2007年08月28日

大人への罠

二塁牽制2005/10/25
あの頃から二年経ちましたが、
新しい二塁牽制を一つ考えました。

ショートがおとりでセカンドが入る

もうどこでも同じような牽制ばかりなので、
アウトを狙う牽制とは呼べなくなってきたからです。

このような牽制は、5年生の秋から6年生の春くらいまではアウトをとれていましたが、6年生のこの時期ではもう誰もアウトにならないでしょう。

ところが最近また、二塁牽制でアウトを取れるようになってきました。



その秘訣とは・・・・・


なぁーんだそんな事か^^
と笑ってしまうくらい簡単なことでした。

ポイントは3つ

◎ピッチャーが、もっと素早く二塁に投げれるようにする。

◎セカンド、ショートが、もっと素早く二塁に入れるようにする。


そしてココが重要なのですが、


◎二塁ランナーをノーマークにする。



この3つが新しい二塁牽制です^^


メジャーやプロ野球を見ていて思いつきました。
高校生くらいまでは、ショートとセカンドが揺さぶりながら動き回ってますが、基本はこの3つなのかもしれません。


どんなに牽制の連携が上手でも、
二塁ランナーのリードが小さければアウトになりません。

いかにして、ランナーにあと一歩リードさせるか?

ノーマークにするから、二塁ランナーはリードを広げる。


何かいい方法はないだろうか???

ありました!

少年野球の落とし穴が!^^




「ノーマークだよ!ノーマーク!」

「もっと二塁ランナーはリードしろ!」

「開いてる!開いてる!もう一歩!」




少年野球は

大人が騒げば騒いでくれるほど、

子供はリードを広げてくれます。


ココが落とし穴です^^


この牽制の本当の目的は、

大人に罠を仕掛けることです^^







無駄な牽制を何回も繰り返すのではなく、

わざと相手にスキを見せて、罠を仕掛ける。

子供は必ず大人の言葉を信用します。


「ノーマークだよ!ノーマーク!」


大人のこの言葉が出始めたら、

二塁でアウトを狙うチャンスなんです。

二塁ランナーの子供には残念ですが、

罠に引っかかったのは 大人でした^^





そうです。





一番 悪い大人は









私です^^



そして私達チームの130cm28kg
市内で一番体の小さい6年生キャッチャーですが、

私が10言わなくても、
3言えば私の伝えたい事がわかってくれる子です。

このキャッチャーが私のやりたい事を全て理解してくれて、
全て二塁牽制を仕切ってくれています。

このキャッチャーがいなければできない牽制。
この子の頭の中には、私の野球を6年間詰め込んできました。

間違いなく

市内で一番頭のいいキャッチャーです!
posted by metoo at 18:51| 千葉 ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | 少年野球の落とし穴 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まさにその通りですね。
実は桑名市では6〜7年前はセカンド貼り付きが主流で、守れない子がセカンド?ってパターンでした。
うちのチームがサインプレーでするようになり 他のチームも徐々に広がりました。
現在 ニ・遊は3年コンビですが それでも3パターンくらいで決めています。
昨年は遊がスーパー6年、ニがスーパー2年(現在の遊)でしたので まさかチビッコ2年が入ると思わず、遊ばかり気にするあまりニにまんまと入られ…、センターでなく、レフトが足音もなく入るパターンなどやりたい放題。6、7パターンのバリエーション、出塁され、走られた方がアウト取りやすく…って感じでした。

うちにとっては昔も今も低学年の内野手だけに 「ショートだけや!」と「開いた!」「内野手を見ろ!もっと出れるだろ!」と言う相手の大人から声がかかるのが一番やりやすいですね!
も一つは、投手があえて長めに間合いをとると、走りたいばかりのランナー焦りから体重移動したり、反対に固まる瞬間に…って言うのもあり(^-^)
Posted by ジャビ子 at 2007年08月28日 21:41
◆ジャビ子さん、ありがとうございます。

