三本(三塁本塁)
この目的は、ランナーを挟んだときのキャッチボールの練習です。
走りながら捕って、走りながら投げる
試合で重要な場面の挟殺(きょうさつ)プレー
せっかくランナーが飛び出してアウト1つ取れるのに
「追え!走れ!投げろ!あ〜〜やっちゃった〜〜」
いろんな失敗をしました。
一塁三塁のグループのまま、一塁が本塁に移動します。
本塁から投げたら三塁へ移動のローテーション。
約5分間
@本塁から走ります。
A「ハイ」ボールを呼んで走りながら捕ります。
B捕ったらコーチ(マスオさん)にタッチ「アウト」の声
Cタッチしたら、走りながら相手に呼ばれたら投げます。
今度は三塁からコーチ(波平さん)にタッチするように、
同じ@ABCを繰り返します。
私達チームの挟殺プレーのルールです。
○まず全力で追う。
○自分でタッチ出来れば、タッチして良い。
○タッチは相手の腰にタッチする。
○相手が「ハイ!」呼ぶまで投げない、呼ばれたら投げる。
○「ハイ!」呼んだら走りながら捕ってタッチする。
○ベースの上で始めず、ベース1m前からプレーする。
○ランナーをダイヤモンドの外へ追い出す。
○自分達はダイヤモンドの中でキャッチボールする。
○キャッチボール1回でアウトにする。
○投げた塁を守る(カバーに走る)
ランナーととクロスしないように気をつけましょう。
投げた塁は、空いてしまいます。カバーを大切にしましょう。
最初はタッチなしで@ACで始めました。
追記です。
ランナーは踏ん張って、止まって、方向を変えて、戻って、走ります。
守る方は、走りながら捕って、走ってタッチします。
どちらが速いかを、子供達にやってもらいましょう。
足が遅い選手でも、ランナーよりも早くスタートしてますから、
ランナーに追いつく事(タッチする事)ができます。
「ハイ!」ボールを呼んで走り出すタイミングを掴む練習です。
一塁挟殺本塁挟殺
挟殺プレーの実践キャッチボールです。
先程分かれたグループで、片方がランナー、片方が守ります。
守りは@ABCをローテーションします。
設定1、一塁挟殺 (図の赤い字です)
牽制で飛び出した1塁ランナーを挟殺します。
ランナーは必死に逃げ回ります。
5分でランナーと守りを交代
○@ピッチャーが牽制します。
○セカンドのBが「走った!」走っていたら大声を出す。
○Aのファーストは全力で追う。
○Cのショートは「ハイ!」呼んでタッチしてアウト。
○ランナーと交差しないように中でキャッチボール。
○投手は一塁カバー、セカンドは二塁カバーを忘れずに。
走ってくる相手に合わせたタイミングが難しいです。
ランナーが急に戻る、
もしくはつっ込んで来るケースもあります。
何度も繰り返し覚えるしかありません。
設定2、本塁挟殺 (図の青い字です)
スクイズ失敗して3塁をランナーを挟殺します。
ランナーは必死に1点を狙います。
5分でランナーと守りを交代
○@ピッチャーがウエストします。
○サードのBが「走った!」走っていたら大声を出す。
○Aのキャッチャーは全力で追う。
○Bのサードは「ハイ!」呼んでタッチしてアウト。
○ランナーと交差しないように中でキャッチボール。
○投手は本塁カバー、ショートは三塁カバーを忘れずに。
この場合、本塁へ追込むのではなく、三塁へランナーを追い込め、と指導される方もいらっしゃいますが、他のランナーが進んでしまうケースを考え、私達はキャッチボール1回で終わらす事としています。
封殺プレーの練習でしょうか、「キャッチボール」として、基本として子供たちにやらせているところがmetooさんのチームの『凄み』ですね!
>これは、他のチームではキャッチボールとは呼ばんでしょう。
ドキッ!
>封殺プレーの練習でしょう
ドキッドキッ!!
ええ、えっと、きょきょ今日は、
いいいてて天気、でで、ですなぁ^^
そうなんですよ!
そこを突っ込んで欲しかったんです^^
1時間くらいかけて書きました。
しかし版権とか権利とかわかりませんが、使ってもいいのですかね?(今頃になって^^)
そのとき、チームでの共通ルールは「ランナーをどこに追い詰めるか、どこでしとめるか」ということでした。正解はありませんが、チームでは(三塁-本塁の場合)三本間の3塁側から1/3の地点と決まられておりました。ですので、挟んだ瞬間から、馬鹿な息子でも共通理解の中で追い込んで行きました。子供たちは挟んだ瞬間から「1/3,1/3!」と声がかかります。
子供たちの共通意識プレーに役に立ち、また失敗も少なく、実践的でしたが、正しいかどうかは不明です(笑)。
今度はノリスケさんの登場を期待してます^^
挟殺プレーはそのチームによっていろいろなアイデアがあるでしょう。何が正解かは状況によっても異なります。足の速いランナーだったら、点差が離れていたら、チームで一番足の速い子遅い子など、バリエーションがありますね。
4年前の投手は100mを12秒台で市内1位でした。その時は「(その子に)ボール渡せ!」でした^^
現在中学3年全国大会3位10.09秒だそうです。
ノリスケさん?フッフッフッ^^
残念ながらシリーズを変えました。
キャッチボールその7、をご覧下さい!
学生時代から疑問におもっていて、解決していなかったことがありました。この記事を読んでふと思い出したのですが・・・
挟殺プレーに時、守備側はよく「内側にいけ」とか「ランナーを外側においやれ」とかいわれてました。この理由ってご存知ですか?
2007年までは
7.08 次の場合、走者はアウトとなる。
(a) (1) 走者が、野手の触球を避けて、塁間を結ぶ直線から3ft以上離れて走った場合。
【注一】 "塁間を結ぶ直線から各3ft"というのは、塁間を結ぶ直線を中心として左右へ各3ftすなわち6ftの幅の地帯を指し、これが通常走者の走路とみなされる場所である。従って、走者が、野手の触球を避けてこの走路内から走路外に出たときには、その身体に触球されていなくてもアウトになる。
走者がこの走路外にいたときに触球プレイが生じた場合、走路から遠ざかるようにして野手の触球を避けたときは、ただちにアウトになり、走路内にもどるようにして野手の触球を避けたときに走者と塁とを結ぶ直線から3ft以上離れれば、その身体に触球されていなくてもアウトになる。
2008年改定からは、
「塁間を結ぶ直線から3フィート以上離れて・・・」を走者のベースライン(走路)から3フィート以上離れて・・・
2007年までは塁間を結ぶ直線から左右3フィートだったのが、
2008年からは「走路」から左右3フィートと改定されました。
過去は、
「塁間を結ぶ線から外に追い出せばアウトになる!」
「挟殺プレーはランナーを外に追い出せ!」
「塁間線から追い出せば審判はアウトをとってくれる!」の意味が強かったと思います。
今でも私はその意味を考えて野手はなるべく内側で、
走者はなるべく外に追い出せ!と考えていますが、
0.1秒でも早くアウトをとる挟殺プレーの方が大事だと思っています。
高校野球の試合を見ていると、挟殺プレーもいろいろ違うようです。
わざとボールを持っていない野手にぶつかる高校もありましたよ。
以前WBCの挟殺プレーを見ていましたが、
ボールを投げた後は時計回りの逆に走っていました。
まだコレッ!というのが見つかっていないのが現状のようです^^