私にとって永遠の4番打者、王貞治選手。
皆さんのチームは4番打者を決める時、
実績で選びますか?
調子が上向きの選手?
4番と聞くとチームの大黒柱、チームの顔と感じます。
1発長打があり、攻撃の要、4番が1人で相手チームを打ち崩し、4番が倒れたらチームも負けてしまうくらいの存在感。
私は4番打者を、育成のポジションとしています。
最終学年の6年生を4番におき、どんなに調子が悪くても1年間4番打者は動かしません。
「オレがチームの4番だから、やらなきゃ、頑張らなきゃ」
子供達は4番と聞くと、ものすごく嬉しいようです。
もちろん親もうれしいようで「明日は試合だからバッセンに行きなさい、素振りしなさい」など、4番というプレッシャーを跳ね除けようと、4番と言う看板を背負って、1年間成長し続けてくれます。
この成長を期待できる選手を4番にしています。
「打順」でも書きましたが、私は実績がある子、特に出塁率の高い子を3番に置きます。
4番の前にランナーを置きたいからです。
過去のデータです。
2004年 | 5年生 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 出塁率 |
4番 | K君 | 415 | 28 | 6 | 573 |
7.8番 | M君 | 284 | 19 | 3 | 442 |
8.9番 | D君 | 233 | 16 | 1 | 370 |
2005年 | 6年生 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 出塁率 |
3番 | K君 | 441 | 46 | 5 | 586 |
4番 | M君 | 431 | 67 | 11 | 500 |
5番 | D君 | 345 | 53 | 6 | 442 |
2004年5年生だったM君を2005年には4番に抜擢して大活躍。
D君も、競い合うように伸びてくれました。嬉しい大誤算でした^^
2005年 | 5年生 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 出塁率 |
1番 | Y君 | 339 | 29 | 3 | 486 |
7番 | H君 | 205 | 20 | 2 | 441 |
2006年 | 6年生 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 出塁率 |
3番 | Y君 | 425 | 43 | 6 | 521 |
4番 | H君 | 380 | 36 | 2 | 476 |
2005年5年生だったH君は2006年には4番で大活躍。
相手チームから警戒される選手が、1人では敬遠気味で勝負してくれません。その後を打つ選手を作れば得点のチャンスも増えるでしょう。
同じように1番バッターも使います。
なぜかトップバッターと聞くと、張り切る子供もいます。
打順なんて関係ない!と思う気持ちもわかります。
しかし、子供にもプライドが育っているのでしょう。
『4番の成長』
「君を信頼し期待してるよ」
私は言葉でなく、環境を変える事によって期待を表します。
私の一年間の楽しみでもあります。
もちろん我慢比べでもあります^^
他の選手に期待をしてないわけではないですからね!
6年生が03年2名、04年2名、05年5名、06年3名だったチームですから^^
次男のチームの監督に
「四番はウチの顔なんです。健が打席に立つと外野がバックする。気持ちいいですよ!打てても打てなくても それでアイツは一つ四番の仕事をしてるんです」
って言われたとき 母も少し気が楽になりました。
そんな風に監督が放り込んでくれた四番の器の中で なんとか四番として頑張ろう、という気持ちが息子に芽生えたのは確かです。
采配ってこういうことも含めて采配なんだな、と思いました。
ただ、私がもし少年野球の監督をやるのでしたら、打てる順番(打率がいい)で並べます。走力等勘案する必要がありますが、試合時間が短いことを考えると、1番が1番いいバッターとしたいです。
今年の4番打者は絶不調に陥り可哀想でした。彼がドッかと4番に座って6割以上の打率と打点をたたき出している時はチームは強かったです。良かった分自信喪失してしまうと修正が困難だと痛感しました。彼の場合、守備についてガーガー言われているうちに、打撃もダメになっていったパターンです。上部大会では控えでした。
本人達には1番の子はチームで1番足が速い子、2番は制約が多い打席でも我慢できる子、4番は三振が多くてもしっかり振り切る子、7番はポイントゲッターでしたね。選手に選ばせました。
というのも、子供達は日々上達していくんですよね。だから誰にでもチャンスをと思っています。
子供達にもプライドもモチベーションもあるでしょう。でも、1番を打ちたい、クリーンナップを打ちたい、と思っている子も必ずいます。固定してしまえば、そういう子達の頑張りを無視することにもなると思います。子供達は誰でも良い打順で打ちたいんですよね。
今年の6年生もキャプテン君が秋に入るまで不動の4番でした。でも3番を打っていた子が伸びてきて長打もチャンスに強く打点も稼ぎ・・・秋後半には4番を奪い取りました。その子は4番の打順になり更に頑張りを見せてくれました。4番から5番に落ちたキャプテン君も奪い返すために頑張っていました。
私は、「全員に未知の能力がある!」そう帽子のツバに書き留めて戒めています。
こんなことをコメントしてしまいましたが、打順もそうですが、色々な考え方があっていいと思います。
先般の「野球は遊び」という考え方と、指導者主導の「4番固定」ということに多少ズレを感じてしまいました。
こんなコメントでごめんなさい。
図工の授業で、『4番バッター』という題名の作品を提出したくらいですから。
6年生の始まりは5番からでした。でも夏前に4番を実力で奪い取りました。
今年の新チームでも1試合を除き、後は全て四番です。
監督からの期待を一身に背負うと、本人の意気込みも違ってくるようです。
やはり四番は特別な打順だと思います。
また、1番・3番も重要ですね。
チームの選手層にもよりますが、足が速く、打率がいい選手に、打席数が多くすれば、初回から得点に絡むことが出来、相手も困ると思っています。(相手投手が良い場合は効果あり?)