基本的には、二遊間の動きなんて関係なく、ピッチャーだけ見てれば良いのですが、少年野球は二遊間に惑わされてしまいますね^^
ノーマークで開いていようが、180度回らないとセカンドへ牽制出来ませんから、そこを子供達には理解してもらいたいです。
Posted by metoo at 2007年08月28日 22:22
試合を見ていてもセカンド牽制の部分は本当に面白いです。


高校になるとランコーが手でサインを送ってるようです。開いてるよ、開いてないよって(推測ですけど)
だから<ノーマーク!>っていう声が騙しあいみたいで面白いです。
口で言っていることとサインが違って、見ている私が騙されております。

大人の声って(特に肉親の声は)よ〜く子どもに聴こえるみたいです。
うっかりしたことは言えませんよね。


いかにランナーを引っ張り出すか。
野球って面白いですね〜。
Posted by 健の母 at 2007年08月28日 23:36
うちの息子が低学年ピッチャー時、相手ベンチの声をキーに牽制させていた事を思い出しました。^^
「サイン見ろっ!」ランナーの目線がベンチに言った時。
「もっとリード出来る!」ランナーが一歩踏み出す瞬間。
この二つが基本でした。

大勢が一斉にベンチから指示するチーム。
「もっとリード出来る。」
「ベース空いてるぞ。」
「いつもの練習どおりだぞ。」
一斉に言われても…。
「もつべっースとも空リ練ード習てお来だぞ。」
ランナーには伝わってないかもしれませんね。^^
Posted by スマイルヒット at 2007年08月29日 00:12
 息子の時のチームでは、守備選手の声で引っかけもしていました。走者のリードが小さいとそのまま「リード小さい!」でしたが、牽制がほしい場合は「バッター勝負ね!」です。案外掛かりました。
 牽制しないまでも、投球寸前に二遊間が塁に入る振りするだけでスタートが遅れるから、野球知っている子がほしいところですね。
Posted by 古田兼好 at 2007年08月29日 11:43
うちはキャッチャーの「今だ投げろ!」の合図が遅いです。
でも、練習しているのは見たことないぞ!
以上、6年生チームの事でした。

5年生チームには100万年早いですね^^
Posted by 背番号29 at 2007年08月29日 13:36
◆健の母さん、ありがとうございます。

甲子園球場へ高校野球を見に行ったとき、一塁ランナーコーチが手信号を送ってるのを見た事があります。
ショートが入った〜抜けた〜
セカンドが入った〜抜けた〜
ノーマークだよ〜
http://www.h3.dion.ne.jp/~masapage/tesingo.htm
私達も手信号を覚えましょうか^^


◆スマイルヒットさん、ありがとうございます。

まだまだ子供達は塁に出ると慌ててますよね^^
そこに「あーだ!」「こーだ!」声を張り上げても余計に慌てるだけでしょう。

余裕のある子供、余裕のない子供。
慌てさせてるのも大人かもしれませんね^^


◆古田兼好さん、ありがとうございます。

>「リード小さい!」

私達の低学年君達には言って欲しくないなぁ〜^^
絶対に剥きになってリード大きくしちゃうなぁ〜^^

「ランナー走らないよ〜」
なんて言われたら絶対に走っちゃうなぁ〜^^


◆背番号29さん、ありがとうございます。

牽制でいくらアウトを狙っても、ストライクが入らなければいけませんし、甘い球をガツーンと打たれたら意味無いですし、基本的にはバッター勝負でアウトを狙えるチームにしたいです^^
Posted by metoo at 2007年08月29日 16:45
metooさん

ご無沙汰です。
そうですね。
大人です。

僕も監督さんに
「怒られるときがあります。」

2日の大会は私が監督代行なんです。

騙されないように頑張らねば

あっ、4日、5日、6日、7日東京におります。
予定が会えばお会いしたいですね。
Posted by わい at 2007年08月30日 08:58
◆わいさん、ありがとうございます。

>4日、5日、6日、7日東京におります。

了解しました!
そちらのブログに私のメルアドを書き込みますね。

私も試合中熱くなるタイプなので、騙されないように気をつけます^^
Posted by metoo at 2007年08月30日 15:40
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