2015年04月16日

身体のキレ

サッカーボールを蹴って

キレのあるシュート
キレのないシュート

蹴り分ける事が出来るでしょうか?

キレの出たハンマー、キレのある円盤、砲丸、
投げた道具にキレは伝わらない。
「今投げたヤリはキレてたね!」
陸上競技はやったことはありませんが、
伝わるのは力だけではないでしょうか。


ここまで「ボールのキレ」についていろいろ考えてきましたが

結論から言うと

キレのあるボールなどない!

そう考えることにしました(*´▽`*)


キレのある変化球も
「どこで曲げるか」
より打者の近くで曲げるには
回転数や回転軸を操る技術ですから
ボールのキレとは無関係ですね。


でも、身体のキレはあります!


例えば
陸上100走の世界記録を持つウサイン・ボルト選手が、
毎日9.56秒で100mを走れるでしょうか?
今日は9.91秒、明日は10.01秒、大会では9.78秒など
100日走って100日とも同じ記録を出すことはないでしょう。
体調がいい日もあれば良くない日もある。
毎日同じ状態でいることはとても難しいです。


私達にもこんなことありませんか?
いつもは100%の力で100のボールを投げていましたが
80%の力で100のボールを投げらる日、
「あれっ?今日は調子が良いぞ^^」
たまにありますよね^^

ということは

今日は調子がいい
今日は身体が軽い
今日はどこも痛みがない

身体がキレてるとは

いつもより身体の状態がいいこと。



そう考えると

いつもより状態がいいから

同じ投球動作をしても

いい球(キレのあるボール)が投げられる。


それが普通じゃないかと考えました。




ダルビッシュ投手が言う

キレのあるボールとキレのないボールの正体は

投げ方の違いでした。

力を入れるよりも
力を抜いた方が
力を出しやすいフォームがあるよ!

脱力の違い
身体の使い方の違い

身体のキレを生み出しやすい
投げ方があるんだよ!
そういうメッセージと受け止めます。



では
いつもよりいい状態にするには?
身体のキレを出すには?

◎キレのある身体の使い方
◎キレのある身体作り

きっとこの二つになるでしょう。



◎キレのある身体作りは
・体脂肪を落とす
・筋肉量を増やす

◎キレのある身体の使い方は
・俊敏性、瞬発力
・「見る」から「動く」へスピードを高める
・小さい力を大きな力へ

もう一つ!
野球のキレで考えると

・体幹への伝達と、体幹からの伝達

こんなイメージです。


誰もが

体幹を鍛えるのは大切と考えるでしょうが

体幹をどう使うかの方が大切です。





まぁボチボチ考えます(*´▽`*)


posted by metoo at 04:35| 千葉 ☀| キレ | 更新情報をチェックする