二塁打と三塁打の違い。
子ども達への説明画像です。
分かりやすくするために、
塁間を走るタイムを4秒とします。
二塁打は8秒
三塁打は12秒
ライト線、レフト線
ライト、レフトがボールを捕ってから投げて二塁に到達するタイムを3秒とします。
右中間
外野手がボールを捕ってから投げて三塁まで到達するタイムを4秒とします。
ここからタイムが短くなったり長くなったりすることを
足が速い・普通・早くない
肩が強い・普通・強くない
分けて考えるようにします。
雨でぬかるんだグラウンド状態。
外野手が捕球した体制
得点差や次のバッター、相手投手の状態
いろいろな変化を付け加えて考えます。
森選手の二塁打
森くんが打つ1:41
ライトがボールを捕球1:47
森くんが二塁到達1:49 打ってから二塁まで約8秒
ボールが二塁到達1:50 ライト捕球から約3秒
藤浪選手の三塁打
藤浪くんが打つ0:22
外野手がボールを捕球0:30
この時、藤浪くんはこの位置
藤浪くんが三塁到達 打ってから三塁まで約12秒
ボールが三塁到達0:34 外野手捕球から約4秒
だいたいこんな数字だと覚えておくようにしてます。
二塁打と三塁打の判断が出来るのは@とAの二カ所
一塁ベースはしっかり踏まなければいけませんので
その前後しか判断できる時間がありません。
スピードを落としてもいいから、
外野手が
・まだボールを追いかけてるのか
・しっかりボールを捕球してるのか
・もうボールを送球してるのか
この三つを確認して判断する場所。
二塁打と三塁打
走塁の考え方はこの図
最後の直線が長いその2の方がタイムは早いです。
西川選手の膨らみ方も同じ考え方。
打った瞬間に二塁打、三塁打を判断してはいけません。
どこまで行けるかのイメージ予測の段階です。
何も考えずに走って三塁タッチアウトだったら
二塁打の方が得点のチャンスはあります。
スタンディングダブル スライディングしない二塁打
スタンディングトリプル スライディングしない三塁打
これが長打の理想です。
次の塁を積極的に狙う走塁と
二塁打、三塁打はちょっと違う考え方です。
もしランナーがいなければ
二塁タッチアウト
三塁タッチアウト
三振
同じ結果だからです。
クライマックスシリーズ
北海道の広い球場で活躍するのは
「足」
外野は広くなっても塁間は変わりません。
西川選手の「足」に注目します(*^_^*)
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