ご心配をおかけしました。
おかげ様で、今年流行の風邪は、
土曜日と日曜日、元気よく審判をしたら治りました^^
暖かいお言葉、ありがとうございました。
(良い子の子供達は、変なおじさんの真似しないで下さいね!)
先日の宿題で、低学年の子供達に「好きな選手」と「その理由」を聞きました。
この続きですが、6.5年生には厳しい言葉を伝えました。
「低学年の好きな選手の中に、6.5年生の名前を出した子は1人もいなかったよ。」
もしかしたら1人くらい、6.5年生の名前がでるか?
私は期待していました。
君達高学年が、2年生3年生だった頃、「好きな選手は6年生の◎◎くん、一緒に遊んでくれて優しいから」 と言ってくれたのを私は覚えてました。
自分達が低学年だった頃、6年生のお兄ちゃん達はどんな事をしてくれただろう?一緒に何をして遊んでくれただろう?どんなわがままを聞いてくれてただろう?
高学年になったら、低学年に何をしてあげれば良いのか?
この宿題から、高学年にも考えてもらいました。
土曜日の新5年生チーム公式戦。
4市108チームからなる大きな大会。
12ブロックに分かれて、1.2位の24チームが決勝トーナメントへ。
私達チームは5勝0敗1分
相手チームは6勝0敗
この最終戦に勝てば、予選1位通過が決まります。
私は主審をしていましたが、ある場面が印象に残りました。
この日、ぜんそくの5年生セカンド君がお休み。
代わりは3年生の頑張り屋君。
バッターボックスでは、まだ緊張が感じられます。
ツーストライクで、カウントを間違えて三振だと思いベンチに帰ろうとしました。
「まだ、ツーストライクだよ!」
ベンチから主審から声を掛けられ、
バッターボックスに戻り余計に緊張して、空振り三振。
これを見て5年生がすぐに駆け寄り、3年生の肩を組んで一緒にベンチに戻りました。
どんな声を掛けていたのかは聞こえませんでしたが、2.3人の5年生が3年生を励ましていました。
主審をしていましたが、とても感動的なシーンでした。
ここまで出来る5年生に成長してくれたんだなぁ〜
11月から始まった、5年生新チーム。
私が3年間の監督時代に教えた最後の年代です
三振しても
「三振だよ、戻って来〜い!」
四球でも
「四球だよ、一塁へ走ってくれ〜!」
まだバッターボックスに立ってました^^
この試合でカウントを間違えてしまった3年生と、
同じ間違いをしていた、あの鼻タレ小僧達が、
今は立派な5年生になりました。
試合結果は11対1で圧勝。
堂々の予選1位通過は、チーム初です。
しかし、勝ったのは試合だけではないでしょう。
チームワーク。全員野球。自分に厳しくする。仲間を大切にする。
今までの卒団生達が作ってきたチームの歴史。
野球を通じて学んできた事の勝利、と言える試合でした。
試合に勝つ事も大切でしょうが、
私は「野球で勝ちたい」それが少年野球で良いのかなぁ?
最近そう考えるようになりました。
2006年12月18日
この記事へのトラックバック
◆3分間でも、黙っていても、父子の心は通じる(2)◆
Excerpt: イジメの方法は、いろいろあるでしょうが、たとえば洗濯物な んかを、ドッサリ置いて、 「今晩中に洗濯しておけ」 というわけです。 寮に洗濯機は、2~3台しかないのに、洗濯物は30人分ある んで..
Weblog: 新庄剛志の育て方
Tracked: 2006-12-18 20:53
ウチの5年生ときたら、低学年を並ばせるどころか、
自分たちが並べません...(^_^;)
直接指導したことはありませんので、あまりうるさい事はいいません。
この前配布されたプリントに書かれていたチーム方針に
「下級生の面倒を見ること」とありましたが、
見てもらった試しがありません。
少年チーム監督とコーチぃ!どういう事ですかぁ?
>チームワーク。全員野球。自分に厳しくする。仲間を大切にする。
6年生が抜けた愚息2号のチームは上の言葉の正反対の状態。実力はあるもののやたら威張り散らすキャプテン君に人望がなく、全員で向かう野球ができずに接戦をものにできず・・・。最近、親に「辞めたい」を言い出す選手が数名・・・。
この数日、私の頭の中は@〜Bをグルグル。
@キャプテン君を諭す
A下の子に人望のあるS君の台頭を待つ
B時間(冬休み中のOFF)が解決する
ど〜する!?オレ!
ど〜する!?metooさん!
チームの中心がしっかりしないといけません^^;
彼はとっても仲間を大切にする子ですから、
また野球が大好きですから、
きっとチームで最上級生となった今、
頼もしいんだろうなぁ。
うちの息子と中の良かった
彼の成長を最後まで見たかったコーチより。
たぶん、そうかな〜って思って見てました。
試合前のシートノックや、選手達の姿勢に「絶対に勝つんだ!」って
気持ちがネット裏まで伝わって来てました。
試合が始まる前に、勝負は付いていたのかもしれませんね。
metooさんの言う「勝利の意味」では・・・
胸に響きました!
そして、本とに良いチームなのですね。
5年生、家の息子、福留くんと同い年です。見習わせたいです。
いいチームに成長している証拠ですね。
我がチームでは叱咤激励役→CP、励まし役→副CPという構図が出来上がりつつあります。
野球ではしっかり整列が出来るのに、学校ではどうなのかなぁ?と時々思います。
家の中での私生活に野球がどれだけ役立っているか。野球をしてるのか?やらされてるのか?親のしつけもあるでしょうね^^
◆ジャーマネさん、ありがとうございます。
6年生が抜けたこの時期は、まだチームワークに不安があるでしょうね。
自分に厳しく、仲間を大切に、これを野球で、試合の中で表現するとどうなるのか?子供達に聞いてみてはどうでしょうか?
