全力で走って
急に止まって
反対方向に全力で走る
これができない子供が多すぎる
合同6年生チームを見ていますが、
6年生でも出来ない子がたくさんいます。
例えば
塁間ではさまれて、行ったり来たりするシーンがあります。
フライを前進して、やっぱりバックするシーンがあります。
逆シングルで見事キャッチ、でも投げれないシーンがあります。
つまり、子供達が止まれない運動神経のままなのでは?
そう考えます。
立花龍司さんのトレーニングスタジオに
No3、体のキレを維持するランニング
「リターンダッシュ」
というメニューがあります。
これを「往復ダッシュ」と呼び名を変えて、冬場のスピードアップを目的として、冬休みの朝練習を行いました。(このメニューは後日に)
○10mくらいを往復します。
○左に行ったら左足でストップして、左の靴を左手で触ります。
○逆に右に行ったら右足でストップ、右手で右の靴を触ります。
これをきちんと出来ないと、ノックや走塁中に、足首の捻挫などに繋がるかも知れません。
もう一つの練習は、
守る「前」「ショートバウンド」「横」そして「最後の一歩」
2−5−3の練習の中に取り入れています。
「ストップバック」

@5から全力で2に向かって走ります。
A2が「ハイ」と言ったら、フライを5のあたりに投げます。
A急停止して戻ります。
Bキャッチしてファーストへ送球
止まれない子供達
なんとかしないとしないといけません。
うちのチームも大半がこういう子ですね。
今の子供達は鬼ゴッコとかやらないんですかね?
踏ん張って止まれないですよね。
この踏ん張る体重移動は、投げる打つにも大切な要素だと思います。
私達チームの小学校では木曜18時から20時まで、ミニバスケットボール教室をしてくれています。バスケットボールは、この止まって走るが多いスポーツです。チームのみんながバスケ教室に通い、夜遊び感覚で汗を流しているようです^^
全力で走らせ、指導者の「バック!」の声で踏ん張って止まり、逆方向へ走る・・・で、また、「バック!」の声で踏ん張って止まり、逆方向へ走る・・・
まあ、声のタイミングを予想して全力で入らない子供もいますが・・・^^;
「ゴーバック」こう言った練習をやるかやらないかで、1年後には全く違う子供になりそうですよね。
ブラジル体操を私達は年間やっていますが、1年前を思い出すとスキップが上手くなったのがよく解ります。
このスキップも、捕ってから投げるまでの大切な体の動かし方と思います。
実は私達チームに、中学野球部顧問の息子さん2年生が入部しました。
その方と一緒に少年野球、中学野球について話を聞くと、
「投げる、打つは毎年上手な子が増えているが、動ける子が年々少なくなった」
技術の向上と、体力の向上がつりあっていないそうです。
言われてみると、なるほどなぁと思いました。
我々が子供の時と、今の子供達の違いは
やっぱり根本的な運動能力なのかなぁ?
と実感しています。
基本的な動き・・・
これが鈍いような気がしています。
この冬にはトレーニングしないと・・・
危機感感じてます。
メニューまた楽しみにしています。
>やっぱり根本的な運動能力なのかなぁ?
私も子供達を見ていて、あぶないなぁと感じる事がよくあります。フライをバックして取りに行って、後頭部から倒れる、ひじから倒れ落ちる子供など、倒れ方の運動能力と感じます。
ストップと同時にスタートをきれない。体重の移動ができない、タイミングがわからないのではないかと考えました。
リターンダッシュ。さっそくぱくらせていただきます。
相手から逃げて遊ぶ、鬼ごっこ不足でしょうか。
ストップして走り出す事が、スピードアップに直結してるバネのように思います。
これが上手くできれば、ひょっとしたらすごく守備範囲の広いチームができあがりそうですね。