2005年10月17日

キャッチボール その3

塁間、遠投、速投

正しい投げ方とは何なのか?
■ケガをしない
■速い球が投げられる。
■コントロールがいい

ではキャッチボールは「正しい投げ方を身につける為の練習」と言えると思います。

ステイショナリーではゆっくり確認しながら行いました。
@体重移動
足が着地した時一直線
ATOPでのゼロポジション
胸が張られるときのひじの位置
B前の肩と後ろの肩を入れ替える
フォローするで肩を入れ替える

これを一連の動作に繋げていきます。
まずは12mくらいから
1、まっすぐ立つ
2、体重移動
3.着地(ひざ,ひじ,肩,ボールが一直線の「間」)
4、投げる(TOPのゼロポジション確認))
リベラさんに教わった4のリズムでゆっくり確認。

1球投げたら1歩ずつ下がっていき塁間までいきます。
距離が離れても同じ4のリズムをくずさないようにします。

離れていく距離は個人のペースに任せます。捕手はホームベースで投手は自分の好きな間隔で下がっていってもらいます。
塁間を越えてからは、ワンステップを入れて体重移動の手助けをしながら徐々に下がっていきます。

子供達から目を離さず、しっかり@ABをチェックしています。

50mを目安に遠投を始めます。
(冬場はもっとゆっくりなペースで,数も増やしています)

最初はノーバウンド45度の角度の遠投を10球ほど。
遠投の目的は体全体を大きく使い、
強化する目的です。
C遠投は胸の張りを大きく感じて
チェックポイントを1つ増やします。
*捕る側はフライを半身で見るクセを、遠近感をここで覚えます。

次に低いワンバウンドを10球ほど。
Bのフォロスルーを特に見てあげます。
*捕る側はワンバウンドを読んで探す練習です。

「速投」の合図でタンタタンで捕ったらすぐ投げる、投げたら前に進んでを繰り返しながら塁間まで近寄ってきます。
「速投20」塁間から捕ったらすぐ投げるをタンタタンのリズムで一人10球二人で20球で上がります。

ここまでが「正しい投げ方を身につける為の練習」
のキャッチボールです。

次からは実践で使うキャッチボールに移ります。


posted by metoo at 20:38| Comment(9) | TrackBack(0) | キャッチボール | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>*捕る側はフライを半身で見るクセを、遠近感をここで覚えます。

↑↑↑これだっ!
うちのチーム(3・4年生の方)に意識させてみます。この発想はなかった。
ありがとうございます。

まぁ、他の項目も満足に出来ていない状況ですが…。
Posted by 始動者 at 2005年10月17日 21:07
キャッチボールはその12まであるんですよね。
それだけ大事な基本ということ。
一口にキャッチボールといっても奥が深い!
Posted by Skyboys広報 at 2005年10月17日 22:23
指導者さん、ありがとうございます。

あまりフライは投げるなと教える方もいらっしゃいますが、後ろからの重心移動を強く感じる遠投も必要と思います。
無駄な1球はありません。投げ合ったボールは、なんでも練習につなげちゃいましょう!
Posted by metoo at 2005年10月17日 22:33
Skyboysさん、ありがとうございます。

キャッチボールで45分を目安に練習しています。冬場はもっと時間をかけます。
その3までで5項目終わりました。
頑張って残りを書き上げます^^
Posted by metoo at 2005年10月17日 22:37
metooさんチームのキャッチボール。
前から思っていたのですが、個々のメニューの投球数が少ないですね。
これは、「反復練習」なので、練習の度にやる子とで覚えていくということなんですか?
子供たちにチェックポイントを覚えさせる時にはどうされていたんですか?
教えて下さい。
Posted by さとる at 2005年10月17日 23:08
さとるさん、ありがとうございます。

他のチームをあまり知らないので、投球数が少ないのは解りませんが、無駄な1球は少ないと思います。

コーチの方と指導方針をビデオを見ながら話し合い、勉強会の中で同様にビデオを見ながら子供達にプリントを配り説明します。指導者もずれがありませんので、誰が教えても安心です。

特にチェックポイントが多い子供は、全体練習の中では個人的には指導しません。時間をずらして個人指導します。
全体の中で個人を指導してる時間をつくると、全体が長引いてだらける為です。

スティショナリーは投球フォームの確認、遠投は強化が目的です。この後から試合でのキャッチボール練習と思ってください。
Posted by metoo at 2005年10月18日 01:20
さとるさん、追記です。

>子供たちにチェックポイントを覚えさせる時にはどうされていたんですか?

やっぱり何度も反復練習をしました。個人個人難しい点はいっぱいあります。

正しい投げ方を、正しい力の使い方と言葉を直して考えます。子供達はどこか違った力を筋肉と神経を使う事が多いと思います。そこでメチャクチャ疲れさせてからキャッチボールをしてみたりした事もありました。

例えば握力グーパーを100回やってから、鉄棒にできるだけぶる下がってから、など疲れた状態からのキャッチボールをしてみると無駄な力が抜けた事もありました。

いろいろ今後もやってみようと思います。
Posted by metoo at 2005年10月18日 01:49
ここまで考えてキャッチボールをしているチーム・・・それに指導者の方は少ないと思います。
しかし、子供達は本当にmetooさんに出会えて幸せですね。
我がチームでもこういった指導が出来るように、何とか指導者の体制を創りたいと思っていますが、、、
また色々と勉強させて下さい。
Posted by Shin at 2005年10月18日 11:53
Shinさん、ありがとうございます。

毎日でも子供達と一緒にいたいくらいです。キャッチボールを教えるのは難しいですが、上手くなっていくのを見るのは楽しいですよね。
キャッチボール編はもうすこし続きます。
Posted by metoo at 2005年10月18日 16:42
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック