原始反射本(抜粋)
— つん (@yan_mugi) 2016年8月1日
みんな、赤ちゃんが産まれたら動画撮影の準備して反射でGO!#原始反射 pic.twitter.com/yh6xc0rHMU
かわいい絵ですね^^
赤ちゃんには原始反射と呼ばれる数か月しか見られない反射の動きがあるそうです。(全く知りませんでした^^)

把握反射(はあくはんしゃ)は皆さんもよくご存知でしょう。
原始反射って何?
反射と聞くと反射神経をすぐに思い浮かべますが、
・姿勢反射
・傾斜反応(反射)
・立ち直り反応(反射)
などが見つかります。

姿勢について
(2)緊張性頸反射
右の絵は運動生理学の本などによく出てくる絵ですが「顔を向いた側の上下肢が伸展し反対側は屈曲する」という反射です。通常は大脳等の上位の中枢に抑制を受けていますが、スポーツなどで最大筋力を発揮させるための動作時などに出現しうる反射であるそうです。運動で夢中になっている時は大脳の抑制がとれて本能(=反射)がむき出しになるのでしょう。
投球やバレーのスパイクなど「頸の向く方の上肢を伸展させ、反対の上肢を屈曲させる」ことは緊張性頸反射に逆らわない動きなのでスムーズな動きにつながると思います。
頸(くび)が向く方向によってスムーズな動きが出来るんですね。

頸反射と聞いて思い出すのが手塚一志さんのピッチングの正体。

カットボール、スライダー、時代は再びジャイロボールになりました。1996年のこの本は今読み返しても着眼点がとても面白いです。
私は、野球の打つ・投げるを見ていると、頸の動き、頭の動きによって、さらにはあごの向きによって、重心移動、体重移動が小さくずれ動かされ、その運動を助けていると考えています。頭を動かす量(動いてしまう量)は、メジャーリーガーの方が大きく、日本人は小さな動きだと見てます。

投手の頭の動き 前から

投手の頭の動き 上から

打者の頭の動き 横から

打者の頭の動き 上から
頸の動き、頭の動き、あごの向きによって、
ボールを投げやすくする、バットを振りやすくする
反射、反応が人間の体にはあるのではないか?
物理でもなく
筋力でもなく
人間の体が持つ反射・反応
ここについてもう少し考えていこうと思います。

机の上に置いた右手がズルッと滑ったことでここまで体が反応してしまう。
この一枚の絵の中に
大きなヒントがたくさん隠れてますね!
【関連する記事】
「投げるためにより自然な向き」
という意味では、この記事にあるように
倒れる、ねじれるという方が自然なのかもしれませんね。
全然的はずれかもしれませんが
首寝違えると、痛いということももちろんありますが、とてもじゃないですが、ピッチング動作するの厳しいですものね。
どうしても、投げるときや、打つ時に
「首をふるのは良くない」
というイメージが多いと思います。
もちろん、打つ方は目線をぶらさないという意味や、体が突っ込んでいないかどうかのチェックポイントにもなるので、頭は動かさないほうが良いと考えている指導者は多いと思います。
より自然な動き、という視点では遠心力のバランスを取るぐらいしかありませんでしたが、面白いヒントもらった気がします。
私も頭や目は出来るだけ動かしたくないと考えていましたが、ちょっと疑ってみようと思います。
寝違えもそうですが、どこかを痛めた時にバランスが崩れてその部位の意味が分かる時がありますね。
ちなみに寝違えを直す方法です。
http://metoo.seesaa.net/article/398382860.html