
塁に出た子供達の「一塁のリード」から「二塁へのスタート」を見ていると気が付く事がありました。
Aの図が子供達なのですが、
一塁と二塁を結ぶラインと平行にリードの構えをとります。
盗塁する時には、赤い点線でおおげさに書きましたが、ラインよりも中に膨らんでスタートしてます。
膨らんで遠回りしてしまい、無駄な距離を走ってるのをどうやって修正したらよいのか、ずっと悩んでいました。
そこで見つけたのが、Bの図です。
「中学野球の指導とノウハウ」に書かれていたのですが、
「右足のつま先を開いて構える」
つま先を開くことにっよって、方向転換をしやすくする考えです。
自分でも試してみましたが、つま先が閉じているより、開いていた方が二塁への90度回転がしやすかったです。
次のCの図は、イチロー選手の一塁リードの構えです。

「イチ流2008」の番組で、
NFLシアトルシーホークスのサポーター背番号「12」を着ながら、一塁走者についての考え方を詳しく解説していました。
※ 二塁へ一歩目のスタートである左足を、二塁への直線上に入れて真っ直ぐにスタートをきりたい。
一歩目の左足が直線上に入りやすいように、やや開きながら、投手を正面に見れるように構えていました。この「投手を正面に見る」は子供達に説明しやすいですし、斜めに投手を見るよりもいいスタート反応が生まれるかもしれません。
もう一つ付け加えていたのが、
※ リードが大きすぎると「戻る」意識が高くなり、盗塁する反応が遅れてしまう。
普段から「もっとリードを大きく!」と練習していますが、考えさせられる意見です。大き過ぎず、小さ過ぎず、スタートが一番反応良くできるリードの距離が大切と、イチロー選手は語っていました。
「バッターボックスよりも、守備位置よりも、一塁リードのこの場所が一番緊張しますね」
と笑顔のイチロー選手。
たまには私も盗塁練習でもしてみようかな?
体のどこかが故障してしまうかもしれませんが、
あのスリリングな場所に、久しぶりに立ってみたくなりました^^
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先月、当地で行なわれたプロ選手と高校球児のシンポジウムで巨人の鈴木選手が盗塁について話してましたが、鈴木選手も図Cでした。
なるほど、参考にさせていただきます。
質問=子どもの場合、C図のように開いた状態から牽制時にスムーズに戻れるか教えてください。子どもの場合、体ごと開いてしまうような気がしますが、開いてもOK?、それても足(下半身)だけC図で?
我が低学年チームでは真っ直ぐに走る練習と盗塁のリード&スタートをウォームアップのダッシュメニューに組み込んであります。リードの仕方から姿勢、戻り、スタートなど。
すべてライン上(ラインダッシュ)で行なっています。半年でやっと8割の子が真っ直ぐに走ることが出来るようになってきました。真っ直ぐに走らせることからが大変でした。
なぜ開いてリードするのか?
そこを子供達と一緒に試しながら考えてみようと思います。
でもいいですね!
プロの選手と高校生が関わりあうのは。
◆Fastballerさん、ありがとうございます。
真っ直ぐに走る。
低学年の子達には、なかなか難しい事なんですよね^^
さてご質問の回答ですが・・・
私にもわかりません^^
足だけ開くのか、体ごと投手と正対して開くのか、子供達と試しながら意見を聞いてみてはどうでしょうか。
私の個人的なリードの構えを書くと、私も軽く開いています。投手を正面に見たほうが、目も首も緊張がなく、リラックスした体制からの方が反応しやすいからだと考えています。
ライン上に両足があれば、右へ進む時(二塁)、左へ進む時(一塁)、両方とも90度の方向転換が必要ですが、10度開いて構えると、二塁へは80度、一塁へは100度の方向変換ですから、当然一塁へは遅くなるでしょう。遅くなる分、リードを小さくするのもいいでしょうし、その代わり二塁への反応は良くなるかもしれませんね。
子供達に、選択の自由を与えてみて、好きなスタイルを見つけてもらってはどうでしょう。
ご質問の答えになってませんね^^
やっぱり野球って奥が深くって難しい・・・でも、だからこそ、おもしろいですね。
子ども達と試してみたくなりました。
Cの場合で大袈裟に開きすぎて、一塁に戻る時に体がよじれて不恰好になる子がいそうです。^^;
そういう実例も出てきて意見交換が出来ると思うと とても楽しみになります。^^
目から鱗が落ちた気がします。
もしかしたら、他のプレーでも、そうするのが当然と思っている裏腹に、こういう側面があるかもしれないと思いました。チェックしてみます。
私は、
盗塁する時=リード普通
盗塁しない時=リード大きめで揺さぶり
と考えています!それよりもバッテリーエラーが多い学童野球!第2リードと集中力が課題です^^;
右足のつま先を次塁方向に向け、右ひじを後に思い切って引くと、(わかります?)体が進行方向に素早く向ける。と教わりました。
metooさんも好きなアメフトの基本動作で、盗塁のスタートのように、正面を向いた状態から素早く横に動く「プルアウト」と呼ばれる動作がありますが、上半身を以下に素早く進行方向に向けるかが鍵となっています。上半身の素早い動作で初めて足の動きもついていくのです。盗塁のスタートが遅い子は、上半身を使っていません。
元盗塁王の福本選手も盗塁の成功は、足の速さでなくスタートの3歩が大事だと言っていましたが、足の動きは上半身からです。
私は子供たちにCのかたちでライト方向に半歩程下がった位置でリードをとらせています。
理由は・・・
1)1塁への帰塁時に90度まで体を回転させなくてすむ。
2)投手からみたときにリードが大きく見えるのでプレシャーをかけられる。
等ですがみなさんのコメントは大変参考になりました。
上半身の動き、次回の練習で注意してみようと思います。
ウチでやってるのはCに近いです。ただ足の向きというより、リードして構えた状態から右足を引くというものでした。徹底しているワケでは無いので実践してる選手は少ないんですが笑
ベースに戻るのは(投手は除き)全部手から戻ればいいんじゃないでしょうか???
