この言葉で検索してる方はたくさんいるでしょう。
トレーナーさんでしょうか?
指導者の方でしょうか?
それとも現役の選手でしょうか?
このキーワードの答えを野球人なら誰もが見つけたいでしょう。

ダルビッシュ投手がオールスターゲーム前日記者会見のコメント。
「中4日は絶対に短い。球数はほとんど関係ない。120球、140球投げさせてもらっても、中6日あれば靱帯の炎症もクリーンに取れます」。
「(原因は)スプリットって言われるけど、僕は肘に負担がかかるとは思わないんです。むしろチェンジアップの方が、靱帯とつながっている薬指にかかる。フォークは別ですけど。(浅い握りの)スプリットならツーシームとあまり変わらないと思います」
「僕としてはトレーニングの仕方だと思う。最近のトレーニングは投手だったら球の速さや強さを求めるわけです。僕がコーチだったら下半身と背中を(鍛えろと)やっぱり言うんです。それをやると、確かに球は速くなるけど、テンションがかかっている(肘の)靱帯をプロテクトできない。これが、一番の理由かなと思います」
「トレーニングするんだったら全体的にやらないといけないし、やらないんだったら全くやらない方がいい」。
「僕はそう(間隔を中5日、6日に)すべきだと思います。そうなると投手の年俸も下がりますけど、選手をプロテクトしたいんだったら、もう1枠先発用の枠をつけてやったほうがいい。最低でも中5日あったらもっと楽に回れる。あとはボールが滑らなければいい話。滑るということはちゃんと持たないといけない。持つってことは腕にストレスがかかるわけですから」
「日本で(手術経験者が)10年間に3、4人しかいないのに、こっちでは1年に何十人もいる。これだけトミー・ジョン(手術を受けた投手)が出ているんだから議論しないといけない。球団の首脳はプロテクトしたいわけだから。もっとみんなで話し合ったほうがいいと思う」
このコメントの中で、自分で出来ることだけを考えるとトレーニングになるでしょう。
スピードを出すなら下半身と背中。しかし、ひじの靭帯はプロテクト(防ぐこと、保護すること)できない。
肘の靭帯を保護する守ってくれる筋肉はないのでしょうか?
肘の靭帯周辺の筋肉を鍛えても無意味なのでしょうか?
壊れたら治療するトミー・ジョン手術はあっても予防することはできないのか?
今のところ、サプリメントなど内側から栄養を補給することはできますが、壊れないようにするトレーニングはまだ見つかっていないようですね。

さてこのピッチャー誰でしょう?
アメリカの高校生No.1投手。
MLBドラフト一位のエーケン(BRADY AIKEN)投手です。
18U野球ワールドカップで優勝したアメリカチーム。
松井裕投手とも投げ合った投手。
残念ながら靭帯の異常でアストロズと契約できなかったそうです。
靭帯損傷の原因は投球制限だけじゃなく、
いろいろな原因があるのでしょう。
BRADY AIKEN PROSPECT VIDEO, LHP, CATHEDRAL CATHOLIC HIGH SCHOOL CLASS OF 2014
身体から大きく肘を伸ばし
肘を伸ばしきって投げるタイプ
小学生でもたくさんいますね。
この投球フォームは見ていて怖いです。

この身長と体重、大きな身体で思いっきり腕をぶん回せば
速い球は投げれるでしょうが、これは壊れるでしょ。。。
しかし!否定からは何も生まれません!
日本の高校野球をいくら否定しても
アメリカの高校野球からひじ痛はなくってませんからね。
今、少年野球の指導者ができること頑張りましょう!
・投球数を制限する
・投球間隔を中6日以上にする(土日以外はしっかり休めますね)
・子供にあったトレーニング
・安全な投球フォームをとことん探し求める←ここを頑張ろう!
出来ることをしっかり続けましょう!
今日はオールスター第二戦
セ・リーグ藤浪投手
パ・リーグ大谷投手
あと10年はこの二人の勝負をオールスターで見たいですね^^
今日のマー君
「やはり(右肘に)負担がかかっているということだと思う。ストレスがかかり過ぎないように効率のいいフォームで投げられるよう改良していかないといけない。同じように投げていたら、同じことを繰り返すだけ」
新型マー君を楽しみにしてます!^^
ちなみに
もしマエケンがメジャーに行ったら
やっぱり半年でひじ痛になるでしょう。
そんな予感がします。