最近子供達を見ていていると考えてしまうこの三文字。
柔道や剣道、あらゆるスポーツでこの三文字は大切にされています。
私が考えてしまうのは、この三文字の順番なんです。
1番目 『心』
2番目 『技』
3番目 『体』
小学生時代には、まず最初に『心』を育成してあげて、
心がないと、気持ちが無いと『技』は、いくら練習しても着いて来ない。
『体』は中学高校になれば、自然と大きく育ってくる。
やっぱり『心』を最初に鍛えてあげなければ・・・
そんな試合がありました。
新5年生チームの試合で主審をしていたのですが、元気がない、声がない、エラーして下を向く、1点とっても喜ばない、ヒットを打っても笑顔がない、一言で言えば、つまらない試合でした。
試合後にグランド整備をしながら、この子達に何を伝えなければいけないのか考えていたんですが、
やっぱり『心』がまだ足りないなぁ〜
反省会で、私は子供達に聞いてみる事にしました。
「今日の試合、楽しかった人、手を上げてくれ」
誰も手を上げませんでした。
「では、君達にとって野球って何?」
「どうして、野球をやってるの?」
好きだから、楽しいから、上手くなりたいから
3人の子だけが、きちんと意見を言えました。
「じゃ、今日の試合は好きですか?
今日の試合は楽しかったですか?
今日の試合で何が上手くなりましたか?」
「主審から見て、今日の試合は誰も楽しそうにプレーしてなかった」
「誰からも、野球が好き が伝わってこなかった」
「野球が好き、野球が楽しい、野球が上手くなりたい。それが君達の野球だったら、試合で見せて欲しい。練習で見せて欲しい。全力プレーでお父さんお母さんに見せて欲しい。三振するのも野球、エラーするのも野球。でも悔しくて下を向くのは野球じゃないと思う。10回三振したら1回ホームランを打てばいい。」
「次にグランドに立つ時は、君達が好きな野球を見せて欲しい」
『心』って言われても、いろんな意味が詰まっていると思います。
子供達の中にある、野球が好きという素直な気持ちを、もっと引き出して大きくしてあげれば、それだけで小学校時代は良いのかも知れません。
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kohのシニアチームではこんな問題が起きています。
先日の「見逃せないプレー」で、ショートに砂をかけていた子。また次の試合では主審のストライクボールの判定に文句を言って、試合中主審に注意を受けて泣き出しました。23日の試合ではコントロールが定まらず甘い球を連打されいじけてしまい、捕手kohのサインとは逆の球種(カーブのサインでストレート、ストレートのサインでカーブ)をわざと投げて、パスボールで1点とられて「しっかりとれよキャッチャー!」悔しさを他人にぶつけていました。この子が一年生チームのエースピッチャーです。こんなチームが嫌で1人退部者がでたそうです。kohは監督に相談したところ、自分達で話し合って解決しろとの事です。kohは上手くチームをまとめられるのか?これも『心』の練習でしょう。
中学野球部、中学硬式クラブチーム、中学生でも、まだまだこんな問題がたくさんあります。
小学校時代に、中学校時代にも『心』をしっかり育ててあげないと、『技』『体』が伸びても先はないでしょう。
この対話方式の話し方、勉強になりました^^
「君達にとって野球ってなに?」ですね^^
いつも、ブログ大変参考にさせてもらってます
リトルで野球やってる4年生の息子をもつ
野球ばか親父です
家の愚息の事で申し訳ないのですが
家の愚息も試合でまったく気持ちを表に
出せないタイプなのです、その為指導者の
評価もいまいちです 親として大変歯がゆい思いを毎回しています やはり心の部分って野球に大切ですね ちなみに当チームは父兄コーチが原則禁止なので自分はただの手伝い親父です
『心』を育ってるって一番難しい事でもありますよね。
他の2つに比べて最終目標が定まりにくいですから そういう意味でもやはり一番大切なのかもしれませんね。
koh君のシニアチームは大変な事になっていますね。
自分達で解決しろと言われる監督さんもすごいと思いますが とっても試練ですね。
温かく見守ってあげてください。
同じく「大きな声で返事をしろ!」と言えばできます。でも、そこから先は、何をして良いのか解らないのでしょう。「野球を楽しめ!」と言われても、解らないでしょう。
これから先、試合に負けた悔しさ、勝った嬉しさを経験しながら、育っていく部分もあるでしょう。
そして出来るだけ早く育て始めて欲しいのも心です。
Koh君、ガンバレ。
中学生になっても こんなケースがあるんですね。 ちょっと驚きました。
コメントありがとうございます。
リトルのお父さんも大変でしょうね。教えたくても教えられない、口を出したくても出せない。イーストンさんとの親子練習が楽しくて、野球をもっと好きになってくれればと思います。
評価が悪いのは、4年生でしたら本人も解っていると思います。きっとチームでは厳しくされているのでしょう。子供達の精神面は傷つきやすいと思いますので、家庭では野球が嫌いにならないように、しっかりフォローしてあげてくださいね。
またコメントお待ちしております!
