
先日メジャーリーグ中継を見ていた時、こんなプレーがありました。
ランナー1塁からヒットエンドランでしょうか。
バッターが空振りして、ホームベース側に倒れこみ、
右足がバッターボックスから出てしまいました。
キャッチャーは2塁へ送球しようとして、
バッターの足を踏んづけてしまい投げれませんでした。
主審はバッターをアウトにして、2塁へ盗塁したランナーを1塁へ戻しました。
野球規則 6.06
【原注】打者が捕手を妨害したとき、球審は妨害を宣告しなければならない。打者はアウトになり、ボールデッドとなる。妨害があったとき、走者は進塁できず、妨害発生の瞬間に占有していたと審判員が判断した塁に帰らなければならない。
詳しくはわかりませんが、多分この辺りのルールが適用されたように見えました。
少年野球では「盗塁の援護」2塁への盗塁を、打者が援護するケースが良く見られます。
私達のチームでは、
バッターボックスの一番後ろに立つように指示をしています。
これは「立ち位置」でも書きましたが「ストライクゾーンを後ろから見よう」という考えもあります。
キャッチャーが50cmでも後に下がると、それだけ遠くに投げなければいけませんから「盗塁を成功させる為に、打者はキャッチャーよりに立つ」は少年野球では多く出される指示でしょう。
それ以外にも「盗塁の援護」はいろいろあります。

バントの構えから、キャッチャーにぶつけるくらいバットを引き戻す。

キャッチャーがボールを捕球してから、もしくはボールが打てるポイントを通り過ぎてから、わざと振り遅れたような空振り。
「あぶない!」
主審をしていると、キャッチャーにバットが当たり大怪我をしそうで、ついつい発してはいけない声が出てしまいます。
「あまりにも危険な盗塁の援護はやめてくれないか」
監督をしている時に、同じ盗塁の援護が二度あったので、主審から相手監督にお願いをした事があります。
(それでも危険な行為を止めてくれませんでしたが・・・)
子供達は、なにが危険かをわかってないで、監督の指示に従っている子もいます。
大怪我に繋がるような「接触」がなければルール上問題のないのか?
大人の指示で、子供がバットで後頭部を殴ってしまい、救急車で運ばれなければ改正できないルールなのか?
「君のチームは盗塁の時、バッターはどうしろって教わった?」
(わざと振り遅れてキャッチャーの邪魔をしろって・・・)
(バントの構えから、キャッチャーの目線にバットを引けって・・・)
(いかにもヒットエンドンのように、叩きつけて転がすような空振りをしろって・・・)
卒業した中一君に聞くと、素直に教えてくれますね^^
ランナー1塁でバッターがサイン確認後、バッターボックスの一番後ろに立つチームを先日見ました!あれって、盗塁のサインを教えているようなものだなぁ〜と一人眺めていました^^サインの意味ないじゃん^^;
うちではせいぜい空振りだけですが、余裕でセーフ、空振りしないとアウト、の判断ができる子は少ないです。
盗塁アシストで空振りしたバットにボールが当っちゃう子もいます^^
我がチームでは教えていません(断言)
あと よく見受けるのが
BOXの後ろに立っていて、球が投じられたらバントの構えをしまがら、BOXの1番前に出て低く構える。
高めのボールがもっと高く見え四球をねらうチーム
わたしは、嫌いです。
少年野球で定番のランナー1・3塁から1塁ランナー盗塁で、わざと挟まれ、3塁ランナーを生還させようという作戦も、勝つために相手を惑わせるという意味では同じかな、とも思います。
そこにある違いは、危険を伴うか否か。
私は、そのような援護を完全に否定するつもりは無いのですが、指導者は、そのような動作を教える際に、極端にやれば危険を伴うこと、危険にならない程度でやること、など、同時に、最低限教えなければならないことがあるかと思います。それができるのなら、否定できないです。
といいながらも、相手チームにやられると「なんて卑怯な手を使うんだ!」って熱くなっちゃうんでしょうねぇ・・・
自チームも試合前に指示がありますが、練習ではもちろんしませんし、捕手の捕球を惑わすようなことはさせていませんが、送球の邪魔をするようなことはさせています。見送っても動くな!程度ですが。
野球は少年野球も大リーグもほぼルールは同じですが目的が違いますよね。
じゃあ、ピックアッププレイは?
クイックモーションは?
偽投は?
危険だから駄目?
危険じゃないから良い?
違反じゃないから良い?
