松山商 奇跡のバックフォーム。
この1点が入ったら負け!
ちょうどいいタイミングで
ボールをキャッチしたミットに相手がスライディングしてくれました。
もしキャッチャーの後ろに回り込むスライディングだったらセーフだったかもしれません。
以前にも書きましたが
これを狙ってプレーしてるのが楽天・嶋捕手。
今回はわかりやすく絵にしてみました。

高野連のホームページにもある、高校野球特別規則。
21. 規則 7.06(a)【付記】(捕手のブロック)の適用について、高校野球では捕手は、『ボールを保持しているときしか塁線上に位置することはできない』こととする。
プロ野球はまだ書かれていません。

嶋捕手はボールが来る前はこの位置で待ちます。

走者は出来るだけ嶋捕手から遠い位置へスライディングして、タッチが届かないような「追いタッチ」のプレーをイメージしてるでしょう。

しかし!嶋捕手はボールが来るとホームベースの後ろに下がります。それもルール違反の位置ではありません。驚いた走者は急いで向きを変えてほんの数秒ですがスライディングが遅れます。

ボールをキャッチしたミットに相手はスライディングしてくれました。
これを、プロ野球では嶋捕手だけは狙ってやってます。
走者にボールが当たれば1点が入ってしまうギャンブルプレーです。
走者が向きを変えなければぶつかってしまう危険なプレーです。
ですが、
嶋捕手はルールの範囲で1点を守るギリギリのプレーをしてます。
追いタッチをしない嶋捕手
ものすごく高い技術なので、
(くるぞ!嶋はどんなプレーを見せてくれんだ!)
私は嶋捕手のクロスプレーをワクワクしながら見ています。

荒木選手のスライディング。

鈴木尚広選手のスライディング。
見たいんですよね!
プロの技術vsプロの技術ヽ(^o^)丿
勉強になります!
嶋捕手 今はケガしてますが
疲れた〜
痛い〜
の演技はちょっと大袈裟です^^