2019年12月27日

二分割・三分割の起点

審判メカニクス ハンドブック第五版にはこうあります。

四人制審判の取り決め事項
2.外野への打球の責任範囲

A、二塁塁審が外側に位置した場合
外野への打球を追う審判は、角度をとりながら落下点に近づき、必ず止まって判定する。

@左翼手より向かって左側の打球
・・・三塁塁審。
A左翼手正面の前後から右翼手正面の前後までの打球
・・・二塁塁審。
B右翼手から向かって右側の打球
・・・一塁塁審。

IMG-8874.jpg
三分割


B、二塁塁審が内側に位置した場合
外野の飛球は追わない

@中堅手より向かって左側の打球
・・・三塁塁審。
A中堅手正面の前後より向かって右側の打球
・・・一塁塁審。

IMG-8875.jpg
二分割


この図をよく見てみると、矢印の右と左が違います。

19122701.jpg

この図だと、正面の前後は右側にいる塁審が打球判定することになります。



ここまでは教科書通りでいいのですが
いざグランドではどう動いたらいいのでしょうか。

「ゴーアウト」

これって四人制では必要でしょうか?
必要だとしたらいつどのタイミングで使いましょうか?


この疑問をあるプロの審判さんと顔を合わす機会があったので質問してみました。



教えてもらったのは「起点」という考え方です。

19122703.jpg

三分割は二塁塁審が起点
二塁塁審が打球を追ったら一塁・三塁は戻る。




19122704.jpg

二分割は一塁塁審が起点
一塁塁審が打球を追ったら三塁は戻る。




これはプロ野球を見に行った時に確認したのですが、

バッターが打ちました「カーン!」

この時、二人の塁審が打球を同時に数歩追いかけました。

打球・捕球する野手を確認してから

塁審同士がアイコンタクトして

この時、起点の審判が追っていたら「ゴーアウト」

もう一人の塁審は「OK!」で戻る。

または、起点の審判が戻っているのを確認したら

もう一人の塁審が「ゴーアウト!」

起点の審判の方が早く声をだして
もう一人の審判は確認後に遅れてから声を出す。

個人的ですが「ゴーアウト」の声を出すのなら
このタイミングでいいのではないかと考えてます。




19122705.jpg

この判定はどっちがするの?

普段からのコミュニケーションも大切です。

アウトカウントを確認しあったり、次のプレーをサインで確認しあったり、正確な判定を求められるいざという時のために、四人の位置をすぐに見つけられるように、二人制で練習して、三人制にチャレンジして、四人制で落ち着いて動けるように。来年もしっかり練習試合を大切にしようと思います。






posted by metoo at 02:06| 千葉 ☁| Comment(0) | 審判 | 更新情報をチェックする
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