kohのチーム、大変だと思いますが、こんな事もあるのが野球でしょう。
まず、同級生の仲の良い子に相談し、2年生のキャプテンに相談し、最後に監督に相談したそうです。
私はある意味、技術よりも大切なものを学ばせてくれるチームだと思っています。大人が出てくれば一発で解決できますが、それをしないチームです。
今の内にこういった事をたくさん経験して欲しいです。有名野球高校など行ったら天狗同士の争い、もっと違った戦いがまってますからね^^
私も驚きましたが、どこの中学もあると思っています。
中学野球部ではスパイクを隠されたり、シカトされたり、口がやたら達者な子が仕切りだします。真面目で優しい子ほどターゲットにされやすいケースもあります。
中学になっても、大人がしっかり見てあげる事も大切だと感じました。
バランスよく育たない子も多いんじゃないですか?「ショートに砂をかけていた子」も残念ながらそんな気がします。
「心の育成」最重要課題。特効薬は一人一人違うと思うので
ジックリ対話して、観察して見つけるしかないのでしょうか・・・・
休憩ばかりしている子に「何しにきているの?」と聞いた私に・・・
「ボク、やる気がないの。」という返事。
私には衝撃でした。
「ふぅ〜ん。小雨が降っているし、寒くてカゼ引いちゃうよ。やる気がないなら家に帰れば?」と返すのが私の精一杯でした。
いろんな「心」がありますね。
低学年の相手は疲れます・・・^^
当然ながら「心」「技」「体」はその武道に基本中の基本として叩き込まれてきました。
部室にある大きな額縁にも「心」「技」「体」が書かれてました。
『野球を通じて社会の海原を立派にくぐり抜けるような大人になってほしい。』
私が息子の野球に熱中している根本は全てここにあります。
特に4、5年生くらいには徹底してこれを鍛えるべきだと思います。その頃に鍛えておけば6年生になってから『技』の吸収力が変わってきますから。
Koh君のチームの話、私には考えられません。
チームの考え方にもよるし、metooさんも選手に考えさせることを優先する人だから、何も言うつもりはないのかもしれないけど、私なら絶対黙ってられません。
特にサインと逆の球を投げるなんて、絶対に許されません。どれくらいの球速なのか分かりませんが、一つ間違えれば大怪我しますよ。その事を監督が何も注意しないなんてありえません。
こればかりは選手同士のいざこざとは訳が違います。
まだ一年生です。今のうちに硬球の危険性をしっかりとその彼に認識させないといけないと思います。
ピッチャーの子を擁護するわけじゃありませんが、ピッチャーは得てして「わがまま」「独善的」でしょう。それを押さえ込むのか、「俺が」という気持ちを持たせたまま良い方向に導くのかは指導者次第でしょうね。私だったら監督さんと同じで直接手をくださずにまず自分達で、ですね。私は高校の時に大会前に私の「機嫌を損ねるな」という影の指令が回っていたそうです。^^
子供たちは状況を判断し、チームのことを考え、チームメイトや指導者・関係者などのことも考え(頭に入れ)活動や試合をして欲しいですね。
試合や練習で。どうやったら、チームが盛り上がっていくのか、子供たちに自覚させるのは大変ですね。(現在も、各学年でリーダーシップやまとめる子供がいても、皆がついてきません・・・残念な状況です。)
指導者・保護者がどのようにサポートすればよいのか(現在はサポートしても空回り)、いろいろ試してみないといけないと考えています。
心は難しいですよね。
わが子が(4年生)何故か「聞いてほしいな子供の気持ち」
という本をバザーで買ってきました。
そこにこんな事が、僕はお父さんとキャチボールをしたいんだ、
でもお父さんはいつも練習だった。
狙って買ってきた訳でもないのだろうけど、ドキッとしましたよ。
子供達は一生懸命やっていると思うのですが、準備が不足しているように思います。
ダッシュの時に隣の人との間隔をキープしたまま走るには、目標は「あの鉄柱だ!」とか考えれば良いのに、トラックを使った徒競走のようになります^^
本当に一人一人個性が違うのが子供ですから、良い部分の心をたくさん引き出してあげたいですね。
「素直に人の話を聞く」
これも『心』なのでしょうね。
>「ボク、やる気がないの。」
非常にショッキングな言葉でズッコケそうですね^^
機嫌が良いときもあれば、ご機嫌ナナメのときもある低学年の子供達。「楽しい」と「悔しい」の感情が出来上がってくると、少しずつ頑張るかもしれませんね^^
武道や野球を通じて何を学ぶか?
