2015年11月06日

公認野球規則7.13

日本の公認野球規則にはまだ7.13はありません。

しかし、MLBには2014年から作られました。

OFFICIAL BASEBALL RULES
2014 Edition(PDF)

713.jpg
72ページ

このルールが2016年からプロ野球で適用されるのかな?

7.13 COLLISIONS AT HOME PLATE.
ホームベースでの衝突について

(1)(タックル禁止の内容)
得点しようとするランナーは、キャッチャーとの接触するためにホームベースへの走路から外れるかもしれません。(ホームベースをカバーする選手にも)
もしもこの様な方法で、得点しようとしているランナーがキャッチャーとの接触を始めるのであれば、審判の判断においてランナーにアウトを宣言します。(ホームベースを守る選手がボールをこぼしていても)
そのような状況で、審判はボールデッドを宣言し、他の走者は衝突した時に占有していた塁へ戻ります。

(2)(ブロック禁止の内容)
キャッチャーがボールを所有しない限り、キャッチャーは得点を試みるランナーの走路をふさぐことができません。
審判の判断において、ボールの所有のないキャッチャーがランナーの経路をふさぐならば、審判はランナーにセーフの宣告をします。
上記にもかかわらず、キャッチャーが送球を捕るためににランナーの走路をふさぐならば、それはこの7.13の違反と考えられません、キャッチャーが接触なしでボール捕ることができなかったと審判は判断します。

おかしな日本語訳で申し訳ありませんが、
7.13でタックルとブロックの両方を禁止しています。




しかし、これはプロ野球での話。

私達アマチュア野球はすでにこのルールがあります。

アマチュア野球内規(-やきゅうないき)とは、日本のアマチュア野球規則委員会が制定している野球の特別規則。硬式・軟式を問わず、また社会人、大学、高校、少年、学童を含む全てのアマチュア野球で公認野球規則と同等の効力を持つものとして適用されている。

アマチュア野球内規(2015年)

F危険防止( ラフプレイ禁止) ルール
本規則の趣旨は、フェアプレイの精神に則り、プレーヤーの安全を確保するため、攻撃側のプレーヤーが野手の落球を誘おうとして、あるいは触塁しようとして、意図的に野手に体当たりあるいは乱暴に接触することを禁止するものである。


そして皆さんよく御存じの
高校野球特別規則(2015 年版)
21. 規則 7.06(a)【付記】(捕手のブロック)の適用について、高校野球では捕手は、
『ボールを保持しているときしか塁線上に位置することはできない』こととする。
(1) 走塁妨害を適用するのは、『あくまで捕手のその行為がなければ当然本塁に到達できた』と判断できる場合である。
(2) 捕手のその行為が走塁妨害にもかかわらず、瞬間的に「アウト」のコールをした場合でも、改めて「オブストラクション」の宣告をしなおす。
(3) 走塁妨害適用外であってもそのような行為があった場合は、試合を停止したうえで、捕手に対して厳重に注意すること。
(4) ボールを保持する前の捕手の立つ位置は次の通りとする。
@ ホームベースの中央線より右側に立ち、ベースの左半分を走者に見えるようにすること。
A また、捕手がホームベースより後方に位置するときでも、ホームベースと三・本間のラインが重なる三塁よりの接点(別図 b 点―b’)から前方に出てはいけない。
【別図】
home1511.jpg
(5) 捕球してからの動き
ボールを保持しているときは、塁線上に移動してタッグをしてもよい。
(アマチュア野球内規F参照)



今後の予想として

プロ野球のルールが変わっても
アマチュア野球は
大きな変更はないかもしれませんね。





昨日のプエルトリコ-日本戦で古田さんが解説されていましたが、
ホームベースでのクロスプレーは
「追いタッチになる」


追いタッチが基本プレー

小学生はこれが最も安全ですね^^



地域によって規則は異なる場合がございます。
ご自身で必ず確認されてからにしてくださいm(__)m




例えばこのプレー。
セーフのプレーなんだけど、
捕球するために走路を塞いでしまった!
だから違反ではない、でいいのかな?
それとも
ひざを付いてレガースでブロックしてる!

実例を見ながら教わりたいですね(^_^;)
posted by metoo at 13:00| 千葉 🌁| Comment(0) | 審判 | 更新情報をチェックする
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