2014年11月25日

筒香選手の躍進

筒香嘉智選手 明日23歳(^_^;)

2009年に横浜高校からドラフト1位で入団
2010年2011年は2軍のホームラン王

その2011年

すぽると プロ野球選手が選ぶ1/100
パワー部門
1位 中村(56票)
2位 バレンティン
3位 ブランコ
4位 筒香
5位 松田
番外編 柳田(ソフトバンクに井端が1票)

なんとパワー部門で4位に入ってます!

ここで柳田選手も初登場!

一軍での成績
2010年 本塁打1本 打点1 打率.143
2011年 本塁打8本 打点22 打率.241
2012年 本塁打10本 打点45 打率.218
2013年 本塁打1本 打点3 打率.216

あまりパッとしない成績ですね。

2014年 本塁打22本 打点77 打率.300

ここまでの最高数字を叩きだし、
侍ジャパンにも選ばれました!


出場機会が増えたこともありますが
何が2014年の筒香選手を変えたのでしょうか?


私の筒香選手の印象は
「いつも自信がなさそうな目をしてる」
「いつもグランド内は全力疾走してる」

サードの守備位置まで全力で走り、
イニングが終わると全力疾走で戻ってくる。
真面目なのでしょう。
しかし、自信がないのか不安そうな目で打先に立つ。

彼の不安はなんなのか?
彼は何を悩んでいるのか?


2013年まで選手として一緒にプレーをしていた
小池打撃コーチはわかっていたようです。
神奈川新聞 カナコロ 2014/10/16
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ことし2月の春季キャンプ。筒香は新たに就任した同じ横浜高出身の小池打撃コーチと二つの約束を交わしていた。一つは本塁打にこだわらず、打点を稼ぐ打者になること、もう一つは打撃フォームを1年間変えないことだった。

入団以来、多くのアドバイスを受けながらうまく消化できず、思い悩んできた筒香。「自分は何も口を挟まない。フォームが崩れかけたら、それを指摘するだけ」。昨季まで同じ選手の立場から見ていた小池打撃コーチは22歳の潜在能力を信じ、見守り続けた。それも成長を大きく後押しした要因だったろう。
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筒香選手の悩みは

多くのアドバイスを受けながらうまく消化できないことだったんですね。


たくさんの指導者がアドバイスをくれるのはありがたいことですが・・・

選手がプレーに集中できる環境を守るのがコーチの役割です。

「迷い」と「不安」は成長を遅らせます。

小池コーチの筒香選手への取組は
まず環境を整えるだったのでしょうね。


もちろんこれは一例です。

誰もがこうやって成功するわけではありません。

ケガと闘いながらコーチと相談してフォームを改善していったり、
トレーナーと一緒に身体を大きくしながら修正個所を見つけていくなどあるでしょう。




筒香選手の打撃特徴ですが
得点圏打率は両リーグ通じてトップ.412

もう一つ面白いのが
22本のホームランの内容

ノーストライク 9本
ワンストライク 4本
ツーストライク 9本

ノーストライクでもツーストライクでも
本塁打が打てる。
ファーストストライクから積極的に狙い打ちして
追い込まれてもパンチ力でスタンドへ運ぶ。

0ストライク0ボールつまり初球が7本
2ストライク3ボールから4本

ピッチャーが嫌がる数字ですねヽ(^o^)丿


筒香嘉智 2014年全ホームラン集

たしかに1号から22号まで変わらないように見えますが

ブランコの後を打つ5番から

グリエルの後を打つ4番へ

ドンドン成長して

グングン飛距離をのばし

20号からは

自信に満ちた目に変わったように見えます(^^)/


侍ジャパンで
左の大砲というレギュラーを掴み取ってください!

posted by metoo at 12:16| 千葉 ☔| 日記 | 更新情報をチェックする