2005年10月21日

プレーオフから練習メニュー

s05.jpg
ロッテ対ソフトバンクの第5戦から、次の練習メニューを考えました。

初芝選手のサードゴロで、サードバティスタ選手とショート川崎選手がぶつかりました。
少年野球では、よく譲り合って「お見合い」する場面ですが、プロでもこういったプレーが見れたのは勉強になります。

「このプレーで、ファーストに投げやすいのは、
  サード、ショートどっちだっただろう?」

子供達と実験をしてみようと思います。
サードはファーストに「ながれ」で送球できます。
ショートは「ふんばり」ファーストへ送球します。
どちらが、捕ってから投げるまで素早くできるか?

子供達にはこうやって教えようと思います。

1位ながれ、2位ふんばり、3位きりかえし

この順番で考えると、サードが正しいと判断できるでしょう。

サードとショートの間にノックをして、
サードがとれなければ、もちろんショートがカバーします。

この時に、声の練習も付け加えようと思います。
打った打球に対して、他の守備位置の選手が
「サード!」
もしくは「ショート!」
声で指示を出すのも大切です。
間違ってもいいから、自分のポジションから声を出してみる。
レフトから、ファーストから、ピッチャーから、もちろんキャッチャーから、この打球スピードはショートなんだ、このボテボテはサードなんだ、自分の位置から判断するのも大切です。

フライは後ろに下がる選手より、前に走ってくる選手の方が捕りやすい。
などなど、子供達の中で、認識を1つにまとめて行こうと思います。




posted by metoo at 16:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 守る | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
捕れると思った守備位置の子も「オーライ」「OK」などの声出しですね。
でも、最初は大変でした。何でも自分で捕りたい子は、とりあえず「オーライ」といってボールを追いかけるんだけど実際は捕れない→で、カバーの子は足を緩めてしまい、そっちも捕れない。
この修正に、他の守備位置の選手が声だしをする方法で解決の方向に向かっています。
みんなが“何でも自分が捕りたい病”にかかると、お見合いはなくなるけど、ぶつかりがありますからね。
場面に応じて、優先順位を知っているとカバーもスムーズに行きそうです。
Posted by 始動者 at 2005年10月21日 19:03
中学生ですとまず大丈夫なんですが、小学生の場合は問題ですよね。ですから仰るように共通認識というか、指示の在り方も事前に植え付けておくのは良い事ですね。
アウトカウントとランナーの位置で、捕ってから投げる場所が違いますから、その辺りの絡みもありますね。
Posted by ドラ夫 at 2005年10月21日 19:26
指導者さん、ありがとうございます。

私の追記したいことを捕られてしまいました。この「捕りたい病」vs「捕ってよ病」の処方箋を大人が作ってあげないと、いつまでもこの病気は治りませんね。
だから試合でエラーしてもいいんです。一番のショック療法を、試合で診察し、練習で治療してあげましょう。
Posted by metoo at 2005年10月22日 01:35
ドラ夫さん、ありがとうございます。

バッティングでも守りでもピッチングでも、ある程度、体が出来上がって筋力が備わってきて、出来上がる部分もあります。

それまでは、野球のワンアウトの捕り方、アウトの捕り方を数多く、刷り込みたいです。

状況判断を繰り返す練習で、考える野球が育つと思います。続けて繰り返してやってみます。
Posted by metoo at 2005年10月22日 01:43
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック