やっと最近になってわかった事がありました。
「アイツには負けたくない!」
「アイツよりも上に行ってやろう!」
「アイツよりもたくさんホームランを打ってやる!」
野球にしても勉強にしても、息子には全く競争心がないんです。
チームとしては「絶対に優勝したい!」はあるんですが、
個人に対しては全く競い合う気持ちがないようです。
一学期の中間テスト前に一緒に勉強をした時です。
私「次の中間テストは何点を目標にしてるんだ?」
子「何点とかないよ・・・」
私「前のテストより何点アップとか、目標の点数がなければ、頑張れないだろ?」
子「う〜〜ん・・・そうじゃなくて・・・」
子「自分で頑張った点数なんだから、点数なんて何点でもいいじゃん」
私「ばか!世の中は結果が全てなんだよ!」
私「結果が悪ければ、入りたい高校も入れないんだよ!」
子「う〜〜〜ん・・・でもまだ入りたい高校なんてないし、
目指す高校が決まってからでいいじゃん」
私「そうなんだけど、、、、クラスで何番目、
学年で何番目とか気にしないのか?」
子「別に何番でもいいじゃん、真ん中くらいにいれば」
私「まぁ、そうなんだけど・・・」
この話を昨夜妻にしたところ
妻「たしかにkohは昔から、負けず嫌い はなかったわね」
妻「kohは幼稚園からみんなより頭一つ大きくて、運動をすれば何でも一番だったし、友達のお母さんからも「kohくんには負けるな!」って言われてたからねぇ・・・」
妻「でもkohはそれがイヤだったみたいだよ」
妻「kohはみんなで仲良く遊ぶ事が好きだったし、誰かに勝とうとか、負けたくないとか、そんな事を全く考えないで、とにかくみんなで仲良く遊ぶ事が大好きだったのよ」
妻「kohが三年生のときに六年生の試合に出たときも言ってた」
妻「なんでオレ(三年生)が試合に出るの?自分が出ると五年生が出れないし、四年生も試合にでれないじゃん、って言ってた」
妻「自分が試合に出ると六年生と交代するのが申し訳なくて、試合に出るのは楽しいけど、誰かを差し置いて試合に出るのイヤだったみたいだよ」
妻「昨日の父母会(シニアチーム)でマネージャーさんやコーチの方に言われたよ」
妻「kohはキャプテンを下ろされて落ち込んでいませんか?」
妻「ピッチャーなのにキャッチャーをやらされて腐っていませんか?」
妻「回りは心配してくれてるけど、kohは全然気にしてないみたいだよ」
妻「kohはね、、、、、野球はもちろん好きなんだけど、、、、」
妻「野球よりも、みんなで一緒にとか、友達と一緒にとか、昔からみんなで楽しく仲良くやる事が好きなんだよ」
妻「先輩に甘えたり、後輩に甘えられたり、一人っ子だからね・・・」
そうだったんだぁ・・・・・
私「今日、試合前にと試合後にお祭りに行ったkohを叱ってさぁ・・・」
私「お前の目標はなんだ!って聞いたら」
私「公式戦でホームランを打ちたい!だってさ」
妻「ハハハッ 今はそれでいいんじゃないの」
妻「今週と先週、kohの試合を見たけど、ちゃんと狙ってたよ^^」
妻「あの子は今でも◎◎◎◎ズ(私達の少年野球チーム)が好きなのよ」
妻「小学六年生も四年生も、中学一年も二年も、みんなと一緒に遊ぶのが好きなだけでしょ^^」
そうか・・・・・
妻って
昔っから ちゃんと見てるんだなぁ・・・・・
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私も、私の息子に負けず嫌いになってもらって、どんなことでも必死になってやって欲しいと思っています。
でも、人間十人十色でひとそれぞれ個性がありますし、誰もかれもが負けず嫌いでキリキリしていたら、暑苦しい世の中になってしまいます。
かくいう私は、何でも負けなれていますので、あきらめがすこぶる早いです。目標設定をしてそれにむかって闘志を燃やし続ける持久力がありません。でも、だからといって損ばかりしてもいません。力が抜けてる人間が居るポジションもあります。
koh君の件ですが、まだ闘志に着火がされていない様ですね。でも、それはいつ火がつくか分からないということでもあると思います。もう少し長い目で見てあげたら如何でしょうか?要は、koh君が今の自分で満足しているのなら仕方ないことです。自分の現状に満足できなくなった時がそのタイミングなのではないでしょうか?
