「方法論」という言葉が出てきます。
落合博満の超野球学〈1〉バッティングの理屈に書かれていることが、きっと落合さんのバッティング理論、バッティング基本、大きく言えばバッティングの方法論なのだろうと思います。
たとえば、子供に
「バットを短く持って打ちなさい」
「バットはこうやって握りなさい」などというのは、
一つの方法論を教えている。
この方法論については、
コーチングp37から
「方法論は教えられるが、これをやりなさいとは言えない」
大きな基本はあるが、人それぞれに適した方法があるので、これが正しいからこれをやれとは言えない。と書かれています。
その次のp41
「自分に力をつけるためのやり方を、決して間違えてもらいたくない。やり方さえ分かれば、あとは目に見えて自分の中でよくなっていくのが分かるはずだ。それができれば、とことん突き詰めていけばいい」
自分にあった練習のやり方さえ見つけてしまえば・・・
今日の試合でサードへのファールフライを右打者が3回打ってしまった。
「肩の開きが早いからだ!」
「もっとボールを引き付けて打て!」
「体重が突っ込みすぎだ!」
「バットの軌道が外から出てるぞ!」
必ずこのような言葉がグランドに響き渡ります。
こういう方法論だけを伝えるよりも
「肩の開きを抑えるには、こういった練習(やり方)もあるよ」
「ボールを引き付けて打つ感覚は、こういった練習(やり方)があるよ」
練習(やり方)で伝えて、何度も繰り返して頭と体に記憶させて、
(大きな声を出すだけが指導者じゃないんだよ)
落合さんは10年前からこういうことを言いたかったのでしょうね。
「自分に力をつけるためのやり方」
これを指導者と一緒に見つけることが大事なんですね。
方法論とやり方
こんな事を書いておきながら
実は私、違いがあまりよくわかっていません^^
「やり方には目的がついてくる」というお手本ですね!
これが難しいんだ^^
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。