そのまま少年野球に取り組む事にしました。
試合中に
「ラモスさん、右です。シュートです!」
そんな敬語を使っていてはプレーが遅れる。
敬語をサッカーで使ってる国はない。
世界では名前で呼び合うのが常識。
これは野球でも同じと思い、チームの方針に付け加えてもらいました。
「イチロー選手、追ってください、松井さん一歩左です」
こんな中継プレーをしていたら結果がわかりますね。
1年生から6年生まで、
全員が下の名前で呼び合うチーム
これが私の野球改革の一歩目です。
3年生が6年生のイチロー選手、松井秀選手に向かって言います。
「イチロー追って!ひでき左!」
試合でも練習でも普段の会話でも、さん付け、君付け、させません。
世の中は実力社会です。
勝ち組、負け組、逃げ出したニート組
この3つの何処に入るか、野球を通じて,年功序列ではなく、競争に勝つ事を教えなければと思います。
私のチームはこんな言葉がいつも響いています。
3年生の松坂だいすけ君が、6年生のイチロー君に向かって平気で言います。
「イチロー!もっと声出せよ!」
中学、高校の野球指導者の方へ
理不尽は上下関係は今すぐ辞めさせ、名前で呼び合う新しい野球社会に変えてみませんか。
中二でアメリカに引っ越したOBが夏休みに遊びに来てくれました。
アメリカには人種問題はありますが、先輩後輩などの問題は無いと言ってました。
みんなが
「はーい、マック!」
これで行きましょうよ!
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しかし、私はどうしても違和感を拭い去れません。チームの指導者も同様です。後輩達には「呼び捨て禁止」と言いますし、先輩には「呼び捨てにされないぐらいの選手になれ」と言っています。
私の考えは、先輩を尊敬できない状況が、指導者を尊敬しない、親を尊敬しない・・・という状況をつくっていくのではないか?と思っています。
アメリカの様に歴史的に個というものが尊重される国民は、それと同様に個の責任ということについても認識しています。私もそいう考えには賛成ですが、悲しいから村社会発想のわが国では、個を主張はするが、個の責任は回避するという発想が抜けきれていないと思います。
先輩を同等扱いするまではいいのですが、チーム単位で考えてそれなりの責任を感じて行動しているか?というと疑問です。その時は、下級生という隠れ蓑の中で甘えてしまう。それでは組織が正常に機能していかないのではないかと考えます。
日本の風習考え方は悪いことばかりでは無いと思います。組織で動いた場合の力は凄いですね。その力で高度成長を遂げたと思います。(昔の話ですね)
私の考え方は古いかも知れません。でも、私は古きよき日本人でありたと思っています。
中学へ行ったら、即座に対応していますし、問題ないんじゃないですか。
自分たちが子供のころ一緒に遊んでくれるお兄ちゃんに対して君づけだったのですから、自然で良いと思います。
チーム内でも反対意見は最初はありましたが、子供達にはコレが自然に溶け込むのが不思議です。違和感を持っているのは大人だけでした。上級生らしさを発揮するのは、野球以外にも道具を率先して運んだり、先生や父兄を見かけたらすぐに挨拶するなど、お手本はたくさんありました。
敬語だけが尊敬ではないと子供たちから思います。相手を敬う気持ちは言葉も大切でしょうが、挨拶、礼儀、思いやりなども大切と思います。
明徳義塾の出場辞退に戻してみましょう。
なぜ個の責任でチームが組織が、処罰されなければいけないのか?私も星さんのブログと同じ意見です。一部の生徒の犯罪を出場辞退という形では、組織が正常と言え無いと思います。
一部の生徒を学校が処分し、頑張った子供は甲子園でプレーして欲しかったです。
古き良き風習はいろいろあると思いますが、いつまでも変わらない悪い習慣は社会全体に広がる問題ではないでしょうか。
自分に何ができるか?未来の大人になる子供達の改革と私は考えています。能力を純粋に競い合う事が当たり前の野球チームを作って行く事だと考えています。
星さんはター君に今回の件をどのように伝え、どうしたらこのような事件が減るとお思いでしょうか?
結果をいうと自然に、くん、ちゃん、さん、がついている子供もいます。しかし試合になると呼び捨てに変わっています。
特に注意してはいませんが、子供達は尊敬する6年生を選んでいることも感じます。尊敬する子にはくん、ちゃんを付けて呼んでることは自然だと思います。
チームの方針は伝えますが、この辺りは子供の世界を尊重してあげてます。
強制的な命令はあまりしたくはないので。。。
うちの息子もバリバリの高校野球やっていて、外ズラは「礼儀正しい、高校球児」ですが、家庭内はもとより普段の校内でも、汚い言葉使いで息巻いている普通の高校生なのは、どういう事?野球やっている普段の反発なのかな?とも感じますが、そうだとしたら悲しいですね。(うちの愚息だけかもしれませんが・・・)
ただ、指示の時は「ポジション」で指示しあいますが・・・
私はガキどもにふざけて「さとる」と呼び捨てにされたりもします。
親しみを持たれているのかバカらされているのかは不明です・・・
中学1年生の時、3年生の体格や動きの速さにスケールの大きさを感じ、初めて先輩ってすごいんだなぁ、と感じたのを覚えています。高校1年の時より中学の方がこのショックは大きかったです。
中学は自分から「○○先輩」とあこがれて尊敬し、球拾いも憧れの先輩の後ろからずっと観察して、捕り方や投げ方を真似していました。
それを「やきもち」してたのでしょう、補欠の3年生先輩に、意味も無く殴られたのを覚えています。この頃から理不尽な上下関係が始まったのを感じました。
高校野球球児を持つ父親としても苦労なさってるのを感じました。この苦労が、いつか感謝の気持ちになるのですが、なかなか素直に言葉に表せなかったのを私も覚えています。
熱闘 甲子園で負けたチームのベンチ裏を取材していました。
泣いている3年キャプテンに2年生後輩が
「○○さん(下の名前)、ありがとうございました」
このチームは皆 さん付け してました。
自然な感じがとても新鮮に思えました。
大人から見ても、自然に呼び合う姿が良いのかもしれませんね。
さとるさんは、子供達にきちんと喜怒哀楽を伝えているのでしょうね、叱ってあげて、褒めてあげて、いっぱい笑わせてあげましょう!