ちなみに、うちの息子はくすぶりのままです。
息子はチームの中では試合に出たり出なかったりのレベルです。練習をし、常に試合出られるようになれば、もっと野球が楽しくなると思うのですが、koh君と同じように競争心(負けず嫌いなところ)が全くありません。試合で凡打しても「いい当りだった」とコーチも誉められれば、それで満足しきっています。
この夏、チームを卒団した先輩(高3)が練習を見に来てくれました。彼は惜しくの県大会で敗れ、高校の野球生活が終わったところです。
彼は子供たちに
「野球を楽しめるのは今だけだよ。中学・高校に行ったら監督・コーチが厳しくて好きなように野球ができなくなるよ」と言っていました。
息子は野球が好きで楽しんでいます。小学生のうちはあまり厳しいことを言うのは控えようかなと最近思っています。
kon君もまだ中学生。友達思いの良い息子さんだと思います。自主練習もメリハリをつけて、週1くらいは遊んでもいい日を作ってあげてもいいのではないでしょうか?
高校に行けば、年に数日しか休みのない野球漬けの日々が始まるのですから。
妻と話をしていて感じたのですが、いくらうるさく親に言われても子供って変わらないのでは?と話をしました。
いつかどこかで誰かに出会う事によって、自分の生き方が変わり「オレもこの人みたいに頑張ろう!」と私も変わる時期がありました。
それが学校の先生だったり、部活の先輩だったり、テレビで見たり本で読んだり、自分自身が影響を受ける誰かに早く出会ってもらいたいと思っています。
今のままで満足していたら、出会いも見逃してしまうでしょうね^^
負けず嫌い…になってほしいですが親の心とは裏腹に…ですね
好きだから、楽しいから、誉められるから小学時代はぐんぐん成長しますが、そこから先は子供の意識の問題だけで、成長が異なってきますね。
これから先、いろんな経験を積んで、いろんな人との出会いを大切にして、自分自信を形成してもらいたいと願っています。
子供の頃の性格と、大人になってからの性格は大きく変わると思っています。
中学時代にだらしなかったヤツが、高校行ったら急に生徒会長になったり^^
その逆もいましたし、付き合う仲間や環境によって、人それぞれ違ってくるのではないでしょうか。
知らぬは親父ばかりなり?トホホ…(古)
あくまでも我が家の場合ですが…
当然子供の事でイライラする事があります。
しかし、よ〜く思い出してみると…
数十年前に…
どこかで見たような状況が…
どうしても親と言うのは自分の気持ちや感情を子供に乗せてしまいます。
だから余計にイライラするのでしょうか…
「同じ事を繰り返すな!」と…
あくまでも我が家の話ですが^^www
うちの息子も中学の時は同じでしたよ。
高校生になって勉強のほうは相変わらずですが、野球に関しては変わってきました。
Koh君もだんだん変わってくるんじゃないですか。
中学時代、バドミントン部の私は、競った試合ではことごとく負けてしまう、勝負弱い選手でした。
それが今では超が付くほどの負けず嫌い。
人間変わるもんですよ。
それがいつなのか、こればっかりは親はおろか本人も分かりませんからね。
うちの場合、長男は私に似たのか、どちらかと言うと負けず嫌いタイプ。
次男はみんなに着いて一緒にやっているのが好きというタイプです。自分がベンチであったとしても。
ですから、同じ「野球好き」でも質が違いました。それもあって、野球進学について長男はOKで次男はダメとしました。
次男の場合、野球好きは野球好きなのですが、皆でわいわいやっているのが好きで、また自分なりに(自分の考えている範囲で)精一杯やれば満足という考え方です。ですから、野球高校では性格的に通用しないですね。それで、本格野球部でないところで野球をさせることにしました(なりました)。しかし、自分の意に反して背番号1となってしまったわけですから、責任を感じてちょっと気持ちに変化があればいいのですが(笑)。
昔、争い事の嫌いな子がいて、とてもセンスがあるのに伸びなくヤキモキしました。その子はチームの鎹(かすがい)で 上手にまとめサラリと上手にやってくれるんですね。
なくてはならない存在でした。
高校野球では頑張っているようです。
子供の本質は代表以上に代表の奥様は把握していらっしゃいます。普段は練習にはいらっしゃいませんが 20年近く代表を子供たちを陰ながら見てくださっています。
なんとなくkou君の気持ちが判ります^^
上手く言えないので、ここで失礼します (~_~;)
1年生から6年生、卒団した中学生まで、私達のチームも仲良しです。
6年生が3年生並みの幼稚なのか、3年生が6年生並みの知識を持っているのかわかりませんが、普通に同級生のように遊んでますね^^