新チームは誰が4番かな?楽しみです。
4番のオーラ、子供達にも見つかる時がありますね。
「4番を打てば女の子にもてるぞ!」
今度、子供達につぶやいて見ましょうか^^
急にやる気になって、みんな4番を打ちたがってホームラン連発かもしれませんね。
ちなみに小5で、もう彼女がいる子もいます。
オーラがあるのでしょうか。今度この子を4番にしてみましょうか?^^
監督さんは、健君を1年間見守りたかったのでしょうね。監督さんの気持ちが解ります。
誰かに期待される、信頼される事は、子供にとってとても嬉しいでしょう。
その期待に応える為に、期待を裏切らない為に、プレッシャーを跳ね除けて健君は成長したのでしょうね。
立派な力士になってください!
あっ、野球選手になってください!
理由は簡単でいちばん打席が数多く回ってくるからです。
打順については、他にもいろいろ考えが浮かんでいます。
1番に1番実績のあるバッター。
私もこの案に賛成です。実績とは出塁率でしょう。仰るとおり、少年野球は時間内の勝負、先制点をとった方が圧倒的に有利な展開に持ち込めます。一番塁に出る子を点に絡める事が重要と思っています。
この続きはいつかブログにしますね^^
7番ですか、なるほど。私も近い意味ですが8番に最近一番調子の落ちてる子を置きます。
7番で終わって、次の回8番から先頭打者で好きなように打たせたい。
7番から始まって、8番の子は犠打でチームに勢いを運んで、バントでも自信を取り戻して欲しい。
高学年の勝ちにこだわってた頃の話です。
別に誤らなくていいですよ^^
実績で打順を決めるのも、期待と信頼で子供を育成したいのも、これは監督の決断ですから、チームそれぞれ違いがあっていいでしょう。
ただこれは理想ではなく、結果です。
たまたま2年連続で結果が出ただけかもしれませんが^^
競い合って伸びるのも良いでしょう。
みんなの期待を背負って伸びるのも良いでしょう。
野球は答えがいっぱいあって良いのではないでしょうか?
野球は遊び、この話題でたくさんの方が意見を下さっていますが、人それぞれの考えが全て正解だと思っています。
誤解があるようですが、私は遊びだからこそ、負けたくない性格です。何に勝つか?勝つことが全てではありませんが、優勝旗を取る遊びもあって良いと思っていますよ^^
メジャーリーグは3番バッター最強説
ですよね。それは日本の野球のように初回から送りバントを多用しないからですね。
私は草野球、少年野球で初回から送りバントを使う気なければ
チームの最強バッターは3番に置いています。
初回に必ず回ってくるし
時間で打ち切られることの多い野球は
チーム最強を4番に置くのはもったいないですよ。
出塁率の高いのは2番に置きますね。
4番は勝負強ければ打率は低くても
別にいいという感じです。
今日のブログはドラ夫さん宛です^^
息子も4年生でチームの首位打者と本塁打を2つとり、5年生で三冠王、盗塁から出塁までを独占するワンマンチームでした。
でも勝てませんでした。
チームが勝つためには、息子に4番のプライドを棄てさせ、個人の数字よりも優勝旗を狙わせる為に、自分がホームベースを踏んで得点する事だけを考えさせました。(父親が監督でしたから^^)
半年間4番を我慢して作り上げ、夏には2枚看板、3枚看板が出来上がりました。そこからチームは強くなり始めたと思っています。
ゲンジ君がチャンスを作ってホームを踏むのか、それともチャンスを返す役目なのか。
ちなみに息子は152打席,出塁89回(四死球40回),得点は69点。チーム得点345の20%を占めました。
試合の勝ち負けは、打点でも無く本塁打、安打でもなく、得点でしょう。誰にホームベースを踏ませるか、誰が一番ホームベースに近い出塁率なのか。。。
でも決めるのは監督さんですからね^^
立ち入った事を書いてしまいスミマセンでしたm(__)m
仰るとおり初回から点を取ることが、時間制限がある少年野球には大切ですね。
何番を打っても初球のストライクから打っていく、この気持ちがヒットにホームランに繋がるでしょう。
そういえば、今年の高学年チームの4番って誰だろう?^^
1番も子供達は憧れのポジションですね。
9人の中で一番多く打席が回りますし、一回の表は皆の注目の的です^^
息子を1番にした時、今までに見たことも無い、セーフティーバント、一塁ヘッドスライディング&ガッツポーズをしました。
1番打者になったら、やりたかったんでしょうね^^
コメントありがとうございます。
http://metoo.seesaa.net/article/15800964.html
2006/03/30ののブログです。
私も同じ意見です。
仰るとおり、少年野球も1時間45分か7回で終わってしまいますから、先制点を取ったチームが有利になります。
リードされると子供達は追いつこうと、あせってしまう。これは仕方が無いでしょう。
日本人は松井秀樹選手や新庄選手が4番に座って喜んでいますが、3番についた事があるのはイチロー選手だけ?ではないでしょうか(未確認ですが)
しかしヤンキースは3番も4番も5番も、みんなすごいバッターばかりですから、変わりないですね^^
またコメントお待ちしております!
のこと、信頼してるんだぞ!』といった一言が忘れられません・・。
そうやって選手を育てているんですね。
うちの子はそのレベルにないので、いつもバントのサインでしたが、失敗したことを最近練習するようになりました。
きっかけをくれたんだと感謝しております。
高校野球などと違い、ダブルプレーが少ない少年野球ですから、3.4.5番の子はガンガン打ってもらいたいですね。
バントが上手になってくる子は、バッティングも上手になってきますよ^^