「ボールが滑る」
きっとこの理由にたどり着くと思います。
少年野球も11月から新しいJ球に変わります。
重さ、大きさ、フィット感
きっと肘が痛くなる選手が出てしまうでしょう。
どうしたら日本人投手、子ども達の肘痛を守れるのか?
日本人投手、子ども達の共通点は
同じボールを投げ続けているという点。
だからボールが変わると
指先の感覚が変わり体の使い方が変わってしまい故障してしまう。
Appreciate the gear as our pitchers will be equipped with @DrivelineBB this fall. Just a sneak peak at some of the new gear. pic.twitter.com/DvnXenmlkT
— Andrew Baseball (@AndrewTigersBSB) 2018年7月27日
だったらいろんなボールを投げ込んでみようよ!
重い・軽い
大きい・小さい
滑る・滑らない
固い・柔らかい
We get this question a lot – what the heck is the difference between PlyoCare Balls and Elite Weighted Baseballs? Is there a difference? In fact, they are pretty substantially different. https://t.co/BMKdAUsAjU pic.twitter.com/ENDXWtnsXL
— Driveline Baseball (@DrivelineBB) 2018年7月26日
同じ大きさ重さでも
縫い目がない滑るボールなども使ってみる。
キャッチャーのスローイングを練習する子どもですが
何種類かボールを使い分けてますね。
日本人ピッチャーは世界で多く活躍してます。
理由はいろいろあるでしょうが、
きっとどの国よりも多く投げ込んでいる理由もあるでしょう。
たくさん量を投げれば、投げた量の分だけ上手になるでしょう。
しかしその分、故障する確率も大きくなるでしょう。
例えばですが、もし100球投げ込みたいのなら、投げるボールの重さを半分にしてみたらどうか?
コントロールを良くしたい。
速い球を投げたい。
故障をしたくない
この三つにつながる練習方法として
いろんなボールを投げ込むことが最適ではないかと感じてます。
例えば、
ピンポン玉を50球全力で投げてフォームを固めてみる。
縫い目のない滑るボールを10球投げて小さな的を狙ってみる。
ちょっと重たいボールを50%の力で10球ゆっくり投げて腕から指先までをストレッチしてみる。
投げ込みは良くない・・・ではなくて
同じ球の投げ込みは良くない・・・に考え方を変えてみる。
いろんなボールを楽しく投げ込むの練習は、
トレーニング効果と同時に
MLBの滑るボール対策にならないか?
日本人投手がMLBで故障するのを見てられないんですよね・・・
WEIGHTED BALL (加重されたボール)
UNCOMMON POINTS FROM WEIGHTED BALL RESEARCH
この分野の研究
日本も頑張らないといけませんね。
ひじの負担というよりも、メカニックが自然に育つかもしれません。
私は、よくチームのバッピしますが
貧乏チームですので、傷んだボールが多く
重さや大きさ、指の感覚含め全く同じボールはないと感じるほどいろいろあります。
そのおかげで、そのボールをコントロールするためには、手先ではなく下半身を主導した投げ方で、ボールは遠心力で自然に放たれるように投げる癖が身に付きます。
いつものように、余談ばかりで申し訳ありませんが、ウェイテッドボールの重いほうはいいんですが、軽いボールを投げるのは、正直恐怖感あります。
短期間で効果が出やすいウェイテッドボールですが、むしろひじの靭帯を痛める諸刃の剣と私は感じます。
大学まで野球をやったひとが、軟式に戻り肩やひじを痛めるのをよく見ます。
日本人に限らず、トレーニングの進歩が人間の体の限界を超えている。
私は、そう考えるほうが自然だと感じています。
速度
強度
メカニクス
コントロール
感覚
まだ考えられることがあるでしょうが、やはりたくさんの研究材料がボールを変えることによって考えられますね。
100キロを投げる子が30g軽いボールで105キロ投げれば速度が向上します。
100キロを投げる子が30g重いボールで100キロ投げれば強度が向上します。
投げにくい滑るボールで、わずかな指先で投げる小さなボールで、大きく重たいボールで、ここから自分が投げやすい感覚が育つでしょう。
投げ込むことはあまり良くないと言われますが、なにかを研究する目的を持った投げ込みをしてみては、と思います。