2016年12月17日

背中じゃないかな?

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日本人でこの美しいジャンピングスローができる選手は一人もいません。

なぜ出来ないのか?

肩が弱い?手首が弱い?体幹が弱い?


実際にどの筋肉を使えばジャンピングスローが出来るのか、
椅子に座ったまま足を浮かせ投げて打ってみましょう。

062001-thumbnail2.jpg

下半身を使わずに上半身だけで投げて打ってみると、
背中を動かしている筋肉を感じます。

back-muscle-map.jpg


ジーター選手のジャンピングスローを背中の筋肉だけ追って見てみます。



背中の筋肉がひねられて戻る速さ。

すごい速いですよね。



懐かしい動画ですが、ショート中島選手のジャンピングと比べると、中島選手は肩だけで投げているのが良く分かります。身体がひねられて戻ってるイメージがありません。


二つの動画を比べてみると、
“肩が強い”とは思えず
“背中が強い”と見えてしまいます。



日本人と欧米人の筋肉の違い

日本人の背中などの身体の背面の筋肉がつきづらいと言われおり、
その差は約5kgくらい筋肉量の違いもあるそうです。

(他にも骨格や筋肉の質の違いもあるでしょうが)

もちろんトレーンングで背中の筋肉は鍛えられ、
日本人のボディービル世界チャンピオンも育っているようです。

メジャーリーガーの身体は目の前で見たことはありませんが、高校生、大学生、プロ野球選手を比べると背中とお尻の盛り上がりが違います。


阪神タイガース 藤浪晋太郎選手 チンニング #DAH #pullup

Yu Darvishさん(@darvishsefat11)が投稿した動画 -





私は“野球は押す力が大切”と考えていましたが、
背中で引く力も、強いボール、強い打球を生むと考えるようになりました。




もちろん
背中だけ鍛えてもダメですけどね(^^;)


434a2a83.jpg

背中だなぁ〜
posted by metoo at 15:26| 千葉 ☀| Comment(1) | トレーニング | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
野球ではないですが、サッカー選手のヘディングでは、これは普通に行っていますよ‥必要なスキルだから。

野球ではあまり必要とはおもわない…と云うか、野球・柔道等のパワー系スポーツは体格の良い(体重が重い)選手が多いため難しい。
遊撃やセカンド(内野)の軽量且つ敏捷な選手では簡単にできます。
跳躍力・滞空時間、空中でのバランス能力をおかわり君や筒香に求めても無理筋
っつーか怪我が怖い。
しかし、大谷ならできそう…
Posted by SSK at 2016年12月20日 16:19
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