2018年07月28日

加重ボールの研究

なぜ日本人投手がMLBのボールを投げると肘を故障するのか?

「ボールが滑る」

きっとこの理由にたどり着くと思います。

少年野球も11月から新しいJ球に変わります。

重さ、大きさ、フィット感

きっと肘が痛くなる選手が出てしまうでしょう。



どうしたら日本人投手、子ども達の肘痛を守れるのか?



日本人投手、子ども達の共通点は
同じボールを投げ続けているという点。

だからボールが変わると
指先の感覚が変わり体の使い方が変わってしまい故障してしまう。







だったらいろんなボールを投げ込んでみようよ!

重い・軽い
大きい・小さい
滑る・滑らない
固い・柔らかい





同じ大きさ重さでも
縫い目がない滑るボールなども使ってみる。





キャッチャーのスローイングを練習する子どもですが
何種類かボールを使い分けてますね。






日本人ピッチャーは世界で多く活躍してます。
理由はいろいろあるでしょうが、
きっとどの国よりも多く投げ込んでいる理由もあるでしょう。

たくさん量を投げれば、投げた量の分だけ上手になるでしょう。
しかしその分、故障する確率も大きくなるでしょう。


例えばですが、もし100球投げ込みたいのなら、投げるボールの重さを半分にしてみたらどうか?

コントロールを良くしたい。
速い球を投げたい。
故障をしたくない

この三つにつながる練習方法として
いろんなボールを投げ込むことが最適ではないかと感じてます。

例えば、
ピンポン玉を50球全力で投げてフォームを固めてみる。
縫い目のない滑るボールを10球投げて小さな的を狙ってみる。
ちょっと重たいボールを50%の力で10球ゆっくり投げて腕から指先までをストレッチしてみる。


投げ込みは良くない・・・ではなくて
同じ球の投げ込みは良くない・・・に考え方を変えてみる。

いろんなボールを楽しく投げ込むの練習は、
トレーニング効果と同時に
MLBの滑るボール対策にならないか?


日本人投手がMLBで故障するのを見てられないんですよね・・・




WEIGHTED BALL (加重されたボール)

UNCOMMON POINTS FROM WEIGHTED BALL RESEARCH

この分野の研究
日本も頑張らないといけませんね。




posted by metoo at 14:43| 千葉 ☁| Comment(2) | 投げる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いろんな種類のボールを投げると
ひじの負担というよりも、メカニックが自然に育つかもしれません。

私は、よくチームのバッピしますが
貧乏チームですので、傷んだボールが多く
重さや大きさ、指の感覚含め全く同じボールはないと感じるほどいろいろあります。

そのおかげで、そのボールをコントロールするためには、手先ではなく下半身を主導した投げ方で、ボールは遠心力で自然に放たれるように投げる癖が身に付きます。

いつものように、余談ばかりで申し訳ありませんが、ウェイテッドボールの重いほうはいいんですが、軽いボールを投げるのは、正直恐怖感あります。
短期間で効果が出やすいウェイテッドボールですが、むしろひじの靭帯を痛める諸刃の剣と私は感じます。
大学まで野球をやったひとが、軟式に戻り肩やひじを痛めるのをよく見ます。

日本人に限らず、トレーニングの進歩が人間の体の限界を超えている。
私は、そう考えるほうが自然だと感じています。
Posted by アンバサダー at 2018年07月29日 18:41
◆アンバサダーさん、ありがとうございます。

速度
強度
メカニクス
コントロール
感覚

まだ考えられることがあるでしょうが、やはりたくさんの研究材料がボールを変えることによって考えられますね。


100キロを投げる子が30g軽いボールで105キロ投げれば速度が向上します。
100キロを投げる子が30g重いボールで100キロ投げれば強度が向上します。

投げにくい滑るボールで、わずかな指先で投げる小さなボールで、大きく重たいボールで、ここから自分が投げやすい感覚が育つでしょう。


投げ込むことはあまり良くないと言われますが、なにかを研究する目的を持った投げ込みをしてみては、と思います。
Posted by metoo at 2018年07月30日 12:03
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