キレのあるシュート
キレのないシュート
蹴り分ける事が出来るでしょうか?
キレの出たハンマー、キレのある円盤、砲丸、
投げた道具にキレは伝わらない。
「今投げたヤリはキレてたね!」
陸上競技はやったことはありませんが、
伝わるのは力だけではないでしょうか。
ここまで「ボールのキレ」についていろいろ考えてきましたが
結論から言うと
キレのあるボールなどない!
そう考えることにしました(*´▽`*)
キレのある変化球も
「どこで曲げるか」
より打者の近くで曲げるには
回転数や回転軸を操る技術ですから
ボールのキレとは無関係ですね。
でも、身体のキレはあります!
例えば
陸上100走の世界記録を持つウサイン・ボルト選手が、
毎日9.56秒で100mを走れるでしょうか?
今日は9.91秒、明日は10.01秒、大会では9.78秒など
100日走って100日とも同じ記録を出すことはないでしょう。
体調がいい日もあれば良くない日もある。
毎日同じ状態でいることはとても難しいです。
私達にもこんなことありませんか?
いつもは100%の力で100のボールを投げていましたが
80%の力で100のボールを投げらる日、
「あれっ?今日は調子が良いぞ^^」
たまにありますよね^^
ということは
今日は調子がいい
今日は身体が軽い
今日はどこも痛みがない
身体がキレてるとは
いつもより身体の状態がいいこと。
そう考えると
いつもより状態がいいから
同じ投球動作をしても
いい球(キレのあるボール)が投げられる。
それが普通じゃないかと考えました。
ダルビッシュ投手が言う
キレのあるボールとキレのないボールの正体は
投げ方の違いでした。
力を入れるよりも
力を抜いた方が
力を出しやすいフォームがあるよ!
脱力の違い
身体の使い方の違い
身体のキレを生み出しやすい
投げ方があるんだよ!
そういうメッセージと受け止めます。
では
いつもよりいい状態にするには?
身体のキレを出すには?
◎キレのある身体の使い方
◎キレのある身体作り
きっとこの二つになるでしょう。
◎キレのある身体作りは
・体脂肪を落とす
・筋肉量を増やす
◎キレのある身体の使い方は
・俊敏性、瞬発力
・「見る」から「動く」へスピードを高める
・小さい力を大きな力へ
もう一つ!
野球のキレで考えると
・体幹への伝達と、体幹からの伝達
こんなイメージです。
誰もが
体幹を鍛えるのは大切と考えるでしょうが
体幹をどう使うかの方が大切です。
まぁボチボチ考えます(*´▽`*)