難しいですが、怪我はして欲しくありませんね。
弁解になってしまいますが、僕はそういうやり方は好きではありません。
少なくとも子どもは自分からそうしようなんて思わないですよね。
もちろん子どもにつきものの遊び心から生まれる変な?積極的なプレーは好きですよ。
ちなみにうちのチームの今年のスローガンは。“強く 楽しく かっこよく”です。
自分自身も相手からもカッコイイと思われるプレーがいいですね。
かっこよさを追求するとスポーツが上手くなると思っています。
相手をケガさせかねないプレーはかっこよくないですね。でも自分がカッコイイと思うプレーは自分がケガしやすいんですよね。
3塁盗塁時にバッター君、『キャッチャーの送球のじゃまにならないように』と考えてバッターボックスから出てしまいました。
相手キャッチャー君は、バッターを避けようとして逆にバッターにぶつかってしまいました。
盗塁の援護なんてこれっぽっちも考えてないチームです。
私のブログ記事に書きましたが、最近、あまりにも前に出てきてキャッチングするチームがいたので、危なくてヒットエンドランのサインが出せない状況でした。盗塁も、かなり刺されました。^^;
ただ、バットでキャッチャーを叩いてしまう危険性があるような援護はしません。ボールの軌道に合わせてバントの構えをして、普通にバットを引くを繰り返して、相手チームに危険であることを伝えました。
実は、今年の水戸を初め県大会等の上位の大会を出来る範囲で見学に行こうかと思っています。
強豪といわれるチームは、勝つためにどういう野球をしているのか興味がありまして。
PATさんの「そのような動作を教える際に、極端にやれば危険を伴うこと・・・」まさに同感です。
しかし難しいですね。野球経験の無い私には何が正解かわかりません。今週も練習に参加しつつ答え探しです(^^ヾ
ちなみに、今は球審のことを主審とは言わないそうですよ!(余談ながら)
本当にそうですね。ケガをしてからでは遅いのに。バットが凶器になるということを分かっていない子供が多いですから、そのあたりは大人がしっかり指導してあげなくてはいけませんよね。
小学生には、こういった(姑息な?)テクニックを教えるよりも、野球の基本である打つ、捕る、投げるといったことの楽しさを教えてあげた方が良いと思います。
ちなみに同じようなことかもしれませんが、当地域では危険防止の為、ホームスチールが禁止されています。
ただ みなさんがコメントするように それが度を越えて危険なプレーになるかどうかが問題なのではないでしょうか
我チームも盗塁補助に限らず相手のミスを誘うプレーは教えます
たとえば ランナー2塁キャッチャーパスボールで3塁進塁 キャッチャーがマスクを付ける時キャッチャーミットを股に挟んでいたらホームへGO
相手の隙をつくプレーですが ピッチャーが焦ってキャッチャーに投げると当然キャッチャーはミットを装着する暇は無く 素手で取るか 取れないか となりますが 危険なプレーであることは間違いありません
このプレーは 公式戦で相手チームにやられてから まねしましたが 今では 警戒されて出来ませんけどね
これって 少年野球らしくない…?
明かに高目のクソボール、ボールがキャッチャーミットに入ったので
「ボー・・・」と、コールし始めたら、スイングするへっぽこバッター君。
よくある風景です・・・
雰囲気で盗塁援護の遅れてのスイングか、「へっぽこ振り」か判りますが、内容的には違いがありませんからね。
少なくとも「子供たちの安全」を念頭に試合に挑むべきでしょうね^^
バットは時には凶器になりますから!
大事な子供達に怪我をさせたくないですから、ウチのチームも空振りまでですねえ!!
援護も大事ですが、ちゃんと第一リードの後の第二リードが出来ていれば必要なし!!!
これからという人に怪我ほしくないですよね高校もあるのに??
盗塁と言う漢字だけを見ると、投手と捕手から塁を盗む作戦と受け取っています。
セーフになって喜ぶランナー。
盗塁を刺して喜ぶキャッチャー。
バッターのおかげでセーフになっても・・・
と、捕手出身の私は、個人的に感じてしまいます^^
◆前監督さん、ありがとうございます。
空振りやバントの見逃しは、ルール上何も問題はありませんから文句のつけようがありませんよね。
仰るとおり、怪我に繋がるようなプレーは、見ていて気持ちは良くありません。
間一髪、セーフかアウトか!野球の醍醐味を楽しみたいですね!
◎球審 X主審 了解しました^^
◆とんぼさん、ありがとうございます。
ホームスチール禁止の地域がある事は、以前に聞いたことがあります。
地域の判断ですから何とも言えませんが、スクイズのクロスプレーは?パスボールは?などと疑問が浮かんでしまいます。
昔、ホームスチールでバットがランナーに当たってしまった、など何か大きなケガでもあったのでしょうか?それとも捕手とのクロスプレー?
