させてあげなきゃ〜〜」
えっ?・・・・

自軍の審判員ですから、あまり書くのはやめておきます。
これから2年ちょっとお世話になりますので^^

さぁ、このジャッジは正しかったのか?
それとも、間違っていたのか?

どなたか教えてください!

私が参考になったページはこちら

携帯でいつも見ているルールブックは
携帯野球規則


@@@@@@@@@@@@@@@@@@

肝心のkohの成績です。

土曜日の3年生vs1年生練習試合
6番投手で先発、5回を投げて2失点
三振
ライト前ヒット

日曜日の1年生練習試合
6番投手で先発、4回を投げて2失点
右中間2点タイムリー2塁打
セカンドゴロ併殺打
センターフライ

2年生練習試合
代打で途中出場
ライト前ヒット
センター前ヒット

2日間で9イニング4失点
7打数4安打

私の感想は
「90mまでは、まだ飛ばないなぁ〜^^」
posted by metoo at 10:55| 千葉 ☔| Comment(21) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

ビデオ判定制度

巨人は11日のロッテ戦(千葉マリン)で李の本塁打が、一塁走者だった小関の三塁ベース踏み忘れで取り消された判定が誤審であるという抗議と、ビデオ判定の導入を提案していた。

読売新聞

日刊スポーツ

スポニチ

いよいよ、野球界もビデオ判定制度に一歩踏み出そうとしています。

私は、大賛成派です!

みなさんの意見はどうでしょう?

やっぱり、「審判は神様!ビデオなんていらん!」
それとも、「審判だって人間、ミスはあるんだから!」

ご意見お待ちしております。


posted by metoo at 01:01| 千葉 🌁| Comment(36) | TrackBack(1) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年01月25日

インフィールドフライ

ランナー1塁2塁 もしくは 
ランナー1塁2塁3塁
ノーアウト もしくは 
ワンアウト
確実に捕れそうな内野フライ
ボールが落ち始めて野手が捕球体勢捕れるだろうと審判員の判断
4人の審判員が誰でも言っていい

「インフィールドフライ!」

「主審をしている時には胸に手を当てる」
インフィールドフライがある場面だから
審判のみなさん準備してね!のサインです。
(当地域だけかもしれません)


監督をしていた時に一度だけありました。

ノーアウト満塁
バッターがピッチャーフライを打ち上げました。
ピッチャーが構えて捕ろうとした瞬間
「インフィールドフライ!」
その宣告に驚いたのか?いつも通りなのか?^^
ピッチャーが「ポロッ」エラーしました。
すぐに拾ってバックフォーム!

「タッチプレー!」

この大声が、となりに座っていたコーチから出ました。
そのコーチの一言がなければ、フォースプレーと間違って
タッチはしなかったでしょう。

「インフィールドフライ!」の宣告はバッターアウトの意味で、宣告の瞬間に打者はアウトとなり、ピッチャーフライをエラーをしても打者はアウトです。

ランナーはエラーしても進まなく良いのです。

ここを間違ってランナーは走り出してしまう子供達が、ほとんどだと思います。この場面で、ランナーは進んでは棄権です。

フライをエラーしたピッチャーは、あわてて本塁に送球「タッチプレー!」の一言で、飛び出してきた三塁ランナーにタッチをしてアウト、打ったバッターもアウト、ノーアウト満塁がツーアウト2,3塁(他の走者も走っていました)になりました。


インフィールドフライをエラーした時の準備は、
子供達にも、ベンチの大人にも大切ですね。

「タッチプレー!」

私も大声の準備をしておきます!
posted by metoo at 08:34| 千葉 ☀| Comment(23) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

