2005年09月02日

守る 「確認」「準備」「リズム」

少年野球コーチさんのブログ
「守りの準備」
から集中力の高め方「ボールを呼ぶ」を参考にさせて頂きました。

試合でのエラーを考えると、
●準備不足
(捕る準備グローブを丸くつくってリズムを合わせる)
●集中力不足
(暑さ寒さ雨風、アリやトンボの動きに負けてボールをみていない)
●予想外の出来事
(どこに投げれば良いのか考えていないで暴投)
●日頃の練習不足
(バウンド合わせ、一歩目練習などの不足)
などが考えられます。

日頃の練習不足以外は、試合中に何かをすれば、少しは防げるのではないかと考えました。

「確認」
アウトカウント、ランナーなどを皆で確認しあい、捕ったら何処に投げるか、どこでフォースプレー、どこでダブルプレー、外野にタッチアップはあるか、予想される攻撃バント盗塁の確認。

「準備」
グローブを丸くつくり「ボールを呼んで」捕る準備

「リズム」
バッターにリズムをあわせ、一歩目の準備

この確認を入れてから、捕ってからのミス、間に合わないのに投げちゃう、近いフォースプレーを見逃す、などのエラーが減ってきました。

「ノーアウトランナー1,2塁 サードフォースプレー、セカンドショートゲッツー、ファーストベース空けてゲッツー狙って、外野タッチアップあるよ、セカンドランナーのバックフォーム刺そうね」
「バントあるよ、サードゲッツーも狙えるよ」
「フライ、インフィールドね」
「ライナーゲッツー狙うよ」
「バッター左、レフト前来い、センターもゲッツー狙え」

これだけの「声の確認と準備」が飛び交うようになって来ました。
ランナーが出ると私から
「確認!準備!リズム!」
皆が確認しあってくれます。


イニング毎にテーマも与えてみます
この回は動くぞ!
この回は声出すぞ!
この回は反応するぞ!
この回は元気良く!雨に負けるな!
この回は飛びつくぞ!食らいつくぞ!
この回はカバーしあうぞ!
この回は1球毎に動くぞ!一歩目だそう!
などなど、イニングが始まる前に、子供に何かを与えて、最初のワンナウトを確実にとりにいく姿勢をつくります。

それでもエラーは必ず出ます。
仕事のエラーも必ずでます^^

posted by metoo at 13:41| Comment(14) | TrackBack(2) | 守る | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やっぱり最後は「気合!」ですよね。

軟式野球の守備、頑張って勉強中です!
Posted by リベラ at 2005年09月02日 14:10
やはり、metooさんのチームは素晴らしいです。
これだけ「声」で確認ができるチームってそんなにないと思います。
逆にこれだけでると、いざ打球が飛んだ時に混乱する子っていないですか?

追記:仕事のエラー・・・どれだけ事前準備してもでますね。同感です!
Posted by さとる at 2005年09月02日 14:44
TBありがとうございます。

「確認」「準備」・・・う〜ん、やっぱり連想するのは仕事のことか?「声」・・・また無能な部下を思い出した...

「リズム」・・・そうそう、やっぱり野球にはリズムが大切ですよね。(やっとスッキリした)
Posted by 少年野球コーチ at 2005年09月02日 15:09
リベラさん、ありがとうございます。
個人的にですが、やはり軟式から硬式へは違和感が少ないですが、その逆は時間がかかるのではないでしょうか。

硬式独特の地を這う打球が懐かしく、先日、子供にノックしてもらいました。軟式,硬式を交代でノックしてもらうと楽しかったですよ。
リベラさんもたま〜に硬球もさわってくださいね!
Posted by metoo at 2005年09月02日 22:00
さとるさん、ありがとうございます。
実際はこんがらがって
「あれっ誰もいないところ投げちゃった」
ありますよ^^
子供ですからたくさんミスしてもらいましょう。
それが糧となって身になってくれればいいです。
けどね〜〜^^
Posted by metoo at 2005年09月02日 22:06
少年野球コーチさん、ありがとうございます。
実は。。。
仕事のミスで今まで往復5時間の緊急の仕事をして帰ってきました。8月末日どこも棚卸なのを忘れていて、、、私の確認ミスです。あ〜今夜は徹夜だ〜

