筋肉の使い方・鍛え方パーフェクト事典
10年ぶりくらい
久しぶりに出会った素晴らしい教科書のような一冊です。
というか、
こういった本がずっと欲しくて探していました。
二年前からあったんですね(^_^;)
例えばバットスイングに使う筋肉。
ボールを投げるために使う筋肉。
使う筋肉が時間軸で紹介されています。
歩行、ジャンプ、スプリント、ボールを蹴るなどの動作解析もあります。
その筋肉の鍛え方やストレッチ方法、関節の可動域などまで教えてくれる、ハンバーガーセットを頼んだのにラーメンとおにぎり味噌汁が付いてくるくらい、お腹いっぱいの一冊です^^
ピッチングやバッティングで
重心移動にブレーキをかけるためにはどこ筋肉が必要なのか?
今までは、
ボールの打ち方、投げ方の本はたくさんありましたが、
どの筋肉を鍛えるまでは教えてくれませんでした。
ブルガリアンスクワットをして大臀筋を鍛えれば何が変わるのか?
こう動きたいから→ここを鍛える
ここを鍛えたから→こう動ける
どちらからも勉強になります。
もっと強くなれば、もっと自由に動ける
坂本選手がヒップスラストでなぜ大臀筋を鍛えていたのか?
藤浪投手がブルガリアンスクワットでなぜ大臀筋を鍛えていたのか?
なぜチンニングで背中を鍛えていたのか?
ダルビッシュから教わったトレーニングでどんな動きを手に入れたのか楽しみですね!
技術だけではなく
その技術のために
知識と体力を身に付ける時代に必要な一冊です。
「もっとコーやって投げろ!」
「もっとアーやって打て!」
まだ言葉だけの指導者がたくさんいますが
コー動くために必要な筋肉はどこだろう?
アー打つために使う筋肉はどうやって鍛えるんだろう?
この本を読めば
子供達に必要なトレーニングが見えてくるでしょう。
【関連する記事】
ブレーキをかけるための大臀筋、ハムストリング。
ハムストリングのほうが有用だと思っていたので、大臀筋の役割が大きいことは意外でした。
どんな動作がブレーキをかける動作になるのか?がわかると、大臀筋は必要になりますね。
あわせて、ピッチングでの大胸筋も意外でした。自分で動かしてみると、上から手を下げるだけで大胸筋は動いています。大胸筋と広背筋で、リリース直前のスピードアップを図る、そんなイメージです。
私が目に止まったのは「カッティング」の部分です。
投げる、打つ、はこの筋力が強くなれば球速も飛距離も伸びると感じました。
もう少し感じたことがあったので続きはブログに書き残しますね。