2007年02月16日

ツーアウトからの練習?

点を取られてしまうケース

ランナー無しからの失点はソロホームランだけ。

それ以外は、ランナーがいるケースからの失点。

どちらの練習時間を多くしようか?


試合中に点を捕られるケースは、
ワインドアップとセットポジション
どちらが多いか考えると、

『ワインドアップって必要?』

どちらの練習を多くしなければいけないのか見えてきました。



同じように『サードゴロの練習』も考えてしまいます。

サードがゴロを捕ってファーストに投げてアウトにする場面

@無死一死、走者三塁
三塁走者を見てから投げるサードゴロ

A無死一死、走者二塁
二塁走者を見てから投げるサードゴロ

B無死一死、走者一塁
エンドランなどで一塁走者が二塁で間に合わないのを見てから投げるサードゴロ

C無死一死、走者一二塁
サードベースを踏んでから投げる、ダブルプレーのサードゴロ

D無死走者無し、もしくは二死
捕って投げるだけのサードゴロ


Dのサードゴロの練習が一番多いのはなぜだろう?
といつも考えてしまいます。


いつも練習中に子供達に言ってしまう言葉が、

「それはツーアウトからの練習?」

「だったらノーアウト、ワンアウトの練習した方がいいよ」

捕って→投げてスリーアウトチェンジの練習ではなく


捕って→見て→投げて→カバーして→さらに投げて→タッチして→拾って→また投げて、。。。。。
永遠にプレーがつづく想定をしないと、試合のための練習ではないでしょう。



ルックプレーと言う練習が、私達チームにはあります。

「キャッチボールその6」
この中にある、△というキャッチボール練習です。

021601.jpg

三角形になって、1→2→3 とボールを回します。

この時に、後ろで次の順番を待っているA君とB君がいます。

0216a.jpg

捕ってから、A君を見て(ルック)してから3へ投げます。

目的は、
サードゴロを捕って、
三塁ランナーを見てから送球するイメージです。
A君側を5周くらい続けます。

0216b.jpg

次に、B君を見て(ルック)してから3へ投げます。
目的は、
サードゴロを捕って、
二塁走者を見てから送球するイメージです。
B君側を5周くらい続けます。

これも試合でよく使うキャッチボールですから、
サードゴロ、ショートゴロを、ランナーを見てから投げるキャッチボールと教えています。

他にも、ショートゴロをなぜエラーしたのか?
二塁ランナーが前を横切ったからエラーした、としたら、
ショートゴロ練習は、二塁走者をつけてノックを増やした方がいいでしょう。



ツーアウトから、
あと一人、あと1アウトの練習も大切でしょうが、

どうせやるなら?
もっとこうした方が?
こんな場面でエラーが多いのでは?

と考えて、高学年は練習してました^^



posted by metoo at 18:28| 千葉 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 守る | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
我が1・2年生たちにとって突然の「投内連携」。
ルールが明確に分かっていない子にとってはなんのこっちゃ?
キャッチボールの延長線上での工夫だ低学年は十分ですよね。
こういった「工夫」を継続的に私も考えないと・・・
ガンバロっと!^^
Posted by さとるっち at 2007年02月16日 21:18
ランナーつけてシートノックしてます。
レギュラー以外は初心者レベルなのでランナーはコーチ&お母さん(ジャビ子含む)
実際ランナーがいるとちがいますよね。アウトカウントも1打ごとに変わるし ランナーもわざと飛び出したり 挟まれたりしていろんな状況つくってます。
先週走り過ぎてまだ筋肉痛(((^_^;)
Posted by ジャビ子 at 2007年02月16日 22:14
私と同じ考え方ですね!!
イレギュラーと思われるケースを想定した練習が一番効果ありです。
うちではボール回しも落球してからの送球が基本です。
全部、強豪ボーイズからのパクリですが・・・・
Posted by いけいけB監督 at 2007年02月16日 22:20
師匠の練習法、どれを取っても非の打ち所ないと思うんですが、何処から手を付けていいか? もちろん、守備からなんですが〜。  創部元年、結果が思ったほど出せなかったので、監督・コーチ陣の頭が、テンパッております。2005.10・31のブログを見て、師匠の苦労を思えばなんて事ないんですが〜。(うちも、保育園状態です)
Posted by 炎のコーチ at 2007年02月17日 11:37
場面想定して守備練習ですね。
昨年までAチーム11名、Bチーム12名、Cチーム10名、Dチーム9名いましたので、Aの練習にはスライディング出来る野球経験者スタッフをランナーにして、Bの時は走塁練習かねてAがランナーという具合にやってました。同じような練習でボール回しのときにマウンドにスタッフが立って頭の上で次に投げるポジションを提示するのを見て投げるというのをやりました。
Posted by 監督暦6年 at 2007年02月17日 17:38
◆さとるっちさん、ありがとうございます。

1.2年生にとって本当に大切なのは?
試合を楽しんで「野球がすき!もっと上手くなりたい!」を引き出してあげるだけで十分でしょう。
そこに「遊び」の要素を盛り込むと、急激に野球小僧へと変身してくれるから不思議です^^


◆ジャビ子さん、ありがとうございます。

ランナー付きノック、ゲーム形式ノックは大切なのですが、そこから反省を探して、反省練習メニューへと落とし込む事が必要と、見てしまいます。
「どうしてランナーを見ると暴投してしまうんだろう?」
   ↓
「ランナーを見てからのキャッチボールメニューを作ろう!」
なんて考えてしまいました。

先週の筋肉痛がまだ残ってる?^^
楽しい練習をすると痛みはなくなりますよ!
今週も子供達のランナー役で楽しんでください^^


◆いけいけB監督さん、ありがとうございます。

イレギュラーという言い方が良いですね!
バウンドのイレギュラーだけでなく、プレーにもイレギュラーがありますし、想定範囲外のプレーを大人が見つけ出してあげたいですね。

>うちではボール回しも落球してからの送球が基本です。

では次は、ボール回しの中にベーランを入れてみませんか?
ランナーと重なるキャッチボール、試合中にありますよね^^


◆炎のコーチさん、ありがとうございます。

創部からチームを強くするのは苦労すると思います。
残念ですが、野球暦1年では子供の成長に限度を感じたからです。
私は3年目でなんとか結果を残せました。1年目でキャッチボールとルール、2年目で守備と走塁、、3年目でピッチャーとキャッチャーと打撃。などと目安を立ててはどうでしょうか?
3年間で子供達をどの位のレベルに作りたいか?作れるか?
もちろん4年5年かかる子供達もいますが^^


◆監督暦6年さん、ありがとうございます。

なるほど、マウンドのコーチを見てから投げるボール回し、参考になります。
ただ捕って投げるだけでなく、その前に判断材料の「見る」や「見ながら」が入るのが試合ですよね。
低学年のチビッ子達には、ただ捕る投げるでいいでしょうが、高学年になると、試合に使う捕る投げるに進歩させたいですね。
Posted by metoo at 2007年02月18日 12:49
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