一塁への駆け抜け

kakenuke01111.jpg
「内野ゴロで一塁に駆け抜け
おーっと、ファーストがボールをはじいた!
打ったバッターは二塁へ!いや一塁へ戻りました」

少年野球では、よくある場面ですね。

ここで子供達がよく間違ってしまうルールです。

「フェアグランドにいたら、タッチされたらアウトだから
ファールグランドに逃げろ!」
これは間違いです。



二塁に向かって一歩でも動いたら
フェアグランド、ファールグランドでも
タッチされたらアウトです。
(私はこう解釈しています)


kakenuke02.jpg一塁をかけぬけて、
二塁への進塁の意思 
があれば、フェアグランド、ファールグランドでもタッチされるとアウトになります。
ここを審判によっては
「フェアグランドは進塁の意思がある」???
と解釈される方もいらっしゃいました。

一塁手がファールグランドに飛び出して捕るなど、やむを得ずに危険を避けてフェアグランドに駆け抜ける場合もありますが、

素直に「ファールグランドへ駆け抜けよう」と始動した方が良いのかも知れません。


ファールグランドに駆け抜けて
これは二塁に行けると思い、フェアグランドに走り出し
やっぱりだめだ、間に合わない、
またファールグランドに戻ったらタッチされた。
これはタッチされてもアウトですから、注意しましょう。

連盟や団体、地域差によって、一塁への駆け抜け、フェアグランド、ファールグランドの解釈の違いがあるようなので、審判講習会などで確認してみるといいですね。
posted by metoo at 15:09| 千葉 ☁| Comment(16) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

打者の守備妨害

14日の試合の出来事です。

一死走者一塁2ストライク
ランナーが盗塁しました。
カウントはボール
キャッチャーkohが二塁に投げようとして、
打者が捕手の送球を邪魔をして
kohは打者にぶつかりながら
二塁に送球して盗塁アウト。


さぁあなたが主審でしたらどうしますか?
もしくは監督でしたらどうしますか?

@盗塁アウトを優先して、2ストライク1ボールから引き続きプレーをする。

A打者の守備妨害をとり、ノーカウント、走者を一塁に戻して、試合再開。

B打者の守備妨害をとり、打者アウト、盗塁アウトでスリーアウトチェンジ。

C打者の守備妨害をとり、打者アウト、走者を戻して二死一塁から試合再開。



ちなみに今日の相手チーム主審は、Bを選びました。


ど〜する〜ア○フル〜^^
posted by metoo at 02:01| 千葉 ☔| Comment(15) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年01月13日

2006年ルール変更

0113.jpg
1月13日の読売新聞より

スクイズルールの変更
プロ・アマ合同の野球規則委員会が12日、都内で開かれ、スクイズで打者に違反があった場合、従来は三塁走者をアウトにしていたが、今後は打者をアウトにする事を決めた。打者が打席から出て打つなどの反則をした場合、打者がアウトになるのが基本だが、スクイズに限っては三塁走者をアウトにするとの例外規定が設けられていた。


解説
ランナー三塁
打者がバッターボックスを飛び出してバントをした時
(空振りはバッターボックスを飛び出してもアウトにならない)

今までは
三塁ランナーがアウトになって、
(二三塁の時は二塁ランナーは二塁に戻る)
 打者はノーカウント

これからは
打者がアウトで、
 三塁ランナーは通常のルール通り元の塁に戻されます。

いつからルールが変わるのでしょうか?
今年の最初の大会からかな?
各地域で聞いて確認してみてください。
posted by metoo at 22:55| 千葉 🌁| Comment(14) | TrackBack(1) | 審判 | 更新情報をチェックする

プレートを外さない牽制



二塁へのプレートを外さない牽制です。

「プレートを外さない牽制」
左投手の一塁牽制、右投手の三塁牽制をパッと思いつきますが、
軸足をプレートにつけたまま
自由な足を塁にまっすぐ出せば良いだけです。
これを牽制球と覚えるようにしています。
プレートを外せば野手、つまり送球と覚えています。

