以前はベースをブロックして走者の足がベースに届くのを防いでいました。
キャッチャーの安全を守るために
2014年にMLBが
2016年にNPBが
コリジョンルール6.01(i)本塁での衝突プレイが作られました。
アマチュアでは2012年U18世界大会
このプレーが起きた翌年すぐに、2013年アマチュア内規に危険防止(ラフプレー禁止)ルールが作られました。
その後 2017年のWBCでプエルトリコ代表バエス選手の衝撃的なタッチプレーを目にします。
ベースに伸ばす手や足にタッチするのではなく、走者の体に一番近い位置で捕球しタッチする。
タッチプレーはベースで起こることが少なくなり
走者の体のどこかにでタッチするようになりました。
もう一つの大きな理由は検証VTRリプレーもあるでしょう。
体のどこかにタッチしていればスロービデオを見て審判が確認してくれます。
昔は、審判がアウトって言いやすいタッチプレーを求められましたが
今は、ビデオでしか確認できないギリギリのタッチプレーへと変わりました。
そんな時代となりましたが、
ビデオ検証のないアマチュア審判は頑張るしかありません(#^^#)
ここからは図に書いて考えてみます。
ブロックしてた時代は後ろからホームベースに届く足を見る必要があった。
ベースに届く足が先か、タッチが先か、タッチの線で判断する必要があった。
これからのプレーはタッチの線が変わってくる。
走者の体がタッチの線になる。
つまり
審判の見る位置が走者の方向と同じになるわけです。
例えばこの図を二塁ベースだとすると
レフト線二塁打をどうやって見るか?
ライト線なら?
この図が三塁ベースとして左中間なら?
考えてしまいますね。
だからこそ、
今年は野球場へ審判の動きをたくさん見に行こうと思います。
ボール→ベース→自分で準備して
送球が来る
野手がどんなタッチをするのか予想
野手が動き出すぎりぎりまで我慢して
タッチが起こる瞬間に回り込む・覗き込む。
となると
ベースに近い位置の方がいいですね。
という内容を、先日教わってきました。
自分でもイメージトレーニングをして試合に向けて準備しようと思います。