今年気になったことをメモしておこうと思います。
よく小学生や中学生くらいでひじ痛になるケースは、
腱が剥がれるケース。
「腱」とは

骨と筋肉をつなぐ付着している部分。とあります。
しかし、ダルビッシュ投手や田中将大投手は
靭帯損傷というひじ痛。
「靭帯」とは
靭帯(じんたい)は、骨と骨を繋ぎ関節を形作る。とあります。

「腱」は筋肉と骨をつなぐ
「靭帯」は骨と骨をつなぐ
そう考えて良さそうです。
そしてこの二つ「腱」と「靭帯」は
トレーニングして鍛えることが出来ず、
栄養を取って育てることも出来ないそうです。
ネットでいろいろ調べてみましたが、具体的なデータを示したサイトは見つかりませんでした。
靭帯について調べているとこのようなページが見つかりました。
小島圭一さん
「我慢することが肝心」トミー・ジョン手術後のリハビリ経験が、その後の財産になる【元ドジャーススカウト、小島圭市の禅根夢標】
靭帯というのは、関節と関節をつなぐ役割をしてるわけですから、例えば、そのつなぐ両側の錘が5対5だったのが、急に10対10になると考えてみたら、どうなるでしょうか?
身体を大きくして
筋肉を大きくしても
靭帯の大きさは変わらない
私のイメージではこんな感じ

筋肉が10へ大きくなっても
靭帯は5のまま
靭帯への負担、疲労は10となり故障へとつながってしまう。
つまり、
身体を鍛えて大きくして
選手としてパフォーマンスが高くなればなるほど
靭帯損傷を起こしやすいと言えるでしょう。
では、ひじの靭帯を守る方法は一つもないのか?
肘プロテクト 2014年07月19日
「中4日は絶対に短い。球数はほとんど関係ない。120球、140球投げさせてもらっても、中6日あれば靱帯の炎症もクリーンに取れます」。
しっかり回復する期間をつくる。
今のところ、これしかないようです。
これから先
身体を大きくすることはあまり難しいことではありません。
トレーナーさんが活躍する時代になりましたから、
個人でも、栄養や筋トレ、情報もたくさん手に入りますし
身体が大きくなることでパフォーマンスはどんどん高くなるでしょう。
しかし
故障する可能性も高くなる。
これは世界中のアスリートに言えること。
世界最高のアスリートは
常に故障と隣り合わせである。
そして行き着くところは
イチロー「骨格以上の筋肉をつけるのはダメ」
「人間が本来持ってるバランスってあると思うんです。骨格以上の筋肉をつけて身体を大きくするのは絶対ダメ。断言できます。 色んなセンサーを体は発してくれますから、それを自ら殺していくことになるんですよ。だから、ここが危ないよっていうポイントを教えてくれない体に自分でしてしまう。 」
自分に最適な
筋肉とパフォーマンスのバランスを見つけること。
難しいことですが
ある程度、故障を経験しながらパフォーマンスが上がっていく時代になるのかなぁと予想します。
身体を大きくすることは1965年ゴールドジムからいろいろ進化してますが、
「回復」
この進歩が私は気になります。