注意点ですが、
「自由な足からが先に動かす」と教えるようにしています。
プレートの軸足のかかとが、先に動くとボークだったと思います。
連盟審判員さんに確認はしましたが、どうでしょう???
kensei03.jpg
まずセットポジションです。

kensei04.jpg
@自由な足を一塁(二塁)に向けてまっすぐ動き出します。
A次に軸足かかとが回り始めます。

kensei05.jpg
違反例は
@軸足かかとが先に回り始め
A自由な足が動き出します。
B軸足は投げ終わった後プレートを外す。

この微妙なタイミングは,一塁塁審でも解らないと思います。
ランナー一塁、二塁の時には、四人制審判ですと、二塁塁審はダイヤモンドの中に入れますので、二塁塁審にまかせましょう。

違反例の動画です。

1、自由な足が一塁に向かって動いていない。
2、自由な足が投げる塁以外に動き出す。

1、肩から動き出す。
2、ひざから動き出す。
3、軸足を外しているが、プレートのセンター側に外れていない。
4、肩から動き出す。

QuickTime無償ダウンロード

今週はボークだらけでしたね^^
posted by metoo at 00:02| 千葉 | Comment(23) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

ノーワインドアップで牽制できる?



問題です

ノーワインドアップから一塁牽制、二塁牽制をしている動画ですが
これはボークでしょうか?
それともOK!でしょうか?

QuickTime無償ダウンロード

正解を読む
posted by metoo at 09:18| 千葉 | Comment(8) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

誰が見ても止まってない

少年野球は、このボークが一番多いのではないでしょうか?

ランナーが出ると急いで投げたくなり、セットポジションでしっかり止まらずに投げてしまう。私達チームには1イニングに4回、1試合で7回このボークを取られた投手がいました^^

ルール上に何秒静止しなければいけないとは無く、
「誰が見ても止まっている」
こんなあやふやな言葉で記載されています。
「私だけかもしれないが、止まっているように見えなかった」
これでもボークになるのだろうか?
「私達チームの大人3人は止まっていないと思う」
誰が見ても止まってるって、難しいですよね^^


子供達にセットポジションを教える時

セットポジションに入りながら息を吸って
「ふっ」
息を吐いてセットポジションを止める。
こんな教え方をして、セットポジションでしっかり止まるようにしています。

「あっ止まってない!」
ついつい試合中、ベンチから私も声が出てしまいます^^

QuickTimeの無償ダウンロード
posted by metoo at 14:49| 千葉 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

二段モーション



今年から禁止になる二段モーション

二段モーション禁止!と言われると
足を二回上げて投げるように思いますが、
「投球動作中に止まる」
この事が違反なんですね。

二段モーションばかりが注目されていますが、討論の対象は「止まっているか?止まっていないか?」の問題もあると思います。高校野球がきちんとルールを守って、プロ野球がエンターテイメントだからルールを破ってもOK!やっぱり変ですね^^

もう一つは「投球動作中に一塁に肩が開き、ランナーを牽制する」これも違反行為で、バッターやランナーをだますような行為は禁止だそうです。

QuickTimeの無償ダウンロード
posted by metoo at 13:48| 千葉 ☔| Comment(14) | TrackBack(1) | 審判 | 更新情報をチェックする

高校生のための投手規則解説

私達の地域だけで行うローカル大会が、毎年10チームで開催されます。
(この大会で昨年初優勝しました!)

この10チームだけで審判講習会を大会前に行い、審判員のレベルを高めよう!お互いに質問しあってルールを確認したりします。
その時に頂いたビデオがこちら
「高校生のための投手規則解説」
このビデオを少しずつキャプチャーしながらブログに残そうと思います。

企画,監修 日本高等学校野球連盟
撮影場所は甲子園
協力は報徳学園
1992年に製作14年前ですので多少ルールが変わっている部分があるかもしれませんが、そのあたりをコメント頂けると助かります。また新作があったらご紹介ください。

高野連もこういった解説ビデオや書籍を、どんどん底辺拡大の為に活動してもらえると野球人口発展につながると思います。
posted by metoo at 13:20| 千葉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする

2006年01月04日

ボールデッド

新年を迎え、新しいカテゴリー「審判」についてを作りました。
第一回目は「ボールデッド」なんですが、私が試合中に主審に教わったルールです。


それでは再現VTRスタート!