ちなみに盗塁はヘタなのでキライです。
塁にでても盗塁したいようなアクションはしません笑
あ、でもセカンドランナーのシャッフルは好きです笑
距離のライン上に右足の爪先は二塁の方へ60度〜70度開き、左足の爪先は一塁のベースの側面の平行「ホームベースの方向」向ける。この方法だと無理なくスタートが切れます。口下手ですまん
「上半身の素早い動作で初めて足の動きもついていく」
私もそう思います。
もっと言えば、まず顔と思っています。
素早く進行方向に顔を向ける意識で動くと、上半身が素早く進行方向に向きます。
右足をセカンドの方へ向けてると、そのままの態勢でスタートが切れます。一塁手の頭の良い奴がいれば、右足の角度で次のボールで走る事が、見破られるかもしれませんが、上半身の顔が向くのも一緒です。
色々な理論があると思いますが、小学生には無理のないスタートです。
私のブログに履物の歴史を書き込んでいます。裏かねの状態でも日米の考えの差はあります。
「右足のつま先を次塁方向に向け、右ひじを後に思い切って引くと、(わかります?)体が進行方向に素早く向ける。」
これも納得できます。
metooさんの図では、スタートの一歩目がいきなり左足からのクロスステップになっていますが、右足を次塁方向に向けるステップがあってクロスステップの方がおそらく素早いと思います。
「右ひじを後に思い切って引く」も上半身を素早く進行方向に向くにつながりますね。
体を90度 方向転換するスタート
単純な動きのようで、すごく奥が深い動作ですね。
厳しい鍛錬の中から、たくさんの失敗の中から、極意が生まれるのかもしれません。いっぱい失敗して、何かをみつけてもらいましょう!
◆スマイルヒットさん、ありがとうございます。
どうしたら最高のスタートがきれるのか?
子供達と話し込むと、いろんな意見と発想が楽しめそうですね。
「この形ではオレは戻れないなぁ〜」
一人一人、意見が違って当たり前でしょうから、自分の技をみつけだしてもらいたいですね!
◆かまぼこさん、ありがとうございます。
イチロー選手が、こんな事も言っていました。
「頭が高すぎても、低すぎてもいけない」
一人一人スタートをきりやすい、ちょうどいい頭の高さがあるのでしょう。全員が全く同じ形では、やっぱりおかしいですよね^^
◆とうさん、ありがとうございます。
学童野球では、相手のミスを見逃さない事も大切ですね。
ミスが多い低学年時代こそ、試合をたくさんして、相手のミスを覚えるのもいい経験かもしれません。
まぁ こちらもミス連発ですが^^
◆穴金空歩人さん、ありがとうございます。
私の盗塁についての考えですが、若松氏と似ている点があるかもしれません。
私は右手で反応します。
目から得た情報を、一番素早く反応できるのは、手だと思っているからです。
牽制だったら右手で一塁ベースへ。
盗塁だったら、右手をグッと引いて方向変換してスタート。
若松氏の右ひじの考えは、私にとってはとてもわかりやすい考えです。
◆古田兼好さん、ありがとうございます。
上半身の動かし方、とても参考になりました。
アメフトの話がでたのでスーパーボールについて^^
個人的にはパッカーズを応援してましたが、ジャイアンツに敗れてしまったので、ジャイアンツにペイトリオッツの完全無敗優勝を阻止してもらいましょう!^^
今年のハーフタイムショーは「PETTY AND THE HEARTBREAKERS」というバンドだそうです。
http://www.nfljapan.co.jp/season/feature/superbowl2008/halftime/
月曜日が楽しみですね^^
◆幼児部コーチさん、ありがとうございます。
みなさんからのコメントは、いつも参考になりますね!
これをバラバラに教えてしまうと、子供達が悩んでしまうでしょう^^
まずは指導者間で話し合い、指導を一致させたいなぁと思います。
◆marboさん、ありがとうございます。
ランナーに出た時、一番大切なのは「ウキウキ」すること^^
相手チーム守備の中にポツンと1人ランナーがいる姿は、9人の刑事に追われている1人のドロボー役。相手との駆け引きでホームベースを盗む、ルパン三世の気持ちになると、もっと走塁が楽しいぞ。
◆店長さん、ありがとうございます。
店長さんのスパイクについて、楽しく拝見させて頂いてます。
昔のスパイクと今のスパイク、日本のスパイクとアメリカのスパイク。いろいろな考え方から違いが生まれてきたのですね。
ひさしぶりに金属歯のスパイクが履きたくなったなぁ〜^^
◆oさん、ありがとうございます。
なるほど、顔の向きをすばやく二塁に向けるのも、わかりやすい説明ですね。
私は「進みたい方向に頭を入れろ」とよく言います。
守備でも、走塁でも、頭の重さを重心移動に利用したいからです。
以前、新庄選手の話をブログに書きましたが、
「(頭を)上から下に走りたい」がヒントでした。
新庄選手から学ぶ事(2006/11/22)
http://metoo.seesaa.net/article/28051907.html
末永く読んでください。
了解しました!
毎回楽しみに拝見させていただいております^^