2019年08月26日

愛と怒り

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負けて泣く
なぜ泣くんだろう?

「愛と怒り」

涙の理由はコレなんじゃないか?

野球はこれからも続けられますが、このチームでこの仲間で戦うのはこの夏で終わり。涙を流す理由は仲間との愛の大きさ、愛という言葉を日本ではあまり使いませんが、高校野球にはたくさんの愛が見えます。


イチロー選手はしっかり言葉にしてましたね。

「野球のことを愛したことだと思います。これは変わることなかったですね。おかしなこといってます?僕。大丈夫?」

全ての高校野球児は野球と仲間を愛してたんだなぁと、今年の夏も感じました。



愛の他にもう一つ日本人には見えないものがあります。

怒りです。

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『負けてたまるか』という怒りの感情が原動力になる。
by 羽生結弦


負けたくない怒りを正しい方向へコントロールしています。

いつ怒ればいいのか
どこで怒ればいいのか
どのように怒ればいいのか
日本人は知っています。

他人を傷つけないように自分自身に怒りをぶつけています。


しかしこれからの日本はちょっと変わってくると思います。



今まで経験したことがない他人への「怒り」が待ち受けているかもしれません。


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2012年高校野球18U世界選手権アメリカ戦で森友哉捕手が二度もタックルで吹っ飛ばされました。

この時、日本選手は怒りを表に出すことが出来ませんでした。

たしかにルールの問題、安全面の規則がなかった時代のプレーでしたが、

目の前で仲間が吹っ飛ばされても誰一人動けませんでした。




仲間を傷つけられた。
プライドを侮辱された。
大切なものを奪われた。

「怒り」を見せなければいけない時代が来ています。


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ルールを守る事が正義ではなく、

相手の間違いに「怒り」を見せつけて立ち向かう事も正義です。

暴力ではなく「怒り」です。
「正義」の怒りです。


愛するものを守るためには「怒り」が必要な時があります。


国際試合はアンリトゥンルールがあり日本も間違うことも多々あるでしょうが、だからと言って日本人としてのプライドを忘れることがあってはいけません。




この時の岡選手、おっ!こういう日本人がいるんだ!私は一目惚れしました。



サヨナラ負けをしてベンチを蹴り上げる京田選手。



ベンチで冷蔵庫を殴るパットン投手。

私は「怒り」は人間のあるべき姿だと思っています。

もちろんその後にきちんとした謝罪も大切ですが。



愛と怒り

人を動かす大きなエネルギー

日本人もこれからは大きく見せてもいいのではないでしょうか。



「子どもが痛みを我慢して投げてるのを見て、それでも監督は勝ちたいのか!」

「怒り」の一言、みんなが言えなければおかしいですね。

posted by metoo at 23:27| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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