おっと、そうですリズムです、リズムが5時間ですイヤ大切です。
Posted by metoo at 2005年09月02日 22:09
metooさんのチームがウラヤマシイです。
我がチームは経験者が少ないので、なかなか声が出ないんです。
数少ない経験者である僕がファーストから声を出してます。
全員で声出し(という名の確認)が出来れば良いんですけどね・・・。
Posted by タカシ at 2005年09月02日 23:04
すごいですね。文球さんのとこで紹介された「120mの声」と「意味のある声」の「意味のある声」ですね。
しかも最後の「センターもゲッツー狙え」。どんなプレー?想像の範囲外です。
Posted by Skyboys広報 at 2005年09月02日 23:23
タカシさん、ありがとうございます。
みんなで声を出すには、誰か一人が始めればみんなマネしだスのではないのでしょうか。
「ツーアウト満塁、内野バックフォーム」
「おいおい違うよ、近いところでスリーアウトだよ」
子供達もこんな間違いからスタートしてます。声に出して間違った方が、プレーで間違うより良いと思いますよ。
頑張ってください!
Posted by metoo at 2005年09月03日 04:22
Skyboys広報さん、ありがとうございます。
相手の油断と隙が無いと決まりませんが、
強いライナーで1塁走者が塁に戻ってしまい、ワンバウンドで捕って2塁へ打者は油断してゆっくり走り、ゲッツー完成、これはセンターだけでなくレフト、ライトも考えられるでしょう。一度も決まった事はないですが、準備だけはしておこうと思っています。スコアブックに8−4−3DPがあったら思い出ですね。
Posted by metoo at 2005年09月03日 04:36
こんにちわ

準備,確認。これが出来ていなくて連携が悪かったり余計な塁を与えたりした練習試合をつい昨日見てきたばかりです(愚息のです)。

自分が思っていたり,気付いていたり,知っていることを「皆も思っているだろう」と思うのではなく,しつこく声に出して相手の目を見て言う事は重要ですよね。そうすれば「声の出し方が分らない」なんてことにはならないですよね。

リズム。これも重要ですね。守りのリズム,攻撃のリズム,「流れ」という言葉とも関連しますか・・・。
Posted by さんま at 2005年09月05日 09:53
私はずっと「なんで声を出すんだろ?」と思っていました。子ども同様、声出しの重要性をわからないでいましたが今わかりました。私はわかっていませんでしたが野球経験者のコーチ陣は「どうして声を出すか言わなくてもわかってるだろ」って感じで
その重要性などの話はされたことがなかったようです。
こうやってmetooさんのように話してくれたコ−チはただ一人、それも2,3ヶ月前だとか・・・(息子談)子どもって意外に基本中の基本がわかってないので大人が思いこまずmetooさんのように説明されるといいですね。ほんと、私も勉強です。
Posted by ボンズママ at 2005年09月05日 10:38
さんまさん、ありがとうございます。
確認しても準備してもエラーはミスは必ずおこりますね。
相手の目を見てはっきり言う、大切ですね。自分も確認して覚えられますし、相手も次回から声を出せるでしょう。
知っている人間を子供達同士で、どんどん増やして行きたいですね。
Posted by metoo at 2005年09月06日 12:39
ボンズママさん、ありがとうございます。
コメントが遅くなり申し訳ありません。
「えっこんなことも知らないの〜」
ありますね、声には出せずに、そういえば教えていなかったなぁ〜と反省します。
初めて野球をする子供を、自分に置き換えながら、1人1人に繰り返し根気良く伝えなければいけませんね。
2人並んで、この子に言ってるから、隣にいる子は聞いてるだろう、とんでもない、聞いてない聞いてない!もう一度、隣の子に言い直しましょう。
Posted by metoo at 2005年09月06日 12:44
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