まさしくドラ夫さんの仰るとおりだと思います。
プロ野球選手になればもちろん素晴らしいでしょうが、スポーツを通じて社会に出る為に必用な何かを学んでもらいたいですね。
私が監督でしたら、その子はもう辞めてもらうかもしれません。野球をする資格がないですね。スポーツには個人競技もありますから、団体スポーツの中では不適格と強く反省してもらいます。
しかし、大人が出て行って一言で解決するのは簡単な事ですから、子供同士で話し合いを持たせる監督さんの気持ちも解ります。
kohも悩んでいますし、これはこれで良い試練だと受け止めてさせています。
しかし、ケガをさせるプレーを容認する指導者は絶対にいけません。
この事は私も口を挟もうと思います。
心・・・。大事ですよね!!
「好き」、「上手くなりたい!」、「ライバルに負けない!」、心があるから、気持ちが入るから、今年の夏の甲子園があれだけ感動を与えたと思います。(私は、毎年、高校球児を見て、泣いております!!)小さい子供の野球を見ていて、気持ちのある子供は、すぐわかります。
まずは、野球が大好き!!これだと思います。
確かにピッチャーは強気で少しくらいヤンチャがあっても良いと思っています。しかし、そのくらい責任感を持っていなければ、ただの暴れん坊で大ケガの原因に繋がるでしょう。
その辺りを、ケガをしてから解るのか、ケガをする前に監督が伝えるのか?
親が監督さんに、口をだせないのが常識の中学硬式チームですから、監督さんにお任せするしかありません。
少年野球って難しいですね^^
野球の入り口ですから、子供達も親達も、いろんな問題も起こって当たり前だと思います。
いろんな事を作り上げながら、子供達の成長を目の前で喜べる場所にいられるのも事実です。
苦労9割、喜び1割ですが、1割は感動となるでしょう!
コメントありがとうございます。
息子さん、
狙ってこの本を買ったと思いますよ^^
それだけ素直な息子さんだと感じます。
どうぞ、たくさんキャッチーボールしてあげてください。
一緒にキャッチボールできる時間は、今小学校時代だけですよ。中学に入ったらキャッチーボールしたくても、お父さんの体が動きませんから^^
またコメントお待ちしております!
子供達に目標を聞くと、勝ちたい、優勝したい、などと簡単に言いますが、やはり準備が大切ですよね。
勝つための準備、心の準備ができていないと、辛い練習も耐えられませんし、自分の限界を超えようとしません。
>徒競走のようになります^^
必ず近寄って走りますね。ウチの息子はスリップストリームを知っているのか、必ず空気抵抗の少ない後ろに入ります^^
>まずは、野球が大好き!!
ココなんですよね。
しかし、子供達はそれをどうやって表現すれば良いのか解らないようです。
野球が大好きなプレーとは、グランドに立ったらいつも全力プレーなんだ!
高校野球甲子園大会などを見せてあげて、全力でプレーするカッコ良さをマネしてもらいたいですね。