2019年10月28日

フォアサーブとフロントドリブル

少年野球チームはやっぱり「野球」の練習しかしてなくて、

「体力作り」の時間をあまり考えていないようです。

というよりか、

「体力作り」と言われても何をしていいのか分からないのでしょう。

重たいボールを投げたり、ダッシュをしたり、遠く高くジャンプしたり

いろんなメニューがありますが、あまり子ども達は楽しそうではありません。。。



そこでちょっと考えを変えて
他のスポーツ競技を取り入れてみることにします。

これから寒くなります。
体育館などの室内で楽しみながら「体力作り」をしてみましょう。




まず最初はバトミントンのフォアサーブです。

こんなの簡単だよ!って思うでしょうが

昔やってみましたが4年生〜6年生10人中8人できませんでしたよ・・・

・ラケットの面で打つ感覚
・ラケットの面でボールを運ぶ感覚
・バットの芯で打つ感覚

フォアサーブの感覚はバッティングに役立つでしょう。



sports_badminton.png

慣れてきたらスマッシュもやってみましょう。

これは肩を動かすピッチングに役立ちますね。



ウチの子はそんなのできるに決まってる!と思うでしょうが、それは本当でしょうか^^




バッティング、ピッチングときて次は守備です。

守備で役立つのはバスケットボールのフロントドリブルです。



・ボールが弾むバウンドの感覚
・右手から左手へボールを握り替える感覚
・ボールに回転があると回転する方向へはずむ感覚


野球のゴロを捕るということは、
実はバウンドしてるボールを捕ること。
バスケットボールでバウンドを理解してもらうことが目的です。


19102801.jpg

もう一つ、バスケットボールで助かるのはフライの恐怖心を取り除けることです。
小さな子どもはノーバウンドでボールを捕ることを誰でも怖がります。

しかし、ワンバウンドしたボールはあまり怖がりません。

1)ワンバウンドするボールを見せてあげる
2)ワンバウンドしたボールを予測してもらう
3)ワンバウンドのボールをさわってもらう

ココから先は恐怖心との戦いです。
無理をせずに、柔らかいボールや大きなボールなどで量と時間を使ってあげて安心を積み重ね、打球ではなくキャッチボールでフライ練習をたくさん付き合ってあげるのがいいでしょう。外野フライをまだ小学生は捕れなくても大丈夫です。その代わりワンバウンドなら追い付いて捕れる!まで目標を持っていきましょう。





野球を始める小さな子がたくさんいるのに、野球を辞めていく子もたくさんいる。

なんとかしないとなぁ・・・

posted by metoo at 13:10| 千葉 ☁| Comment(0) | 守る | 更新情報をチェックする
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