
四チームで戦うワンデイトーナメント
2010年06月06日 決勝戦の練習試合
毎年成人の日に行っていますが、今年で第八回を迎えました。
今年は開会式を行い、選手宣誓の代わりにみんなの前で四人のキャプテンに今年の目標を発表してもらいました。
小さな声でぼそぼそっと喋る子、目標がまだない子、初めてで緊張して頭が真っ白になってしまう子、チームの目標と自分の目標を大きな声でしっかり喋れる子
どのチームが勝つかはここで決まっていました。
この時に感じたのが(あっ、やっぱり野球ってメンタルゲームなんだな)
メンタルとは、私は「考え方」と訳すようにしています。
精神とか心ではなく物事をどう考えるかをそう呼ぶようにしています。
もう少し具体してみると
見る→感じる→思う→考える→行動
この筋書きがメンタルです。
なのでメンタルゲームという呼び方は野球にぴったりだと思います。
また、子どものメンタルをどう育て作りあげるかが大人の役割とも昨日は考えました。
「あいつはメンタルが弱いなぁ〜」とメンタルという言葉を使う方は、考え方が強いと弱いしかない方達です。苦しいピンチの時や、流れがよくないなぁと感じた時、こういう見方や取り組み方をすれば相手とこうやって戦えるから、今よりももっといい結果につなげられるよ。これがメンタル(考え方)です。
一日、審判を楽しませていただきましたが、グランドの真ん中にいると子ども達の声がたくさん聞こえてきます。この声は、どう育っているか、どう育てられているかの声です。ベンチにいる監督、コーチには聞こえない声が、子どもの生の声が聞かせてもらえるのも審判の楽しみです。
実は子ども達はこんなことを考えてるのか・・・
審判だけが知ってることもあるんですよ^^
【関連する記事】
元阪神タイガースの亀山選手にお聞きした事があります。
私:今の子ども達に1番足りないものは何ですか?
亀山選手:考えることです。
私:考えるですか?考えてると思いますが。
亀山選手:監督コーチに言われた事しかできない。これでは世界一になれない。
それから息子には考えさすようにしてます。名門クラブチームに入ると言ってくれました。嬉しい(^_*)
高いレベルのチームに入ることは競争や技術を学ぶにはいい環境だと思います。どんな選手になりたいか、自分をどのレベルまで高めたいかは、何を見るかによって決まるでしょう。たくさんの出会いと感動を経験できるといいですね。