
G-Copernicus
野球中継で使われる言葉を検証
今回のお題は

バットのヘッドが立つ
この言葉を、古田さん、前田さん、稲葉さんが解説してました。
結論から言うと

力の入る手首の角度を保つ
南原さんがこの言葉でまとめました。
では、
力の入る手首の角度とは

バットを上から押しても押し返せる。

バットを上から押したら押し返せない。

押し返せる手首の角度。

手首の動き
・掌屈(しょうくつ) 手のひら側へ曲げる
・背屈(はいくつ) 甲側へ曲げる
・橈屈(とうくつ) 親指側へ曲げる
・尺屈(しゃっくつ) 小指側へ曲げる

押されたバットに力が入らない握り方は
ボトムハンド(グリップ側の手)の掌屈。
それ以外の握り方はバットで押し返せると私は感じています。
右投げ左打ち
左投げ左打ち
もしかしたら違った感覚かもしれません。

野球を始めたばかりの子や小学生低学年には
この掌屈で打つ子がたくさんいます。
バットが波打つスイングになってしまう子も
バットが重いので
握りが掌屈になってしまうからでしょう。

棒をしっかり握る
そんなトレーニングをしっかり続けていくことで
強く握れる感覚が育ってくるでしょう。
ただちょっと立ち止まって振り返ってみます。
掌屈の握りは本当に力が入らないのでしょうか?
掌屈からスイングするテニスもあります。
柳田のテニススイング2015/12/14

苦しいインコースを打つ手首


掌屈からのスイング
押し返す力は弱くても
引き上げる力は強そうです。
引き上げるボトムハンド
押し返すトップハンド
右投げ右打ちの選手だと
こんな感覚も強いかもしれません。
バッティングは
一つの答えにこだわる必要はありません。
何を打ちたいか
どんな球を打ちたいか
どの方向へ打ちたいか
どうやって打ちたいか
いろんな方向から考えた方がいいでしょう。
自分にあったバッティングを見つけ出したいですね。
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野球中継で使われる言葉を検証

次回のお題は「コンパクトなスイング」
楽しみですね^^
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なんか、いい表現ですね。
筋力というかパワーは、大人になってから身につける事が出来ると思うのですが、ひょっとして子供の頃に、いろんな遊びや動きの中で身につけるのは、癖というか習慣なんでしょうかね?
いつも、子供の時代に動いたことで、体に身につくものって、なんだろう?
と、ずーっと疑問に思っているんです。
靭帯って鍛えられないと言われますが、
「ひょっとすると子供の時の遊びの中で、実はその強さが身につくのでは?」
なんて、想像したり・・・
腱、靭帯は調べてみるといろいろありますね。
この分野はまだまだ追いかけていきたいと思ってます。
よく海外では夏は野球、冬はバスケ、アメフト、ホッケーいろいろなスポーツがと言われますが、私は日本の体育の方が優れているとみてます。器械体操、陸上、球技、プール、運動会、中学からはダンス、運動神経を高めるにはこれ以上ないくらいの授業です。ただ足りないのはウェイトトレーニングですね(*^▽^*)
楽に外野ノックを打ちたいときは、まさにテニススイングをしていることに気づきました。手首に力が入らないぶんだけ、ヘッドの落下速度にブレーキをかけることはありません。
「軽く振っているのに、頭を越えていく」と選手に言われますが、「どれだけ力を抜けるか」が自分の打ち方のポイントのようです。
現場ノッカーの声でした(^^)
その感覚は、「下から上に裏拳」です。
私の外野ノックの感覚は後ろ足の下から上ですね。
地球からもらえる下から上への反力にバットを合わせる。
いかがでしょう?^^
前足に重心かかるときもあるのですが、たかーーいフライを打ちたいときは、そんなイメージのような気がします。
ただ残念なことに、「通天閣打法や!」と言いながら打っても、選手は気づいてくれませんでした(^_^;)