2007年11月27日

子供のスポーツ権利章典

ある方に誘われて、早朝野球をしてきました。

12年ぶりに、大人の野球、自分の野球をしてきました。

6年間教える側の人間でしたが、
プレーをする側に戻ってみると、とても新鮮でした。

バッターボックスに立ち、1球1球に食らいつく興奮。

守備について、いつ打球が飛んでくるかもしれない緊張感。

あっと言う間に、1試合が終了してしまいました。


草野球と言っても、大人対大人の真剣勝負です。
少年野球のベンチにいる時よりも、ものすごく集中できました。



ひさしぶりに自分でプレーをしてみて、
子供達にはどんな事を指導すべきか?

プレーをしてみて気が付く事がたくさんありました。

また、子供達に教えてきた事が、子供にとっては難しすぎる事もたくさあり、反省する点もたくさん気が付きました。


一番よくわかったのは

『野球はプレーするのが一番楽しい!』

これは指導者からプレーヤーに戻りたい、の意味ではなく、

『指導者は、プレーする子供をもっと楽しませなければいけない!』

と言う意味です。





ojinstarさんのHPに掲載されていた
「子供のスポーツ権利章典」を思い出しました。

(ご本人の許可なく転載して申し訳ありません)


1. 能力のいかんに関わらず、スポーツに参加する権利

2. 子供の発達段階に適したレベルの競技会に出場する権利

3. 適正な大人の指導を受ける権利

4. 安全で、健康な環境でスポーツをする権利

5. 子供がリーダーシップや自主性を発揮する権利

6. 大人としてではなく、子供としてプレーする権利

7. スポーツ参加のためにふさわしい準備をする権利

8. 成功のために平等な機会が与えられる権利

9. 尊厳をもって扱われる権利

10. スポーツを楽しんでする権利





大人と子供が関わりあう少年野球。

12年ぶりに野球をプレーしてみて

今一度、考え直そうと思った一日でした。





posted by metoo at 23:30| 千葉 | Comment(14) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早朝からお疲れ様でした^^
ホント、自分でプレーしてみるといろんな事に気付きますよね。。。
子供がへまをすると「言っただろう!教えただろう!何度教えたら分かるんだ!」と言いたくなりがちですが、「そうしよう。」と頭で思っていても出来ないのがスポーツなんですよね^^
ある少年野球チームの監督さんは、ノックの時に必ずコーチたちも入れてノックをします。他チームですが、お話をさせていただく時はとても勉強になります。
大人たちも「緊張感」を楽しむチームでありたいですね^^
Posted by ある方 at 2007年11月28日 09:27
私も今年5月から昔の仲間が集まって草野球チームを作り毎週のように楽しんでおります。愚息もそこで投げさせました。所属している中学の野球部では試合はおろか練習すらまともにさせてもらえない状況でしたので、ものすごく喜んでくれました。metooさんの仰るとおり野球はプレーしてはじめて楽しさがわかるものだとつくずく感じている今日この頃です。

話は変わりますが、りょうすけ君を救う会への募金額がついに目標額に達しましたね!皆さんの暖かい気持ちが結集されたことに目頭が熱くなりました。一日でも早く元気になってもらいたいですね!
Posted by バカ親フジワラ at 2007年11月28日 09:45
私も横浜工藤投手と同い年ですが、(^^;)いまだ現役草野球を楽しんでおります。
私の学生時代は、理論よりもただがむしゃらにプレーしていただけでした。
年を重ね、体力とがむしゃらさが消えうせた今、正しい野球(運動)理論がいかに大切かがわかってきました。
コーチとしてはそこを上手く子供たちに伝えてあげたいと思っています。

< ホント、自分でプレーしてみるといろんな事に気付きますよね。。。

ある方さんの仰る通りです。
Posted by 野球中年 at 2007年11月28日 09:52
少年野球に関わり始めた頃、食い入るように読んだojinstarさんのHP。
改めて読み返そうかなと思っちゃいました。

載せられていた憲章で気になったのは『大人』という単語が入った3と6の項目。
まず3。「大人の適正な指導」ではなく、「適正な大人の指導」なんですね。「適正」とは辞書で引くと「適当で正しいこと」と言う事です。少年野球に於いて何が「適当で正しい」のか。それぞれが考えないといけないですね。
そして6。少年野球というのは、大人の野球のスモール版ではないと私は思ってます。あいまいな一文ですがものすごく深い一言だと思います。
Posted by かに at 2007年11月28日 10:00
ojinstarさんですか、懐かしい。
ずいぶん勉強させていただきました。
今はここで、楽しませてもらってます。

>『野球はプレーするのが一番楽しい!』

『もっと楽しむためにはどうするか?』が上達のカギでしょうか?
ご活躍をお祈り申し上げます。
Posted by ノブとツナ at 2007年11月28日 12:31
私もまだ現役で草野球をやってるのですが、やはり、自分でやるのと子どもに教えるのでは、いろいろと「差」がでますよね!「楽しい」はもちろん自分でするほうが楽しいに決まっています。うちの草野球チームには、市内の中学校の教員が多く、彼らはもちろん自分の中学の野球部監督ですが、よく耳にするのは、「生徒には自分のプレーは見せれない!」としょげてる言葉です。私は、子どもたちには、野球の楽しさを伝えられれば・・・・なんて、最近カッコいい思想が芽生えていて、既に真冬状態になってしまった北海道で考えています。さすがに体育館での練習は、子どもには「退屈」な内容になってしまいがちで、練習メニューの作成に頭を悩ませています。「楽しさ」の伝達できる内容は・・・・?
Posted by へたくそコーチ at 2007年11月28日 13:58
早朝野球お疲れ様でした。
私のまちは、この中学校を卒業して40才になると学年でチームを作り、リーグ戦へ参加します。
毎回同窓会、終わってからの飲み会がメインです。
でも、勝ちに拘りだすと飲み会メンバーが減っていき、試合すらも危なくなります。
私は、野球部でもなかったし、ボーズがやってなかったら飲み会だけの参加だったでしょう。でも、今はどちらの気持ちもわかるので、ほどほどにと思っています。