◆kapyさん、ありがとうございます。
カエルの子はカエルなんですよね^^
私も中学時代は、挫折してあきらめた経験があります。
でも最後はノリノリで野球に打ち込みました。
最後の最後にならないとエンジンがかからないのが、我が家のDNAのようです^^
◆baseball−oyajiさん、ありがとうございます。
競争心っていうのは、相手は自分でもいいのでしょうかね?^^
誰かと競うのではなく、自分自身と戦うのも大切でしょう。
その日が来るのを親は はやくはやく と待ち望んでいるのですが、私が急ぎすぎてるのでしょうね^^
◆かにさん、ありがとうございます。
>小学生時代の私は友達の後ろを付いていくような大人しい子供でした。
ダウト!^^
負けず嫌いって、自分で掲げた目標をぜったいにクリアしてやる!って事だと思ってるんです。
アイツよりも、あのライバルよりも、と誰かを意識するのもスポーツでは大切だと思いますが、まずは自分の殻をやぶる事の方が、、、いつになるのかなぁ^^
◆touchさん、ありがとうございます。
何かで読んだんですが、マリナーズの大魔神佐々木投手、巨人の清水選手なども、あまり負けず嫌いなタイプではなかったと聞きました。
たしか落合監督も、そういうタイプだったと。。。。
でも、秘めた気持ちはあったのでしょうね^^
背番号「1」をもらって、みんなから期待を感じれば・・・
私も期待してますからね!
◆ジャビ子さん、ありがとうございます。
前に出たがる子、後でみんなについていく子、いろんな子供達と出会う歴史が私も楽しくなってきました。
小学時代に出会えた子供達が、高校生や大学生、結婚して子供が産まれたり、長くやってると楽しみがたくさん続きそうですね^^
◆ドラ夫さん、ありがとうございます。
kohは、
私のおさがりの服を欲しがります。
奪われる心配がないのでゆっくりごはんを食べます。
母と毎日ケンカしてます^^
ドラ夫さんも、そんな時期があったのでしょうか?^^
星さんのコメント:『でも、だからといって損ばかりしてもいません。力が抜けてる人間が居るポジションもあります。』
もとてもよく理解できます。
どうも子供達もそのような居心地のいいポジションを見つけては腰を下ろしているようです。^^
私のところに来る選手もご父兄がどんなに言っても、理解されないことが、私が言うことで気づいていただける選手もいるようです。
そういう意味では、いろんな人に出会う意味がちゃんとあるんだな〜と思います。
私のところに来る選手も私と出会う意味があるんだと理解して、これからもしっかり指導できるように頑張ります!^^
koh君のそういうやさしさをてんてんも好きなんでしょうね!^^
出会いって大切なんだと、特に大人と子供の出会いは一生を変えてしまうくらい大切なのでしょうね。
野球を楽しめ!楽しめ!と言いながら、
「そっちの楽しめ!じゃないよ!」
どうして違う方の楽しみに進んでしまうのか?
揺れ動いて、迷いながらも戻ってくるものなのでしょうかね^^
でも子供は、野球世界を競争とは全く捕らえておらず、チームよりも、公園で同級生と野球ごっこをしている方が楽しそうな顔をしているという現実。
そういえば最初に文字を覚えて七夕の短冊が「たたかいしない」だったな・・・
彼らにとって 今のところ[楽しい野球]とは、苦しい思いを乗り越えて勝つ!のではなく現状で勝てる野球なのかもと思います。負けても泣けるほど悔しがる子もいませんし 強いあのチームに追い着け追い越せ!も見られません。大人だけが熱くなっているようです(笑)
ほんと どうすれば…と悩む日々です。
すごく考えさせられる文章ですね。
子供にとって何が大事かを
決めるのは一体誰なんですかね。
子供に「やらせる」のがいいのか
子供のやりたいことを「サポート」すれば
よいのか。
オリンピック選手などが子供のころの
思い出は「練習しかない」場合がありますよね。
それは、ある程度大成しているから「良い思い出」なのであって
すごく努力したのに一流になれなかった人もいるのでしょう。
私も同じように息子を叱ることがありますが
家内に言わせれば「それは本人のことでしょ」
となったり
プロや甲子園にいけるような才能でもないのに
楽しい程度でよいのではないかという意見もあります。
ただ、自分のことを考えると
今、仕事等に対して自分のできる100%の努力をしているかと問われると
大変恥ずかしくなります。
息子のほうが毎日努力してるな・・と
反省する日々です。
長文・乱文ご容赦ください。
野球といろんな事を比べすぎてしまった事を反省しています。
お祭りに行って友達と仲良く遊ぶ
だから、野球が嫌いなのか?
