
左4月12日の松坂対イチローの対戦
右6月21日の桑田対イチローの対戦
2007年メジャーが開幕してから数試合、
今まで見てきたイチロー選手の構えが「猫背」になってました。
いつから元に戻したのかわかりませんが、
6月21日の桑田投手との対戦では、いつものイチロー選手の構え「骨盤前傾」に戻っていました。
なぜ「猫背」にして、なぜ「骨盤前傾」にもどしたのか?
イチロー選手のインタービューによると、
「感覚的にそうなった」
バットを寝かせた時も、
「バットを寝かせたのではなく、自然とバットが寝ていた」
う〜〜〜ん・・・
なんだか素人にはわからないコメントでした^^

「骨盤前傾」は24個ある背骨の中の、
5つの腰椎と仙骨の傾きによって決まるらしい。

日本人は5つの腰椎と仙骨の傾きが小さく、
外国人はこの傾きが大きいそうです。
(テレビで聞いた話)
そこで一つ自分の体で実験をしてみることにしました。

骨盤を前傾させて、片方の足を回してみると、
上半身の向きが変わるくらい、肩も回ってしまう。

猫背になり骨盤を後傾さっせて、片足を回してみると、
上半身の向きはそのまま、つまり上半身にまで伝わらない。
「だからなんだ!」
と言われると困ってしまう^^
走塁のスタートに使えるのか?
守備のフィールディングに使えるのか?
それともバッティングに使えるのか?ピッチングに使えるのか?
とにかく、姿勢が良い方が、なにかと良い事がありそう^^
「骨盤前傾がいいんだぁ〜」と考えていた矢先に、
古武術の「ひざ抜き」なる番組を見てしまった。
強く蹴らない、強くひねらない・・・
その方が早く動けるらしい。
「骨盤前傾」と「ひざ抜き」どっちなんだ〜!^^
【関連する記事】
野球については、素人なのでよくわかりませんが、スキーでも、この骨盤前傾が話題になった時期がありました。
骨盤を前傾させると、ひねりは使いにくいが、両脚の荷重配分をコントロールしやすくなる。逆に骨盤を後傾させると、ひねりは使いやすいが、外脚への荷重になる。ということで、斜面、速度等で使い分けが必要という感じだったと思います。
やはり、どちらが優れている、ということではなく、それぞれの特性と、自分との相性をよく理解して、使い分ける必要があるのでしょうか・・・
野球素人の甲野善紀氏が実際にやって見せた
「牽制球の動作」の速さに驚いたからだそうです。
まだまだ悩みの種は尽きませんね!
「古武術に学ぶ身体操法」読んでみますか?
新しい発見が出来そうですよ^^
イチロー選手の構えの変化は私も気付きました(^ - ^)V
骨盤前傾は今走り方で言われている『腕を振らない、太腿上げないつま先で蹴らない』走りの、太腿上げない に繋がります。
日本人は骨盤が後傾の為、太腿を上げる事により重心が後ろになり、重心移動がスムーズにいかないとの事です。
走りも奥が深いです。。。
私も現在いろいろな本等で勉強中です。。。。
初めてコメントします。いつも拝見しています。
腰椎が(上方に行くにつれて)前に傾いているのではなくて、
通常よりも後ろに傾いているからこそ、その上に乗っかっている
脊柱が後ろから前へ曲がっているのではないでしょうか?
「自分の体で実験」の2番目の絵でもそうなっていますよね?
私も骨格や筋肉についてはいろいろ勉強中です。
技術的な事もあるかもしれませんが、構えた時のフィーリングでは?
と思ってしまいました。
意外と、そういうことってありませんか。
私は、技術はさておき、フィーリング重視です(笑
やはり、どっちでも いいことなのでしょう^^
我が家は最近めっきり野球を見に行かなくなりました。
本当は中学この時期から、野球を見て覚えますから、我が家は早すぎました^^
プロの技術、高校生との違い、いろいろ現場で研究できるといいですね!
次回のミニオフ会は、徹夜でバッセンだそうです^^
◆PATさん、ありがとうございます。
スキーの姿勢でも、いろいろあるのですね。
こぶを滑っていく競技では、お尻が落ちているなぁ〜と感じたことがあります。
逆にジャンプ競技では、お尻を突き出し前傾姿勢だなぁ〜と^^
あっ、スミマセンが私は雪の日に車で大きな事故を起こしてから、雪が苦手なんです^^
◆K'Sクラブ20さん、ありがとうございます。
相変わらず研究されてますね!
ぜひお酒を飲みながらご教授ください!
(酔う前にお願いします^^)
◆JAMさん、ありがとうございます。
昔と今では、走り方がまったく変わりましたね^^
もうすぐ世界陸上がはじまります。
アジアの体格と世界の体格を見比べながら、走り方も観察してみようと思います。
◆kantate147さん、初めまして!
コメントありがとうございます。
>「猫背」というのは、一般的に「骨盤後傾」だと思いますよ。
猫背は、一般的に姿勢が悪いと呼ばれる骨盤後傾になってしまうし姿勢でしょう。
私は小山裕史さんの初動負荷理論の本からいろいろ勉強させてもらっています。
「骨盤の前傾が股関節伸展で強く急激な回転を生む」
これを今回実験してみたかったんです^^
今後も宜しくお願いします。
◆おちあいさん、ありがとうございます。
>技術はさておき、フィーリング重視です(笑
イチロー選手も同じ事を言ってました^^
と言う事は、子供達にはいろんなフィーリングを体験してもらおう!
でいいのかな?^^
同じ理屈かもしれませんが、外国人スラッガーは骨盤を立てるイメージで立ちますが、日本人が同じようにすると身体がうまく回転しません。
骨盤かましてない方が素軽く動けるんだけど、抜かれた時にタメれないですね。
練習だとかましてなくてもOKだけど、本番では??ですね。
野球&ブログ初心者のzyoneと申します。
metooさんブログとMFTと「科学する野球」をバイブルに勉強しています。
metooさんの実験をまねてみて驚きました。
本当に猫背だと体は回らないですね。
「科学する野球」シリーズでデッチリと四足走法で腰を入れることを説いていますが、「歪み理論」を体現するのにデッチリが良い理由がこの実験で分かった気がしました。
特に同書ではピッチングで前足の踏み出し幅を狭くし、捻りを使って後ろ足から前足に軸足を移しながら、効果的に体重を「乗り移す」ことを説いていますが、metooさんの実験はこの動きと関係が深いのではないかと感じました。
よろしければmetooさんのお考えを聞かせていただけませんでしょうか?
前傾すると胸が張って、姿勢がよくなるのは解るのですが、なぜか違和感があります。
やっぱりお腹のお肉がベルトに乗ってないと不安ですね^^
◆gojyahage さん、初めまして!
コメントありがとうございます。
武道の世界で「コツ(骨)をつかむ」と表現するのを聞きました。
かませる、つかむ、抜く
頭で理解しても体で表現できない、また教えられない、なかなか表現が難しい言葉ですね^^
◆zyoneさん、初めまして!
コメントありがとうございます。
すみませんm(__)m
最近は本を読まず、子供達から動きを学ぶ生活しています^^
いろんな角度から見れば、人によって捉え方がたくさんあっていいと思いますし、人によって表現の仕方もたくさんあって良いと思っているからです
ですから紹介頂いた書籍もサイトも私は解っていないのでコメントはできません。
>後ろ足から前足に軸足を移しながら、効果的に体重を「乗り移す」ことを説いていますが・・・
体重移動は前後、左右の上手な使い方でしょう。
小さな子供達が大きな力を生むには?
これからもご一緒に悩んでいきましょう!