また、ウチのチームの打順は先着順なので 今シーズン私はずっと1番打者でした。
たまに、ボーズを連れて行ったときに打てると嬉しいですが、そうでないと家に帰ってから・・・・・
Posted by k28 at 2007年11月28日 18:08
私が監督をしていた、学童チームには監督、コーチが野球をやるための草野球チームがあります。大会にも出場します、子供達が応援にくるので草野球とは思えない位の緊張したのを思い出しました。試合後子供から腰が高いし、リズムが悪いからトンネルしたんだとか、ストライクを入れないとプレーが始まらないとか、エラーはするもの後の処理をしっかりとかどっかで聞いたぞみたいになります。
Posted by 監督暦6年 at 2007年11月28日 20:50
見逃しの三振をした選手に対し、
『2ストライクの後は、クサイ球は手を出さないと。』
なんて言いながら、先日自分が見逃しの三振 ^_^;
面目丸潰れでしたよ。。。。


Posted by ドラ夫 at 2007年11月28日 22:51
◆ある方さん、先日はありがとうございました!

お陰様で、有意義な一日を過ごせました。
皆さんも暖かく迎え入れてくれたのも嬉しかったです。

しかし、打てませんでしたね〜

次回お誘いいただける日の為に、がっちり練習しておきます^^


◆バカ親フジワラさん、ありがとうございます。

おおおっ!りょうすけ君の募金が集まったようですね!
一人の野球少年を、全国の野球ファンが手助けした事は、彼にとっても一生忘れられないでしょう。
早く元気になって、プレーする姿を見たいですね!


◆野球中年さん、ありがとうございます。

バッターボックスに立って集中すると、外部からのアドバイスって全然耳にはいりませんね^^
この年になっても、がむしゃらなプレーしかできませんから、試合中に子供たちへの理論や助言は控えようと思いました。

プレーしてみて、やはり練習が大事だと言う事が、身に染みてわかりました^^


◆かにさん、ありがとうございます。

相変わらず、
鋭い文章能力というか、文系親父というか、さすがライターというか、
図星な点を見つけますね^^

私も3の「適正な大人の指導を受ける権利」が気になりました。
指導者の大人には適正が必要だ、と考えてみると、
私達のチームはどうなってしまうんだろう?^^

私達のチームは現在、子供が楽しむ少年野球チームではなく、大人が楽しむ少年野球チームになってしまっています。


◆ノブとツナさん、ありがとうございます。

>『もっと楽しむためにはどうするか?』

と考えてるのは、子供であって欲しいのですが、
大人がもっと楽しむには?になってしまってはいけませんね。

親子で楽しむ、大人と子供が楽しむ、は正解なのでしょうが、
前に出て、舞台に立って、主役になるのは子供ですよね^^


◆へたくそコーチさん、ありがとうございます。

自分のプレーを楽しむ。
子供達の成長を楽しむ。

どちらも楽しいのですが、嬉しくて楽しいのは子供達の成長でしょう。

冬の北海道の厳しさは、私には想像できませんが、
実践形式の練習は春までできないでしょうから、
その分、反復練習や基礎トレーニングを、飽きないようにするメニューが大切なのでしょうね。

こちらの地域では冬でも試合が行われますから、逆に考えると、反復練習や基礎トレーニングを大切にしていない部分もあると思います。


◆k28さん、ありがとうございます。

私も12年前には、自分の草野球チームを持っていました。
打てない、エラーばかり、勝てない、つまらない・・・
やはり途中から参加率が落ち、解散となりました。

あの頃、1歳で草野球に連れまわしていた子供も、今は中学二年生。
今では、私のプレーする野球姿は見せたくないくらいです。

いつか 親子で同じ草野球チームで楽しめる日がくるかなぁ〜^^


◆監督暦6年さん、ありがとうございます。

大人の草野球を子供達にも見せてあげたいですね。
野球の楽しみ方を見せてあげれば、同じような気持ちでプレーしてくれるでしょう。

大人にとっても、子供達をギャーギャー怒鳴る事もなくなるでしょうし、少年野球を通じてもっと有意義な時間がもてそうですね!


◆ドラ夫さん、ありがとうございます。

サードゴロとレフトフライ

16mで慣れてしまったせいか、18.44mだとボールが手元まで来る前に振ってしまいました。

子供たちには見つからない地域だったので、一安心です^^
Posted by metoo at 2007年11月29日 00:01
そいつはどうかな…

ひひひ…
Posted by (僭越ながら・・・)ある方 at 2007年11月29日 00:22
◆ある方さん、


また声かけてくださいね^^
Posted by metoo at 2007年11月29日 00:48
「監督の罵声」へのコメントありがとうございました。
まさに、この「子供のスポーツ権利章典」ですね
Posted by ケロの父 at 2007年11月29日 20:36
◆ケロの父さん、ありがとうございます。

1つのルールをみんなで守れば、
大人も、大人を注意しあえるのではないでしょうか?

叱る時は大げさにしかり、
誉める時は、叱る声の三倍大声で誉める。

罵声の全てが悪いと言われると・・・
私も気まずくなります^^
Posted by metoo at 2007年12月03日 23:59
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。