こういう比べ方は良く無かったです。
野球も好きだし、友達も好きだし、どちらかにしろ!なんて考えられませんよね^^
ただし、まったく勉強してない息子はこれからも叱りますよ!^^
◆フッタさん、ありがとうございます。
6年くらいの指導暦で言うのも恥ずかしいですが、子供達の集中力が自然に増してくるのは、6年生の最後の時期だけでした。
それまでいくら尻を引っぱたいて頑張っても、自分から動き出す子は少なかったです。
今まで積み重ねた時間を振り返ると、自然とやる気が込み上げてくるようです^^
◆一兵の父さん、ありがとうございます。
少年野球を通じて、子供の成長を悩み、子供と一緒に笑って涙を流して、家族の思い出の時間を過ごすものだと、あらためて感じました。
日曜、一年ぶりに息子の試合を見に行きました。
大人が子供の野球を楽しんでいるように思いました。
子供のおかげで、大人が楽しめる。
子供が、大人のおかげで野球を楽しんでるようで、実は子供のおかげで大人が楽しんでいる。
感謝をしなければいけないのは大人だったのではないか?と反省しました。
ちょっと前に「小学生野球の目的は野球を好きにさせること」という話があったかと思いますが、まさにこれが原点だと思いますよ。
中学生となれば自我が確立しようとしています。自分にとっての「野球の位置づけ」が出来上がりつつあるわけです。
「こんなに苦しんで野球をやりたくない」と感じるタイプであれば、自分に合った野球を見つけるのも良いでしょうし、野球を捨てるのも良いと思います。
この「苦しさ」を「楽しさ」に転化できる、そう感じれるものだけが更に上のレベルにいけるのですから。苦しくて、苦しくて仕方ないのであれば、止めた方がいいと思います。
そもそも自主練習というものを、他人から言われなきゃ出来ないのであれば、「本当の野球馬鹿」ではないですよね(苦笑)。うちの子供にはそう解釈しました。本当の野球馬鹿であれば、言われなくとも、やりたくて仕方ないはずです。上手くなりたいわけですから。いわれなくともDSに熱中しているのと同義です。
私はそれもあって、息子達には中2のあたりから、野球に厳しく言わないようにしました。シニアで厳しく言われているのに自主練習を怠るということは、その程度の野球馬鹿だと結論付けました(笑)。
ナニは無くとも 先ずは、何でも挑戦出来る五体満足、健康な身体って ありがたい…
今日日、小・中学生野球で。。。(親子)多人数の気持ちを 一丸にするのは不可能…
腹積もり表に出さずって親が比較的多く...
社会に揉まれて自然に身に付いたのか?
体育会系の単純明快(私も属す)馬鹿 の比率が低い・・・
複雑な(カミサンも含め)事勿れ主義者が無理に強調し合ってる!?
任侠も薄い。。。
高い身体能力や技術を持ってても、心が伴わないと からっきし 駄目で… 本番では 発揮出来ない
野球に対するモチベーションは、metooサンが気付いた様に...てんでバラバラ
『野球に限らず身近な周りのレベルが 安息の位置・・・』
何でもサラ〜リ 的な感が、格好Eとされてる!?
休みは自分の為に...我が子であっても 自分優先の親が多過ぎる
色んなモンを犠牲にしてまで付き合う(一部同類の親)は
鼻で笑われて 好きモンで方付けられちゃう...現実
回顧出来ない子等には、今しか出来ない 貴重な時間がわからない
今の大切さがわからない
ある時期はガシガシやる気になって、なぜかこの時期には遊びたくなって^^夏の誘惑に負けてしまった息子へは、きつく話をしておきました。
ただ私自身を思い出すと、中二の夏は野球漬けでした。唯一の楽しみはみんなで悪ふざけができた夏祭り。
妻には「たまには息抜きさせてあげなさいよ」と言われましたが、大会前日と当日の夜は・・・
本人の選ぶ道ですから、親がいくら怒鳴りつけてもいけないんですけどね^^
あらためて今の大切さが伝わってきました。
少年野球を通じて、何を子供達に伝えたいのか?
子供の為にと言いながら、自分は何をしてきたのか?
今夜もビール片手に、一人で考えようと思います^^