
日本人でこの美しいジャンピングスローができる選手は一人もいません。
なぜ出来ないのか?
肩が弱い?手首が弱い?体幹が弱い?
実際にどの筋肉を使えばジャンピングスローが出来るのか、
椅子に座ったまま足を浮かせ投げて打ってみましょう。

下半身を使わずに上半身だけで投げて打ってみると、
背中を動かしている筋肉を感じます。

ジーター選手のジャンピングスローを背中の筋肉だけ追って見てみます。
背中の筋肉がひねられて戻る速さ。
すごい速いですよね。
懐かしい動画ですが、ショート中島選手のジャンピングと比べると、中島選手は肩だけで投げているのが良く分かります。身体がひねられて戻ってるイメージがありません。
二つの動画を比べてみると、
“肩が強い”とは思えず
“背中が強い”と見えてしまいます。
日本人と欧米人の筋肉の違い
日本人の背中などの身体の背面の筋肉がつきづらいと言われおり、
その差は約5kgくらい筋肉量の違いもあるそうです。
(他にも骨格や筋肉の質の違いもあるでしょうが)
もちろんトレーンングで背中の筋肉は鍛えられ、
日本人のボディービル世界チャンピオンも育っているようです。
メジャーリーガーの身体は目の前で見たことはありませんが、高校生、大学生、プロ野球選手を比べると背中とお尻の盛り上がりが違います。
私は“野球は押す力が大切”と考えていましたが、
背中で引く力も、強いボール、強い打球を生むと考えるようになりました。
もちろん
背中だけ鍛えてもダメですけどね(^^;)

背中だなぁ〜
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