メジャーに渡り、いまいち自分の投球が出来ていない松坂投手。
ボールの違いもあるでしょうが、
「赤い土」に悩んでるように思います。
先週の日曜、NHKのスポーツニュースでも与田さんが言っていました。

真ん中が西武時代、左が4/29ヤンキース戦ヤンキースタジアム。右がボストンのフェンウェイパーク。
西武時代と比べると、一塁側への横回転が大きすぎて、一塁側へ倒れすぎているように見えます。

ボストンの赤い土が固すぎるのかワカリマセンが、松坂投手の持ち味である、横浜高校時代に築いた、あの独特の前に前に体重移動するフォームが感じられません。

松坂投手の踏み込む足は(赤い丸印)、右打者の方向へつま先が向きます。
硬い土のメジャーでこの踏み込みは、とても下半身を疲れさせ、ハムストリング、内転筋郡(太ももの裏側)の筋肉が張ってしまうそうです。
と、NHK元マリナーズ長谷川解説者さんも言ってました。
松坂投手が安定したピッチングを取り戻すには、
この「赤い土」をどうやって対処するのか。
「踏み込む足を真っ直ぐに直すのか?」
自分のピッチングフォームを、メジャーの固い土に合わせるしかないのでしょう。
この辺りがこれから楽しみですね^^
と言っても、一番やきもちして見ているのは、
この方かもしれませんね^^

2分30秒くらいから、横浜高校の厳しい練習風景が見れます。
前回書いた「松坂大輔と東尾修」の中で書いた、
マウンドの後から入る松坂投手の写真です。

ちなみに、セットポジションの投球練習は、
必ず「セカンドルック」から投球練習する松坂投手。
(二塁ランナーを意識して、二塁ランナーに目を向けてから投球練習)
ボストンに行っても続けていました。
このあたりも見習いたいですね。

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ここから追記です。
只今、ボストンvsブルージェイズ戦をTVで観戦中
松坂投手7回を1失点でした。
投球フォームの変化を感じたのは、
踏み出した足の着地が、以前よりつま先重心に変わったように思います。投げ終わった後、グリッとつま先を正面に向け直してるような・・・
そのせいか、いつもより前へ前へと体重は移動してるようにも見えます。
7回を8三振、1失点
ロジャーズ・センターが投げやすいのかな?
本人に聞かないとワカリマセンが^^
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前回もトロントではいいピッチングしましたが、あそこのマウンドは合うんでしょうかね?
>グリッとつま先を正面に向け直してるような・・・
これで左右の体重移動がスムーズになるんでしょうね。
ボストンのマウンドでは、これができていませんでした。でも、ヤンキースタジアムではできていました。・・・私もマニアックに見てるでしょ!
私もそれが今まで出来てないような気がしてました。いい意味で踏み出し足裏で地面をねじるという動作がなくなり、替わりに膝だけが少々割れていって上体が一塁側に傾く・・・いわゆる「開いている」状態だなあ・・・と。
走りこみ不足・・・と考えていました(笑)。
どれだけ固い土なのか経験してみたいですが、例えば、スパイクの歯が思いっきり長いスパイクで投げてみたり、陸上の短距離用のとんがった歯のスパイクで投げてみたりしたら、固い土が実体験できるかもしれませんね^^
最近は優秀なコーチがいるので、私は一切ノックやバッピーをしていませんので、お腹ブヨブヨです^^
◆少年野球コーチさん、ありがとうございます。
昨日、解説者の大島康徳さんが言ってましたが、マウンド整備の方にお願いすれば、自分の好きな柔らかさにしてくれるそうですね。
ボストンのマウンドも、自分好みに変えてもらうのかな?
アウェイで上手く投げれて、ホームでおかしいってダメですよね^^
◆touchさん、ありがとうございます。
昨日のピッチングでは「間ができていないフォームを、キャッチボールから修正した」と書かれていました。
踏み込みばかりを気にすると、リズムも狂ってくるのでしょうね。
中4日の長いシーズンですから、自己調整も今後の見所ですね^^
◆横浜への道さん、ありがとうございます。
ポイントの高さの違うスパイクをキャンプ中に何足もテストしたと、どこかで読みました。
松坂だけでなく、岡島も、大塚も、野茂も、みんな同じマウンドですから、調子が悪いのは自分の責任、いい訳になってしまいますね^^