内野手のゴロ捕球には6つの型があると考えています。
以前はへその前を正面と呼んでいましたが、
最近は目の前を正面と呼ぶようにしています。
小学生には「目の前で捕球」と言った方が伝わりやすいからです。
1、前のゴロ。強い打球。
2、前のゴロ。弱い打球。5,6の逆シングルの方向から前に入る打球もある。ショートバウンドあり。
3、左手方向の浮いた打球。
4、左手方向の低い打球。ショートバウンドあり。
5、右手方向の浮いた打球。
6、右手方向の低い打球。ショートバウンドあり。
前/左/右の3つ、浮いた打球と/低い打球の高さで2つ
6種類 全て目の前で捕球しています。
ここに投げる方向が入ります。
1塁/2塁/3塁/本塁 の4つ
6種類x4=24パターン x 5のポジション
(キャッチャーは省いて考えています)
120の練習が考えられます。
さらに、ランナーがいるとまた違ったプレーが生まれます。
ランナーを見てから送球、もしくは飛び出したランナーを挟殺プレー。
ゴロだけでなく、フライもあるし、アウトカウントもあるし、牽制球や盗塁タッチ、中継プレーもカバーもバックアップも。。。。
時間はいくらあっても足りませんね^^
練習計画2007/02/01を見直してみました。いつまでにこのレベルを完成させると決めても実際には出来ないことばかりです。なので、いつから何を継ぎ足していくかと考えた方がベターでした。少年野球で完成したら中学からメジャー行けちゃいますからね^^
ピカソの名言にこんな言葉がありました。
Computer is useless. It only gives answer.
「コンピュータは用なし。答えしかくれない」
芸術にも野球にも答えはないのでしょう。
勝ったから終わりでもないですし、負けても終わりではありませんから。
もしあるとしたら
イチロー選手の262本安打の時のコメント
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」
イチロー選手が子供たちに人気がある理由がわかりますね。
小さなことを積み重ねるのが野球の答えの1つかもしれません。
少年野球はノックよりも正確にコロコロと手で投げたほうが上手くなると思います。
6つのゴロ捕球は細かすぎて小さすぎて必要ないかもしれませんが、
この6つの中にしかエラーの原因があり、
この6つの動きを覚えるとエラーはぐんと減ります。
例えば
ショートの3番のゴロ捕球からスローイングまでの足裁きが流れてないなあ・・・
よし!3番だけ50回練習だ!ってなると思います。
きちんと試合中に起こった出来事をメモをとり、
小さなミスでも確実に補強練習につなげる。
ということで
手帳を購入(^^)
【関連する記事】