私はC番、子供の事は子供達に解決させる。
まずは子供達に考えてもらいましょう!
◆とうさん、ありがとうございます。
確かに大人が口をすっぱくして言わなければいけない事もあると思いますよ。
それが、自分に厳しく、仲間を大切に、に置き換えて、子ども自身に考えさせています。
やらせる事よりも、少しでも考えて出来る事を、やらせています^^
◆店長さん、ありがとうございます。
「優勝したい!」
子供達は皆、勝ちたがって優勝したがっています。もちろん私も負けたくないですが、勝つためにはいろんな準備が必要だと考えています。
子供達に伝えなければいけないことは何か?野球の楽しみや、仲間を助けあう全員野球、チームワーク。技術よりも気持ちが心が健全に育っていったチームが、勝ち上がっていくんだと信じてます。
言い方は変ですが、ただ試合に勝つだけでしたら、いくらでも大人の勝ち方があるでしょう。
野球の入門編として、勝つとは何なのか?
これからも考えて以降と思います。
◆Fastballerさん、ありがとうございます。
今年のキャプテン君は???
また後日ブログにする予定です^^
S君はピッチャーとサード、そして私達チームの育成ポジション^^4番を任されています。まだまだ頼もしさは満足していません。今年一年でもっともっとたくましくなってくれるでしょう。
S君のトルネード投法の球を見たら、Fastballerさんも驚きますよ^^
◆K’Sクラブ20さん、ありがとうございます。
私達の試合を見て下さったのですね。
主審をしてた、私の坊主頭も見ましたね^^
まだまだ試合への入り方が新チームなので良くありません。この辺りは新監督さんにしっかり注意しておきました。
チーム初、5年生がが10人もいる今年の新チーム。
大きく躍進してもらいたいです。
◆おちあいさん、ありがとうございます。
関係ない話ですが、妻の旧姓がおちあいです^^
もちろん試合にも勝ちたいです。
負けてもいい試合などありませんし、何よりも子供達が勝ちたがっています。
しかし、勝つためには準備が必要でしょう。
野球だけでなく、自分に厳しく、仲間を大切に普段の日常生活に勝つ事。これが試合結果に繋がってると思います。
◆gittyoー4さん、ありがとうございます。
私達チームのキャプテン君も、だいぶキャプテンらしくなってきました。
まだまだキャプテンで手一杯なようで、上手く副キャプテン君がフォローしてくれてます。
楽しみなチームになってくれそうです^^
metooさん、風邪が治ってよかったですね^^
私も風邪かなぁ?という状態の時は、バスケの練習を思いっきりして汗を流すとすっかり治ってしまうんですよ。
今回のmetooさんの記事は読んでいてこちらまで嬉しくなりました^^
チームワーク。全員野球。自分に厳しくする。仲間を大切にする。
これはいくら言葉で教えてもなかなか身につかないこと。それがしっかり身についてるなんて素晴らしいです。長い時間かけて、子どもたちが経験し気づいていったんでしょうね。
そういった環境を作られている監督さん、コーチ陣のみなさん、保護者のみなさんのおかげでしょうね^^
うちの長男の学年1つ上の、キャプテンになるであろうと思われる子は、今は逆の状態です。責任を果たすために一生懸命というのは解りますが、ストライクの入らない仲間のピッチャーに対して「激を飛ばす」を超えて、私からすると「文句を言ってる」に聞こえます。その姿に監督さんに怒られたりもしてますが、あまり変わらず・・・
見ていて寂しい思いがします。
その子は勝つために一生懸命のようです。
せっかくのチームプレーなんだから、チームワークを大事にしてほしいです。
野球を教えていて、こんな場面が一番嬉しいんじゃないですか?
うちの息子も中1のときに、人数が足りなくなって3年生の試合に、守ったことのないセカンドで出たことがあります。もちろん、全打席三振でしたが、ベンチからの優しい言葉とは裏腹に、家へ帰るなり私からこっぴどく怒られていました。(笑)
私もこれで良いと思います。
野球の試合は確かに大切ですし、何かを学ぶには必要です。
しかし、礼儀や仲間との協力、励まし合い、大きな声援・・・野球っていろいろやる事があると思います。
全てに勝ち負けが決めれるものでもありませんが 自分達がやりきった事、全力を尽くした事に価値をつけてあげたいですね。
私は野球の技術指導よりも、こう言った始動のほうが罵声怒号がでてしまいます。
叱咤激励よりも、子供達には「もっと褒めよう!」が解りやすいようです。褒めあう事で、急に激がなくなり、チームは明るくなるように感じます。
>風邪かなぁ?という状態の時はバスケの練習を・・・
みみママさん、どこか間違ってません?^^
◆少年野球コーチさん、ありがとうございます。
カウントを間違えた3年生が2年後には、また低学年の子を励ましてくれてチームの歴史を築いてくれると、もっと嬉しいですね^^
どうしてお父さん指導者は、息子に厳しく接するのでしょうね。
私も全打席三振なんかした時には、家に帰って疲れていようが、即素振りさせてました^^
◆uzonkeさん、ありがとうございます。
いざ試合が始まれば、試合に勝ちたくなるのは当然でしょう。
全力でプレーして勝って喜ぶか、負けて泣くしかありません。
しかし、それまでに何をしてきたか?どんな準備をしてきたか?そっちの方が大切なのではと思います。
試合を通じて学ぶ事もあるでしょうが、試合で何ができるか?何ができたか?自分が大好きな野球が出来たのか?
大人が本当に見なければいけない部分はたくさんあるでしょうね。