天理 7-9 奈良大府
9回表 天理の攻撃
ツーアウト満塁
センター前ヒット
三塁ランナーホームイン
二塁ランナーホームイン←(タイムプレイ)
一塁ランナーサードタッグアウト←(スリーアウト)
天理が2点を返し9-9の同点かと思われましたが

球審は1点を本部席に向かってシグナルしてます。
2点目が入らず1点のみ、8-9で奈良大府は優勝したと思い喜びました。
ところがこの1点はタイムプレイの1点で、センター前ヒットのプレイ全体では2点が入ったとアナウンスがあり同点で延長戦になりました。
このジャッジについて知り合いに聞いて回りましたが、タイムプレイは第三アウトとホームインのどちらが早いかをジャッジするので、タイムプレイの得点は1点かノースコアしかないのでこの球審のシグナルは正しい!の意見が多かったです。
しかし、調べてみると違いました。

いつものこの本に書いてありました。

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例題
攻撃側は1点を得点し、なおもツーアウト満塁。打者はライト線にヒット。しかし、一塁走者は三塁でタッグアウトになった(スリーアウト)。このアウトよりも前に三塁走者と二塁走者は本塁に触れていた。この場合、球審が出すシグナルは、3点(タイムプレイの前のプレイでの得点1を含める)、2点または1点(タイムプレイの判断基準となった得点のみを示す)いずれか?
答えーーー
タイムプレイにおける審判員の得点を示すシグナルは、「タイムプレイが起きたときの一連のプレイにおける得点、つまり例題のケースでは2点を示す。」
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奈良大付のタイムプレイのシグナルは、
1点ではなく2点が正しかったようです。
他の地域で規則が異なる場合がございます。必ずご自身の所属団体でご確認をお願いします。