2017年04月22日

前のゴロは片手で捕る



大阪桐蔭 根尾くんの守備
この動画を見て“派手なプレー”と感じるプレーはありますか?

私は全てのプレーが
アウトを狙う最善のプレー、最適なプレーに見えます。

しかし見る人によっては
ランニングキャッチ
ランニングスローは
“派手なプレー”
基本に忠実ではないプレーに見えてしまうそうです。




誤審が話題になった二つのショートゴロですが
誤審よりも気になるのは、
横浜ショート倉本選手
・三遊間のゴロを回り込んで正面で捕る
・前のゴロを止まって正面で捕る
問題はここですよね?(^^;)


・三遊間のゴロを回り込んで正面で捕ってセーフ。
・三遊間のゴロを逆シングルで捕ってアウトを狙う。

コレと同じように

・走って止まって正面で捕ってステップして投げてセーフ。
・走りながら捕って走りながら投げてアウトを狙う。

どちらが基本に忠実なプレーなのか?
セーフになる可能性が高いプレーを推奨するのか?
アウトを狙うプレーは“派手なプレー”ではありません。

だから

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内野手は前のゴロは片手で捕る

派手なプレーではなく
最適なプレーです。





もう一つ、
片手でプレーしていいのがサードです。
(ファーストも)

os-tm150520-toritani-ogp_0.jpg

両手でプレーするショートに慣れていた鳥谷選手。
片手でプレーするサードの守備に馴染んていないようです。



サードはほとんどが片手で捕るプレーです。
(ファーストも)

ショートからサードへのコンバートは距離もスピードも捕り方も変わります。
苦労しますね(^_^;)


また
ランニングスローと呼んでしまうプレーを
もっとよく観察すると

ランニングスローとは
内野手に必要な右足・右手投げのことです。




内野ゴロの前は片手で捕る
そのままの流れで
右足・右手投げ

このプレーが上手くなるほど前の守備範囲が広がり
自分の守備位置を下げることができ、
内野手全体の守備範囲が広がる、

だから試合に勝てるんです。

なにひとつ“派手なプレー”ではありませんよね(^_^;)


少年野球では片手で捕るプレーが多い子がいます。
まだ正面に入るのが怖いのでしょう。
そんな子は、
片手で捕っていいポジションに置いてあげましょう。
サード、ファーストでゆっくり時間を使ってあげましょう。
両手で捕れ!、正面に入れ!
無理に課題を見つけるよりも
9つある野球のポジション
その子にあったポジションを探してあげるのも野球です。


追記


川崎選手がMLBで学んできた守備。
勉強になります。
posted by metoo at 16:40| 千葉 ☁| Comment(0) | 守る | 更新情報をチェックする
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