ランナー一塁でピッチャーが一塁に牽制しました。
見事にファーストの頭を超えた暴投!
白線(ボールデッドライン)を超えてしまいました・・・

私は「ボールデッドはテイクワンベース」と思っていました。

相手監督さんからタイムがかかり、主審に抗議をしています。

抗議が終わり主審から
「テイクツーベース ランナー三塁へ」

「え〜〜〜〜なんで〜〜〜」

それでは主審から教わった正解です。
ピッチャーの牽制球には2種類あるそうです。
@プレートを踏んでの牽制→投手の牽制球
  テイクワンベース
Aプレートを外しての牽制→野手の送球
  テイクツーベース
私はこのように覚えるようにしました。


このケースの場合、
ピッチャーはプレートを外してファーストに牽制しました。
つまり野手の送球と判断されて「テイクツーベース!」
一塁ランナーは三塁まで安全な進塁を認められました。

試合後にきちんと主審からレクチャーを受けました。
この時から、一塁牽制球の悪送球はしっかりチェックするようになり、私も一度タイムを取って主審にアピールをして三塁までランナーを進めてもらった事があります。


同じようなテイクツーベースですが、

三塁ゴロを一塁に悪送球でボールデッド、
二塁まで進塁が認められますが、
この場合は、
三塁が投げた瞬間に
一塁ベースを踏んでいれば、一塁からテイクツーベース?
一塁ベースを踏んでいなければ、本塁からテイクツーベース?

いえいえ、この場合は、
ピッチャーの投げた位置から、
つまり本塁からテイクツーベースになるそうです。

結果的に二塁へ進塁ですが
「ボールデッド テイクワンベース!」
などと言ってしまったら、間違いだそうです。

2006/1/29
sancomサンからのコメントを追記します。
これは勘違いです。
7.05g 付記をご覧下さい。
走者なしで内野手の送球でもボールが手から離れた瞬間に打者走者が既に一塁に到達していたら「テイクツー」となり三塁まで進めます。
走者一塁で同じ状況になっても一塁走者がその時にまだ二塁に到達していなければ二塁、三塁止まりとなります。


タイムリーヒットで外野からのバックフォーム!
捕手を飛び越してボールデッド。
この場合は外野手が投げた瞬間に
打ったバッターが、ドコの塁を踏んでいたかで、
テイクツーベースが変わってきます。
一塁を回っていたら一塁からテイクツーベース三塁へ
二塁を回っていたら二塁からテイクツーベース本塁へ
バッターランナーにも注意が必要です。

私の地域の審判員さんに教わった事なので、地域差などは無いでしょうが、間違っていたら、付け加えるアドバイスがありましたらご教授お願いします^^
posted by metoo at 19:21| 千葉 ☁| Comment(21) | TrackBack(1) | 審判 | 更新情報をチェックする

2005年09月30日

審判

やっと100回目の日記になりました。
という事で今回は愚痴を言わせて頂きます。

うちのチームの大人達はとてもいい人ばかりです。

相手チームにえこひいきするな〜

「え〜〜今のがアウト〜〜」
相手チームからブーイングが聞こえるのがイヤなので。。。
自チームに有利な判定をしろ!とは言いません。
公平にお願いしますよ〜〜〜

お酒の席でいつも審判の話になり
「あれはアウトでしたよ〜〜」
「えへへへ、イヤ審判は公平ですよ〜」

セットポジションで投手のグローブがピクリと動き
「ボーク?」
声に出さずに口パクで私に聞いてきます。
「ウンウン」
私もうなずきます^^

みんないい人なんですけどね^^
私は無言の背中で試合中アピールします。

子供達よスマン
 審判は神様!悪口言ってはいけないよ^^
posted by metoo at 00:16| Comment(25) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする