2005年06月16日

リズムその1

守りの基本とは?と考えた時3つの約束事をチームにつくりました。
その1つが「リズム」でした

投手の足が上がってから

「バッターが  た

「  」で軽くジャンプして打球を見る

「  」で両足で着地して反応する

自然に打ったボールに反応して
1っ歩目が勝手に出てしまいませんか?

ジャンプして着地した瞬間に、重心を一度地面を踏みしめるように
次に反射しやすいポジションに重心を置いてあげる事が
打球を見て反応する一歩目が、早く出せる準備だと自分では実感しました。

ジャンプはかる〜く1cmも浮いてればOK!
(10cmくらい飛んじゃう子供も最初はOKOK!)
つまりバットに当たる瞬間は空中に浮いてなければいけない!

この事に気がついたのは8〜10年程前でしょうか、
NHKの特集で「日本一のショート 小坂vs松井稼」
この番組が教えてくれたのですが、小坂の方が1歩目も早く
守備範囲が広かったことが証明されました。
この時は大変ショックでした、小坂って誰?カズオが負け?
(今では私はロッテ戦を見ると、日本一は小坂だなぁ〜と感心してます)

この事を気をつけて見てると、

サッカーのキーパー
テニスのレシーブ
バレーボールのレシーブ
ちょこっと違うけど愛ちゃんの卓球

全て相手が打つ瞬間は

空中に浮いてる!
でした

野球の守備は、陸上の「よーいドン」音に反応するのではなく
目で反応するスポーツと言っても良いと思いました。

「静から動」の陸上競技
「動から動」の球技

この2つのスタートはまったく違うことを教えてくれたNHKさすがです!
受信料を払い続けます!
いろいろ本を読みましたが、誰もこの事を書いているのを見たことがありません。
受信料年間払いしましょう!

東京ドームの外野から見ると、野手7人が
(内野も外野も)ジャンプしてるのが良く解りました。
特に二岡選手が 1,2,3歩目で軽く歩きながらジャンプをあわせるのが
いいリズムだなぁ〜と、私もマネしてます!

試合中に大きな声で言います
「1っ歩目の準備!リズムとれー!」

守備範囲を広げる為には1っ歩目が大切だよ!

打者とリズムを合わせて反応を良くしよう!


チームの約束事の一つ目です

つま先で立て!
かかとをつけるな!
昔からよく聞かれる言葉ですが、今は疑問に思います
「そんなに固まってて動けるのかなぁ〜?」
「野球は前だけじゃなく後ろにもボールは飛ぶよ?」
「サッカー、テニス、バレーボール、卓球、誰がつま先で立ってますか?」

メジャーリーグをBSでよく見れる時代になりましたが、みんな 

ういてますね!




リズムその1追記へ
posted by metoo at 23:04| Comment(6) | TrackBack(1) | 守る | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
我々親子の目標は、内野ポジション獲得です。そのために、素振りとシャドーピッチに守備フットワークのドリルを日々の自主練習メニューに取り入れたところです。

昨日もフットワークについて、一歩目がなかなかスムーズに出ないなぁ〜と感じながら、いいアドバイスができないので、悩んでいました。
早速試してみます。

おっしゃるとおり、古い指導者は、つま先立ってボールを待てと指導していますね。これは、絶対間違っているという確信がありましてので、打ち消しておきました。「指導者でも、ごくまれに間違ったことを教えてしまうこともある」と言っておきました。
Posted by 星 十徹 at 2005年06月17日 07:45
フルコーチ様
親子で野球に取り込む事は幸せなことですね、ター君がんばれ!
野球を一から勉強しなおし古き事にも勉強になることはたくさんあると思います。なるべく今の子供達に伝わりやすい言葉で取り組んでいますが、ブログを始めて解ったのは、文章を書く事がにがてだった。。。
国語の時間から私もやり直さねばいけません(*^ - ^*)ゞ
Posted by metoo at 2005年06月17日 23:00
空中浮遊、息子と練習してみました。
息子は不器用な方ですが、すぐに感じをつかんだ様で、「動きやすい」と言って楽しそうにやっていました。

この瞬間の動きを盗塁のスタートに使えないのかなぁ〜、なんて思いましたが、逆をつかれてしまいますよね。
Posted by 星 十徹 at 2005年06月19日 21:49
星様
盗塁でもイチロー選手は固まって無い様に見えます。右足左足をフミフミ交互にしてる選手もたまに見ますね。
ニ岡選手のリズムの動画を載せて見ました。
よかったらご覧下さい
Posted by metoo at 2005年06月20日 20:03
>サッカーのキーパー
>テニスのレシーブ
>バレーボールのレシーブ
>ちょこっと違うけど愛ちゃんの卓球

他に、バトミントンのレシーブもですね。

バトミントンでは、リアクションステップ
テニスやバレーでは、スプリットステップ
というようです。

これらのスポーツで先にスタートの1歩目を早くするステップとして考えられて、後からこの考え方が野球に入ってきたと思っています。

リアクションステップ(スプリットステップ):
小さくジャンプし、その着地の反動を利用してスタートを切るステップ動作。

私は、バスケットボールも、現役でやっています。
バスケットのサドンストップ(急停止)に使うジャンプストップが、ちょっと類似したフットワークだと思うようになりました。
これは、ジャンプして慣性を消すことで急ストップするフットワークですが(※1)、素早く次の動作(シュート※2、デフェンスの抜き等)に移れるメリットもあると思います。
※1:相当速い動きからのサドンストップには、ジャンプストップではなく、スライドストプを使います。
※2:(サドン)ストップ&(クイック)ジャンプシュートと言うテクニック。

参考に、カルタ取りのハンドワークでは、
「カルタでいち早く取るコツは、取る方の指先を床に
ポン!ポン!ポン!・・・と軽く叩きながら待っているのです。
そのように待っているとかなり早く取ることができます。逆に床にじーと手を着けて待っていると遅くなってしまいます。」
とのこと。
動から動の例え話しとしては、いいのでは。
Posted by Oっ3 at 2006年11月13日 20:49
Oっ3さん、ありがとうございます。

古い記事を読み返すとなんだか下手くそな文章ですね^^
(今でも下手ですが)

新しく書き直そうと資料を集めています。

>着地の反動を利用してスタートを切る・・・

鋭い点ですね!私はコレを体重計を使って開設してみようと思っています。
もうしばらくお待ちください^^
Posted by metoo at 2006年11月14日 00:43
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空中浮遊と古武術
Excerpt: 少年野球BLOGのmetooさんの書かれた「リズムその1」を読ませて 頂いて、10ぺんぐらい頷きました。 そして、1歩目がスムーズに出ずに打球に追いつかないター君の 問題解決のため..
Weblog: センスレス野球少年と父のドタバタ奮闘記
Tracked: 2005-06-20 21:04