始めに言っておきますが別に10ケ条でも5ケ条でも3ケ条でもいいです(^_^;)
あまりバッティングについて教える事ってしない方がいいと思っていましたが、この動画を見て教える事の大切さを痛感しました。(あ〜教えるってこういうことか)ボールを遠くに飛ばすとか、変化球に対応するとか、左投手の打ち方とか、そういう事の前に「基礎」がなければいけない。その「基礎」は子ども達にしっかり教えなければいけない。ガチガチに教え込んでいい「基礎」がなければ「基本」という個人の感覚が生まれないのではないか。
バッティング10ケ条を子ども達に教えてる動画です。
教えてる内容はバッターボックスの入り方から打ち終わるまで。
初めてバッターボックスに立つ子ども達にはここから教えていくんですね。
この動画を見て、そういえばメジャーリーガーって同じようにバッターボックスに入るなあと感じました。
打ち方を教えたい指導者はたくさんいるでしょうが、
一人一人違った選手によって何を教えていいのか分からない方が多いでしょう。
指導者によってもバラバラで統一は難しいと思います。
しかし少年野球で教えなければいけないのは
打つ前の準備だったりします。
ルーティング(2005-08-11)
子ども達と一緒に
バッターボックスへの入り方から
構えるまでの特徴を10個探してみましょう。
この動画を見て
「あっ、僕もバッターボックスには後ろ足から入ろう!」
そういう発見を箇条書きにしてみんなで試してみるといいでしょう。
子ども達がバッターボックスで
ワクワク・ドキドキ・キラキラ・ニコニコすることが大切なんです。
バッターボックスに入ったら
練習したことなど忘れてもいいんです。
アドバイスなど忘れてもいいです。
(ピッチャーが投げたボールを打ち返す!)
そこだけに集中させてあげられるように
10カ条をつくってあげましょう。
球審から見てると、ネクストバッターサークルからバッターボックスに何もしないで入って、そのまま構えてスイングする子がたくさんいます。立ち位置もバラバラ、スイングもバラバラ、バッターボックスで何をしていいのか、どんな準備をしていいのか分からないのでしょう。その様な子どもに「あーしよう!こー打て!そーするな!」のアドバイスはマイナスにしかなりません。
始めに書きましたが打撃5ケ条でもいいでしょう。
こうやって準備した方がいいよ!
そんなアドバイスを箇条書きにして作ってあげましょう!
参考までに
上の動画で教えてる10ケ条です。
こういう内容だったら自分達でも作れそうですね。
1- Back foot 後ろ足
2- Front foot 前の足
3- Measure up ホームベースまでを測る
4- Check your feet 足の向きをチェック
5- Rest リラックス休憩
6- Check your grip グリップをチェック
7- Stance スタンス
8- Step ステップ
9- Pivot 旋回する
10- Hold そのままの姿勢で
(Heel up & Chin Down) かかとが上がっている&あごを引く
ノック前にはゴルフスイング・正面スイング・リストワークをそれぞれ10回やります。肩甲骨・股関節・骨盤のキレ・バットの軌道・ヘッドの落下や走り・脱力などを確認して、あとは反応にまかせて打つだけです。
何かを意識していると、ノックもうまくいきません。
私も少年野球の指導をしていて、球審をすることがありますが、バッテリーがサイン交換している間にも、足元もならさずにいきなり構えて投球を待っている選手を見ると、「打てないだろうなぁ」と思います。
イニング初めにも、内野のボール回し、キャッチャーが一声かけるタイミングまでわざわざ待って打席に入る選手。さっさと入って準備すればいいのに、と思います。
でも思っても試合中に何となく言うだけで時間をとって指導する機会はあるのか…
無いですね。
私も打撃前準備○カ条作って子どもたちに提案してみようかな。
ノックでも準備が大切なんですね。
何百、何千と打つ時もあるでしょうから、ケガ故障には気を付けてくださいね。
今日も球審、三塁審判の二試合をさせていただきましたが、バッターボックス内でサインの見る方法もしっかり教えなければ危険だと感じました。
打った後のバット、バントした後のバット、四球後のバット、教えることってたくさんありますね。