
たまには眺めのいい二階席から。
審判の動き、野手のポジション、走塁、横向きの打者の構え
いろいろ新しい発見がありました。
先に書いておきますが、
日本ハム西川選手の見逃し方が面白かったです。
見る機会があればぜひどうぞ。
2010年09月13日 二塁手論
二塁手論というよりも盗塁王井口選手が書かれた本です。
ざっといえば
・盗塁を考えれば打率が上がり
・盗塁を考えれば守備が変わる
「メジャーで自分よりも上手い二塁手はいなかった」
そう言い切るくらい井口選手は盗塁で千葉ロッテを変えていきそうです。
30日の試合で面白かったのが、
ピッチャーがまだ足をあげていないのに盗塁スタートをしたロッテの選手が二人もいました。
また、特徴が見られたのは二塁の第二リード。
2011年02月26日 二塁リード
(あっ、二塁からこういう攻め方をするならば送りバントをしてもいいんだな)
そう感じるゲーム作りでした。
一塁側から見ていたのではっきりとはわかりませんでしたが、
三塁走者がする第二リードを二塁でもしてるように見えました。
ふくらんだ第二リードではなく、三塁へ直線でとる第二リード。
いつでも三塁盗塁狙ってますよ
パスボールは常に狙ってますよ
そんな意思を感じる第二リードをチーム全員がしていました。
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日本ハム中島選手の第二リードは濃い緑の人工芝を超えていません。
外へふくらむ第二リードに三塁盗塁はありませんしパスボールスタートも遅れます。
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二塁の第二リードは大きな差がわかりやすいですね。
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ロッテ選手の二塁第二リードが日本ハム選手と大きく違っていました。
盗塁を追い求めていくと配球を読むようになり
配球を読むようになると打球の予測をするようになり
打球を予測するようになると守備位置を変えるようになる
盗塁や第二リードから
打者を変えていき
守備を変えていく。
井口監督らしい野球を感じました。
誰でも長打は打ちたい、ホームランは打ちたい。
長打を狙って打てるようになるための盗塁。
長打が打ちやすくするための二塁第二リード。
ホームランを打つには相手投手がいる。
どれだけ自分の能力が高くなったとしても
知らない相手投手は難しい。
盗塁や第二リードは相手投手をチーム全員で攻撃して、どこかに隙や弱点を見つけられるくらいもっと観察研究しなさい、ってことなんでしょうね。
こういったスモールベースボールは嫌いじゃないんだけど、
少年野球ではまだ早過ぎるかなぁ・・・
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配球に興味をもつのは、変化球の入る中学からでも良いかな、と考えます。
理由は、子供って必殺技的な事好きですから、そればっかり気になって他の事に気が回らなくなりそうですから。
でも、頭の良い子というか、好奇心旺盛な子供がもしいるならば、
「こういうやり方もあるよ」と、
教えてあげることは、少年野球からでも決して早すぎることはないでしょう。
小学生にはまだまだ教えたいことがたくさんあるんですよ^^
技術であれば小学生にはどんどん教えたいところですが、今ここで教えるよりも次のステップで、変化球が始まるタイミングに教わるのがいいでしょう。
子供のケンカに大人が武器をを持って加勢するよりも、子供同士のケンカを見守る方がいいのかなぁ。。。