どちらにしても、決められた事は守らなければいけませんね。
◆酔いどれ指導者さん、ありがとうございます。
キャッチャーがミットをまたに挟み、両手でマスクをかけなおす仕草は良く見かけますね^^
ずるい、かしこい、どちらとも言えるプレーですが、私は
「キャッチャーマスクを片手でかぶれるように、一週間家で練習しておいで」
捕手初心者君にはマスクを持って帰らせるようにしてます^^
◆フルコーチさん、ありがとうございます。
「ボー・・・ いやストライク!」
私も一度コールをしなおしたことがあります^^
バントの構えからバットを引くのも、ボールの軌道に対して、下から上にバットを引かれると一度ボールを見失うので捕手は捕りにくいです。
「このチームの監督さんは捕手出身なのかな?」
捕手がやられて嫌な事を知ってる方ですね^^
◆kapyさん、ありがとうございます。
キャッチャーがウエストしてるのに、ワンテンポ遅らせてキャッチャーめがけて振ってくるチームもありますからね。
子供を怪我させてまで勝ちたいのか?
間違ってますよね。
◆置屁衛さん、ありがとうございます。
盗塁って、走者vs投手捕手 で塁を争うゲームだと思います。
いくら1対2だからと言って、バッターを使ってはいけませんね^^
◆RYOさん、ありがとうございます。
甲子園高校野球でも見かけますね^^
特に本塁のクロスプレーで、捕手にひざを入れてスライディングしてくるチームが多いです。
「全国放送でよくこんな危険なプレーをやるなぁ〜」
書店に並ぶ高校野球特集の本にも、はっきり写ってました^^
バントのサインは一番前、盗塁は一番後ろ。
そこでアッと驚くエンドランや、セーフティーバント、こんな考えはまだ子供にはないでしょうが、考えている大人はいるでしょうね^^
◆背番号29さん、ありがとうございます。
たしかにヒットエンドランの空振りもありますから、全てが危険とは言えないでしょう。
でも、、、あきらかに、、、あぶないでしょ!と思ったらドンドン主審に抗議しましょう^^
◆初心者コーチさん、ありがとうございます。
私は草野球で捕手の時、二塁送球して投げた指がバットに当たった事があります。
もちろん盗塁は刺しましたが、痛くてしばらく投げれませんでした。
それからは「バッターに送球の妨害された〜」の演技を覚えましたが・・・^^
◆miyaさん、ありがとうございます。
どうしても二塁にランナーを進ませたい気持ちはわかりますが、盗塁の練習をしっかりする事が第一でしょう。
少年野球ルールのお手本は高校野球です。
テレビに映る甲子園大会で、危険なプレーを取り締まってもらえれば、少年野球にも普及しますね。
◆ケロの父さん、ありがとうございます。
バッターボックスのどこに立っても、ストライクゾーンはホームベース上ですから、あまり審判を悩ませる、もしくはごまかそうとするプレーは、注意が必要ですね。
こちらの地域では、キャッチャーがインハイに構えてミットをパンパンと鳴らし、すぐにアウトローに構えなおす行為は、打者をごまかそうとする行為で注意されます。
◆PATさん、ありがとうございます。
ツーランスクイズが狙える場面で、二塁ランナーだけがスタートをきり、
「あれっ?ツーランスクイズのサインを間違えた?」
二塁ランナーが二三塁間でスライディングをして急いで二塁に戻り、キャッチャーは二塁に送球、その間に三塁ランナーホームイン。
これは中学野球でも、高校野球でも、よくあるプレーらしいですよ^^
こんなプレーに引っかかってはいけないので、少年野球で教えておきましょうね^^
◆trytryさん、ありがとうございます。
あれは危険だから、これも危険だから、では野球の醍醐味であるクロスプレーがなくなり面白くなくなるでしょう。
大人が危険を未然に防ぐ、危険なプレーを誘発させないことが大事でしょうね。
◆Cosmosさん、ありがとうございます。
やられたからやりかえす。
子供にはありがちなことで、相手チームから危険なプレーを危険とは感じずに真似してしまう子もいるでしょうね。
本当の意味のかっこよさを、丁寧に教えてあげたいですね!
◆Skyboys広報さん、ありがとうございます。
3塁盗塁はどっちによければ良いのか?大人でも迷う時がありますが、動かないのが一番でしょうね^^
ホームスチールはどっちに避ける?バッターのまたの下をスライディング?^^
一応練習しておこうかな?^^
◆旧姓:指導者さん、スマイルヒットさん、大変ご無沙汰しております^^
ブログ復帰おめでとうございます!
長い夏休みでしたね〜^^
仕事もあり少年野球もあり、両立は本当に難しいと感じています。
やりたい事と、やらなければいけない事。
子供達にも教えてあげたいですね!
無理をされず、マイペースでブログ更新を楽しみにしております^^
◆あかぎ@千葉柏さん、ありがとうございます。
少年野球は長い子で6年間、たった6年では何が安全か?はまだ掴みきれないでしょうね。
ちょっとした事で大怪我にも繋がってしまうスポーツですから、大切な少年野球の時間を縮めてしまうような行為はいけないでしょう。
私も上位の大会を見て回ろうと思います。
どこかでお会いできるかもしれませんね^^