白米をどんぶり何杯食べるかが努力の一部として高校野球の雑誌などに載りますからね。“@Tats_Gunso: 白米自体はアスリートにとっては最高のカーボ源だけれど、それだけじゃダメ。”
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2015, 9月 3
ダルビッシュ投手の白米発言。
「白米をどんぶり何杯食べたから努力してる!」
たしかに私もどんぶり何杯という
白米だけの量を気にしていたなぁ。。。
問題は
何をどのくらい食べたらいいのか?
12歳、15歳、18歳
年齢や身長・体重によって変わりますが
ここから考えた方がいいでしょう。
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その前にちょっとお勉強タイム。
エネルギーとカロリーとは?
カロリーとはエネルギーの単位
・1グラムの水の温度を1度上昇させるのに必要な熱量は1カロリー[cal]である
1000カロリーが1キロカロリー[kcal]
たんぱく質 1gは 4kcal
脂質 1gは 9kcal
炭水化物 1gは 4kcal

「PFC(ピー・エフ・シー)バランス」
(Protein)たんぱく質 13〜20%
(Fat)脂質 20〜30%
(Carbohydrate)炭水化物 50〜65%
食べるエネルギーのお話(グリコのページ)
こちらのサイトがわかりやすかったです。
自分に必要なエネルギーを知って
たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品など)
脂質(植物油、バターなど)
炭水化物(ごはん、パン、めんなど)
でバランスよく摂取してく。
ということなんですね。
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では、自分の年齢から摂取基準を調べてみましょう!
厚生労働省
日本人の食事摂取基準
日本人の食事摂取基準(2015年版)概要
日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要(PDF:433KB)
エネルギー

たんぱく質

脂質

炭水化物

例えば
日曜日は8時間の練習で3000cal
その他生活で1000cal
合わせて1日4000kcalを消費するとします。
たんぱく質は 16.5% 660kcal
1gは4kcalだから 165g
脂質は 25% 1000kcal
1gは9kcalだから 112g
炭水化物は 57.5% 2300kcal
1gは4kcalだから 575g
こんなに全部食べれない・・・
さらに、疲労を回復するために
ビタミンやミネラル、アミノ酸、食物繊維なども・・・
だから
サプリメントで補うしかないんですね。
野球選手は日本人の平均基準だけ食べていては足りないでしょう。
練習時間が長過ぎますし
身体を大きくする目的であれば
また違う基準を作るしかありません。
ダルビッシュ投手がつぶやいてくれた
GI値
炭水化物が分解され、糖に変わるまでのスピードを現した数値。
「血糖値を急激に上げないこと」が、食べても太りにくい状況を作るポイント。
食品のGI値の一覧表
なるほど、
すぐに分解される食べ物、
ゆっくり分解される食べ物があるんですね。
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